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旧統一連合である世界平和統一家庭連合の友好団体「天宙平和連合」が今月12日、ソウルで世界の平和などについて話し合う国際会議を開いた。その一月前に銃殺された、安倍晋三を褒め称える追悼が特別に行われ、アメリカのトランプ前大統領もビデオメッセージを寄せている。
ろうそくを掲げる正面の画面には、安倍の「平和は人から与えられるものではない。勝ちとるものだ」の言葉がハングル文字の下に書かれている。この言葉を平和の祭典と称する会で披露するのであるが、安倍晋三の思想信条を知っての言葉か、安倍が平和を希求してはした言葉か知ってのことかと疑われる。
安倍晋三にとってこれは、軍事力の増強、敵地攻撃能力を持つ、長距離ミサイルの保持し、防衛予算を現在の倍にしろというのである。周辺諸国を威嚇し、それを抑止力と呼び、単に緊張を煽るだけである。
国連では、北朝鮮に対して異次元の制裁を加えましょうと、誰もいなくなった会場で訴えている。危機を一方的に煽り、そして増強した軍事力で平和を作りましょう、勝ち取りましょうというのである。それを積極的平和主義というのは、言葉の弄びでしかない。
統一教会がどの様な平和感を持っているかは知る由もないが、知ろうとは思わないが、世界平和が安倍信三の言うような形で実現するとは到底思えない。
安倍晋三の国葬に反対する。