これは世界平和統一家庭連合(旧統一教会)のフロント組織UPF(天宙平和連合)主催の「神統一韓国のためのTHINK TANK 2022希望前進大会」に寄せられた、安倍晋三がおこなった基調講演(ビデオメッセージ)である。(文春より)
「朝鮮半島の平和的統一に向けて努力されてきた韓鶴子総裁をはじめ、皆様に敬意を表します」と、褒め称えるものである。
今年4月山上達也はこのビデオメッセージみて、「安倍晋三を殺すしかない」と決意を固めたと供述している。安倍晋三は広告塔の域を脱した存在であることが判る。安倍晋三としては大した深い思慮もなく、統一教会を日本に招き入れた祖父岸信介からの関係を踏襲したのだろう。
統一教会は日本に限らず、アメリカなど世界各国の政権中枢に巧みに入り込む。その際には主義主張など、自称宗教団体でありながら簡単に曲げてしまう。
反共で一致していても、安倍の皇国史観を全否定するような韓民族の優位性など全くい入れないものである。アメリカの権力に近づくためには、福音派の協議に寄り添いこれまで表明したことのない堕胎反対運動に加わる。反共なのに北朝鮮に迎合し金日成に4500億円も寄付している。
彼らに運動は信者から巻き上げた献金である。山上達也の母ような信者は日本に数多くいるはずである。
自民党の茂木幹事長は、当としては関与していないとして、関わった議員は自分で説明しろと突き放したうえで、党としてはこれ以上調査ななどはやらないと述べている。
あまりにも人数が多いので手が付けられないための発言であろうが、関係した議員も平然と、「あー選挙手伝ってもらったよ」とか「知らずにパーティ参加したよ」とか「何が悪いのかわからない」と、無知と無神経を晒し、政治家としてまるで失脚宣言をしているかのようである。
統一教会と政治の関係を巡り、れいわ新選組の山本太郎代表は、「ここと距離を置かない政治なんてあり得ない。これだけの多くの被害者を生み出して、この国に生きる人々からしぼりとったおカネ、かすめとったおカネ、だまして奪い取ったおカネというものを、韓国側にも流されているわけですよね。こういうことはあり得ない」と教団側を批判している。
一昨日山本太郎氏は記者会見をし、統一教会と所属議員との関与を質問されこれを否定したうえで、質問したNHKの記者に対し、「統一教会報道についてNHKはどうして腰が引けているんですか? 何か困ることがあるんですか?」と逆に質問をしている。
政治家だけではない。ワシントンタイムスは統一教会の傘下にあり、世論操作に有効に働きかけている。
安倍晋三の国葬に反対する。