そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

政敵を自民党を使って更迭する立憲民党党首泉健太

2023-04-02 | 立憲民主党

立憲民主党の小西洋之氏は、毎週開催する衆議院憲法審査会を「サルのやることだ」と発言した。これは公式発言でもないし、あながち間違ってもいない。政治の場で非難することなど良くあることである。記者相手に呟いたことで、ジャブ以前のフェイントである。その場で否定したがどこからか広がったようである。当初は報道した放送局を訴えるとまで言っていたが、失言だと述べて謝罪もしている。集団的自衛権行使容認についての論語を、なおざりにされたことへの不満から出た言葉のようである。
自民党はここぞとばかり攻撃する。サルとは何だ!というのであろうが、高市早苗から「捏造」発言を引き出した憎き議員である。岸田の失政を隠す作用があったとはいえ、伸び盛りの議員は叩いておきたいのであろう、一斉に火が付いた。小西の報道への抗議を公平報道を損なうものだとま言い出している。
「党として謝罪したい。党の見解とは異なる」と31日、参院憲法審査会の野党筆頭幹事から外された。  参議院筆頭幹事からも外すと、泉健太立憲民主党の代表が発表した。
なんとまぁ、与党の顔色を伺う哀れな野党第一党の党首といえる。維新の会が、自民党を代弁するように、小西を外さなければ協力しないという脅しにも応えた形である。
野党第一党の立憲民主のオドオドした姿は情けない限りである。当分自民党政権は安泰であろう。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平和への希求を放棄、対立する日本政府

2023-04-02 | 平和
福田康夫元首相が北京を訪問し、「北京-中国共産党中央委員会外交委員会の局長である王毅は、金曜日に北京で元日本の首相でボア日本が、オアジアフォーラムの元会長である福田康夫と会談した」と報道されている。
パンデミック後の両国のあらゆる分野での交流の再開についての条件などを話し合った。福田は両国のハイレベルな交流の発展を望むとした。
王氏は日本が対中政策を転換し、平和国家の方針を大きく転換する日本に懸念を表明した。福田康夫は地域紛争に働く中国の努力を評価した。
こうした発言を引き出すことこそが、外交による解決の基本なのである。中国の暴力的挑発行為や人権問題などを、自らの言葉で縛ることになるからである。
安倍晋三以降の中国や朝鮮半島への姿勢は、あの国が悪い横暴であると喧伝するばかりで、何一つとして交渉することもない。
全く同じ時に現職の外務大臣林芳正が訪れたと、極めて小さく写真もなく報道されている。 林大臣は、拘束された日本人の問題や海洋進出への苦言を呈しに行ったのである。多分中国は、日本だって中国に向けたミサイル基地を、ズラッと西南諸島に建設しているではないかということになるだろう。まるで開戦前のようでもある。
中国のロシアへのウクライナ侵略への提言を、日本では全く報道もしない。中国は軍事協力をするはずだという評価をするばかりで、敵国でいてくれたい願望が根底にある発言や姿勢を露わに示しては外交にならない。中国の提言をよく見れば、極めて高尚なものといえる。岸田のしゃもじは滑稽でしかない。
隣国を敵視する政策は長い歴史をも否定するものである。
平和への希求を放棄し、対立し詰り合うことを求める外交に未来はない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羅臼港

春誓い羅臼港