そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

再生エネルギー問題だらけなのは、原発必要論の下慣らしである

2023-06-18 | 原発と再生可能エネルギー
日本の再生エネルギーは問題だらけである。再生エネルギーは、エコで環境に優しいという触れ込みであるが、何でもありなで許されるものではない。
太陽光発電は、人のいなくなった田舎のあちこちに進出している。上図のような全山パネルで覆うえこなぢあってはならない。野鳥や昆虫類は壊滅状態であろう。勾配が大きければ土砂の流出も懸念される。何の気鋭もない。
もっと悲惨なのが、風力発電である。巨大な風力発電であるが、低周波や生態系無視の建設やバードストライクや景観の問題など、業者は行政の許可を背景に何でもやる。
この問題に取り組んでいる専門家が、陸上に風力発電の適地は存在しないと言い切る。本機の生産地のヨーロッパは、洋上が本流である。日本は海に囲まれているが洋上発電はほとんどない。多少あっても、せいぜい陸から2キロである。これなら問題解決にも何もならない。ヨーロッパでは、陸から22キロ以上離して建設されなければならない。
洋上にヨーロッパのように建設するには、コストが相当かかる。土地が広い北海道では可成りの地区で住民とのトラブルが起きている。
これ等再生エネルギーの問題は、中途半端な国の推薦は再生エネルギーの思想的な背景が薄く、tまるでトラブルが起きて当然と思っているようである。
トラブルは見て見ぬふりをしているだけである。結局は、電気代値上げと同じように、原発必要論を喚起させるためのものでしかないのである。
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