そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

負債でも環境問題でもカジノ問題でも、余りにも大きな負の遺産になる関西大阪万博

2024-06-29 | 地方自治
維新の会が自民党との取引に使われる大阪万博に品格を求める気はないが、あまりにも節度がなさすぎる。
金の問題は、1250億円が見込み違いとこれが最後と1850億円に修正され、更に自民に泣きつきこれが最後と2350億円に巨大になった。これには国が負担する、837億円が含まれていない。
開催まで300日を切ったが、釘を一本も使っていないという嘘宣伝の自称世界一大きな外周となる木造建築をはじめ、パビリオンが半分は開催日まで完成が見込めない。時代遅れの万博は合わないとかつてのような応募もなく、国などの負担で誘致した形である。それに建設業者がいないのである。工事全体が遅れに遅れている。
その典型が8か所トイレ建設するようであるが、一基2億円もするとのとである。しかも下水工事が間に合わず、トイレが一部汲み取りになる可能性さえある。そのトイレ建設で、今年3月28日にメタンガス爆発したのであるが、公表された地下からのガスで一部爆発があったようであるが、実際にはメタンガスに溶接用のガスバーナーか火の粉が引火して、100平米がすっ飛んでいた。ショボイ隠蔽工作である。
この地には有機物が大量に廃棄されている。温暖化に貢献するメタンガスが間断なく空気中に放出される。ガス爆発した地区以外に何カ所でも、工事以前から確認されている。工事が始まるとそんなものありませんと、臭い物以上に危険な可燃性ガスに蓋をしてしまった。メタンガスの危険性は開催後も起きる可能性が高い。
インチキと誤魔化しの関西大阪万博である。しかも、このゴリ押し開催の関西大阪万博はカジノ建設に向けた、単なる露払いでしかないのである。
大谷翔平の通訳に見られるように、勝てば痛快な賭博は一気に依存症になってしまう。賭博は民法で禁止されている。
必ず大赤字になる大阪万博であるが、今中止するのが一番安上がりである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羅臼港

春誓い羅臼港