そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

国会が真摯に審議できるか見ものである

2024-11-11 | 民主主義

立憲民主党が常任員会委員長17席中7議席獲得した。本来であれば、もう一つとれたであろう所を、予算委員長を得たいがために譲ったらしい。なんといっても予算委員長を取ったのが大きい。それい女性を二人入れたが、特に懲罰委員長は、これまで審議打ち切りや証人喚問などで、自民党委員長が自在に運営していいた。おかげで生き延びた自民党議員は数知れない。
自民党は、とりわけ安倍晋三が首相になってから、閣議決定をした案件を委員会に下ろすだけで、どんなに審議しようが聞き流し審議を打ち切る。多数決で押し切ってきたのである。
閣議決定とは行政機関の決定であって、立法府はこれを審議する場であるはずだが、ここでの審議をさせなかったのが安倍晋三である。どんな手法を講じても選挙さえ勝てば、閣議決定さえすれば何でもの出来るとしたのである。
常任委員会委員長には大きな権限があり、真摯な審議がなされることを期待する。裏取引などをなくし透明度が上がることを期待する。
国民民主党の提案して生きた103万年の壁も、自民党税調が何でも決めてきた経過がここで断ち切っれるなら、それも大きなことといえる。
枝野が憲法審査会をどのように運営するのかも見ものである。あまり大きな期待はしないが、こうした公開度が上がる動きには歓迎するべきではある。多数決は民主主義の原点ではなく、あらゆることを公開することの方が重要なのである。

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