福島原発事故で発生した処理水の持って行き場がなく溜まりに溜まって、ついに海洋投棄に踏み切った。「それだけはやりません、やるときには漁民のご理解をもらってやる。漁民のご理解がなくて、海洋投棄はしません。」と言い続けてきた政府である。今回海洋投棄の強行に、賛成する地元住民も団体も存在しない。国民の70%が理解していない。
自民党が嘘をつくことが恥ずかしいことだと思う程度のモラルがあれば、僅か七年前の合意事項を反故にするべきではない。
風評被害を前面に出すことは、安全を前提にしたものである。その結果中国が日本の水産物の輸入の全面停止である。北海道のホタテは860億円の売り上げがあるが、この6割は中国向けである。
中国の対応は大げさなな気もしないでもないが、主張はまったく正しく反論できるものは一つもない。
中国をはじめとする世界各国の原発処理水は、自然界に放出されているが、決して容認できるものではない。トリチュウムに限定したところで、半減期が極めて短いこともあって、安全を主張する学者もいるが危険性を訴える学者も少なくない。日本ではNHKなどが、トリチュウムの安全性を主張する学者の声を恣意的に報道している。
NHKの報道はひどい。風評被害しか起きないという、全く政府べったりの報道に終始している。汚染水の投棄反対の報道は封じたままである。専門家の話として喋らすのも、全く安全なのになぜ騒ぐという、ノーテンキなメッセージを垂れ流す。
もっと酷いのが立憲民主のなんと党首の泉健太である。中国に抗議をしている。あんた抗議する相手が違う。国民の70%が政府の対応がおかしいという中、中国に抗議とは的外れもいいとこである。
泉健太の真っ先に抗議しなければならいのは、岸田文雄に対してである。この男はどこむいて政治をしているのか。
それらも含めて「事実」についてまとめたページが、こちらです。
https://foejapan.org/issue/20230801/13668/?fbclid=IwAR1X0Vrge0TANH8nLDWQI1JhMypR8lF60vIimhdH_oRHE4GMy4u6ikoOGT4
組織や人を壊す方は、簡単。
まともな組織や人を作ることはそれなりにできる人間が居て、かつ足の引っ張り(まともな批判ではなく難癖や陰湿な暴力など)をある程度抑えないと不可能。
本国込みの統治問題に落ちていても、それが当たり前の認識になっているので解決不能だし、解決しようとした連中が潰されたり、狂わされるのだから、この結果は必然でしかない。残念ですが、なんとかに刃物(権力や凶器なども含めて)ではまともに運用できなくて当たり前です。壊したり、狂わせる方が簡単なのだから、そいつらを抑えないとまともな方がやられていく。自国の歴史も他国の歴史もまともに学ばず、新しい手段にも対応できず、おかしな方向にばかり流される。
戦争にせよ、原発にせよ、とても面倒なことであり、やることは出来ても、まともな結果を出せない。賊を使った統治などうまくいくはずもない。なんで背負えるエリートを育成するのか、なんでましな方向性を目指すのか。
馬鹿を作ったり、馬鹿騙しをすることは簡単でも組織や人をまともに実装していくことはとても難しいし、それを折ることも割と簡単である。誰の欲望なのか。
こんなこと末端の屑の書くことではなく、ある程度まともな人であれば当然共有してなきゃならないことではないですか。
なんでこんなに努力の方向性が狂ってるのでしょうね。