こんな時代にいつまでもバブルの夢見る大阪維新の会。大阪維新の会は、知事選など選挙の勝利を背景に、万博開催とカジノ招致を本気でやるようである。
大きな財政破綻と環境悪化と官僚や政治家たちの汚職とがあらわになるだろう。
東京オリンピックの事前と事後のゴタゴタと、汚職(明らかになっただけでも)の深刻さ、それに時給三十万円もの人物がいたり、国立競技場とロゴマークのゴタゴタや、競技場のエコの象徴の木造がインドネシアの一村の山を丸裸にしていたことなど、不信や不正が枚挙にいとまがない。
軽薄で粗暴な寄せ集めの新自由主義(らしき)集団大阪維新の連中が、勢いづいてバブルの思想そのまま万博など開催すれば、どんなことになるか計り知れない。人物金を集めるバブル時代の思想が危険である。
賭博行為を公然と認めるIR整備法(通称カジノ法)など、法案に直接関係あるカジノ関係者との贈収賄行為を重ねた男によってろくに審議もせず、強行採決で通した法律である。この法律が有効であるとする政府の見解など、法治国家の体をなしていないへ理屈である。
そもそもが、賭博行為は民法で禁止されている。漫画家や野球選手が麻雀や花札で金を掛けたと新聞ネタになっている。
賭博は胴元しか儲かるシステムになっていない。古来不正行為の温床になり、勤労の意欲を削ぐものであるし、勤労の意欲を削ぎ、たまたま儲けたとしても同じ庶民の金である。賭博依存症は儲ける虚構を夢見るのであるが、その解決は民法を順守すれば済むことである。
大阪の維新の会が、万博開催なりカジノ(賭博場)をつくることなど危険極まりない。