そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

初歩的な国際感覚もない人物が国政のトップに居座る不幸な国日本

2023-08-27 | 岸田文雄
こんな馬鹿が、こんな国際感覚の欠如した、こんな国民目線、国民世活を肌で感じていない人物が大臣をやっているとは情けない限りである。
中国の輸入規制が全都道府県が対象になったことについて、野村哲郎農水大臣は「大変驚いた」と述べ、「全く想定しなかった」と、中国に即時撤廃を申し込むというのである。
中国を甘く見ていたというレベルの問題ではない。世界情勢の認識がないのである。こんな低劣な閣僚が雁首並べて、中国が危険だとか北朝鮮のミサイルがなんだとか論議しているのか。
そして巨大な兵器を揃え、国民に金が足りないなどと声高になって、何処を増税するかを話し合っている。世界を見る目も、国内の現状を知る能力すらない人物が国政のトップを担っていることが分かった。

日本の水産物の最大の輸出先は中国である。約三千億円の約40%が中国向けである。(下図参照)これがゼロになる。どれほどの日本の漁民が被害にあうことになるのか、この農水大臣は思いもつかなかったというのである。
しかもその多くは北海道産のものである。ホタテは生産額の6割を中国に輸出している。野村農水大臣はこれを補填するというのである。それは税金である。あんたの金でない。
岸田文雄も同じ認識だったのだろう。この国は度し難い無知にによって政治が執行されている、極めて不幸な国家である。


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