90%以上がマイナカードでなく保険証で受診している。国民の不信がいかに強いか である。私自身病院でマイナカードを示されたこともない。提示を求められたこともないし、提出している患者をどの病院でもお目にかかったことがない。
昨日の報道ではある県では、マイナカード受診者の17%も不具合が見つかっているという。河野太郎の言葉によると、法律で決まっているから健康保険証はなくするというのである。言質を平然と変え豹変する河野太郎でも、どうやら今回は突っ走るようである。
保険証が不都合であるなら、マイナカードが有利であるなら、双方を残せばよい。飛脚は禁止されたからなくなったのではなく、郵便の方が制度としても機能としても優れていたからである。ビデオテープレコーダーもベーターがなくなってvhsになったのも禁止されたのではなく、優れたものが残ったのであるが、それもCDに追われそれも風前の灯でもある。
行政が強制的に片方を廃棄するのは意図があるからに他ならない。企業政党それも大企業政党である自民党は、マイナンバー事業の甘い汁を特定の企業に回すため、中止や先送り何んてできるわけもない。
判断能力がなく、先送りかケントーケントーを繰り返す岸田文雄は、決断できないまま廃止とも先送りともいわない記者会見をやった。忘れんぼの日本国民の記憶から消えるのを待っているように見える。統一教会問題のように。
とりあえず打ち出した、マイナカードを持っていない人や健康保険証と紐付けたくない人には、「資格確認証」を発行するというのであるが、保険証とほぼ変わらないものだという。だったら残しておけば良い。
保険証をなくす説明は何処にもない。河野は紙をなくすと言い続けているくらいである。
マイナカードの普及が真の目的である。一向に進まないが、飴(金を出し)と鞭(保険証をなくす)作戦を思いついた。国民すべてにタブを付けることが目的である。これから大増税が始まるが、マイナカードが便利グッズとなる。月々の給与だけでなく資産への課税なども容易になるし、徴兵にも使われかねない。(因みに、雇用側による源泉徴収は違法行為である)
マイナカードの普及は民主主義への挑戦であって、個人の尊厳にも行動や思想や結社の自由をも阻害するものである。
岸田が擦り寄るNATO諸国は何処も後ろ向きであるが、忌み嫌う旧社会主義国は前向きである。岸田は解っているのか。