日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

ほのかな香りが・・・

2006-10-04 13:29:23 | 私の雑感あれこれ
曇天の昼下がり、明るさを求めて窓辺で読書。
微かに風があるのだろうか、ほのかに、この匂い。金木犀。
そういえば、運動会の季節。
私にとっての金木犀は運動会へと連想するのです(きっと去年もブログに書いたはず)。
不得意なのに選ばれて、しぶしぶなった応援団副団長。連日練習に明け暮れた日々。
その帰り道で嗅いだ、金木犀の匂いが強烈に残っているものだから、毎年金木犀の季節になると、ウン十年前の黄金色の田圃道を歩いている自分を思い出します。

そういえば、今度の日曜日は町内の運動会。
運動系サークルに所属している関係で、運動会当日の世話係が回ってきました。
競争で1等、2等、3等になった人を並ばせたりする、審判などの仕事だそうです。
こっちの仕事も懐かしい。
ほら、不得意だったから、運動会のイメージは、審判やら、得点掲示係やら、そして応援団。そんな役割の印象が残っているのです。
ビリになることはなかったけれど、ゴールで旗を持った審判員に誘導されたこともなかったから…。

さっきは、窓際で気づいたのですが、今、キーを叩いている部屋の中まで香ってきます。
すっかり秋です。

PS.こんな母親だから、自分の子供が二人とも運動会のリレーの選手に選ばれたとき、お昼は子供たちが喜ぶ外食をたのしみました。
ピアノや絵で賞をもらった時のご褒美の印象は残っていないのですが、このときのことは、はっきりおぼえています。
その結果は、雨で中止となったことも。
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今月から、朝日新聞が来ない!

2006-10-04 11:47:23 | 私の雑感あれこれ
まったく個人的な話題です。
「9月末で止めます」と、自分で連絡したのだから、「!」マークをつけることはないのだけれど、40年近く読み続けた習慣が終了したのだから、自分的にはどこかで「!」しているところがある。
数年前から2誌購読しているから、まったく新聞がないわけではない。
自分の中で、何かが変わていたのか。
「まず新聞を」の癖に、勢いがなくなっていた。
旅行で2、3日留守にしたときは、溜まった新聞を読むのが楽しみだった。
土曜版(かつては日曜版)がついてくる日は、読むものが多くて、新聞を手にする気持ちも1割り増しだった。
だのに、ここ数ヶ月は、旅行帰りの溜まった新聞は、読まずに片付けるようになって、土曜版も夕方まで、読まずに残っていることも。

「ちょっと、ここ読んでから、片付けものするからね」という、折り紙つきのダメ主婦で、「ちょっと、この記事、読んでみて…」と、勝手に押し付ける嫌われ者の母親だったのに、それが様変わり。

何でだろう。
思い当たる節が幾つかあって、どれが正解というわけでもないけれど、確かに10月になってから、「朝日新聞」は読んでいない。
今の自分には、読まない生活でも、どうってことないんだと、自分自身と会話している。
物足りなさを感じるセンサーが鈍った(老化した)のかも知れない。

我が家は、二人家族にしてはたっぷり大きめの食卓なのに、二つの新聞であふれていた。それが「折込チラシのない1誌だけになって、さっぱりした」と即物的な感慨に浸っている始末。

長年購読してきて、「報じられていることがすべてではない」「現実には紙面で書ききれていない事情もあるはず」、そういう思いが次第に強くなって、ちょっと距離をおきたいな、という気分もあったのも原因のひとつ。
元気印の新聞記者さんより、こっちが長く新聞を読んでいる歳になったのですから。
大げさに考えずに、読みたくなったら、また申し込めばいい、それだけのことですが、40年近くという長いタームの切れ目として、ここに書き留めます。



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