北海道の旭山動物園が、創意工夫で人気動物園となったことから、日本3大動物園も、見習って工夫をすることを始めた結果、入場者数が増えた、と昨日の夕刊記事。
ちなみに、日本の3大動物園:上野(東京)、天王寺(大阪)、東山(名古屋)だそうです。
小さい子供がいないし、トンと動物園はご無沙汰です。
かつて、子供づれで出かけた、科学館で得たというか、覚醒された知識をひとつ。
もう、随分以前になりますが、そのころでも充分、科学館の展示は、私にとって魅力的でした。市立科学館にも何度も足を運びましたが、後からできた電気の科学館での、ワンコーナーのことを時々思い出すのです。
「ヒト」の歴史を説明するジオラマの向こう側の壁に、いままでに地球に生存した生き物の年代を掲げてありました。
恐竜時代の長さに比べたら、ヒトが誕生してから今までの期間のなんと短いこと!
こんな話を家人に語ると、「キミはそんなことも知らなかったのか」と返答が帰ってくるのですが、不勉強だった私にとっては、ぼんやりとしていた、氷河期とか、絶滅した恐竜時代が、名づけられた時代の名前としてではなく、時(とき)の分量として、把握されたのでした。
その時間区割りからすると、ほんの最後の付けたし見たいな所の部分の、そのまた最後の2000年が紀元後。
そのまた、最後の200年ほどでやっと、人権という概念が根付き始めたところ…。
最後の最後が今。
そんな、ながーい、時間年表を時々思い起こす癖がある。
幸い、戦後に生まれたこともあり、百何十もある国の中では、先んじて民主主義国家になったほうに所属している、と思っている。※
そして、そうでない国の人たち、そこで80年ぐらい(日本のように長くはないかもしれないけれど)の生を全うする人たちに、少しでも、住みやすいルールが芽生えたら、そんなことを勝手に思う癖がある(笑い)。
※ 大学を卒業した頃、30年前の時点では、アジアで民主主義国家と言えるのはひとつだけでした。
あー、動物園の記事を読んだことから文章を始めたのに、話が随分それましたね。
私の個人的体験を、気まま勝手に記して、きっと、どこかで、誰かが、出会った展示から、ずっとココロに残るものを得たりしているのですよ、そんな届くことのないメッセージのつもりです(笑い)。
読んでいただけたら・・・、ついでに、もうひと話。
上記の科学館へ行ったりしていた頃の話です。
息子は、(というか、ほかの家族も)横山光輝の漫画で「三国志」を読んでいました。
続きを読みたくてしょうがないのに、1週間に2冊づつという取り決めでした。
週に一度、お父さんからお小遣いを貰って、本屋さんに小躍りして走る日々でした。
そんな息子が、聞きました。「中国って、すごいよね!この時代の日本は、どんな時代?」
私「…弥生時代じゃない」
息子「ええっー!」
今も決して古いとは思えない、現役の人生訓、故事成語が、すでにこの時代、いえ、もっと古い時代のものだったりします。
そんな兵法・哲学を残している国、中国。
その国で、その後も国家運営の策としての「民主主義」という概念は、生まれきていない。
…いろいろ考えさせられます。
横山光輝さんの「三国志」は全60巻あります。
夢中になって、読み込んだ息子曰く
「僕は、表紙を見ただけで、中に書いてある話を全部思い出すことができる」
そういって、次々と満足そうにあらすじを語ったものです。
そして、「もう全部を何度も繰り返して読んだ。横山光輝が、もっと続きを書いてくれたらいいのに…。お母さん、まだ44巻目。いいね、まだ読む続きがあって…」
そういって、私を羨ましがりました。
妙な羨ましがり方ですけれど(笑い)。
ちなみに、日本の3大動物園:上野(東京)、天王寺(大阪)、東山(名古屋)だそうです。
小さい子供がいないし、トンと動物園はご無沙汰です。
かつて、子供づれで出かけた、科学館で得たというか、覚醒された知識をひとつ。
もう、随分以前になりますが、そのころでも充分、科学館の展示は、私にとって魅力的でした。市立科学館にも何度も足を運びましたが、後からできた電気の科学館での、ワンコーナーのことを時々思い出すのです。
「ヒト」の歴史を説明するジオラマの向こう側の壁に、いままでに地球に生存した生き物の年代を掲げてありました。
恐竜時代の長さに比べたら、ヒトが誕生してから今までの期間のなんと短いこと!
こんな話を家人に語ると、「キミはそんなことも知らなかったのか」と返答が帰ってくるのですが、不勉強だった私にとっては、ぼんやりとしていた、氷河期とか、絶滅した恐竜時代が、名づけられた時代の名前としてではなく、時(とき)の分量として、把握されたのでした。
その時間区割りからすると、ほんの最後の付けたし見たいな所の部分の、そのまた最後の2000年が紀元後。
そのまた、最後の200年ほどでやっと、人権という概念が根付き始めたところ…。
最後の最後が今。
そんな、ながーい、時間年表を時々思い起こす癖がある。
幸い、戦後に生まれたこともあり、百何十もある国の中では、先んじて民主主義国家になったほうに所属している、と思っている。※
そして、そうでない国の人たち、そこで80年ぐらい(日本のように長くはないかもしれないけれど)の生を全うする人たちに、少しでも、住みやすいルールが芽生えたら、そんなことを勝手に思う癖がある(笑い)。
※ 大学を卒業した頃、30年前の時点では、アジアで民主主義国家と言えるのはひとつだけでした。
あー、動物園の記事を読んだことから文章を始めたのに、話が随分それましたね。
私の個人的体験を、気まま勝手に記して、きっと、どこかで、誰かが、出会った展示から、ずっとココロに残るものを得たりしているのですよ、そんな届くことのないメッセージのつもりです(笑い)。
読んでいただけたら・・・、ついでに、もうひと話。
上記の科学館へ行ったりしていた頃の話です。
息子は、(というか、ほかの家族も)横山光輝の漫画で「三国志」を読んでいました。
続きを読みたくてしょうがないのに、1週間に2冊づつという取り決めでした。
週に一度、お父さんからお小遣いを貰って、本屋さんに小躍りして走る日々でした。
そんな息子が、聞きました。「中国って、すごいよね!この時代の日本は、どんな時代?」
私「…弥生時代じゃない」
息子「ええっー!」
今も決して古いとは思えない、現役の人生訓、故事成語が、すでにこの時代、いえ、もっと古い時代のものだったりします。
そんな兵法・哲学を残している国、中国。
その国で、その後も国家運営の策としての「民主主義」という概念は、生まれきていない。
…いろいろ考えさせられます。
横山光輝さんの「三国志」は全60巻あります。
夢中になって、読み込んだ息子曰く
「僕は、表紙を見ただけで、中に書いてある話を全部思い出すことができる」
そういって、次々と満足そうにあらすじを語ったものです。
そして、「もう全部を何度も繰り返して読んだ。横山光輝が、もっと続きを書いてくれたらいいのに…。お母さん、まだ44巻目。いいね、まだ読む続きがあって…」
そういって、私を羨ましがりました。
妙な羨ましがり方ですけれど(笑い)。