日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

新緑の候

2009-04-21 12:27:17 | 今日の一句・今日の一首
―新緑の中赤く艶めく葉を指して赤目樫と教えし人想う―

―去年の春山裾に桐の花を覚う今花の候教えし人亡く―

私に赤目樫や桐の紫の花を教えてくれた人は、今年亡くなりました。

生垣の赤目樫を教わったのは、もう20年も前のことですが、いつもこの季節になると、その時の口調を思い出すから不思議です。
まだ若かった私は、何で春なのに葉っぱが赤い?な~んて低レベルでした。
桐の木は、その木肌に特徴があるから、よく判別の付く木です。
でも、教えてもらわないと、山裾の遠目に見えるのが桐の花だなんて・・・。
桐の花を知っている自分なんて、素敵でしょ。
アハハ、そんなの当たり前のこと、なのでしょうか(笑)。
コメント (4)
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