雨模様の文化祭りだった。
私たち○○委員も駆り出され、綿菓子とゲームコーナーを担当した。
9時過ぎにはスタートして、作った綿菓子をビニール袋に入れて、2段に陳列していたほどだったのに、10時には雨降りになったこともあって、屋内の綿菓子コーナーに子供たちが列をなし、作るのが追いつかない状態になった。
綿菓子作り機は2台。
ザラメを入れる係りと、割り箸で綿あめを絡め取る役の二人ひと組。男性4人が休みなく作り続けている。男性の倍以上もいる女性陣は綿菓子の広報、というか子供たちに、どうぞ、と勧めたり、出来た綿菓子を袋に入れて子供に渡す役だったり、作る役以外を担当。
私は綿菓子を入れやすくするために、前もって袋の口を広げておく役をしていて、隣で綿あめを絡める役をやり続けている人に、申し訳ないな、疲れるだろうな、交代すべきだな、という思いになった。
小声で、
(その仕事)
力がいりますか。
熱いのを我慢しないといけないのですか。
初めての私でもできますか。
と、語りかけると、私にも大丈夫そうな返事が帰ってきて、チャレンジすることにした。
ビニール手袋をはめて、イザッ。
ドキドキ、です。
隣のザラメを入れる係りの人が、棒を回しながら、とか、コツを教えてくれました。
その人は、ベテランだとのこと。
「だったら、絡める係りと交代してあげてください」といえば済むことだったかも…。
とにかく、黙々と腕まで綿あめだらけで長時間続けている人は交代すべき、と思ったのです。
余計な口出しをした私です。すぐ、できない、と根を上げてはならじと、真剣、ハラハラ、でした。苦笑
たくさんの子供たちが並んでいるのですもの。
時計を見て、とにかく30分は続けないと様にならない、と自分に言い聞かせました。
たかが綿菓子、なんですけれど、ね。苦笑
11時半近くになって、「午前の役目の方は、今のうちに食事をとってください」と指示が回ってきました。機械は回っていますから、速やかに交代しなくてはなりません。隣の女性が交代に応じてくれました。そして、私が交代した男性に、「彼女も初めてなので、教えてあげてくださいね」とひと声かけて食事にいきました。
食事を終えて戻ると、今度は別の女性が綿あめを絡めていました。そのひとは経験者かもしれません。
で、帰り際、また、別の女性が声をかけてきました。
「私も、綿あめ(絡めるの)やったわよ。難しい。私は向いていないとわかったわ」と笑っていました。
よかった~。
最初、「交代しなくっちゃね」と、隣の女性に囁いたときは、「とんでもない、女性は補助役で…」という反応だったのに、何人もの女性が、綿あめ絡める役目を経験したことになったのです。よかった~。
○○委員たちは年齢から言って、ほとんどが60代。男性の方が平均年齢が5歳ほど上ではないかしら、という構成です。
ジェントルマンだから、大変な役目は進んで男性が、という役割分担になりがちだけれど、疲れるはずです。
さして、力がいらず
耐えなくてはならない熱さ、でもなければ
交代して、多くの人が経験アリ、になっておいた方がいいと思った次第です。
ひとつおいて隣に
「男女共同参画○○」と看板を上げているブースがありました。
うふふ、2台の綿菓子作り機、男性と女性ともどもで、
いいことではありませんか。笑 笑
私たち○○委員も駆り出され、綿菓子とゲームコーナーを担当した。
9時過ぎにはスタートして、作った綿菓子をビニール袋に入れて、2段に陳列していたほどだったのに、10時には雨降りになったこともあって、屋内の綿菓子コーナーに子供たちが列をなし、作るのが追いつかない状態になった。
綿菓子作り機は2台。
ザラメを入れる係りと、割り箸で綿あめを絡め取る役の二人ひと組。男性4人が休みなく作り続けている。男性の倍以上もいる女性陣は綿菓子の広報、というか子供たちに、どうぞ、と勧めたり、出来た綿菓子を袋に入れて子供に渡す役だったり、作る役以外を担当。
私は綿菓子を入れやすくするために、前もって袋の口を広げておく役をしていて、隣で綿あめを絡める役をやり続けている人に、申し訳ないな、疲れるだろうな、交代すべきだな、という思いになった。
小声で、
(その仕事)
力がいりますか。
熱いのを我慢しないといけないのですか。
初めての私でもできますか。
と、語りかけると、私にも大丈夫そうな返事が帰ってきて、チャレンジすることにした。
ビニール手袋をはめて、イザッ。
ドキドキ、です。
隣のザラメを入れる係りの人が、棒を回しながら、とか、コツを教えてくれました。
その人は、ベテランだとのこと。
「だったら、絡める係りと交代してあげてください」といえば済むことだったかも…。
とにかく、黙々と腕まで綿あめだらけで長時間続けている人は交代すべき、と思ったのです。
余計な口出しをした私です。すぐ、できない、と根を上げてはならじと、真剣、ハラハラ、でした。苦笑
たくさんの子供たちが並んでいるのですもの。
時計を見て、とにかく30分は続けないと様にならない、と自分に言い聞かせました。
たかが綿菓子、なんですけれど、ね。苦笑
11時半近くになって、「午前の役目の方は、今のうちに食事をとってください」と指示が回ってきました。機械は回っていますから、速やかに交代しなくてはなりません。隣の女性が交代に応じてくれました。そして、私が交代した男性に、「彼女も初めてなので、教えてあげてくださいね」とひと声かけて食事にいきました。
食事を終えて戻ると、今度は別の女性が綿あめを絡めていました。そのひとは経験者かもしれません。
で、帰り際、また、別の女性が声をかけてきました。
「私も、綿あめ(絡めるの)やったわよ。難しい。私は向いていないとわかったわ」と笑っていました。
よかった~。
最初、「交代しなくっちゃね」と、隣の女性に囁いたときは、「とんでもない、女性は補助役で…」という反応だったのに、何人もの女性が、綿あめ絡める役目を経験したことになったのです。よかった~。
○○委員たちは年齢から言って、ほとんどが60代。男性の方が平均年齢が5歳ほど上ではないかしら、という構成です。
ジェントルマンだから、大変な役目は進んで男性が、という役割分担になりがちだけれど、疲れるはずです。
さして、力がいらず
耐えなくてはならない熱さ、でもなければ
交代して、多くの人が経験アリ、になっておいた方がいいと思った次第です。
ひとつおいて隣に
「男女共同参画○○」と看板を上げているブースがありました。
うふふ、2台の綿菓子作り機、男性と女性ともどもで、
いいことではありませんか。笑 笑