日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

地縁、幼な馴染み。

2014-11-27 07:39:51 | 私の雑感あれこれ
先日の長野県北部であった地震災害で、家屋の下敷きになった女性を地域の人が助け出した、というニュースをチラッとみた。
ご近所の80代の男性が70代の女性に「○ちゃん、必ず助けるからな、元気出せよ」と。

(無事助かったから、こんな緩い話題できるのだろうけれど)
一瞬、70代、80代で、ちゃん付けで名前を!、と思ったけれど、思えば、長らくの幼馴染なのだろう。

私の町でも、元々からの住人で占められている地域の人たちは、「ミエコさん」「サエコさん」などと、呼び合っている。勿論男女共々。呼ぶ方も呼ばれる方も50代~70代。
私などは25年超の住人だけれど、生まれて以来、小学校以来の住人ではないので、そのやりとりの外縁にいるって訳なのです。

いつもの集まりの時に、チラッと話題になりました。

「なぜ、名前で読んでいるか」
「おんなじ苗字が多くて、苗字だと判別できないから、なんだね~」

と、いう答えになっていましたが、
ちょっと、それだけではないように思います。

私だって、生まれ育った小学校の同窓会に行くと、
えっちゃん、こよいちゃん、つとむちゃん、しげちゃん
と呼ぶ人、いますもの。
そして、私のこと
○○ちゃんと。

今の町では、高齢者ひとり暮らし、高齢者のみの家庭に救急安心カードを備え付けて、災害時、救急車を読んだ時の「困った」を少しでも減じようと工夫しています。
高齢者への資料を配布する役目なのですが、最初の一回目は住宅地図と照らし合わせなければ行き着かないというのが現状です。
子供の頃の町内だったら、今でも、○ちゃんちのおばあちゃん、というと顔が浮かぶし、どんな職業(生業)かも、家族構成も知っていたんですけれどもね。

とても便利な地域ですが、今の暮らし方は、すっかり都会的です。
コメント
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