日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

ふたつの事故に遭う。

2014-11-18 21:03:05 | 私の雑感あれこれ
今日と一昨日。

まず、今日の事故。
コンビニの駐車場に軽四を止めて、宅急便で荷物の発送を依頼して、帰宅しようとバック、その後ギアを切り替えて前進しようと思ったところで、ドスン!

ムムッ。
嫌な音。確かに音がした。ぶつかったのだろう、と。
あ~、このままスっと行くわけには行かない、面倒だな~、とひと呼吸入れていると、後方の車(商用車)からスーツ姿の男性が降りてきました。
私もドアを開ける。

男性「ぶつかりましたよね」
私「ハイ」
男性「警察へ連絡しますから。車(私の)、傷んでいないですか」と調べ始める。
私「ぶつかったのは…」
男性「はい、こちらがぶつかったのです。こちらが悪いのです」
私「これは、そちらの車の破片(テールライトのカバーが割れた)ですよね。あっ、こちらも割れている!」
男性「ウチがぶつかったのだから、ウチの車のことは、構いません。そちらの車に傷がついていませんか」
私「イエ、ウチの車、軽四(トラック)で、見たところ気になる傷もないようですから、私は大丈夫です」
男性「そうですか。いいですか」
私「ハイ、それでは失礼します」

で、おしまい。

昼時で商用車から降りてきた男性は仕事中のハズ。自分の方のミスでぶつかった、ときっぱりと伝え、警察に連絡をと対応しようとする。彼も、彼の勤める会社もスタンスがしっかりしている、と思った次第です。

遠方に住む娘に、荷物の発送と駐車場でのいきさつをメールしたら、
「ケガがなかったこと、相手がまともな人でよかったね」と返信メールが届く。


もうひとつの事故。
これは一昨日。

ええっ!という思いに出くわしました。
最近出会ったブロガーさんの件です。
大学時代に出会った、神谷美恵子さんの著作の話題がきっかけで彼女のブログを訪問し始めました。茨木のり子さんの詩集や評論の話題、好きな歌人の系統もぴったり、リリーフランキーの「東京タワー」の感想までのっているではありませんか。なんと波長が似ている!と驚いたのです。
同世代で同県在住と解り、親近感をもったのも確かです。
彼女からの返信コメントで名古屋でオフ会しましょう、などとお誘いがあったのは、最初にコメントを入れてからまもなくでした。
…きっと、お会いすると、私がひとりで抱えてきた読後感など、語りたいことの羅列をしそうで、そんな自分をさらけ出すのもみっともないと、過去のブログのページを訪問しては十分に満足していました。
写真も掲載されて、説明も丁寧です。たまたま、自分の住んでいる○○市の旧所名蹟の案内の記事がありました。あっ、と思いました。数年前に写生に行った場所だったのです(同県だし、そんなこともありうるのです)。そのことをコメントしました。
また、彼女が行ったという、フレンチレストランの記事がありました。お料理の写真付きです。そこも実は、我が家が季節ごとに行くお店でした。そのこともコメント入れたのです。
と、その翌日(一昨日)でしょうか。
たしか「地域」というタイトルで、ブログは匿名で運営しており、個人が特定できるような記載は困ります、という記事が書かれていました。WEBは不特定多数の人が見ている媒体だから、特定されてどんな被害を受けることになるかわからないから、やめてください、という趣旨でした。

私は、「?」でした。
多分、私の書いたコメントのことだろうと推測しましたが、どう考えても「?」なのです。
で、うやむやにしておくのも後味が悪いので、昨日、コメントを入れました。
多分、私のことをおっしゃっているのでしょうけれど、自分の住んでいる○○市の旧所名蹟と書いたのは、ご自分であり(むしろ、こんな由緒ある建造物がある、という紹介ぶりでした)、その写真から、私が絵に描いた建物だとわかったのでコメントしただけです。

というようなことを記しました。

気がすすみませんでしたが、今日、再度訪問しました。
すると、その「地域」という記事が抹消されてありません。勿論私のコメントも、です。
その旧所名蹟の記事は残っていましたが、わが市と読める表記はなくなり、私のコメントも抹消されています(嫌で抹消なさるのなら、ちっとも構いません)。

なぜ、気持ちがすっきりしないのか、というと、
彼女は自分の写真も掲載し、自分で居住市を名乗っておきながら、その写真をみた私が行ったことがある、と書くと、人(私)が、個人が特定されるような書き方をしたので迷惑だ、という論理。そして、それを言いっぱなして、不都合だと、抹消してしまうというところ。
どんな思考回路なのでしょう。不思議。

自分の中の神谷美恵子さんや、茨木のり子さんなどなど、リスペクトしている人々であるのは今も同じなのだけれど、なんだかな~。
残念ないきさつになってしまいました。

ま、これも、事故のひとつでしょう。
「ケガはなかったし、まともな人だったかは不明ですが」。







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こんなシーン。

2014-11-18 07:36:04 | 私の雑感あれこれ
先日、所属している部会のメンバーと、特別養護老人施設を訪問した。
定員100名の明るくて綺麗な施設でした。
全室個室、というのも魅力です。但し室内にトイレがあるのが10室限り、廊下のいたるところにトイレが配備されているのですが、麻痺があって、かつ自分で夜もトイレに通いたいケースにはちょっとハードルになるかも。
ま、贅沢は言っていられません。
見学後、担当者の方からの説明タイムがあった。
来年度からは、入居条件が要介護3以上に上がる、という。「待ち」が多いから、より重度のひとを優先という配慮なのでしょう。
(…個人的には、私の母は要介護2だから、この段階でアウト、と思った)
入居費用について、質問した。
一日の部屋代2300円と回答されたけれど、実際に支払う費用は、食費等も含まれるわけで、これでは答えにならない。
入居者の実際の支払額は、と聞きなおすと、パンフレットを持ってこられて《利用料金》がわかった。
所得により、金額は3段階となっている。
要介護3で、約14万円です。要介護3だとしたら、当然介護のためのヘルパーさんを必要とするわけで、介護士さん利用代金の1割分は別途加算されるのです。
施設の人が、専門家として、素人の見学者に積極的に説明しない、のはなぜだろう。説明に不慣れだからだろうか。不思議!
「…ですよね」と話を振ると、そうです、と言うだけ。

先の約14万円としたのを所得ランクを下げると、約8.5万円(世帯全員が市町村民税非課税者で課税年金収入が80万円~266万円未満の方)になる。
これだとほとんどの人が利用可能になって助かる。

念の為にこんな質問もした。
「施設の立場としたら、多くを支払ってくれる人が入居者だと助かる、という面があるのですか」
回答
「それはまったくありません。差額分は国からの補助が出るので、施設側にとっては違いはないのです」と。

そのあと、こんな質問が出た。
「今年はお年寄りの収入が多い場合で、いずれ入居しようと思うと、その前年の収入を家族の名前に変えるとかして、本人の収入にしなければいいのですね」と。


「!」

質問者は、ちっとも妙な質問をしていると思っていない。
勿論、施設の人は、お茶を濁すだけで、なんとも答えようがない。

「それって…」と、私は思ったけれど、ほかの人はどう思って聞いていたのかしら。

どこでもそうなのかは知らないけれど、私たちの地域は、高齢者で高収入というケース、耳にします。時にはウルトラ高収入だったり!
そう、介護施設に入居しなくてはならないほど、体力が弱っていても収入は追いかけてくるのです。
無産階級出の私には縁遠い話ですが、土地や家作から賃料が発生して高収入だったり。

ま、世の中いろいろ。

公平に公正にシステムは回っていく、ということに期待するかぎりです。






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配慮。

2014-11-18 07:05:18 | 私の雑感あれこれ
私の利用している地下鉄駅の近くにシッピングモールというのか、大型店舗建設中の箇所がある。大規模工事ですから、長らく工事現場状態です。
1ヶ月ほど前、珍しい光景、というか、始めて見ました。
大型ダンプカーが前進を止めて、波型鉄板(鉄板で出来た大きな洗濯板の形状のもの)の上で、タイヤを回転させているのです。荷台に重い土を盛り上げるように積んでいるのに、タイヤはコロコロ。
一瞬「何をしてるの?」と思いました。
気づきました。
タイヤについた土を削ぎ落としているのです。
よく見ると、一人ふたりが、タイヤに水をかけています。土埃が立たないためです。
それは公道への出口付近ではありますが、まだ10メートルは距離があります。その10メートルの道筋も、ホースを持った人夫さんにより、常に水で洗い流されているのです。
近隣への配慮、何ですね。
へぇ~、と思いました。

夕刻の帰り道、雨が降った気配がないのに、工事現場を取り巻く公道が濡れています。
夕立にしては、? と、思っていたら、反対車線を散水車が通り過ぎて行きました。
そういうこと、だったのですね。
土の搬出日というのは、当然スケジュールにあるわけで、どれだけ、波型鉄板で配慮してもしきれず、公道にも土埃が立つであろうから、防御対策として散水車配備、というわけです。
その業界の人だったら、当然のことなのでしょうけれど、素人の私には、新鮮な驚き、発見、でした。

勿論、その分コストアップに連動しているのでしょうけれど、日本の土建業の質を思うひとコマです。



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