日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

雑感。

2016-05-21 09:07:23 | 私の雑感あれこれ
いくつかの行きつけスーパーのひとつで、最近感じたこと。

このお店、数年前にテレビの全国版経済系番組で取り上げられたこともあります。
野菜、果物がリーズナブルで大量購入する人(多分飲食店経営者かな?)も多々見られるお店です。

で、最近、地元産と並んでやけに「熊本産」の表示が多いように感じます。
熊本産のイチゴ。熊本産のスイカ。熊本産のメロン。熊本産のトマト。

番組放映時には、仕入れ担当者のノウハウが取り上げられていました。
ハハァ~ン、昨今の消費者は選択するなら熊本産を買おうという、と行動するとみているのでしょうか。

ハイ、ワタシ、そんな消費者です。笑

お店の知恵、消費者の思い、ハズレているかもしれないけれど、そんな一面もあるのだろうか、とクスッと思っています。

そして、5年前の福島産が抱える事情とは異なっているから、復興に向けても大きな心配がひとつ少なくてよかったと思っています。


そういえば、福島に行くのが来月です。
被災者の皆さんが勤めていらっしゃる被災したホテルに宿泊する、というので、中身の濃い体験になると思っています。
もう5年もたちましたが、ようやく東北へ向かいます。


そういえば、ベルリンに行ったのも壁が壊れてから10年目でした。
あの時のガイドさんは、今はいたるところ工事中です。10年後のベルリンを見に来てください、とおっしゃったけれど、過ぎちゃった。
今のベルリンは、また別の課題を抱えていて大変そうです。支持率の安定していたメルケル首相も孤立無援気味になってきています。
時間は止まらなく、課題は次々と起こってきます。
司馬遼太郎の「この国のかたち(六)」を横に置いて、川口マーン恵美著「ヨーロッパから民主主義が消える」-難民・テロ・甦る国境―を読んでいました。
「役人道について」という章を読んでいます。 明治の役人の清潔さ という小見出しがついていて、興味をそそられます。朝のテレビ番組で、東京都知事の政治資金の公私混交の話題を小耳にしながら、というのは皮肉でしょうか。
ちなみに、長らく続いてきた中国の科挙制度。村に一人の科挙合格者が出ると村全体が恩恵に浴した、と言われるほどダーティーが当たり前だったそうです。清官が赴任してくると経済が回らなくって干上がってしまった、とか。
人間社会は、そして歴史は、知らないこと、驚きでいっぱいです。

コメント
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