日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

運動会でホロッ。

2016-05-29 19:48:48 | 私の雑感あれこれ
昨日の土曜は最寄りの小学校の運動会に列席。
曇り空で大助かりです。
万国旗はためく校庭に1年生から6年生まで揃って、始まります。

1年生っていっても、ついこの間まで保育園児だった子たちです。
立派に整列している姿、校歌に口だってちゃんと動いています。
偉いものです。

整列している下級生のひとりの傍らに、先生が付き添っています。
なんだか、わたしはそこに視線が行ってしまいます。

下級生たちのマスゲームでも、ひとり動きが止まって座り込んだりしています。回りは特に動きを止めることなく音楽に合わせて動いています。つぎの体形への移動では先生が付き添って連れて行ったり。

ふつうに、自然に、ことは進行していきます。
きっと、その子のママも片時も目を離さず、みんなの演技の中にいることを見守っているのだろうな、と想像えしたりして。
ちょっと、涙腺が緩んできます。

発達障害という言葉は耳にしても、遠い誰かのことでした。
それが、一時のアクシデントで、我が家の問題になるかも知れなかったのです。

だから、たまたま障害児を育てることになった方々も、似たり寄ったりだったのが、突然当事者の立場になられたのでしょう。
子の育ちとともに親も育つ。

いろんな思いを経験しながら、5年6年と過ごしてこられたのだろうと、あり得たかもしれないこととして、見てしまいます。
だから、一生懸命配慮してくださっている先生にも、のほほんとしている本人にも、ググッと涙腺が、、、なのです。

たまたま我が家の場合元気で今に至っているのですから、その分どこかに還元しないと、私たち夫婦ではそこのところは一致しています。


話は遡りますが、その前の金曜は、インプラント治療の最終チェックの日でした。1本のインプラント治療に1年以上かかりました。
「急ぐことなく丁寧にお願いします」と伝えていたので、歯根もしっかり定まってからの治療進行でした。
その歯医者さんのお子様プレイスペースに、ウン十年前に息子が大好きだったおもちゃの後継版がありました。
学研のニューブロックという名称でした。最終日にこれに気付いたのも何かの縁。
さっそく、里帰り用のおもちゃとして注文しました。
土曜に注文して、日曜に到着です。
なにせ、男の孫が4人います。
我が長男がなによりも大好きだったブロックでした。
幼稚園の友達を自宅に呼んだときに、何よりも一番に、そのブロックを貸していました。
大事な友達を歓迎したくて、一番大好きなおもちゃを渡す、というのは、最高の歓迎のつもりだったのでしょう。
息子の個性と孫たちのそれとは違うかもしれませんが、あの集中して遊んでいた姿がまた見られたらいいなと思っての購入です。
つぎの帰省が楽しみです。うっふふ。









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ちょっと、肩すかし気味でした。

2016-05-29 15:14:04 | 私の雑感あれこれ
オバマさんの演説。

同時通訳で聞いているときは、
「我々は」から始まるフレーズごとに、

これは「アメリカ人のこと」かな?

これは人類全体のこと」かな?

これは、広島のこの場にいるみんなのことかな?

と、聞き分けないと筋がイマイチな文章に思えました。

ワイツゼッカーの1985年の演説やケネディーの就任演説などに魅入るタイプなもので、あのノーベル賞受賞のきっかけとなったプラハ演説の主でもあるオバマ氏だから、さぞかし、と実は期待していました。

謝罪するしないが取りざたされ、多分しないだろうということも察していました。
で、しないという選択をした中でも、心打つ表現というものがあり、優秀な彼ならば可能だと思っていたのです。

何度か取り上げた「マイドリーム」という本は、彼がハーバードロースクールで発行しているローレビューの黒人としての初めての編集者を務めたことから、自伝発行を持ちかけられて書いた著作です。
だから、文章を書く手腕に不足はないはずです。
蛇足ですが、アメリカのホワイトハウスを扱ったドラマのファンであり、大統領のスタッフは超有能ぞろいというイメージも持っています。
なのに、28日(土曜)掲載の翻訳文を読んで、私は響くものを感じませんでした。
よい演説だったという方、考えが違って相済みません。

「空から死が降ってきた」って、何?
意味深でドラマチック?いいえ違います。
アメリカが原子爆弾を落とした、という事実を、落とした側がカムフラージュしている表現に好きません。

「世界大戦は、最も豊かで強大な国の間で起きた。彼らの文明は・・・」
なんだか、日本とアメリカを形容するには、借りてきた猫的で的確でない表現に思える。

そして、ここの「彼ら」って、日本人のことであり、今目の前の聴衆にとっては、私たちにあたる人たちのことを指しています。

「キノコ雲の姿は、人類が持つ矛盾を強く思い起こさせる。我々を・・・・・、我々を自然と区別し、自然を自らの意志に従わせる能力は、大きな破壊的力も生み出した。」
マンハッタン計画を立ち上げ、実行したのは、アメリカであり、演説を聞いている聴衆ではないのです。
この演説は、多分に世界中で取り上げられるだろうから、世界の聴衆相手に語ったとも言えますが、それにしても目の前の人たちの立場無視のスタンスです。

「すべての偉大な宗教は愛や平和、正義への道を約束している。しかし、どの宗教も信条のもとで殺人が許されると信者を抱えてきた。」
とも。昨今のオバマさんの懸案事項でしょうが、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教と言った、根っこを一つとしている宗教はそうかもしれないけれど、それらと仏教は歩んできている歴史は別物です。

「科学の発見が効率的な殺人の機械を生み出すこともある。」
日本は、長く非核三原則を貫き、核保有国ではないのです。平和を第一として70年間派兵もしていません。日本のことを承知していない人が下原稿を書いたのでしょうか。それを忙しくて手直しもできなかった、、、。う~ん、人材豊富なホワイトハウスのはずなのに。


後段で

「我々は、その物語を語るために広島に来る。」
ええっ、聴衆は数知れず広島を訪れているし、初めて来た人に言われる筋合いはない、とちょっとムッとする。
数か月前に訪問したケリー国務長官が原爆資料館の訪問ノートにメッセージだったかに

多くの人が広島で起きたことを、訪問して知ってほしい、というような内容の文章が綴られていたよ合うに記憶しているけれど、この表現だとしっくりきます。

どうして、演説内容がしっくりこないのだろう。
オバマさんが核兵器のない社会に向けて努力していかなくてはならないという考えの持ち主であることは、承知できるけれど、どこか継ぎはぎだらけの、スタンスがぐらついている文章に思えてならない。

謝罪できない立場を踏まえつつも、短くても、国が違っても、もっと通じ合える文章って、あり得るはずなのに。


きっと、日本担当のスタッフに有能な人材がいなかったのだろう。
忙しくて、下書きを読み込んで手直しする時間がなかったのだろう。

そう思いたい。

あの資料館視察が10分足らずって、残念です。





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5月初めての予定の入っていない日曜日。でも庭。笑

2016-05-29 07:56:29 | 庭 5月
五月晴れも残り少ないのだ。大切に好天の一日を使いたい。

早朝の起き掛けは、ただひとまわりみてくるだけ、と自分に断って庭に出る。

でも、花びらを落としかけた姿を見ると、ついつい剪定鋏とバケツを取りに戻る。
足元に雑草を見ると、ついつい腰をかがめる。

で、30分はすぐすぎてしまう。

仕事ではなく、「ちょっとばかり、見るだけ」で、回れないことがほとんど。

今朝は、伸び放題になっていた、つる日日草をバッサパッサと刈り込んでバラなどの株元をスッキリさせた。
処分の草が一抱えもでる。

元気イマイチで成長しあぐねている株を見ると、あ~ぁ、根元に腐葉土を足して中耕してやればいいな、とチェックしたり。
なのだけれど、やることが目白押しで、追いつかないというか、手際が悪いのかも⇒わたし。と思って反省したりもする。

わたしはもう新しいバラは買わない。
今いるこどもたち(バラのこと)を、潜在能力いっぱい育ててやれば、それが最高だもの、などと自分と会話している。

ま、庭があるから、自分の心がアレコレ動いているわけで、まさしく「庭のおかげ」です。

で、今日のパチリ。

炎天下でも元気な草花ポーチュラカ4株。購入時よりだいぶ繁茂しました。


↑の挿し芽です。比較的伸びたものから、パチパチ切って順次挿し芽。倍増計画です。笑


左側はインパチェンスの挿し芽。


3年目の柏葉アジサイが迫力ある株に育ち開花。フェンスのバラの下部分が見えなくなるという被害にあっています。苦笑


クレマチス。白いフェンスにお似合いです。


バラ、クレオパトラ。しっかりとした蕾がびっしり。迫力あります。本当は少し摘み取るべきだったか?


初登場のつるバラ、コンパッションと、ロベリア、アローズコンパクトの挿し芽。コンパッションはパーゴラに這わせるためにこの春に購入。


レオナルドダビンチ。


涼しげな色合いのブルーバユー。



ここからは、子どもたちから母の日にやってきた3点です。

長女からのテッセン。


長男からのアジサイ、ダンスパーティ。去年の花です。来年はもっと育ってほしいものです。


二女からのラベンダー。ただし、これは挿し芽で増えたものです。














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