日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

今日は障碍者雇用を目的とした農場を見学してきました。

2017-09-05 13:55:02 | 社会問題
某委員会の障碍者部会の企画として。

訪れたのは、近隣の市にある「わーくはぴねす農園」です。

企画運営は民間企業です。

主として知的障碍者、精神障碍者を雇用するのを目的としています。

農作物は100%ビニールハウスです。

企画会社は、4畝、長さ30メートルのビニールハウスの区画を各企業に賃貸する立場。

その区画を3人の耕作者と1人の管理者(シルバー人材枠のケースが多い)が受け持つという形です。

3人+1人を雇用するのは、全国の企業になるわけです。

ご存知の方もあると思いますが、現在100人以上の従業員を持つ企業は、2パーセントの障碍者を雇用しなくてはならない、という制度になっています。
自分の会社で雇用しようと思っても、なかなか人数分の仕事が作れないで、ペナルティーを支払っているところも多いのだとか。

その仕事を、この農作業という形で実現しようという仕組みです。

自給850円の1日6時間労働。一般企業の従業員となるのですから、雇用保険等の社会保障も全部ついてきます。

手取りで8万~9万円。+障碍者年金で、自立も可能だとか。

作った農作物は各企業の福利厚生として、社員食堂で使ったり、配布したりしているそうです。

福祉作業所だと収入は格段に低額なのと比べると、ずいぶん恵まれていると思います。

ひとえに雇用する企業の体力と福祉に対する配慮にかかってきますね。

気持ちがあっても、体力(財力)がないと続きませんもの。

ということは、倹約、節約ばかりでなく、お金を社会に回すってことになるのでしょうか。

障碍者の子供をもつNPO団体の方にも声をかけて、同行することができました。

「百聞は一見にしかず」。

今日はそれなりによい研修でした。








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バラの夏剪定をした。

2017-09-05 13:46:21 | 庭 9月
きれいに咲いていて、切るに忍びないのもあったりして、全部ではないけれど、8割方の剪定を終えた。

摘蕾も当然。

で、咲いているバラ、咲きかけのバラたちを見てやってください。

花瓶は出払っている(全部バラを活けてある)ので、ボールに水を張ってバラを活けました。

こんなにたくさんです。







コメント (2)
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