日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

マイナポイントの次の役目。追加アリ

2020-09-29 16:20:07 | 私の雑感あれこれ
今は、マイナンバーカードと紐づけして支払いに利用すると5000円までゲットできる制度中です。

さらに、新企画が。
2021年には、全国一斉にではなく、自治体ごとの企画に対して、マイナポイントを付与することも考えている、とのこと。
現在マイナンバーカードの普及率は20%らしいのですが、22年には全員にいきわたらせたい、との意向だとか。

さすが「ふるさと納税」考え付いた方。

考え方が柔軟です。

ふるさと納税と同じように、地方自治体の企画力が発揮される場となるのでしょうか。
ちっちゃい我が町内だったら、地域振興券企画が速やかに実施されたけれど、自治体となると機動力はどうだろう。

消費税は逆進性があるといわれるけれど、マイナポイントは若年の利用率が高いということになるのだろうか。
ま、70代でも日頃からクレジット払いの人が多かったりで、不均衡もないかな。

とにかく事務費の削減のためには、マイナンバーカードの普及は避けて通れません。

昨日、実は事務連絡としてA4書面を1枚提出に役所に出向いたのですが、コレって、添付メールで送信出来たら出向くこともなかったのに、とは思いました。
受付で、3名ほどが手を休めて対応してくださいましたが、対応にかかる時間をコストと考えると、アレレ、と思ったりします。皆さん、優しいのですけどね。

特定給付金10万円の申請をマイナンバーカードを使って申請しても、プリントアウトして手作業で二人でチェックした、というのは、こんな役所のムードなんでしょうか。

私たちの自治体でも、いい企画がないかしら~~。

ちなみに、ふるさと納税、遠方に暮らす娘に提案したけれど、返礼品に魅力がなくて、トホホでした。

■ 追加
オンラインでパスポート申請もできるようになる、らしい。すごく助かる。

今日、国勢調査の回答をネットで済ませた。なんと便利。マイナンバーカードも不要です。10分もかかりません。
受け取る役所側も、回収した紙の内容の入力作業が省けるから、2重にスムーズになるということ。
まさしくITの得意分野ですね。
多くの人が利用する社会になれば、大幅コスト減になることでしょう。











コメント (2)
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コルセットって。

2020-09-29 08:47:47 | 私の雑感あれこれ
西洋文化の中のコルセット。
あの女性の体を締め付ける代物。一人では身に着けられないから、当然洋服を着るための使用人がいる貴族階級や有産階級。

最近みた映画で、「プライドと偏見」、「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」、「エノーラ・ホームズの事件簿」(注、エノーラはシャーロックの妹)の中で、いずれもコルセットを身に着けるシーンが出てくる。
年頃になると町のパーティーに出るためには、ドレスを身に着ける。そのためには胸を強調するためにコルセットが必須。そして腰回りを強調させるためにもボリュームアップのアイテムをつける。
私たちが観ていた19世紀印象派絵画のご婦人たちも、こうした土台作りをしたうえでのドレス姿だったのか、と思いやったりします。
スラーの点描画のご婦人のドレスの後ろのふくらみは、ドレスの下にカゴをつけているのです!

そこまでして西洋の「流行の女性美」は作られていたのです。当然使用人を使っていた有産階層です。国民全体でいえば少数派になるのでしょう。
だから、自ら労働しなくては食べられない多勢派である労働階級とは別世界。

プライドと偏見の中の4人の子を持つ女主人は、なんとかパーティーでお金持ちの殿方をゲットしたい作戦を至上命題と強います。
少しでも娘が高評価を得るように、胸を強調して、高級そうなドレスを着せるのに必死で、どの殿方が資産家か興味津々。

若草物語のお母さんは地域社会の中では進歩的で、胸を強調したドレスで嬉々としてパーティーに出かけることをバカバカしいと内心思っているところが垣間見られます。
エノーラ・ホームズはそもそもドレスに興味なし。民衆にまぎれるためにしかたなくドレス姿になるという極めて冷めたスタんンス。

海外映画をしばしば見ますが、時代考証がしっかりされている作品は、教科書で学んだ歴史の上書きにもなり、興味深いです。

コルセットは女性を苦しめた、とはぼんやり聞いていたのですが、男性の目から見て美しくみられるための拵えもの、だったのですね。腰回りにあんな座布団みたいなものやカゴまでつけて、魅力アップとは。

女性が愛玩的存在だったことの現れです。プライドと偏見の時代ではイギリスには女性に財産の相続権がなく、娘4人の家では、当主が亡くなると家を出なくてはいけなかった。⇒だから、遠い相続権のある男性と娶せる必要があった。

20世紀になって、普通選挙権が認められ、その後女性にも選挙権が認められるようになって、非活動的な衣装が次第に退場していったのでしょう。イギリス貴族社会をうがいたテレビドラマ「ダウントンアビー」でも、その変化していく様子がよくわかります。
ココシャネルの洋服が歓迎されたのも、脱コルセットの時代。


幾星霜。
今では、パンプスを強制されたくない、「♯KuTu」運動まであるそうです。



それなのに~~~

余談1
テレビは視聴者サービスなのでしょうか。女性の美人コメンティターさんのノースリーブ姿の多いこと。きっと足元はハイヒールでしょう。
たしかに、若い女性の肌は美しいし、ノースリーブは魅力的です。でも、知識人として招かれてのコメンティターであっても、夏でもないのにノースリーブって、どうよ!  と思っている偏屈人です。
締め付けられるわけでもなく、痛くもないから、季節外れのノースリーブぐらいはOKなのでしょうか。笑


余談2
昨日、たまたま見た「徹子の部屋」。
小柳ルミ子さんがゲストで、往年のスタイルを維持しているというキャッチフレーズでした。でも、ノースリーブ姿。
ご本人は満足していらっしゃるのでしょうが、たるみは目立たないものの、張りのない二の腕のシワ、見たくなかった。










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NHKスペシャルで5Gの世界を取り上げていた。

2020-09-29 07:07:39 | 私の雑感あれこれ
オンデマンドで観た。
通信速度が4Gに比べて10倍速くなるという。
その最先端を行っているのがファーウェイ。
ファーウェイがアメリカ、日本、オーストラリアを除く、世界の多くの国への導入が実施され、または実施されつつあるという。
中国という国の、国家権力が民間企業の独立性をどこまで「本当に」認めているのか、そこが不確かだから、安全保障上の問題もあって、ファーウェイに連なる部品導入もためらわれる、というか、拒絶すべきだ、という主張が一方である。

なぜ西洋先進国もファーウェイ導入か。価格が格段に安いから、他社が太刀打ちできない、らしい。

深圳郊外のファーウェイの広大な敷地に巨大な西洋風建造物が立ち並ぶ。研究所だそうです。毎年の利益の1割を研究費に充てている、との解説もありました。
さぞかし、パワフルな存在なのだろう、と思う。

30年近く前になります。
喫茶店で中国人留学生(中国の医学部卒の研究者)と雑談していました。
オリンピックのメダルの多さを話題にしたのでしょうか。
彼の応えを覚えています。
「そりゃ、そうですよ。だって人口が違うのですから。13億の中から選抜されてくる人材とは」
そうですね。日本の10倍だから、そこで選抜されるのはいかに秀でていないといけないか、です。

もう一つの話。
友人(夫が大学教授)宅によく留学生として中国人が食事にきたりする、と聞いていました。
最近(それでも10年前ぐらいかな)は、以前と来日してくる学生のタイプが違ってきたわ、といったのが記憶にあります。
以前は、共産党幹部のお子さん、といった親がそれなりのポストの息子たちで、最近は能力で選抜されてきているので、(専門分野についてはわからないけれど)日本語の習得力も格段に違う、半年もたてば不便なく会話できるようになる、と。

そして、中国人の留学先としての第一希望は「アメリカ」であり、毎年何十万人もの学生(当然選抜きの優秀な学生が留学している)がアメリカで学んでいるわけです。
だから、アメリカ最先端の研究も習得する場に恵まれているわけで、彼らは世界の最先端へと邁進、となるのも道理です。

彼らは民主主義というルールも体験しているわけで、賢いのなら、そこのところも知恵を発揮して自国のルールにも影響を与えてほしい、は願望です。

中国の国家権力が言論の自由に制限をかけているのに、でもお値打ちで便利な方を選択してしまう現実。ふぅ~ん。

もう情報を遮断できる時代ではありません。(北京オリンピックの放送は実況中継ではなく、少しずらして国内放送していたと聞いたことがあります)
賢明な選択へと展開していってほしいものです。・・・なんとまぁ、漠然とした感想。


先日の奈良旅で明日香、藤原京跡を訪ねました。
奈良文化研究所で藤原京跡から出土された瓦をみた記憶はまだ新しいです。
唐や朝鮮からの渡来人が瓦制作の技術を持ち込んで、日本人が瓦を造り始めた、と。
日本文化が大陸の文化から多くのものを得ています。
中国人、というと眉を顰める人も多くいますが、歴史はシーソーのようなもので、進んだり遅れたりするのではないでしょうか。

内モンゴル人に対する中国語の強制のニュースを耳にしました。
帝国主義時代に西洋人が各所でしてきたことが、まだこの国では現実にあるのです。

話は横道にそれまくりですね。

それでも、歴史は後戻りせず前に進むのですから、温故知新。
まだ、中国には民主主義ははやい、国がまだ貧しいから。と中国人留学生が言っていたときから30年(天安門事件の翌年ぐらい)。
そういえば、私たちが高校時代に学んだ頃は「眠れる獅子」とも言われていた。

国内生産力も世界第2位にまでなったのですから、、、。


外野的には、う~ん、しかない。













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