日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

給付の話。

2021-11-18 07:53:15 | 社会問題
18歳以下の子供がいる家庭一人当たりに10万円の給付の話題。
一律給付はバラマキとの批判されて、世帯収入970万円以下の家庭の子どもに、と対象が絞られた。
で、この970万円なのだけれど、世帯収入じゃなくて、世帯主の収入だそうです。
例えば950万円×2の共働きの家庭の場合は給付を受けられることになるじゃないか、と批判が出ている。

我が家には18歳以下の子どもはいないから、この話題は圏外なのですが、出費が多かったころのことを思い出します。
高校生や予備校生を抱えていると、教育関連の出費で諭吉さんに羽が生えたように飛んで行ったものです。苦笑
プラスして、バブルの絶頂期に購入した住宅のローン返済も継続中でした。
なんとか恩恵が受けられたら、と大学合格後に奨学金の申請をだすように指示したのですけれど、申請書は「基準を超えているから」と軽~く却下されたそうです。
サラリーマンだったら数百万円は給与所得控除されるから、この程度なら奨学金OKと耳にしたりしていたので、ガッカリしたものです。住宅ローン負担のあるなしでも大いに可処分所得が変わってくるのに、仕方がないのだろうけれど、この奨学金の給付基準でなんだろう、と思ったものです。
で、3人とも奨学金とは無縁でした。
子どもたちが巣立ってしまってから一緒に旅行に行くメンバーに聞くと、お二人とも奨学金とは無縁だったそうです。
ちなみに私は育英会の奨学金の経験者です。お恥ずかしいことに、返済は親がしてくれました。汗

だから、今回の給付に線を引くことで、ギリギリで悩んでいる人もいるのではないかしら、とぼんやり思ったりします。

住宅ローン(賃料の場合も)や子どもの教育費が必須の家庭が何とか乗り切れるように、コロナの影響で不活発になっている経済界が元気になってくれたら、と願います。

コメント (2)
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