日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

原発事故当時の映像が提出された。

2012-08-07 09:53:19 | 社会問題
福島原発の現地と東京本社等の会議の模様が流れた
なんだか見難くいけれど、これで「映像がある」ということを事実として私たちは目にしたわけです。
でも、ボカシがかかっていたり、音声が消されていたり、と編集過多。こんなに編集が加えられているということは、流したくない映像部分が沢山あるということを物語っているわけで、これからどういう展開になるか、個人的には興味深い。
菅前首相も自分の音声が出ないのはおかしいとコメントしているけれど、首相が乗り込んで言って罵声を浴びせたという、その音声が紛失した、と言うのは、作られすぎだと思う。
この映像を公表したのはオリンピックが盛り上がっている最中。当然テレビは放映のメインをオリンピックに充てている、そこを狙っての作戦かしら。
オリンピック放映の少ない民間テレビ局は、コマーシャル会社がらみで、東電への気遣いがあったりして、一定枠では取り扱って体裁はつくろうけれど、深く追求しないバージョンで終わらないだろうか。

「相棒」のファンです。鑑識の米沢さんを呼んで、このボカシの部分、音声の消えた部分を何とか…、といいたい思いです(苦笑)。
ああ、東電版sengoku36さんでも。
大手マスコミは、一般公開された部分だけでなく、150分の録画を視聴したとか。
しっかり、追求する役割を果たして欲しいものです。

ワタシは素人だから、ベントという専門用語は、この事故で始めて知りました。爆発があったということを聞いたもの、テレビの
「なんだか白い煙のようなものが建屋から出ていますね」
「なんらかの爆発があったのでしょうか」
という、遠くからの映像から教えられたのが最初だったように思います。

「海水を入れる」「入れない」のやり取りも、まだ、修理して使えるものを海水を入れることで「廃炉にしたくないのだろうな」と思いながら聞いていました。
…いかに大事故か知らされていなかった素人には、その、あばよくば「廃炉にしたくない」思いも理解できます。
隠蔽することは、疑いをそのままにすることになります。
誰にでも、ためらう気持ちが生じるのは当然です。
でも、こんなに沢山の人がかかわっていて、それでも「隠蔽」がまかり通る、そんな国ではないはずです。

米沢さんとかsengoku36さん、どんな形にしろ、映像公表はあったわけですから、開明へのスタートです。
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