日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

クルーズ船下船。ミケーネ文明の地へ ⑤

2023-06-18 07:35:27 | 旅行・休養
5月29日船は6時にギリシャ本土のラブリオ港に入港。
下船する日。私たちは早い朝食を船で済ませてからAM7時30分所定場所に集合。
キャビンの利用は午前7時まで。スーツケースは前日の夜23時までにキャビンの廊下に出しておく。よって、手荷物分だけを手元に置いての就寝。
翌朝、ひとり参加の女性が私のドアをノック。目の下にひどい隈を作っている。
スマホが見当たらなくて、一晩殆ど眠れなかった、とのこと。
私も失敗をやらかしているし、出来るだけのサポートをと思って、手元を離れたスーツケースの中という可能性もあるのだけれど、彼女の船室内をもう一度チェックしなおす。
スマホなので架電すれば着信音がするから、と思ったら、知らない人からは着信拒絶になっている、と。では、添乗員さんからかけてもらおうと思いついたのだけれど、私たちのスマホは機内モードにしたままなので、着信はできなくなっている、ともわかる。
結局、下船後にスーツが手元に戻って、中味確認したらスマホも混入していたとのこと。さぞかし気持ちが晴れたことだろう、と思った。よかった、良かった。
わたしの紛失物はいまだに不明中で、気分は、、、、です。

オプショナルツアー『世界遺産エピダウロス、ミケーネ、コリントス運河観光』に参加。
ガイドは長年ギリシャに住む日本人女性。名古屋市中村区出身の木下さん❕というから覚えやすい。ご実家は中村区の太閤通りのお近くだったそうですが、あの太閤関白とはとくにゆかりはないそうです。笑



コリントス運河はペロポネソス半島の付け根にあり、この運河の完成によってエーゲ海とイオニア海がつながりました。古代ローマの皇帝ネロの時代から、運河着工が試みられていましたが、実際に出来上がったのは1889年。スエズ運河を完成させた技術者たちによってだそうです。運河完成により海路200キロの短縮が可能となったと。

サントリーニ島の火山噴火によりミノア文明が衰退し、次にペロポネソス半島のミケーネ文明の発展へとなっていたそうです。
ミノス文明に次いで2番目に古いミケーネ文明の遺跡の見学。
3000年以上崩れずに立っている獅子の門から入りアクロポリスへと登る。きついと思う人は待機で、といわれるが、そういわれると頑張ってしまうタイプ。苦笑 下りの滑りやすいところはちょっとサポートしてもらった。苦笑
世界遺産群をアチコチ回ったわけだけれど、きっと日本ならもっと懇切丁寧な案内看板が設けられているだろうな、と思った。
最低限のワイヤーが設置されているのが関の山。世界遺産のイメージを損なわないような配慮でしょう。
出口のところのトイレ。入り口に若い女性が入れ物を置いて座っている。
有料トイレを経験している私たちは、ココも有料トイレかなと思うのは自然の流れ。
ガイドの木下さん「ここが有料トイレになったという話は聞いたことがない。お金は必要ないはず」と。
先にトイレを利用した人は、コインを入れ物に入れたらしいけれど、私は素通り(苦笑)。
ひとり参加の私の相棒さんは、その女性に「いくら?」と聞いたら、1ユーロと彼女が応えたので、アラ、前のトイレよりは高いわね、と思ったそうです。結局、彼女を手招きして入れる必要がないことを伝えて、彼女もスルーに。
トイレを使わせてもらったのだから、1ユーロを払ってもいいわ、といっていた人もいました。でも、そのお金がトイレを掃除する人にも管理している人にも回らず、ただその女の子のポケットに入るだけなのに、、、、。
👆 も苦笑もののエピソードです。

アテネのホテル着。クルーズ船に乗船前にも宿泊したホテルです。
わたしのクローゼットの忘れ物(衣類)は、ちゃんと保管されてありました。
夕食はホテルの近くのレストランで自由食。
結局9人は連れ立って同じレストランに入って、添乗員さんにメニューを翻訳してもらって頼むことに。
添乗員さんには何から何までお世話になりっぱなしです。💦
殆どの人がパスタ注文。私はリゾット。サラダは二人で一皿注文。パスタは分量過多で残す人多し、私のリゾットはほぼ間食。
2度目のホテルですからちょっと慣れています。私は2人部屋のひとり使いだから狭くはなくて快適でしたが、湯船がなくてシャワーだけのハズレ部屋に当たった人もいました。





 





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