日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

観客なし。微苦笑 追記あり

2021-02-19 07:06:57 | 私の雑感あれこれ
当地の昨日は庭も雪化粧するほど冷え込んだ。
東京の某区の保育園に通う孫は、マラソン大会だったそうだ。
3位だった、とメール。
見に行ったの?
と、聞いたら、
見学禁止 と返信があった。
保育園も自粛して、無観客での実施だったのですね。
(ちなみに、生活発表会も父母の鑑賞なしで、動画が送られてくるのだとか)

成長期の子供たちにとっては、イベントは大きな成長の機会だったりしますから、コロナ禍のなかでの、工夫を凝らしながら、です。

さて、今年の7月にあるという大イベントは、どうなるのでしょう。
東京都知事は、やります、とおっしゃっているけれど、去年も、ギリギリまで、やります、で、急遽延期になり、それまでの、やりますから、きれいさっぱり一変した。
だから、今回も、やります、と言い続けておられるけれど、2度目もあるのじゃないかしら、と思わないでもない。

高校時代だったかに、運動会はあくまで競技会であり、祭典ではない、といった校長がいたような記憶がある。
祭典気分で盛り上がりが暴走するのを防ぎたかったからなのでしょう。
オリンピックが全くの無観客だったら、会場は競技会でしょうね。

この夏のオリンピックは世界中から参加者がくるイベントです。
少し下火になったとはいえ、まだまだ世界中で感染症である新型コロナの患者数が膨大です。
外国とは陸続きで国境を接していないので、海外からの入国者は空港でチェック可能です。
完全に海外からの感染者をシャットアウトできるものなのでしょうか。
今、現在も私たちの国の医療機関は長期間のコロナ感染流行で疲弊しているといわれています。
目いっぱいなのに、こぞっての来日者を受け入れる余裕はあるのでしょうか。不思議。

外国からの観客を受け入れない、とした場合は、選手や関係者はどれぐらいになるのだろうか。
「海外からの入国者はホテルで2週間」の自粛期間は設けるのだろうか。
世界中の国、それぞれで発行されるPCR検査陰性の証明書があるとしたら、ズサンな書類が混じっていることにはならないのだろうか。
きっと、今、ゴタゴタしている組織委員会などでは、すべて把握して検討しておられるのだろうけれど、ウィルスはオリンピック関係者であるなしにかかわらずに感染します。仮に感染者が出た場合の対応できるキャパシティーを超えての受け入れは、やだな~、と思っています。

余談ですが、
現在、わが県の県知事のリコールの署名集めで、インチキ署名が8割を超えていたと報じられています。発注業者に署名を頼んだら、アルバイトが何かの名簿の名前を並べて書いた、という実態。まったくお笑い種です。
感染症の書類でこんな不正が行われたりしたら笑えません。

オリンピック担当者の「頑張ります。やります」だけではなく、これなら納得ができるという根拠を示してほしいものです。

昨日の回覧板でも、諸行事の中止の案内が書かれていました。まだ緊急事態宣言中ですから。
それなのに、来月からの聖火リレー、やるのかしら。


■ 追記
今朝のニュースでは、今開催中のテニスのオーストラリアオープンは、出場選手はオーストラリア入国後2週間のホテル滞在義務が課せられていたそうです。試合日程の2週間前です。
そういえば、私も母の最期の病院見舞いも、担当医は2週間のホテル滞在してから、と返事でした。
テニス1種目とは比較にならない規模なのに、どうするのでしょうか。無理だから、そんな基準は設けない、になるのかしら。
それって、IOCの意向は大事だけれど国民の健康は我慢しろ、、、、ってことになりませんか。








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新型コロナワクチンの注射が始まった。

2021-02-18 07:19:26 | 私の雑感あれこれ
まず4万人の医療関係者から、らしい。
そのうちの2万人から接種後のデータの提供をうけることになっている、というのは、有益なことだと思います。ありがたい。

夜、いつものTV討論番組もコロナワクチン注射が取り上げられていた。
いつも話題を深堀りするような質問を投げかける司会者氏の質問が、私的には、イマイチだったので、チャンネルを変えた。
日本人のできるだけ多くにワクチン注射をしてもらいたい。それを速やかに実施するには、、、、との話の展開でした。

数日前にも類する話題が取り上げられていて、某市の各自に配布されるワクチン実施用紙のサンプルも映し出されていた。
バーコード付きでした。
ああ、バーコードがあればスキャンして、データ管理しやすい、と思いました。
ところが、昨日の司会者氏、バーコードを読み取るなんて、そんな難しいことを、全国の市町村にしてもらえますか?できない首長さんもいるでしょう、という。
首長さん自身がするわけではないし、ITを少しぐらい操作できる人員は、今時どこの役所にもいるはずです。
例えばコンビニのアルバイト店員もバーコードの読み取りはします。私が毎度通っているヨガスタジオも受付はバーコードでのチェックです。近所のスーパーで〇〇ペイで清算するときも、自分のスマホ画面にバーコードを表示して、読取り器を当てて、ピッと反応すればOK。
司会者氏、バーコード読み取りシステムが市中にこんなに普及していることをご存じないのだろうか。
そのあとは、どこの誰が、いつ接種済みかが、即データとして把握できると思います。
速やかに実施を実現するために、人材とお金を投入する必要が、、、、と、ややこしい問題が待ち受けているような理解の仕方でした。
去年実施された、給付金10万円の送金の際には、マイナーカードで手続きをした分も、一旦プリントアウトして手作業で間違いがないかチェックしたというお粗末でした。
マイナンバーカードは個人単位なのに、世帯単位だったからです。なんでマイナンバーカードを持っているのに、夫の口座に入るのだろうと、苦笑ものでした。
世帯主が変わって、ワクチン注射は、世帯主がまとめて接種するわけにはいきません。苦笑
ひとりひとりです。👈 当然です。

バーコードを使うことで、事務作業が瞬時にできることをマスターする機会として捉えることができますね。

司会者氏、少し前のワクチン接種話題の時も、各自治体で集計したデータを全体にまとめるまでに、どんなに人員投入して頑張っても、1か月、2か月はかかるでしょう、とかいう話の流れでした。
各自治体のフォーマットさえ揃えれば、極めて簡便なことなのに。

ちなみに、私がITやPCに詳しいのではありません。
なんとか、遅れにないように、という気持ちを持っているだけです。汗
行きつけの中料理屋さんも、スマホでQRコードを読み取ってメニューを注文するシステムを導入しました。最初はドギマギでしたが、そのうちに慣れました。仕組みはわからなくても使える。電話を使うのも自動車を運転するのも、仕組みを知っているわけではなくても使っているわけですから。


河野大臣のワクチン接種に関する説明を聞くと、明確だし、ITにも習熟しておられるようで、速やかでかつ、的確な実施がなされるだろうと期待しています。




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日差しが眩しいほど。

2021-02-17 12:45:54 | 私の雑感あれこれ
あっ、そういえば2月は「光の春」とも言うのじゃなかったっけ?

昨日、今日とヨガは朝一のコース。
結構、みなさんの出席率はいい。
ざっと見まわして、私が最年長。
ま、いいか、がんばろう、と。苦笑

今朝、e-Taxで申告書のひとつを送信。もう一つ、青色申告分が残っている。
これを片付けないことには、私はスッキリモードにはなれない。

株価の高騰が凄い、と経済ニュースは伝えている。
金あまり現象で、株式市場に流れ込んできている、ということなのでしょうか。
日本だけでなく、アメリカも西欧諸国でも、コロナショックで経済がストップしないように市中にお金を投じています。
そのお金が、拭き溜まるように投資をしようとしている富裕層のもとに向かっているのだろうか。? ?

夜に見た、連日の東証株価上昇のニュースの中で、黒田総裁の国会答弁の様子が流れ、今後も特に方針変更する予定はなく、これまで通りにETFを買うことになる、と。結果、ファーストリテイリング(ユニクロ)の株式の20%の株主は日銀となっている!とのこと。



去年の3月半ばのコロナショックでの株価暴落時から、大概において、復活もしくは大幅アップになってきている。
私の手持ち株も大いに下落したのだけれど、ほぼ浮上かな? 年末に損切りした分もあるので、どれもこれもが恩恵にあずかれたわけでもないけれど。
きっと、これはバブル。そうささやかれている。
だとすると、はじけるのはいつか。
何が、はじける切先になるのか。

ケガをしない程度に、注意しながら、頭の体操です。苦笑







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思い出すこと。その2

2021-02-16 11:44:05 | 母のことなど
そうだね~、充分に生きたね~
そんな感慨を持ちながら振り返る。

長年の長男夫婦と同居の環境から、脳梗塞退院後に急遽、95歳で住む場所が変わった。
よく住環境の変化を受け入れられたものだと思う。大変なことだと思う。とYさん(弟の奥さん)感心する。
はじめて介護認定を受けて、週3日デイサービスに通いだした。

老後は長男夫婦に世話になると思っていたから、あなたたち(弟家庭)にはそんなに(経済的サポート)してこなかったのに、と言って、最初に〇百万円を受け取ってくれといったそうです。そうしない世話になるわけにはいかない、と。
長男宅は丁度母の退院時に合せて、リフォームをし始めて、母が〇百万円を出す予定として組み込まれていたらしい。
ところが、長男夫婦は母の介護を引き受けるつもりはなくて施設入所の段取りとなっていることがわかり、急遽、退院先が弟宅になったという顛末でした。
着工済みなのだからと、住まない家のリフォーム代金〇百万円を母は渡しました。
外にも、全部で3分の1ほどの預金が長男にわたりました。
その時の長男夫婦のドライな対応に、ビックリもし、かつドタバタもしました。
半身不随の後遺症を抱えて退院したばかりの母を思いやるどころが、母から金品をむしり取るようにさえ思えました。
母も母なりに思うところいっぱいあったでしょうが、全部見事なまでに自分の中で消化して、愚痴として出てくるものは有りませんでした。半身不随にはなったけれど、思考力は衰えていないのですから。

ただ、口にしたのは、
「退院するときに、お世話になったお医者さんやリハビリの先生に『ありがとう』を言ってほしかったのに、それどころか『病院は患者が退院すればそれで終わりだけれど、家族はこれからが大変なんです』とお医者さんに母親を引き受けることの愚痴を言うばかりだった。我が子ながら、お世話になりありがとうございましたが言えないとは、情けない」とそれを何度も言っていました。

先日、お骨になった母と弟宅に帰り、母の小さな書棚の上に『〇〇先生ありがとう 〇〇〇〇子(母の名) 8月29日」と書いた紙きれを見つけました。右手麻痺だから、左手で綴ったのか、まったくのミミズ文字です。Yさん(彼女も同じ名字で学校の先生だった)にたいする感謝かな、と思って、Yさんに話題にすると「入院していた時のリハビリの先生に宛てたものだよ」と。

病院生活では感謝でいっぱいだったのに、その時の忸怩たる気持ち、母はさぞ悲しかっただろうと思います。

そして、〇百万円を渡すことになったことについては、「ちっとも、もったいなくはない。だって、自分の子供に渡るだけなのだから。子どもは、いくつになってもかわいいから」と。
まったく母(の情)は強し、です。

こんないきさつで、母の金融資産はグンと減ったのですが、弟宅で世話になるにあたって、弟宅に生活費〇万円、介護で世話をしてもらう分として、弟に〇〇万円を毎月支払うと決めます。
受取ってもらわないと、私が心安らかにこちらで世話になれない、と。
母の理屈です。
Yさんは、「お母さんって、口癖がありがとうの人で、ちょっとのことにも、いつもありがとうって口からでる」と。
晩年になって、近頃ありがとうの数が減った、と聞いて、「きっと、ひとつひとつが精いっぱいで、ありがとうを口にする余裕がなくなったのだと思う」なんて会話していました。

そうやって
8年と5か月暮らしました。

で、資金も残りお葬式代+α になりかけた時、母は最期を迎えました。

すごいな~と思いました。
貯めるのは、節約すればできます。
使うには、意思が必要です。
孫の結婚祝い、ひ孫の誕生など、喜んでお祝い金を出します。

かつて、母からきいた言葉に、こんなのがあります。

「世の中、タライの水だよ。自分のところにかき集めようとすると、水は逃げていく。周りに押し広げようとすると戻ってくる。そういうものだ」と。

母を見舞う時に、毎度ちょっとまとまったお小遣いを持参しました。母はそれをありがたく受け取ってくれて、弟に預け、弟はYさんに預ける。気持ちのいい循環になっていました(笑)。その時の母は、私の手渡すそのお金そのものを嬉しいだけでなく、私がお小遣いを持ってこようとする娘になっていることを喜んでくれていると思い、私からは、幸せに暮らしているよ、のシグナルにもなっている。
もし私が苦しかったら、絶対に受取ろうとしないだろうから。

自分の成長過程で、母にいっぱいいっぱい助けてもらっているから、もしSOS状態になったら、助っ人する気持ちもありました。実際はありがたいことに施設入所費用は足りる程度の年金はあったのですけどね。
現実は、そうすることもなく、ちょうど、本当にちょうどのところで、母は最期を迎えました。


周りの人に十分に支えられての最期だったのは、タライの水を外に広げようとした生き方をしてきた母の功績かもしれません。









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英国ドラマ「リトル ドリット」を観た。

2021-02-15 06:51:17 | 映画・テレビドラマ・音楽
原作はチャールス・ディケンズ。

1805年に債務者監獄※で赤ん坊が産まれる始まる。
※当時のイギリスでは債務返済できずに破産手続きで支払い免除とはならずに、債務者監獄に拘束され続ける。
そこで産まれた女の子が二十歳を過ぎるころからの物語です。

イギリスの労働者階級の暮らし向き、貧困層の実態が伝わってくる。まだ電灯はない。かろうじてガス灯が夜の明かり。生活に追われる日々の清潔とはほど遠い日常がリアルに伝わってくる。

ヨーロッパ作品にしばしば出てくるのは、遺産相続人だということがわかって、一発逆転、という場面。
この作品もそのケース。
貴族階級がテーマであっても、財産がある殿方(ご婦人)をどうしてゲットするかに終始している模様も定番です。

長年ここに収容されていた債務者であるドリット氏にも、莫大な遺産が転がり込んできたとという展開。
すると彼は、娘を上流階級のお嬢さんに仕立てて、社交界デビューをさせなくては、と考え始める。
雇った家庭教師から、日常のふるまい方すべてを上流の子女に鍛えなおすには、四六時中の立ち居振る舞いから仕込む必要があるといわれ、一家で遠路イタリアを目指す長旅に出る。
旅先の逗留値は暖かいベネチア。そこに住まいを借りて(お屋敷風というか高級ホテル風)ベニスの社交界に加わろうとする。
あのオーバーなカツラと仮面で装った集まりであったりする。
舞踏会やパーティーは有産階級の時間の使い方のイロハなのでしょう。

ベニスは行ったこともなく、ベネチァグラスとか仮面舞踏会、ゴンドラ、とか観光案内程度に知っている限りだけれど、19世紀にはこんな街として存在していたのか、と、話の筋とは違うけれど、妙に印象に残りました。

上流階級のお嬢さん風になる訓練中にエイミー(リトルドリット)は、姉に「なにもすることなくて退屈」とつぶやく。
姉が言う。「上流階級になるってことは退屈にもなれなくっちゃならないのよ」というセリフ。風刺です。
裁縫をしたり、お料理を作ったりも、病んだ人に手を貸してあげるのも、ご法度。使用人の仕事なのです。
ここに登場するお金持ちは貴族階級ではなさそうだけれど、ブルジョア階級もそういう社会を作り上げていたのですね~。

ドリット氏は、自身も娘たちも着飾って、そのパーティー会場に向かおうとしたその建物で、大勢の仮面を付けた紳士淑女に向かって自己紹介するのです。
私は「マーシャルシーの父」と呼ばれていました。長くそこで暮らしていても、威厳を保ち続けていたから、そう呼ばれて、周りの者たちは私に献上品を持ってきたものです。と、誇らしげに、とうとうと述べます。
そのマーシャルシーと聞けば、債務者監獄ということは周知のことなのです。上流階級の仲間入りをしようと苦心惨憺している最中なのに、結果として白状してしまったのです。そう認知症が彼の心中を吐露させたのです。
その晩、彼は息を引き取ります。

ストーリーの本筋ではなく、背景の一部を取り上げたメモになりました。
ヨーロッパ(主に西欧)の歴史を描いていると思えるドラマをたくさん見てきています。こんな時代を歩んで今に至っているのか、と学べます。多くのヨーロッパの読書階級の方々も当然、ディケンズの作品は読んでいらっしゃるのでしょう、と思ったりします。
この小説はディケンズの晩年に当たるころの4冊からなる長編だということです。
小説で読まないで、ちゃっかりドラマ(8話完結)で、知ったかぶりは恐縮ですが、ドラマを見るという虎の巻でヨーロッパを知るのもいいものだと思っています。

二都物語 オリバーツイスト 大いなる遺産 そして リトルドリット。

みんな映像でゲットです。苦笑










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思い出すこと。

2021-02-13 07:32:58 | 母のことなど
自分で思い出すことをバラバラと書き留めておこうと思います。
個人的なことですから、スルーしてください。

先月母は104歳で逝った。
大みそかの深夜に発熱があるということでねショートステイ先から救急車で病院に運ばれ、病院に到着しても入院に落ち着いたのは3時か4時ころだったと、弟夫婦が言っていました。病院で再度検温したときは熱は下がっていたけれど、昨今の事情できっとコロナのPCR検査もしていたのでしょう。
深夜に二人して駆け付けてくれるなんて、ありがたい。

足指の壊死もあってショートステイで受け入れるのが負担にもなっていたのだとも想像できる。

その病院で2週間いた頃、転院を提案された。治るための治療のしようがない(血管が極端に細く脆くなっている)ということもあり、療養型の病院を紹介される。しかしながらニュースにもなっている連日の大雪ということで転院は1週間延びる。

転院した先の療養型病院の院長面接が火曜日にあって、終末期を迎えていることが話題に出たと。1週間、長くて1か月、と。
この面接があった日の画像が届いていた。ピンクの院内着を着せられて、動画では何とか手を振って見せているっぽい。
母を真ん中に弟夫婦が映った写真に、母は幸せだな~、ありがたい、と思った。

その翌日、10時過ぎに、病院から呼び出しが来たので行ってきた、とメールが届いていた。
昨日から状態が急変したらしい。でも、入室時間は10分限定なので、今は自宅、と。

そのメールを読んだ後、私は庭仕事をしていた。
次に届いたメールを開いたら、再度病院から連絡があり、午後1時前に亡くなった、と知らせるものでした。

母は介護施設にも病院にも、介護してくれている弟夫婦にも、みんなに恵まれて去って行ったな、と思うに尽きます。

95歳で脳梗塞になったとき、もう治療はしないでいい、と意思表示もしたことがあります。
介護職の人の負担が大変なこともあり、昼夜紙おむつをしなくてはならなくなった時も、死にたいほど惨めだったのです。(弟嫁さんの話によると「殺してほしい」と連呼したらしく、暴言を吐く高齢者扱いになって、ショートステイから苦情があり、施設を変わったという経緯があったと聞きました)
それほどでも、自分からは命を絶つことはできません。

少しずつ、身体全体の老衰が進み、壊死が起こりだして終末を迎えました。
病が原因とならない命の終わりってこんなものなんだ、と思える最期でした。


私の年頃では、親が存命の人はあまり見かけない。
皆さんが経験している母親を亡くすこと、をようやく体験したんだな、と思っています。

ふと、最近気が付きました。
母は、私に、弟夫婦とこんなに親密な関係を味わせてくれる機会を作ってくれたんだ、と。
弟嫁さんのYさんは当然結婚した時から知っています。だけれど、我が家が実家から遠方に住んでいて、帰省が年2回程度だったので、その際に合流してたくさんの人と一緒に会食する程度でした。
弟よりも若いし、当然私とは年も違うし、日常会話の域を出ませんでした。
それが、弟宅で母の介護を引き受けることになって、状況は一変。
彼女のこういった言葉は今も、脳裏に残っています。
「お母さんがこの家(弟宅)にいることになったのだから、これからは、ここがK子(わたし)さんの実家だと思っていつでも来てね」と。

95歳の半身不随の姑を受け入れるにあたって、不満や不安もあるだろうに、こんな言葉が出る? 
凄い人だと思いました。
そう、最初に泊まることになったときから(弟宅には)私用の寝具を用意してあります。
母とも語りましたが、こんな縁から、彼女とも語る時間を持つようになりました。
















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森会長の発言から その2

2021-02-10 07:34:20 | 私の雑感あれこれ
昨日、ネット上に取り上げられている記事を読んで、クスッと思った。

山下JOC会長の記者会見の内容が掲載されていた。(新聞では紙面の枠があって記載されることがないだろうけれど)
森氏の女性の委員が多いと会議の時間が長くなる云々発言があったとき、その場にいてどう思ったか、の質問されての回答です。

あの時は、森さんは40分近く話をされていた真ん中ぐらいのところで出た発言で、話は続いているし、そのまま聞き続けることになった、らしい。

なんと、ご自分が40分も延々と話をし続けて、その話の途中で、女性が入ると会議が長くなる、という。コレって、ジョーク?

こんな時って、出席者は?と思っていても、聞き流すのがほとんどでしょう。
たまたまマスコミに取り上げられて、日本という国にとっては、不幸中の幸いだったのか、改善されてくれたらいいな、とは思います。

話は飛んで、私の所属している小さな委員会の話です。私は3期目です。
会議の最初に会長挨拶、というのがあります。
2期目の時の会長さんの挨拶が、私が狭量なのか、無駄に長い、と思ったものです。昼間のテレビで報じられているその時の話題を取り上げて、皆さん気をつけましょう、と諭すというパターンです。会長というのはちゃんと話題を振らないといけないからと準備して臨んでいらっしゃるのだろうけれど、世間話を改まった装いで会場のみんなに話す、といった風でした。誰も苦情を言わず、黙って聞いています。狭量な私は隣席の彼女に、「また始まった、、、」とめくばせする程度。
あるとき、副会長さんの軽口が聞こえてきました。「話が長いので、隣に座っていて、脚をトントンしたりして圧をかけるのだけれど、会長、気づかないでしゃべりつづけるんだよな~」と。私のご同類だと思って、ついニンマリ。苦笑
今は会長さんが変わって3期目。コロナで会合も数回しかありませんが、冗漫な話題に付き合わされることもなく、👆 のような気持にはなりません。

小さな町の集まりと比べるのは場違いかもしれませんが、会議の場で、ひとりで40分近くも話をなさっているのを聴き続けるって、それなりの忍耐が必要なことだと思います。
ご自分の講演会だと思ってお話をなさっていたのでしょうか。









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初挑戦で、シメサバを作ってみた。

2021-02-09 12:20:42 | 家政・料理
たっぷりとした見事なサバが2匹で480円。
二人家族では食べきれない。
ふと、今闘病中の友人と一緒に買い物していた時、シメサバにする、と言っていたのを思い出して、チャレンジ。

クックパットのレシピ通りに作ったのだけれど、さてどうなるか。
3枚におろしてもらったので、骨なしの半身が4枚冷蔵庫でシメサバレシピの液体に漬かっている。

久しぶりに押しずしの型を取り出してみた。
押しずしにする予定。

最近、トライして失敗、というのが続いているので、美味しいのができるかどうかわからないけれど、久しぶりの押ずつづくりにワクワクはしている。


魚介類がお値打ちだったりすると、新型コロナのせいかしら、と思ってしまう。
シメサバをたくさん作って、お土産物売り場に並んでいたりもしただろうに、観光地は閑散としているだろうから。
GoToキャンペーンで四国をひとまわり。2万円余りのクーポンでお土産をたっぷりかったものです。のどぐろの出汁塩、あごの出汁塩は重宝しています。ホテルもお店屋さんも困っていることでしょう。ピタリと旅行者からの冊子も途絶えました。

お値打ちのサバでシメサバなんて作っていられるのは、恵まれているのでしょう。
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コロナの数字。

2021-02-09 12:03:44 | 社会問題
午前、午後と自宅にいてもテレビ(地上波)は見ないことにしている。
夕方のニュース番組でスイッチオン。
増えました、だったり、減りました、とコロナの感染者数が嫌でも耳に入ってくる。
最近は減ってきているそうですね。
でも、保健所が超多忙で、第1波、第2波の時のように、新型コロナの発症した方の濃厚接触者を正確には追うところまで手が回らなくなっている状況とも聞きました。
ということは、症状が疑われてPCR検査した方だけの陽性者の数、なのでしょうね。
行きずりの濃厚接触者であるのに、症状が出ないケースはPCR検査にたどりつかないまま、ということになります。
保健所が超多忙なのでできないのであれば、公表する数字もそのことを踏まえて発表すべきだと思います。

PCR検査〇〇〇名のうち、△△名が陽性、陰性は□□名でした、と。

視聴者としては、陽性者数だけを伝えられるより、より実態を知ることができると思います。
各県の保健所からデジタルで報告されているのであれば、簡単なことだと思うのですけどね。


ホットヨガのジムで、「そろそろ緊急事態宣言が解除されるらしい、、、」という話を耳にした。
だとすると好転なので嬉しい限りだけれど、PCR検査の追跡から漏れている濃厚接触者が野放し状態で解除すると、元の木阿弥にならないかしら、とも、思ったりする。

役所(県知事さん)としては3月下旬のオリンピックの聖火リレーのこともちらついているのかしら。

追記
先ほど、三浦瑠璃さん(国際政治学者)のYouTubeチャンネルを見ていたら、彼女の調査によると、新型コロナの感染を怖がっている人のデータとして、テレビをたくさん見ている人と見ていない人では30ポイントの差がある、と言っていました。
昼間のテレビは、視聴者を引き付けるために、不必要にあおってしまうところがあるのでしょう。

ご近所さんが、(この町の)感染者が100名を超えて、嫌だわね~と共感を求められたので、どうして知っているの?と聞いたら、地元紙に、毎日数字が掲載されているというのです。世間というのは、そういう風に大きな流れを作りがちなのですね。かつての戦争時に「南京陥落」と報じて国民を有頂天にしたのも、こんな流れのなせる業なのだと思ったり。天邪鬼でしょ⇒ワタシ






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そろそろやらないと、、、。

2021-02-06 16:10:08 | 私の雑感あれこれ
年が明けると確定申告が気になってくる。
事業主分としての申告と私の申告の二つ。

とりあえず私の申告のための準備に取り掛かる。
申告義務があってやらないといけない。手数が一通りあるけれど、数字はチョボチョボ。苦笑
仮想通貨は暗号資産と呼称を変えて、分離課税ではなく総合課税に分類されて雑所得になる。
源泉徴収されている金額が微々たるものだから、手間ばかり増えるのだけれど、自分は実は仕組みがわかることに興味をもつタイプだったりする。苦笑
暗号資産の2種類を全部売却。持っていたら値上がりしていただろうに売却で損失確定。トホホ
利益から20万円まで控除されると思って、逆算して売却して益出ししたつもりが、計算ミスでプラスマイナスとんとんになっている。
あ~あ。あとの祭り。

分離課税の方は特定口座なので、敢えて申告しなくてもいいのだけれど、証券会社が二口ある場合は、多分通算してカウントできるのだろう。とすると、一方でマイナスになっている株式を売却して損出ししておくべきだったと。これは反省材料です。

知恵足らず、でした。

株取引のデータは証券会社から税務署に報告がなされている仕組み。(だから、年間取引報告書は添付する必要なし、とあります)

ビックデータを容易に操作できるようになっている社会なのですね~。

ちなみに、私がPC得意なのではありません。困ったときのドラえもんのポケットみたいのを持っている環境だからなので、、、。汗

余談
先ほど、ご近所にハッサクを配って回った。
コロナでお互い話す機会が無くなって、と懐かしがられる始末。
そうね~、と応じるものの、私は週4回のジム行き、+ 通勤1日、があるので、それなりにスケジュールが詰まっています。
e-taxのことが頭にあったこともあり、ちょっとマイナンバーカードをお持ちか探ってみたら、2軒とも未了、とのこと。
ネット社会でどんどん進化していく面と、昔ながらの側面が共存しているのですね~。
「5000円のおまけ付」の呼びかけでは、応じない人が多かったということでしょうか。

もう1軒の方はガンの手術後で、抗がん剤治療中、だとか。ビックリ。まだ小学2年生の坊やがいるのに。
幸い回復の目途が立っているそうで、めでたしめでたし。










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