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日々是好日・スローライフ(寅さんの柴又から発信)

・日常・創る・彩る・考え・綴る
・フジノ会・探検団・かめの会(俳句)
・家庭菜園 ・ めばえ・成長・収獲

=888=耕して、耕して、石垣を積み天に至る  その3

2007年03月19日 | 紀  秩父のあっちこっち

石間をご高覧有難う御座いました。

起・承・転・結の〆です。


道は天辺へ天辺へと通じ群馬県に至る
何処もかしこも石垣が目に入る

 


この家は土蔵が2つ、母屋も大きな佇まい


2つ目の土蔵
石垣がコンクリートで積み上げてある・・・と、なると年代が分かる?


火の見櫓か、展望台か・・・・。

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今日のメモ

秩父・秘境の地・石間をupし、多くのメッセージを頂いた。
ありのままをさらけ出し、ありのままを受け入れる。
この恥さらし者、あんた馬鹿じゃないのと
言われるかも知れない。
それはそれでしっかりと受け止めます。

山村、集落、(島)が消滅していくのは
紛れもない現実です。

荷車がトラックに、タライが洗濯機に
ラジオがが薄型テレビに・・・・・・。
時代のハザマに揺れる『山の島』
墓石を前にして
父ちゃん、母ちゃんスマネイ。
きっと迎えに来るからな・・・・と、契りを結び後ろ髪を引かれながら
住み慣れた土地を・・・離れる。

土蔵の崩れかかった壁混め=(カベゴメ)の中に、の人々の
生き様を見出した。


見ていただき、有難う御座いました。

 

 

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=887=  囲碁を楽しむ

2007年03月18日 | 総   囲 碁・ごもく会

NHK杯決勝戦

 碁木・定例会(先週、先々週2回休み)もご無沙汰、
テレビ観戦で愉しんだ。


解説 武宮正樹氏


結城 聡氏

優勝した・趙 治勳氏

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今日のメモ

ジックリ2時間愉しんだ。

とても変化に富んだ囲碁でした。
趙氏は最初やや不利に見えたが、持ち前のバイタリテーで
見事に挽回して勝利に結びつけた。

解説者が
とても面白い碁でした。まさに人間の生き様を見ているようです。
         変化がある。先がどうなっていくか分からない。人生です

と言ったのが印象的でした。

趙氏の3,5目勝ち。

 

 

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=886=縄文集落跡地

2007年03月17日 | 紀  秩父のあっちこっち

群馬県鬼石町・縄文跡地・保存

秩父・吉田石間集落を抜けて
大田部峠を越えれば群馬県・庭石で有名な鬼石町。

 


小学校も統廃合されて町の集会施設


小学校脇に移設保存されていた(縄文跡地原型)


集落模型絵図


縄文人生活模型絵図


縄文人生活式の野外の様子・振る舞いの絵図

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今日のメモ

こんな山奥にも縄文人が、現実に住んでいたと言う事をはじめて知った。
藤村氏の黄金の手により、
秩父に50万年前の、北京原人と同頃の、『秩父原人発見のニュース』
に沸いたのもつかの間、捏造と言う事でドンテン返し、
アッという間にしぼんでしまった。

こうして保存公開されている施設を見て
『秩父原人』が綿々と歴史上に残っていたらと・・・追想すると
複雑な気持ちに駆られた。

捏造が世間を大手を振って歩く社会。
ゾ~ットし身震いする

 

 

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=885=耕して、耕して石を積み天にいたる その2

2007年03月16日 | 紀  秩父のあっちこっち

 過疎化が激しい

日本の原風景がドンドン消えていく。
ある統計によれば、10年以内に419の集落が(7,168人)が
消滅すると言う。
やはり、その集落で生活が成り立っていかなければ村を捨てる
以外はないであろう。(廃、廃集落)

都市と山村の格差。
全国で埼玉県に匹敵するほどの面積(農地)が
遊休地として耕作しないで荒れていると言う。

 


日当たりのよい場所が優先的に選ばれていた


地すべり補強工事




1本の道が生命線、下界とのライフライン

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今日のメモ

      ★ 秩父路の 峠またいで 野のすみれ

      ★ 背負い籠 香りし洩れる 蕗のトウ

      ★ 細い道 行ったり来たり 八十年
                 ガードレールに もたれし老婆

1、山峡に入ると『島=しま』と言う言葉を耳にする。
   老人が指差したほうを見ると耕地()であった。
    山の中の『島』は奇異だが、至極自然の響きであった。
      峠の天辺からその島の意味が良くわかる。

2、この地に行くと『逆さ堀り』が目に付く。
   畑の土壌を保つために谷のほうを向いて土を上に堀り揚げるようにして耕す。

3、秩父の山峡を歩いているとy=1/2xのグラフの線上に
    生活の基盤があるような気がする。
     傾斜角20~30度の地に、石垣を積んで家が建っている。

4、“秩父名物ご存じないか、かかあ天下につるし柿”
    カカァ天下と言う言葉の裏には女たちが良く働くと言う意味が潜んでいる。

5、秩父盆地に入るには、峠を越えねばならない。
   その峠が山並みに、28もの峠がある。

 

             

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=884=耕して、耕して、石を積んで天に至る

2007年03月15日 | 紀  秩父のあっちこっち

山の天辺・集落

墓参の帰り
秩父・秘境の地を訪ねた。
数回に分けてup致します。


集落へ通ずる唯一の道、大きな岩

空は青空良い天気
日当たりは最高です・・・が、夜間は冷え込みが厳しい


道を教えてくれたお爺さん

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日のメモ

山峡を車で走ると大きな岩が見えた。
避けるようにハンドルを左に切り右に戻すと
山肌にへばりつくような秘境の地・石間集落が現れた。

屋根があり、洗濯物が掛けてあり、物置ではない
人の住処だ。

急傾斜地では、最も日当たりがよい場所を畑として耕し作物を植え、
次に先祖の墓を、最後に畑から出た石で石垣を積み
家を建てた。

石間は、縄文人の生まれた所から
およそ車で30分(昔は2~3時間)入った所である。

 

     ★ 道尋ね 車止めれば お爺さん
                  寄りて行き先 路に地図を書く      (縄)

 

 

 

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=883=みつまた&桜?

2007年03月14日 | 自然  植物(木、花、苔を含む)

花 

リフレッシュ


種類は???

どれもこれも、ピンボケだ~・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日のメモ

目の保養に花をupした。
皆さんの画像を拝見しているとその気になって自分で
取り上げるのを怠っていた。
こうして見ると心の洗濯になる。
これから百花繚乱多くの花、芽吹きに出会う。
観察しながら花を愛でよう。 

 

 

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=882=ふるさとを訪ねる 墓参

2007年03月13日 | 紀  秩父のあっちこっち

母の13回忌

 


菩提寺入り口に六地蔵が見つめる

⇒は、山に通じる道、朝の暗いうちから母に連れられて
ショイタを肩に掛け薪運びに行った。
冬になると道の雪を固めてソリで遊んだ思い出の地


寺の本堂を背に山門を見る
眼下の見晴らしがすばらしい・・・・。


花とオサゴ(お米)をお供えして水を手向けた


母は、生涯お蚕を飼い続けた
桑畑が未だ残っていた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日のメモ

ふるさとの周囲もだいぶ変わった。
道路が広くなり、谷に橋を掛け、山を削りからへと
距離が短くなった。

寺に向う途中に草を取っている老婆に出会った。
「こんにちは・・・」と挨拶すると「こんにちは」と返答があった。
雑談をしているうちに、私の名前を思い出してくれた。
覚えてくれて嬉しかった。
何十年ぶりの再会であった。

年年歳歳、花相似たり、
           歳歳年年人同じからず
 

 

 

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=881=吊り鐘が危ない

2007年03月12日 | 総  日々是好日&出来事

ジャンジャン鳴るのは
火事の鐘
ゴ~ンンーー・ゴ~ンンーと鳴るのは、お寺の鐘



東京の場末・葛飾
火の見櫓はありませんでしたが、

半鐘(吊り鐘)を見つけた。
泥棒さんから盗られず、守られていた。

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今日のメモ

昨今値上がりしているのが、
鉄板、銅、ステンレスだという。

ちなみに鉄は1トン3万円くらい。
乗用車が1トンちょっとの重さなので、大体車1台で3万円くらいの
スクラップ価値になるという。

ここに富士山の裾野、忍野ハ海を旅したとき
半鐘を取り上げた。

http://blog.goo.ne.jp/tsyouji5243_001/e/b1b6e4212224ce0785170adabe7c0291

半鐘や、ステンレスの値段はわからない。

経済の動きは人間を虜にする。
お金のことになると躊躇しない、金儲けのためなら泥棒敢行だ。
が・・・世間を騒がす、世を乱す。

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=880=農家の畑を覗き見る

2007年03月11日 | 自然  葛飾貸農園、菜園・国府

大根畑と巨大ブロッコリー

東京の場末(23区内)にもこんな光景


今年は野菜が大豊作、いまも大根がゴロゴロ、そろそろ花が
この土地の路線価は、坪100万前後 

1坪・100万円前後の畑から、大根が10本採れました
1本いくらでしょう・・・
      ハイ、1本10万円。
           ブ~、1本80円です


落葉を敷き詰めた畑、その向こうにブロッコリーの花


縄文人の頭より大きい

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日のメモ

この周辺は都市化の波、ドーゥナツ化現象で
急激に膨れ上がった農業地帯。
この3面の写真の坪単価は、およそ100万戦後であろう。

農業も孫の代(3代やったら)
とてもとても相続税で土地がご破算とか・・・・・・・・?
生産緑地地区として申請してあるから
このように大根、ブロッコリーがごろごろ・・・出来るのだろう。
これも限定年

土地と野菜のアンバランス
(1本10万円の大根)  

 

 

 

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=879=全国で学舎から流れる卒業式の歌

2007年03月09日 | 総  日々是好日&出来事

『旅立ちの日に』の歌に寄せて


楽譜は歌と関係ありまセン


秩父盆地の母なる・武甲山

『旅立ちの日に』を時々口ずさむ
小学校を卒業する孫

あなたの学校では卒業式に何を歌いますか。
音楽之友社が、全国の音楽教諭230人に尋ねたら、意外な結果が出た。定番のはずの「蛍の光」が3位で、「仰げば尊し」は10位にも入らなかった。
 1位は「旅立ちの日に」という曲である。耳にしたことがあるだろうか。今から14年前、埼玉県秩父市にある市立中学校の音楽室で生まれた。作詞者は当時校長だった小嶋登さん(74)。一晩で書き上げ、翌朝、音楽の先生に作曲を頼んだ。
 小嶋さんを訪ねた。「3年生を送る出し物として、教師全員が壇上で歌った曲です。その年限りの歌のつもりでした。」その年の3月で小嶋さんは定年退職したが、歌は残った。翌年、卒業シーズンを前に音楽雑誌が譜面を載せる。曲は全国の小中高校で演奏され、わかりやすい歌詞が生徒たちの心をつかんだ。「懐かしい友の声/ふとよみがえる/意味もないいさかいに/泣いたあのとき」 どこか、若者の抑圧感を歌った故尾崎豊さんを思わせる。武田鉄矢さんの「贈る言葉」にも近い。でも小嶋さんは「夢や憧れを詠んだ若山牧水の世界です」と話す。
 「蛍の光」や「仰げば尊し」は明治の初めに発表された唱歌である。刻苦勉励して国に尽くせ、師恩に報いて身を立てよ。歌詞には当時の教育観が色濃くにじむ。「文語調のあの歌詞がいまの子どもたちにはどうも難解なようです」と小嶋さん。昔と違って卒業式の歌は生徒たちの好みで決まるところが多い。官製の名歌を脇に押しやって、教職40年の思いを込めた歌が今月、列島の各地に響きわたる。
 
            (平成17年3月6日 朝日新聞「天声人語」より)

ラジオ聴きかじり

3月の卒業シーズンになると『旅立ちの日に』を思い出す。
今朝もラジオから、歌にまつわるエピソードが語られていた。
秩父から生まれた歌だという。

卒業期、昨日も、今日も、明日もこの歌が
あちこちの学舎で歌われて学校一杯に響き渡るといると思うと、
急にblogに書いてみたくなった。
 同じ市内、距離にしてもほんのわずか、武甲山を仰ぎ見て
清流荒川の源流で育んだものとして感慨深い。

古い歌しか知らない縄文人。

秩父同郷・影森中学校から生まれた
旅立ちの日に(←クイックすると曲が流れます)
メロデーを聴きながら歌詞を読み返していると
ふるさと秩父盆地が甦る。

 

 

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