私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

釜山なまり

2007-10-14 20:13:44 | 韓国語レッスン(面白い話)
「発音はいいけれど、イントネーションにちょっと問題ありですね。日本式のイントネーションは捨ててくださいね。文章によって違いはありますが、基本は語頭はちょっと低めに、語尾は高めにです。」

Yさんの前でたどたどしく教本を読み終わると、決まってこのような注意を受ける。毎回注意されるので、私も気をつけてはいるのだが、Yさん曰く「まだまだ足りませんね。気をつけないと釜山訛っぽくなってしまいます。」
釜山訛りが悪いわけではないのだが、せっかく言葉を覚えるなら、標準語を覚えて欲しいという先生らしい気遣いだ。

釜山と日本は地理的に近いこともあり、イントネーションも近いものがあるという。釜山出身の人が日本語を習うと上達が早いという。イントネーションに近いものがあるから、非常に自然な日本語になるのだという。

韓国ドラマを見ていると、ちょっと田舎っぽいなという演出が必要な場面で、釜山訛りが使われることが多いようだ。日本人の私でも、韓国語を習いだしていくらもしないうちに、「これはもしや慶尚南道(キョンサンナムド)訛りでは?」と感じるようになったのだから、やはりイントネーションはかなり独特なものがあるのだろう。(現大統領のノ・ムヒョン氏もこの地方の出身のはずだ)

釜山なまりで思い出すといえば、@友へ チング という映画だろう。

**(映画館で見た際の感想)
ローラースケート場で流れる@コール・ミー(ブロンディ)を聞いた途端、心の中であの時代を懐かしむスイッチが入る。韓国と日本 若干の違いはあるが(あの時代 日本ではヒロポンはすでに昔のものだったはずだが)主人公あの4人と同じ時代を生きてきた私にとっては、それでもそうそうと頷く思なにかがあった。制服の下にハイネックのシャツを着る男子学生の姿を、私も何度も校内で目にしたものだった。
があんなに何かにイラつき、有り余るエネルギーを持て余していた学生は居なかったように思う。それが日本と韓国の差なのか それとも私が女だからそのもて余るエネルギーの存在に気が付かなかっただけなのか。もうあれから何年も経ち、それを確認する術はない。
***
チャン・ドンゴンのことにも、ユ・オソンのことにも、釜山のことにも一言も触れていない。
まだ言葉を覚える前だったから、チャン・ドンゴンが映画の中で話ていたという釜山訛りのこともひとつも覚えていない。
釜山訛りがひどくなっても困るが、ちょっとは言葉が分かるようになった今見返してみるのも悪くないかなと思う。
今見たら、色々思うことがあるかもしれない。

友へ チング

ポニーキャニオン

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