私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ロードナンバーワン 第3,4話

2010-07-03 18:23:51 | 韓国ドラマ ら・わ行
「父さんを頼む!!!」と船に乗って逃げるスヨンに頼むチャンウ・・・
「おじさんお亡くなりになったのよ~」というスヨンの声も2人の前に立ちはだかる川のせいでチャンウの耳には届かないのだ。

テホとチャンウは同じ部隊に所属しているようだが、今のところ、軍人らしい態度で行動するテホと普通の人らしく温かい心も持ちつつ、決断力もある非常に頼れる男チャンウとでは今のところ共通点はあまりなし。

「チャンウがもし居なかったら、戻ってこなかったら、私の言葉は嘘じゃなかった。でもそれもチャンウが居なかったらのことなのよ・・・」チャンウが戻ってきた今となっては、テホと一緒に居るという選択肢はないスヨン。
そんなスヨンへの思いを抱えつつ、スヨンが思うチャンウと同じ部隊で行動するテホの心情は、私から見ても可哀相に思える。
「一生一人の人を愛し、その人を思う」ことが夢のチャンウとは心の屈折度合いがかなり違うのだ。

夕方6時迄の短い自由時間にスヨンの妹からスヨンの居る場所を聞き出し、彼女を訪ねるチャンウ。
(あんな偶然あるのかと思うが、あんな偶然でもないと2人は二度と出会えそうもないし・・・、偶然の出会いがどんどん2人の思いを熱くさせていくのだ。)
共産主義に傾倒している病弱な兄さんのこともあり、スヨンも複雑な思いなんだろうが、チャンウを待つ気持ちに変わりなし。
同じようにスヨンを探し出そうとするテホだが、今日のところは偶然の神様はチャンウの味方のようだ。
逆にテホの一言で「自分にも未来があるんだ。私でも勉強すれば、看護婦になれるかも!!」と思った様子のスヨンの妹。しかしスヨンの妹の熱い思いはテホには伝わらないのだ。
姉妹の思いは戦争という壁に阻まれて、どんどん弄ばれている様子。

「何があっても今度はあなたのことを待っている。あなたが生きているって信じる。」
2年前自分の前から立ち去ったチャンウの生存が信じられず、テホと結婚する道を一度は選んだスヨンだが、今度はもう同じ間違いをしないと胸に誓った様子。
チャンウも生きて帰ってくるから、絶対死ぬな!生きているんだ!と非常に心強い言葉をスヨンに伝えるが、戦争は個人の思いとは全然違うところで、大きな力となって2人を飲み込んでいくんだろう。

60年後の今 こんな会話を聞くと非常に切ない思いが・・・・
そしてユン・ゲサン演じるテホの非常に切ない思いもびんびん伝わってくる。

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ドラマの中では非常に男らしい姿を見せてくれているジソプだが、親友だったパク・ヨンハを亡くし、流れる涙を隠そうともしない姿を芸能ニュースで見、なんとも切ない気持ちになる。