夏と言えば怪談話だ。
全然怖くない話だが、やっぱり夏は怪談話。冬に見るのとはやっぱり雰囲気が違う。
*****
偶然若い女の幽霊アランと出会うウノ。
(ウノはお坊ちゃまらしく、お供を従えて遊学中らしい)
幽霊が見えるなどというとトラブルに巻き込まれるということで、見えていても見えないふりをするウノだが、そんな手は幽霊には通用しないのだ。
「どうも何か行き違いがあって死んじゃったらしいんだけれど、自分が誰かも分からないし、とにかく自分が誰で、なんで死んだのか知りたい!」という若い女の幽霊。
幽霊を見ることができる人間の手を借りて、どうしても自分が誰だか知りたい彼女は、逃げるウノに付きまとう。付きまとっているうちに、ウノの弱点が母親であることを知ると「私も自分が誰だか分からないのよ。自分の母親がどこにいるか分からないのは私も一緒。」とこじつけの共通点を見つけ、とにかく彼の手を借りようと躍起になるのだ。
幽霊故、だれかの手を借りなければ、とにかく困るという、やや他力本願で、調子がいい彼女。
地獄だか天国だかに行く途中に逃げ出した女の幽霊には追手もいるが、とにかく自分がなぜ死んだのか、自分が誰なのかを解明して恨みを晴らしたい女の幽霊。巻き込まれる方はたまったものではないが、とにかく自分の事が見えて、自分をつかめる人間を手放すわけにはいかないというコメディタッチの幽霊もの。
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テンポがよくて幽霊ものという、暑い夏の夜にぴったりの話だ。
シン・ミナの幽霊っぷりが可愛らしい。
全然怖くない話だが、やっぱり夏は怪談話。冬に見るのとはやっぱり雰囲気が違う。
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偶然若い女の幽霊アランと出会うウノ。
(ウノはお坊ちゃまらしく、お供を従えて遊学中らしい)
幽霊が見えるなどというとトラブルに巻き込まれるということで、見えていても見えないふりをするウノだが、そんな手は幽霊には通用しないのだ。
「どうも何か行き違いがあって死んじゃったらしいんだけれど、自分が誰かも分からないし、とにかく自分が誰で、なんで死んだのか知りたい!」という若い女の幽霊。
幽霊を見ることができる人間の手を借りて、どうしても自分が誰だか知りたい彼女は、逃げるウノに付きまとう。付きまとっているうちに、ウノの弱点が母親であることを知ると「私も自分が誰だか分からないのよ。自分の母親がどこにいるか分からないのは私も一緒。」とこじつけの共通点を見つけ、とにかく彼の手を借りようと躍起になるのだ。
幽霊故、だれかの手を借りなければ、とにかく困るという、やや他力本願で、調子がいい彼女。
地獄だか天国だかに行く途中に逃げ出した女の幽霊には追手もいるが、とにかく自分がなぜ死んだのか、自分が誰なのかを解明して恨みを晴らしたい女の幽霊。巻き込まれる方はたまったものではないが、とにかく自分の事が見えて、自分をつかめる人間を手放すわけにはいかないというコメディタッチの幽霊もの。
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テンポがよくて幽霊ものという、暑い夏の夜にぴったりの話だ。
シン・ミナの幽霊っぷりが可愛らしい。