「自分がだれだか知りたいから助けて!」という幽霊の言葉を無視して立ち去ろうとするウノだが、彼女が「自分のもの」という簪を見て彼女を助けようと決心するウノ。もちろん幽霊を助けたいという純粋な気持ちでなく、彼女がだれか分かれば、彼女がどうして母親の簪をどうして手に入れたか分かり、それが分かれば母がどこにいるか芋づる式に分かるはずと踏んだから。
何も知らない幽霊の彼女は「やっぱり私には人を見る目があるんだ」と自分の勘を再確認だ。
彼女が誰だか探すといっても、1日かけても彼女の似顔絵は描けない。幽霊になってから3年という事しか分からず、死んだと分かった時は道にいたのよ。と彼女から情報は引き出せない。
しかしそれでは先に進まない。
「なんだか時々左の脇腹が刃物で刺されたように痛い」という彼女の言葉から、3年前の事件と事故の資料を読み漁るウノ。
そしてとうとう彼女が、ジュワルという婚約者を捨てて、ほかの男と逃げたこと、父親は彼女を探そうとして亡くなったことを見つけ出すのだ。
イ・ソリムという名前を聞いても何も思い出せない幽霊。
「自分がどんな女性だったか、私の代りにジュワルに聞いて!」という幽霊に頼みもしぶしぶ聞きいれるウノだが、なんと幽霊の彼女は「こんな格好では会えない。恥ずかしい」と言い出すではないか。幽霊なのに、見えないのに、止まっているはずの心臓がどきどきするわけはないし、綺麗な着物に着替えても見えるわけではないのに、「それが女心っていうものよ。」と幽霊になっても忘れることの出来ない女心を語りだすのだ。
記憶はなくとも、消えることのない女心だ。
*****
幽霊の声しか聞こえない中途半端な巫女は、ウノの力がうらやましくて仕方ない様子。
こういう中途半端な力というのはコメディでは大事な笑の要素だ。
今後も地味な活躍を期待したい。
人間の自分探しの旅より幽霊の自分探しの旅の方が、切羽詰まっている感じと笑の要素がかみ合っていて面白い。
何も知らない幽霊の彼女は「やっぱり私には人を見る目があるんだ」と自分の勘を再確認だ。
彼女が誰だか探すといっても、1日かけても彼女の似顔絵は描けない。幽霊になってから3年という事しか分からず、死んだと分かった時は道にいたのよ。と彼女から情報は引き出せない。
しかしそれでは先に進まない。
「なんだか時々左の脇腹が刃物で刺されたように痛い」という彼女の言葉から、3年前の事件と事故の資料を読み漁るウノ。
そしてとうとう彼女が、ジュワルという婚約者を捨てて、ほかの男と逃げたこと、父親は彼女を探そうとして亡くなったことを見つけ出すのだ。
イ・ソリムという名前を聞いても何も思い出せない幽霊。
「自分がどんな女性だったか、私の代りにジュワルに聞いて!」という幽霊に頼みもしぶしぶ聞きいれるウノだが、なんと幽霊の彼女は「こんな格好では会えない。恥ずかしい」と言い出すではないか。幽霊なのに、見えないのに、止まっているはずの心臓がどきどきするわけはないし、綺麗な着物に着替えても見えるわけではないのに、「それが女心っていうものよ。」と幽霊になっても忘れることの出来ない女心を語りだすのだ。
記憶はなくとも、消えることのない女心だ。
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幽霊の声しか聞こえない中途半端な巫女は、ウノの力がうらやましくて仕方ない様子。
こういう中途半端な力というのはコメディでは大事な笑の要素だ。
今後も地味な活躍を期待したい。
人間の自分探しの旅より幽霊の自分探しの旅の方が、切羽詰まっている感じと笑の要素がかみ合っていて面白い。