私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ラスト・シャンハイ

2013-10-11 21:51:05 | 映画鑑賞
1913年、一人の貧しい青年が黒社会のボスに見込まれ、上海のフランス租界で成功して行く。それから20年。
黒社会の実力者であっても、戦争の波に飲み込まれない訳はない。
場所と時代故、ボスが守ろうとする初恋の女性と妻の前に立ちはだかるのは勿論日本軍だ。しかし、エンターテイメントの力は偉大だ。
裏切る者あれば最後迄愛する者を守ろうとする者あり。義理堅い男達が非常に格好良く描かれているので、敵を前にして愛する女達を守り切る黒社会の実力者を全力で応援出来る。

白いスーツ姿で拳銃を撃ち、風格ある白い中国服の立ち姿を見せてくれるのは、チョウユンファだ。

香港映画好きの私には、非常に贅沢な映画だった。

エンディングに流れる張學友 の「定風波」は、今見たばかりの上海を舞台に愛する女性をまもろうとした黒社会の実力者の人生を振り返るにぴったりの非常に壮大なバラードだった。






追記:
こんな記事を見かける・・・チョウ・ユンファ、100億円超える遺産を全額寄付?!