私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

新しき世界

2014-02-08 19:16:03 | 映画鑑賞
犯罪組織での潜入捜査を始めて8年になる男。海外業務で韓国に居ないことが多い№3の弟分として、組織の中でも一目置かれるようになる男。。。。

捜査が終われば海外に行かせてもらえるはずだった。結婚もし、復帰出来る日を待ちわびる男に下された命令は、潜入を継続し後継者争いをコントロールしろという指令。8年も組織に居た男が組織の中で身を守るにはそれが一番だと言われ断ることも出来ない男・・・・

イ・ジョンジェが演じる潜入捜査官が主人公のはずなのだが、ファン・ジョンミン演じる彼の兄貴分組織の№3の男が本当の主人公かもしれない。

潜入捜査官は自分の感情を押し殺すしかない。妻にさえも自分の身分を打ち明けられない。土産に偽ブランド品を買ってくる兄貴分をクールに諭す。閉ざされた世界に生きるしかない男が選んだ道が必要以上にクールに生きることらしい。

反対にただただ暢気そうに見える№3だが、中国系韓国人という自分の強みを生かし、中国との商売で組織内でのし上がる。
しかしそれだけで組織で№3になれるはずもない。自由そうに生きていながらも、その世界のルールで生きていくしかないのだ。この№3にも組織の中で生きていくために持っている黒い面があるのだ。それが見ていて分かってくる。

長く続いた潜入捜査はだんだん破綻してくるものだ。時間とともに揺らぐ忠誠心。時間とともに生まれてくる新しい忠誠心。
猜疑心と忠誠心が揺れ動き、潜入捜査官がますます狭い中に閉じ込めれられて行く様と、それに理解を示す№3の心配り。悪の世界だからこそ、そういう男同士の気遣いが非常に熱く感じられる。その男同士の思いがますます潜入捜査官を追い詰める様。。。。

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潜入捜査官を送り込む上司を演じるチェ・ミンシク、№3のファン・ジョンミン。
非常に濃いキャラクターの二人に比べ、潜入捜査官のイ・ジョンジェはただただ鬱々と潜入捜査にあたるしかない。そんな彼が最後に選んだ(というか選ぶしかなかった)新しき世界。
その世界も決してバラ色の世界ではないのだが、鬱々とした潜入捜査の後に見るその世界にちょっとだけすっきりした思いを感じたりもする。
そのすっきりした感じは、確かに新しい世界かもしれない。
そういう意味では、この映画のタイトルはぴったりだ。。。。

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潜入捜査というとインファナル・アフェアを思い出さずにはいられないが、そこは韓国映画だ。とにかく重い。肉体を痛めつけるシーンに手加減はない。とにかく男同士のぶつかり合いで、そこに女子の入り込む隙間なし・・・・



『新しき世界』予告編


見終わってからこの予告編を見ると、ポイントとなる場面がほとんど使われていることが分かる。ただし、順不同だが。。。
そしてこの予告編 ファン・ジョンミンを№2としているが、映画では№3.
まぁ分かり易く言えば、確かに№2なんだが、映画を見ればやっぱり№3なのがストーリ的にポイントなので、敢えて№3と呼びたい。

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韓国語タイトルで映像を検索してみると、削除された場面というのが何本か挙げられている。ほかの映画でもそうなんだろうか。この映画の場合、MTVのようなものが挙げられていないので、削除された場面というのが検索すると上位にヒットするのかもしれない。。。
このカットされた場面というのも、話が大きく動く場面だ。


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