私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

タンタラ 第7,8話

2016-05-18 20:57:34 | 韓国ドラマ た行
慣習にとらわれない局長のおかげで歌番組に出演できたタンタラだが、その後決まったラジオ番組もK-POPプロダクションの邪魔が入り出演はキャンセル。邪魔されて新しいプロモーションはなかなかうまくいかない。
ボーカルのハヌルの姉でソクホの下でマネージャー見習い中のグリンは、海外で活躍中のクラシックギタリストがカイルのライバルであり旧友だと知ると、話題作りのためにと彼との共演をカイルにアレンジしてもらおうとする。
グリンの目の付け所は非常にシャープだったのだが、クラシック音楽の世界で彼に勝てなかった過去を寂しく思っているカイルはどうしてもその提案を飲むことが出来ない。断るカイルを説得しようとする彼女を見て、「メンバーの気持ちが分からないような奴は解雇だ!」と彼女に言い渡すソクホ。。。。

正直、昔のソクホだったら自分がゴリ押ししていたんじゃないかと思うが、マネージャーのあるべき姿を可愛い彼女に教えたかったのだろう。もちろん若者成長物語なのだから、カイルがいつまでも過去の悩みを引きずるはずもない。ハヌルに励まされ、バンドのためにとクラシックギタリストとして活躍している友人に会いに行くカイル。
もちろん爽やかな青春物語故、彼とバンドタンタラの共演はいいプロモーションになるのだが、クラシックのコンサートの観客には素敵な中年マダムが多いもの。観客の中の一人が、ソウル大に通うドラマー青年のお母さんの友人だったのだ。
純粋な気持ちでバンド活動を楽しんでいたドラマー青年はあっという間に教育ママの母親に連れ去られてしまう。
若者たちの前には次々と乗り越えなければならない壁が出現するようだ。

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爽やかな青春物語に影には暗い大人の事情も様々見え隠れする。
濡れ衣を着せられたハヌルの事件の影には、ソクホを裏切ったマネージャーの影が見え隠れする。ジャクソンメンバーはマネージャーが事件の動画を撮影していたことを知り、すっかりおびえてしまっている。
更にプロダクション社長はどうやらハヌルの兄を殺してしまったようだ。

夢をかなえようとする若者の前に立ちはだかる暗い芸能界の闇・・・・・