BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

魔法科高校の劣等生 第3シーズン 第3話『ダブルセブン編III 』 感想:リーナってもう完全にネタキャラ扱いだよなぁ。。。

2024-04-20 10:51:44 | さすおに
いや、まぁ、わかっていたことだけどね、リーナがネタキャラなのは。

しかし、恒星炉実験の実演とか、それを視察しに来た政治家とその取り巻きのマスコミの記者とか、ホント、達也が1年のときの焼き直しだよなぁ。

しかし、こうやって改めて見ると思うのは、ホント、原作者って、マスコミ嫌いだよなぁ。

いまだとここまであからさまにマスコミ嫌いな描写を出すと、作者がネトウヨか?って嫌疑が掛かりそうなものだけど、そういうところは映像化するとき、少しは考慮しないのかね?

日本国外でも配信される時代だから、もうちょっと時勢を見たシナリオ化があってもいいと思うけど。。。

だって、原作が書かれたときよりも今はもっと、ジャーナリスト批判の逆張りが横行して、それが結果として、ディスインフォメーションとかの跋扈に拍車をかけているわけじゃない?

こういうあたりは時勢に敏感な『100万の命の上に俺は立っている』とか参考にしてほしいところだよね。

アニメは子ども向けに作られている、という日本特有の建前、というか言い訳は、国外では通用しないと思うので。

それは少年漫画が子ども向けに作られていうことはもはや制作現場の事実も無視した教鞭でしかないのと同じことだから。

実態は、高校を舞台にした物語を、社会人の大人が観ている、ってことで。

その意味では、この作品が舞台にする一高も、会社や役所など実社会に現存する組織の比喩でしかないわけだから。

ていうか、そういう認識が蔓延しているから『ようこそ実力至上主義の教室へ』のような企業戦争や社内政治を描く、高校が舞台の物語がでてくるわけでしょ?

その意味で、お兄様の作風は、もうちょっと一昔前の古い感じが否めない。

ぎりぎり四葉家という旧家のお家騒動のような、普遍的なドラマで見た目をごまかしているだけで。。。

・・・ということで達也の高2編は、そういうところのあらがやっぱり目立つ。

でもまぁ、だから、高2以降は、十師族内のいざこざとか、新ソ連や大東亜連合の陰謀とか、派手派手しいプロットが増えてきてしまうのだけど。

問題は、さすがに話がデカくなりすぎて、達也が介入するタイミングが難しくなったことなんだよなぁ。

挙句の果てに一条が完全なカマセのギャグ要員になってしまうしw

ダブルセブン編のあいだはこうやってツッコミばかりで終わりそうw

にしても、半端なCG、ホントに気持ち悪いなぁ。。。

今回も中条の場面であったような気がするけど、これ、むしろCGが加えられたら、制作陣の認識としては、そのキャラはモブ扱いってことなのかね?

もうちょっとなんとかならないものかね。。。

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魔法科高校の劣等生 第3シーズン 第2話『ダブルセブン編II 』 感想:半端なCGが気持ち悪い・・・

2024-04-13 10:19:40 | さすおに
相変わらず七宝が鬱陶しい。

七草の双子もウザい。

こうやって映像にして改めて見直すと痛感するけど、達也が2年になった後の物語って、ネットで書いてあったものではなく、電撃で書き下ろしたものになるから、実は高1のときの物語をもう一度、やり直しているだけ、って印象が強い。

違うのは、達也が、一高にとってのモブからエリート筆頭になってしまったことで。

そういう意味では、達也が「陰の実力者w」であったことがバレていくのが、当初の物語の背骨だったから、やっぱり、来訪者編で達也の物語としてはピークを迎えちゃっていたんだよね。

なので、それ以降は、全部、長い長いエピローグという蛇足でしかない。

それをごまかすために、あれこれ新キャラを盛り込んで延命してきた、というのが見え見えw

特に、そうした作品の延命を試みた初っ端の話であるダブルセブン編は、稚拙な構成が目立つ。

はーあ。

あとさー、このしょぼくて気持ち悪いCGはなんなの?

十文字なんてもうビニールでできた人間もどきにしか見えないのだけど。

感じとしては、『PSYCHO-PASS』の3期みたいな画面のタルさなんだけど。。。

なんか、思い切り、がっかりだよ。

絵的に外連味のないお兄様なんて、もう続きをアニメでやる意味ないんじゃない?

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魔法科高校の劣等生 第3シーズン 第1話『ダブルセブン編I』 感想:お兄様の2年生編の開始w

2024-04-06 23:56:07 | さすおに
気がつけば、司波達也の物語も3期に突入!

・・・といいたいところなのだけど、2期は「来訪者編」でいいとして、その後の「追憶編」はどういう扱いなんだろう? 両者あわせて2期、ってことなのかね?

ともあれ、2年生編の開始。

とはいえ、これは原作を読んだときも思ったけど、結局、ダブルセブン編って、基本的にお兄様の2年生編に出てくる人物の紹介編って感じで、起きる事件も大したことがないんだよね。

七草の双子と七宝、それに十三束。

ただみんな2年生編のメインを張るわけでもないので、結局、ダブルセブン編って大層なタイトルの割にはしょぼいことにしかならない。

だいたい、ダブルセブンってものものしい言葉に最初は聞こえるけど、「七」草のダブル=双子、ってことだから、要するに香澄と泉美の二人のことだしw

なんか緊張感に欠けるんだよねー。

「来訪者編」のときのように、物語が始まってすぐさま、メインの事件に巻き込まれる、という話でもないし。。。

これはもう何回も書いてきたことだけど、お兄様の話としては「来訪者編」が一番、物語として充実しているので、それが終わってからの、2年生編以降の話って、どれもこれも誇大宣伝系のものばかりで。。。

原作の方はどれもダラダラと進めるものだらけになるので、アニメの方ではそういうところは思い切り圧縮してスピード感のある展開にしてほしいところなのだが。

でも、この第1話を見る限りでは、ちょっとダメっぽいね。

監督が変わって、なんか無理やり雰囲気を1期のそれに寄せてきていて、なんかスカスカな感じしかしない。

大げさなセリフで、無駄に作画リソースを使いながら、引き伸ばした感じの展開が続くようで怖い。

来訪者編の監督はそのあたりうまくて、緩急の使い分けがうまかったのだけど。。。

とっとと話して古都動乱篇くらいまで一気に進めてくれないかなぁ。

でないと、相当長い間、間延びした物語を見せられることになるはずだから。。。

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続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー 第6巻 感想

2023-06-25 10:49:17 | さすおに
前巻の第5巻同様、ようやく読み終わった。

シャンバラ文明探求編がついに始まった感じだけど、とはいえ、読みにくい。

それはきっと、物語のゴールがどこに向かっているのか、はっきりしないまま、ダラダラと進んでいるからだろうな。

あと、やたらと作者が光宣推しなのも、つまらなさのひとつ。

光宣って、パラサイトだけのことはあって、魔法の能力は高いのだけど、やってることは古式魔法とか中国魔法とかを含めて器用に魔法を操っているだけで、読んでると、あまり幹比古と区別がつかないんだよね。

水波にべた惚れなところも、美月にデレデレの幹比古と同じで。

つまりキャラとして書き分けがほとんどされていない。

光宣って、スペックが幹比古の上位互換なだけでその他のキャラ属性はほとんど変わらなくて。

なので、基本、達也の支持に従うか、あるいは、防備に回るか。

感情をあらわにする時って、恋人を襲われた時か、復讐心に駆られた時くらいな感じで。

要するに、言動がオコチャマのままなんだよね、光宣って。

だから、達也と一緒に行動すると、単に達也の使い魔のようにしか見えない。

実際、達也が立ち向かえば、大抵のことは瞬殺で終るけど、それをやったら物語にならないから達也に無理やり同行させている、作者の意図があまりにも透けて見えて萎えるw


まぁ、光宣についてはこれくらいにしておいて。

肝心のシャンバラ文明でいくと、なんかこの流れだと、司波達也の「司馬」が、そのままインド神話の「シヴァ」だった!みたいな雑なオチで終わりそうなくらい、あからさまな流れになっているような気がする。

つまり、達也は今代のシヴァの生まれ変わりw

で、それに合わせるかのように唐突に、シャンバラ文明には、パラサイトから人間に戻す魔法まである、ということになってw

なんだか、このままだと、パラサイトの秘密も、随分と安易に明かされてしまいそうでw

とはいえ、こんな感じだから、一応、シャンバラ文明を通じたパラサイトなる存在の由来の解明・・・あたりが、メイジアン・カンパニー編の物語の核になりそうには思えてきたので、「物語がどこに向かっているのか?」という疑問には、6巻目にして、ようやく明らかにしてきてくれたようには思うのだけど。

でも、せっかくそういう流れになってきたかと思ったら、最後になって、またぞろ遠上とか真由美とか、さらには十文字まで出てきて、スピンオフの方とむりやり物語を絡めようとするような動きが出てきてシラケてしまった。

なんかね、総じて『魔法科高校の劣等生』というブランドをどう維持していくか、そのための配慮が先行して書かれた物語(もどき)ばかりになってきて、さすがにちょっと興ざめしてきた。

ていうか、あれもこれもとキャラ小説として手を広げすぎ。

作者はキャラ描写が恐ろしく下手なのだから、この物語ではなくキャラありきでスピンオフを広げていくのは完全に悪手だと思うのだけど。

ということで、これもそろそろ見限り時かな、と思ってきた。

なんかね、シャンバラが最初に出てきたときは、おおー、遂に!とか思ったけど、そのシャンバラの意義がだんだん明らかになるに連れて、あ、これ、シャンバラでパラサイトを含む魔法文明のあれこれや、シヴァ達也wの来歴を全部まるっと種明かして終わらせようとしてない?って思えてきちゃったので。

まぁ、でも、とにかくテンポが悪い。

どうでもいい魔法師をだして不必要な戦闘描写ばかり入れられてもね~。

キャラじゃなくてプロットで勝負してほしかったのだけど。。。

深雪が「お兄様」ではなく「達也様」って言い始めたあたりから、面白さが確実に半減したよなー。

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続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー 第5巻 感想

2022-12-27 14:09:00 | さすおに
シャンバラ編に突入するはずの第5巻だったのだけど、とにかく読みにくくて、全然読み進められなかった。

もともとそういう書き方がされるシリーズだけど、

場面がいきなり切り替わったり、

FAIRとFEHRというどうぞ読み間違えてくださいとばかりの似たような秘密組織名をつけたり、

そのくせ、外人の名前にはレナとかローラとかロッキーとかどこにでいるような名前をつけるから、文脈を失うと誰のことだからわからなくなる。

加えて、今回ひどかったのは、ただでさえ、シャンバラがあると思われている北インドとかパキスタンとか、土地勘がまったくないところを物語の舞台にするから、まったくイメージがわかないw

その意味では、宇宙衛星?の高千穂を使って好き勝手に他国に出入国できてしまう設定がかえって仇になっている。

そのうえ、「八仙」なんて大亜連合、要は中国の刺客までだしてくる。

で、いつの間にか、その中国の刺客が、今回、久しぶりに達也が無双するための標的として扱われる、という始末。

普通に考えて、相当支離滅裂で、破綻した物語だと思う。

一応あとがきには、ここのところ定番となった作者の言い訳が書かれていて、そもそも創作に行き詰まりを感じていて、映画とかアニメとか見るようにして、やっぱりつかみは大事だと思った、だから冒頭を(光宣の)活劇で始めました・・・なんてことが縷縷記されているのだけど。

これはもう、自分から本編クソです、ってバラしてるようなものだよね。

ごめんね、いまスランプなんです、だからこれで精一杯なんです、許してください、って感じw

いやー、あとがきで謝られてもな~。

ということで、ちょっとこの5巻については、酷評する以外にないかな。

せっかくシャンバラが始まる、とかいいながら、全然、その本筋が面白くならないし。

前からそうだけど、半端にキャラを増やすから、そのキャラを完全に扱いそこねてるし。

今回、何がヒドイってイヴリンとかSTARSの戦闘員が一応でてくるのだけど、あの潜入下手のリーナにすら、あなた潜入に向いてないわね、といわれるほどお粗末なキャラで。

ただ物語をかき回すためだけに用意されたキャラってのがあからさまで呆れるほど。

この作者、ときどき、こういう使い捨てキャラを用意するから困る。


という具合で、ホント、ひどかった。

そうそう、どうやらむりやり「キグナス」のシリーズとつなげようと、十文字経由で遠山家の話も盛り込もうとしているのだけど、これはどう考えても詳細は「キグナス」を読んでねー、というテコ入れにしか見えない。

ということで、ちょっとこれ、もうだめかもね。

普通に、達也がひたすら無双する話をストレートに書けばいいのにね。

むしろ、達也が叩く相手となる各種悪の姿の描写とか類型に頭を使えばいいのに。

皆が読みたいのは、達也が無双して世直ししてくれることなんだからさ。

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続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー 第2巻、第3巻、第4巻 感想: なるほどこの先はシャンバラ伝説に基づく先史魔法文明を探るオカルト冒険譚になっていくのかw

2022-05-22 16:45:15 | さすおに
実は2巻以降、ずっと積読になっていた。

たぶん、1巻の引きが強くなかったので、今ひとつ、乗れなかったからなのかもしれないけれど。

なのだけど、ふとしたきっかけで『来訪者編』全13話を見直す機会があって、やっぱり来訪者編はおもしろいな、そういえばメイジアンもそんな感じだったっけ、と思い出して、2巻を取り出してみたら、意外とサクサク読めて、とりあえず4巻まで一気読み。

で、4巻の最後ではっきりしたのが、どうやらこの『メイジアン・カンパニー』という話は、来訪者編を本格的に拡大させる話になりそうだったってこと。

まぁ、第1巻でわざわざ「妖術師(ソーサラー)」なんて言葉も出していたのだから、そりゃ、そうなるよね。

それが、梵字まで出してシャンバラまでだしてきたらねw

というわけで、方向性ははっきり打ち出された。

つまり、もはや国家程度を相手にした場合、地球上に敵がいなくなった達也が次に対峙するのは、古代魔法文明で、その本拠地たるシャンバラを探して乗り込む!ってことみたいw

パラサイトの存在や、ずっと棚上げになっていたレリックの謎について探究する物語で、その過程で、BS魔法や古式魔法、妖術など、とにかく科学的基礎の確立された現代魔法とは異なる系統の不思議な能力について、それらを操る術者との戦闘?を通じて、明らかにしていく・・・ということみたい。

もちろん、明らかにしていく過程で、現代魔法工学随一のエンジニアである達也が、その秘密も解明していく、ということのようでw

で、そのための鍵となるのが、密教とかヒンドゥー教とかでも聞かれる理想の国シャンバラ、ということみたい。

なるほど、だから、メイジアン・ソサエティについては、インドの研究者たちと組んでいたのね、と納得w

戦略級魔法師との戦いは、新ソ連とか大亜連合とか、要はロシアや中国との間で決着を付け足し、USNA、つまりアメリカとの関係は、達也が安全弁になるような同盟関係ができたから、もうそんなに表に出す必要もない。

かわりに、魔法科高校の劣等生、の物語の中では放置されたままになっていたパラサイトやレリックなどの、魔法そのものの謎に取り組んでいくのが、メイジアン・カンパー編の中心ということ。

それを、達也、深雪、リーナ、光宣、の現代魔法師のトップ4を中心に、亜夜子や文弥、あるいは夕歌といった四葉の同世代の実力者が脇を支え、そこにさらに、FEHRのレナも加わる。

要するに、達也を核にしたアベンジャーズね、その精鋭部隊で先史時代の魔法文明の秘密に迫る、という話w

だから、やっぱり、来訪者編の拡大版、拡張版だったw

ということで、俄然、物語としては面白くなってきた。


ただ、そうなると、その達也アベンジャーズに加われそうもない魔法科高校時代のキャラはどうしても日の目を見ることができなくなりそうで、どうやらその筆頭が、一条とほのかの二人で、それぞれ3巻の後半で、個別の短編として、達也たちの行動とは分岐していく話が書かれていたのだけど。。。

正直、3巻のこの短編2編は必要なかったかな。

必要ないというのは、単純に一条がどうなるか、なんて全く関心がないのと、ほのかの今後については、それこそ魔法大学を卒業した後で補えばよかったんじゃないの?と思ったから。

特に、ほのかについては、足下の達也アベンジャーズに加われないからといって、いきなり達也スキーの圏内から離脱させなくてもいいのに、と思ったけどね。

ほのかの場合は、雫の北山家専属のエージェントとして、達也のメイジアン・カンパニーと関わる役でも与えればそれで十分、関われるじゃん、と。

それで、ずっと達也を見守っていく、一種の愛人ポジションでも良かったんじゃないの?って思う。

つまり、出番がしばらくなさそうだから、といってほのかの達也に対する想いまで弱める必要はなかったんじゃないかな、ってね。

そもそも、このシリーズの作者は、前から書いているように設定厨の作家であって、恋愛劇が書ける人ではないのだから、わざわざ苦手なことにてをださなければいいの。

ようやく好き勝手に、メイジアン・カンパニー編でオカルトを書けるようになったのだから、それだけに集中すればいいのに。

・・・という具合で、とにかく3巻後半の一条とほのかの短編は、無題以外のなにものでもなかった。

そもそも、メイジアン・カンパニー編になった、ようやく登場人物紹介欄のデトックスwができたのだから、七宝とかどうでもいいモブのことなんてわざわざ書く必要ないでしょ。

そういうところは、高校編とは状況の異なる「続編」をせっかく立ち上げたのだから、割り切っていらないキャラは切り捨てていいと思うんだよね。

そういう意味では、4巻で久しぶりに登場した小野遙に対して、達也(と作者)がしたような「冷遇」っぷりを、他のキョラにもすればいいだけのことだと思うのだけどw

というか、前から思っていたけど、どうして小野遙についてはあんなに厳しい扱いがされるのか、わからないくらいだけどねw

でもまぁ、ゲストキャラなんて、4巻の小野遙くらいの扱いくらいでちょうどいいと思うけどなぁw


ということで、とにかくこの先は、レリックの秘密を暴くための古代魔法文明編、そのためのインド・チベット編とかを推し進めてくれればいいのでw

サブキャラに余計な気を使わずに、レリック解明編だけでとにかく突っ走ってくれた方が、物語としても長持ちできると思うし。

とにかく達也と深雪が、最初から天上人すぎるスペックの持ち主なので、彼らを活躍させようと思ったら、能力のインフレが起こるのはやむを得ない。

いっそのこと、古代文明を残した異星人を地球に呼び寄せてしまって、その異星人と達也たちが戦う、ガチなアベンジャーズ展開でもいい気がするけどw

そういう意味では、「さすおに」はうまく転がせば、マーベルやDCのようなアメコミのように、社会問題とうまくシンクロした大作にもなり得ると思う。

せっかくだから、そういう方向を望むけどなぁw

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魔法科高校の劣等生 来訪者編 第13話『来訪者編XIII』 感想: まさか超高層ビルごと再成するとは思わなかったw さすがはお兄様!

2020-12-27 02:28:19 | さすおに
いやー、まさか、ビルごと達也の再成で直すとは思ってなかったw

にしてもさ、わざわざ割れた窓がもとに戻るみたいな、巻き戻し映像はいらないんじゃないの?

てか、再成って、エイドスを上書きするものだから、瞬間的に、どこもかしこも元に戻ってる、って映像になるはずだけど。

じゃないと、達也が怪我した時にオートで発動する再成とかも、たとえばちぎれた腕がもとに戻ってきて治るみたいな映像になっちゃうよね?

なので、えー、それはちがうんじゃん?、って思ったよ。

まぁ、絵的にそうしないと、直ってる感がなかったのかもしれないけれど。


にしても、テロ退治とか、もうどうでもいいくらい一瞬で終わってしまってw

そりゃ、達也と深雪がいれば無双だけどさw

この場面に水波がいる必要があったのか?って感じだったよ。

あと、ほのかと雫もスカイダイビングをすると思っていたけど、それもなかったw


でもさー、それにしても、最後に水波が言っていたように、あんな超高層ビルを人間が魔法で修復するって、もはや人間の領域を超えているよね。

それに、一度崩れたものがもとに戻ってしまった事態を、あの後、どう公式に説明したのだろう?って思っちゃうよ。

さすがバレるでしょ?

少なくとも、どんな魔法が使われたのか、推測されて、要は「大規模質量建造物の再成を行える魔法師がいる」ってこともバレちゃうじゃない?

それ、四葉家的にもまずかったんじゃないの?

さすがに隠蔽できないよね?

避難していた人たちもあれだけいたわけだし。

なんでそんなことを言っているかというと、いや、やっぱりこれアニオリだったんだな、ってことで。

原作の作者だったら、そういうツメの甘い設定は許さないはずだから。

達也の魔法は四葉家的にも秘匿すべき情報なので、仮にあれだけの大規模修繕をするなら、達也でなくてもできるという屁理屈も用意しておかないと隠蔽できないからね。

まぁ、気にし過ぎだとは思うけど、ちょっとザルな設定だったな、と。

久しぶりに「さすおに」であることは間違いなかったけど。


で、物語自体は、水波も第一高校に入学して2年生編が始まる、ってところで終わり。

はたして3期はあるのか?

なんか、でもこれだと、もうストブラみたいにOVAで粛々と続編をつくっていくというのでもいい気がするw

ともあれ、来訪者編全体としては満足。面白かった!

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魔法科高校の劣等生 来訪者編 第12話『来訪者編XII』 感想: あれれ、最後は達也がテロリストを瞬殺して終わる展開なのかな?

2020-12-20 15:24:45 | さすおに
来訪者編とタイトルはついているけれど、もはや来訪者編とは関係のない話。

正直、今回の話は、記憶にないので、単純に、中途半端に尺が余っちゃったから、アニオリを2話挟んだ、って感じでいいのかな?

まぁ、黒羽姉弟と彼らの手下との間での、女装したときの文弥を「若」と呼ぶか「お嬢」と呼ぶかのコントは、どこかで見た覚えはあるのだけどw


それはともあれ、とにかく達也がいるパーティをテロリストが襲うというシチュエーションに、むしろテロリストのほうが不憫に見えてしまうところがおかしい。

次回は一応、水波の能力を見せつつ、達也がテロリストを瞬殺して、今期はおしまい、という感じかな。

何の不安も感じないのがホントにおかしいw

でも、ほのかにしても雫にしても、達也が横にいるから、全然怯えていなかったしw

まぁ、最後は軽く達也の無双で終わるのだろうな。

それにしても、今期のすごかったところは、作画がほとんど崩れなかったこと。

今回も良くできていた。

このクオリティが続くなら3期もお願いしたいところ。

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魔法科高校の劣等生 来訪者編 第11話『来訪者編XI』 感想: あれ、このまま水波や黒羽姉弟まで登場させて終わるの?

2020-12-13 17:46:35 | さすおに
「来訪者編」というけれど、今回は、事実上の後日談だね。

七草や十文字などの3年生が卒業して、代わりに新年度が始まり、そこに水波も加わる流れ。

まぁ、七草家は代わりに双子の妹が入学してくるけどw

しかし、ここで終わりにしたというのは、確かに、来訪者編の後もアニメ化するのかね?

正直、前半は、達也たちが入学したときと同じように、新入生の紹介編に終始して、かつ、その新入生というのが、結局のところ、達也と深雪が絡む以後の本編には、エリカやレオ以上に関わってこないでの、ただ迂遠なだけなんだよね。。。

なので、アニメ化するなら、達也たちの高2の最初のあたりは端折ってサクサク進めて、とっとと、古都内乱編と四葉継承編に跳んでほしいけどなぁ。

また、九校戦とかやられてもうざいだけじゃない。

来訪者編の後の物語のポイントは、

パラサイトの扱い
水波と光宣の遭遇
四葉の内部における達也の扱いの変化

の3つに絞られるから、そこに焦点を当てて進めてくれるならいいけど。

でも、ほんと、どうでもいい新入生の話とか、マジでいらないからw

エリカやレオにしても、達也と深雪が四葉の一門であることがバレた時点で、圧倒的に出番は減るからねぇ。。。

そういう意味でも来訪者編は面白かったと、多くの人が思うんじゃないかな。

真由美や十文字にしても、彼らが登場する口実として、師族会議編が組み込まれたようなものだし。

彼らも卒業後は、登場するのに理由が必要なのが面倒くさくなった。

で、結局、新3年生には、達也を嗜めるだけの度量のある先輩はいなくなるので、基本的に、なんでも達也の好き放題にやれる状態になっていく。

そんな万能感の塊の達也に脅威を与える役を、他国の戦略級魔法師に頼るようになってから、俄然、物語の密度がスカスカになっていくから。

そういう意味では、来訪者編の前にリーナを入れた劇場版をつくったのは正解。

ああいう形で、能力のある魔法師や、達也の仲間たち、が最初から動きやすいシチュエーションをつくったほうが、それぞれのキャラの魅力も発揮できて、いいので。

ともあれ、この流れは、第3期がある、というものなのかね?

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魔法科高校の劣等生 来訪者編 第10話『来訪者編X』 感想: リーナが不憫すぎる。深雪がヒロインすぎるw

2020-12-06 02:44:13 | さすおに
全編、パラサイト討伐編。

しかし、チーム達也、強すぎでしょ?

幹比古とか、実のところ、完全に達也の補完役としてものすごく役に立っていると思うのだけど。

やっぱり、このチーム達也の面々で、新しく始まった「メイジアン・カンパニー」の方も動いてほしかったなぁ。

来訪者編、って、この達也の級友たちの活躍も含めて、ホント、バランスがいい。

ほのかと美月が、高所から偵察役、というのもいいし、

エリカとレオが、地上の遊撃隊というのもいいし、

幹比古の、古式魔法によるパラサイト/妖魔の封印の処置もいい。

適材適所だからね。

エリカの、「殺さず」は無理!というのは、逆に笑ってしまうけど。


で、彼らに加えて、最後は、深雪のコキュートスなわけでしょ。

リーナが完全に置いてけぼりを食らっているのが、もう不憫でしょうがない。

でも、達也と深雪の実力を知ったら、そりゃあ、こいつら何者?って思うしかないよね。

ただ、それも逆に、たとえ留学生でも等身大の同級生としてリーナという超実力者が言う言葉であることで、逆に、達也と深雪の力のれべるがわかろうというもので。

このあたり、ホント、うまいキャラ配置なんだよなぁ。

そして、最後は、黒羽亜矢子と九島閣下の対峙。

しかし、やっぱり、亜矢子は愛されてるなぁ。

作画、一回も乱れないし。

もう少し、亜矢子と達也たちの会話と見たかったなぁ。

ということで、とにかく、とりあえずパラサイトの捕獲は終了。

次回からは落ち穂拾い的エピソードか。


そうそう、それにしても、宿主を無くしたパラサイトがピクシーに襲いかかるところと、それを封印しようとする幹比古の術式の表現は、あれ、こんなに妖魔っぽかったんだ、と思うくらい、妖しくてよかった。

原作を読んだ記憶では、そんな印象がなかったので、このあたりはうまく表現したんだなぁ、って感じた。

ともあれ、次回が楽しみだ。

リーナが早く達也の助言に気づくといいんだけどね。。。

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