あー、なるほど。
これ、要するに、『ハルヒ』の設定で『化物語』をやってるのね。
加えて、10年前の設定では、さすがに古くなってるところを今風に変えてきてもいる。
いや、単純に、久しぶりに、おお普通に面白い、と思ってたものだから、
その理由が気になっていたのだけど、今回ので確信。
ちなみに、原作は未読。
これは、手を出したくなるところだけど、
しかし、一方で、これは映像の美味さのような気もするので、どうするかなぁ、ってところ
にしても、いいねー。
『化物語』の阿良々木くんが、要は咲太で、
戦場ヶ原にあたるのが、麻衣先輩で
神原が、朋絵ってことね。
もちろん、朋絵の気持ちは、咲太の方を向いているから、神原とは違うのだけど、咲太を「親友」として全幅の信頼を寄せる点では、同じだよね。
どうやら、シスコンは、今後、麻衣先輩の妹がでてくるみたいだから、機能的役割は、若干、シャッフルしているということで。
あとは、咲太の胸の傷の話が、どう考えても前日譚としてあって、それが阿良々木くんにおける『傷物語』だったのと同じなんだろうな。
そのあたりは今後の楽しみだけど。
あ、あとは、双葉が羽川ポジションか。
彼女によって、思春期症候群の概要が毎回、語られる。
要は、怪異にあたるのが思春期症候群で、
その思春期症候群のネタが、ハルヒ的「人間原理」的な物理的説明としてある。
そういう意味では、最初は6月まで、まさに振り出しに戻るのか?と思ったけど、これってループ設定ではなくて、双葉が言ってたとおり、「ラプラスの悪魔」のように、朋絵が、様々な未来をシミュレートさせていて、そのシミュレーションの筋書きに沿って咲太たちが振る舞っていた、ということだよね。
だから、最後の6月27日だっけ?、から始まるものだけが、一応「現実」で、それまでの、朋絵が盛大に失恋してしまうところまで、すべてシミュレーションを見せられていた、ということだよね。
ただし、咲太たちは、神ポジションを占める「ラプラスの悪魔」たる朋絵の「サイコロの振り方」には一切干渉はできない。その意味で、彼らが自由にできる余地はない。
もちろん、双葉のように、悪魔=神の采配が関与している、と推測することはできるけど。
でも、それを証明することはできない。
このあたりは、一見すると、エンドレスエイトみたいなループものに見えるけれど、それとは違う、ということだよね。
エンドレスエイトの場合は、神様は別にいて、単にハルヒがハルヒの力で時間を何度もループさせていただけど、青ブタの場合は、朋絵がまさに神であって、彼女が全ての未来シナリオを書いてしまう。だから、リセット、というか、リブートの日時は、最初の6月27日になる。
(この場合、「戻る」という表現は妥当でないわけで)。
一応、最後にちゃんと、双葉が、朋絵のもった未来シミュレート力について、念を押すようにふれていたしね。
ともあれ、こういうところが、今風。
もちろん、咲太がイケメンなのも。
てか、咲太に限らず、この作品は、CVがいずれもぴったりだと思うところがあって、それが理由で原作に手を出せないのもある。
多分、映像が与える、全体の物語的色気を感じることができないだろうなぁ、と。
あ、そういう意味では、ハルヒにしても、化物語にしても、CVの人たちがやはり10年前の人達だから、もはやベテラン過ぎて、面白みにかけるわけで、そのあたりの、演技のリアル若返り感も大事だと思っている。
いや、そう思うのは、『禁書目録』の3期が、あまりにイタイからで。もちろん、多くは尺の関係もあるわけだけど、さすがに8年前のキャストを踏襲されても、それだけど、もう学芸会というか同窓会というか、そういうセルフコピーにしか見えないよね。
その意味でも、CVも今の布陣で行ってるのは大事。
一応、ここまでの6話で、咲太、麻衣先輩、朋絵、双葉、かえで、翔子、とキャラをちゃんと配置してきたのうまいし、咲太が、基本ぼっちだけど、だからといって、社会に対して背を向けているわけではないところもいい。
そのあたりは、多分、原作として、ハルヒ的なオタク臭は外して、化物語的なイタさ、たとえば、阿良々木くんの「人間強度が下がるから」なんてスカした表現を使ったりしていないところがいいんだろうな。
ともあれ、1クールだけど13話まであるから、残り7話が楽しみだな。
その後に映画も続くようだけど、でも、そこまで力を入れるなら、2クールやってくれればよかったのになぁ、と思ったりもする。
いやー、しかし、久しぶりに、続きが楽しみな物語だ。
すばらしい!
これ、要するに、『ハルヒ』の設定で『化物語』をやってるのね。
加えて、10年前の設定では、さすがに古くなってるところを今風に変えてきてもいる。
いや、単純に、久しぶりに、おお普通に面白い、と思ってたものだから、
その理由が気になっていたのだけど、今回ので確信。
ちなみに、原作は未読。
これは、手を出したくなるところだけど、
しかし、一方で、これは映像の美味さのような気もするので、どうするかなぁ、ってところ
にしても、いいねー。
『化物語』の阿良々木くんが、要は咲太で、
戦場ヶ原にあたるのが、麻衣先輩で
神原が、朋絵ってことね。
もちろん、朋絵の気持ちは、咲太の方を向いているから、神原とは違うのだけど、咲太を「親友」として全幅の信頼を寄せる点では、同じだよね。
どうやら、シスコンは、今後、麻衣先輩の妹がでてくるみたいだから、機能的役割は、若干、シャッフルしているということで。
あとは、咲太の胸の傷の話が、どう考えても前日譚としてあって、それが阿良々木くんにおける『傷物語』だったのと同じなんだろうな。
そのあたりは今後の楽しみだけど。
あ、あとは、双葉が羽川ポジションか。
彼女によって、思春期症候群の概要が毎回、語られる。
要は、怪異にあたるのが思春期症候群で、
その思春期症候群のネタが、ハルヒ的「人間原理」的な物理的説明としてある。
そういう意味では、最初は6月まで、まさに振り出しに戻るのか?と思ったけど、これってループ設定ではなくて、双葉が言ってたとおり、「ラプラスの悪魔」のように、朋絵が、様々な未来をシミュレートさせていて、そのシミュレーションの筋書きに沿って咲太たちが振る舞っていた、ということだよね。
だから、最後の6月27日だっけ?、から始まるものだけが、一応「現実」で、それまでの、朋絵が盛大に失恋してしまうところまで、すべてシミュレーションを見せられていた、ということだよね。
ただし、咲太たちは、神ポジションを占める「ラプラスの悪魔」たる朋絵の「サイコロの振り方」には一切干渉はできない。その意味で、彼らが自由にできる余地はない。
もちろん、双葉のように、悪魔=神の采配が関与している、と推測することはできるけど。
でも、それを証明することはできない。
このあたりは、一見すると、エンドレスエイトみたいなループものに見えるけれど、それとは違う、ということだよね。
エンドレスエイトの場合は、神様は別にいて、単にハルヒがハルヒの力で時間を何度もループさせていただけど、青ブタの場合は、朋絵がまさに神であって、彼女が全ての未来シナリオを書いてしまう。だから、リセット、というか、リブートの日時は、最初の6月27日になる。
(この場合、「戻る」という表現は妥当でないわけで)。
一応、最後にちゃんと、双葉が、朋絵のもった未来シミュレート力について、念を押すようにふれていたしね。
ともあれ、こういうところが、今風。
もちろん、咲太がイケメンなのも。
てか、咲太に限らず、この作品は、CVがいずれもぴったりだと思うところがあって、それが理由で原作に手を出せないのもある。
多分、映像が与える、全体の物語的色気を感じることができないだろうなぁ、と。
あ、そういう意味では、ハルヒにしても、化物語にしても、CVの人たちがやはり10年前の人達だから、もはやベテラン過ぎて、面白みにかけるわけで、そのあたりの、演技のリアル若返り感も大事だと思っている。
いや、そう思うのは、『禁書目録』の3期が、あまりにイタイからで。もちろん、多くは尺の関係もあるわけだけど、さすがに8年前のキャストを踏襲されても、それだけど、もう学芸会というか同窓会というか、そういうセルフコピーにしか見えないよね。
その意味でも、CVも今の布陣で行ってるのは大事。
一応、ここまでの6話で、咲太、麻衣先輩、朋絵、双葉、かえで、翔子、とキャラをちゃんと配置してきたのうまいし、咲太が、基本ぼっちだけど、だからといって、社会に対して背を向けているわけではないところもいい。
そのあたりは、多分、原作として、ハルヒ的なオタク臭は外して、化物語的なイタさ、たとえば、阿良々木くんの「人間強度が下がるから」なんてスカした表現を使ったりしていないところがいいんだろうな。
ともあれ、1クールだけど13話まであるから、残り7話が楽しみだな。
その後に映画も続くようだけど、でも、そこまで力を入れるなら、2クールやってくれればよかったのになぁ、と思ったりもする。
いやー、しかし、久しぶりに、続きが楽しみな物語だ。
すばらしい!