BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

SYNDUALITY Noir 第12話 『Mirage of the Ideal』 感想

2023-09-27 10:05:57 | ノワール
気がつけば最終回。

一応、第2クールが新春から始まるようだから、最終回と言っても中締めみたいなものだったけど。

でもその中締めで、ノワールの別人格、黒いノワールであるミステルが登場して、そのままノワールが鳴りを潜めてしまうとは。

ポンコツだったノワールに比べて、いかにも勝ち気な俺様ムーブでかましてくるミステル。

これ、うまくカナタをやっていけるのかね?

それ以前に、シエルの正体も見破りそうだけどw

物語を貫く大きな秘密がありそうなそぶりをみせながら、それがまったく本筋に絡んできそうに見えないのが、12話、とりあえずダラダラとでも見てきた結果の感想。

そのうえ、その本筋にカナタがかかわりそうに見えないこと。

いや、ミステルの登場から、カナタが巻き込まれることは確定しているのだけど、それにしたって相当受動的だよね。

ゲーム原作のアニメ化の問題は、主人公のキャラ造形がおざなりになることだけど、カナタはその典型。

もちろん、主人公が、事実上のプレイヤーの代理だから、玉虫色の誰からも否定されないキャラになるのは仕方がないのだけど。

その点では、トキオのほうがよっぽど主人公している。

そのあたりが、いまひとつ、物語が煮えきらないところなんだろうな。

ゲームの宣材、プラモの宣材になればそれで制作陣は及第点を取れる、というのが見え見え。

せめて設定ぐらいはちゃんと面白いものにして欲しい。

あと、ランゲとドルチェのような昭和のタイムボカンのやられキャラみたいのを無理やり押し込むのはやめてほしい。

完全に作風から浮いていて、見ていて不愉快になるので。

2期、ちょっとは面白くなるのかね?

ああ、そうだ、シエルの中の人の棒っぷり、あれ、なんとかならないかな。

あれも不愉快、というか不快。



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カッコウの許嫁 第174羽目 『まるでお兄を取り合うような…』 感想: いきなり「元カノ」ムーブを始めたひろの恐ろしいまでのしたたかさ!

2023-09-27 09:51:56 | カッコウ
なるほどねー。

最終的には凪から振られることがわかっていたから、頃合いのいいところで、自分から凪を振ることで、どうどうと「元カノ」を名乗る権利を手に入れる。

凪を振ったのはそのための作戦だったのか。

要するに、ひろは、凪争奪戦が、ただのラブコメではなく、恋愛「情報」戦であると理解しているということね。

それで、真っ先に凪と付き合うかたちにして、しかる後に、凪の心が自分から離れる、正確には、凪自身のひろに対する評価が確定する前に、最も恋愛的に盛り上がっているタイミングで、自ら身を引くことで、結果として凪の心を宙ぶらりんにして、その状態で、他の恋のライバルたちを蹴落としに行くw

うーん、なんたる試合巧者。

ただ今回の、幸の受験に対して示したひろの心配を、そのまま額面通りに受け止めると、むしろ、今年の「国語受験対策」のために自ら、凪、ひろ、幸、の三角関係を現実化させることで、幸の読解力を、しかも「明治時代の文豪の恋愛モノ」特価の読解力を高めるための下地を作っていた・・・と見えなくもない。

つまり、この解釈だと、ひろはあくまでも、幸の受験を成功させて、「凪争奪戦の舞台」に正式に幸を登らせることを優先していたともいえる。

なんたって渡した「明治時代の文豪の恋愛モノ」が、漱石の『こころ』だからね。

一度、「先生」と呼ぶ関係性を築かないと、具体的な想像力に及ばないわけでしょ。

そこまで見越して、凪を振ったのだとすると、ひろの戦略眼には心底恐れ入る、ということになる。

型通りの勉強なら凪に任せてもできるから、最終的にネックとなる「国語」の対策のために、幸に、凪に対する気持ちを本格化させた。

そのためにも、凪を振る必要があった。

元カノとして、恋愛先輩として語る立場を獲得しておく必要があった。

まぁ、そうなると、完全に、幸と凪はひろの手のひらの上でおどらされていた、ってことになるけど。

でも、用意周到なひろからすれば、それくらいのことはやってきそうだし。

実際にどこまで考えての行動だったのか、次回以降、明らかにされるのかな?

そんな凪争奪戦というゲーム盤の掌握を目指すひろに対して、直情型の幸がどう正面突破するのかも気になるところ。

ひろにとっても、幸は、VSエリカ戦にむけた、よい予行演習、前哨戦なのかもしれないしw

俄然、恋愛ゲームっぽくなってきたw

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彼女、お借りします 第300話 『糸と彼女』 感想: この物語の成否はもはや八重森・神の采配、というかさじ加減で決まっているw

2023-09-27 09:33:02 | かのかり
もう何度このことを書いてきたことか。

それでも書かなくちゃいけないのは、もうこの実家同居編の大家兼オーナーが八重森であること。

彼女なしでは、千鶴と和也の恋愛模様には一切進展が見られないw

もうこれは八重森はあれだね、織田信長だねw

鳴かぬなら鳴かせてみよう・・・ってやつw

とにかく八重森発で人為的に事件を起こして二人の内面を互いに知られずに吐露させるしかない。

まぁ、盛大な引き伸ばし策にしか見えないところもあるけれどw

とはいえ、いい加減、この3人だけの優しい箱庭生活を見せられるのも飽きてきたのだけど。

どうにかならないものかね。

せっかく千鶴の記憶を残す実家、というか生家で生活しているのに。。。

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トニカクカワイイ 第249話 『天女と不死』 感想: ええ、まさかの真魚様、空海様、弘法大師様!

2023-09-27 09:26:40 | トニカクカワイイ
弘法大師様なんて偉人を登場させるんだ!

って、前に聖徳太子とか菅原道真とかでもでてきてたから、まぁ、弘法大師が出てきてもおかしくはないのだけどさ。

しかし、てっきり前回の流れから、アシモとひまりちゃんのラブコメが進展して行くのだとばかり思っていたら、ここで久しぶりの、司の「千年記憶」の回顧シリーズになってしまったw

てか、こういうある意味やんちゃで粗暴なふりをする司を見せされると、ナサくんがどれだけ司にとって千載一遇の人だったのか、逆に思わされる。

そのナサくんの人柄は、あくまでも彼個人に特有のものなのか、それとも、実は一種の先祖返り的なもので、千年の間にどこかで司が会っていたものの末裔なのか、という疑問も相変わらず生じる。

しかし、それにしても、弘法大師、てか、空海か。

これこのまま司と一緒に真魚は、中国に渡ったりするのかな?

ていうか、かつて司のお陰で命をつないだ人たちの末裔って、今ではどれくらいいるのだろう? ちょっと気になってきたw

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【推しの子】 第127話 『ガールスカウト』 感想: まさかの神様抜擢で映画撮影現場はますます混沌化しそうw

2023-09-27 09:19:24 | 推しの子
以前から登場していた鴉を従える神さま? まさかの子役抜擢w

ギャグを狙っているのか、シリアスを狙っているのかw

さすがに表舞台に上がってくるとは思っていなかったのでビックリだよ。

しかし、この神様、一応、女子だったのか。

ガールスカウト、っていうから、今更ながらまさかの新キャラ登場?と思ってたら、ななめ上の展開だったw

しかし、これ、ホントにアクアが壊れそうなのか?

もしそうだとしたら、一番アクアがやばいと思っているのは、実はアクア本人で、その保険のために、この神様を「スカウトした」というのが真相だったりしそう。

いずれにせよ、アクアはこれでまた、苺プロにおけるスカウトマンとしての実績をあげたなw

それにしても、この神女子の映画製作参加によって、映画自体が単なる「アイの過去」を扱いながらアクアの怒りや告発をする「後ろ向き」のものから、一気に、現在進行形の、アクアの復讐劇の一環という「前向き?」なものに変わるね。

過去と現在と未来が混在する舞台劇のようになってきた。

しかもそれは、映画を製作する際のあれこれと、完成された映画、という2つの物語を生み出すわけで。

よくある展開ではあるけれど、映画は作中劇としてこの作品の自己評価を行うような、メタ批評の器になりそうw

ここのところ、アクアとルビーの現世ネタでお茶を濁してきたけど、ようやく本編たる「アクアの復讐譚」にもエンジンがかかってきた。

もっとも、その前にアクアが潰れなければいいのだけどw

まぁ、壱護が復帰したから、そこは大丈夫なのかな?

監督も傍らにいるし。。。

で、それとは別に、ルビー、かな、あかね、MEMちょ、フリル、らが勢ぞろいする撮影現場がどれだけカオス化するのか、今から楽しみw

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