BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

アンデッドガール・マーダーファルス 第12話 『流れの交わる場所』 感想

2023-09-21 17:51:46 | 鳥籠使い
ようやく津軽たちとヴィクターが接触。

ロイズを含めた三つ巴のなかで、当面、どこと組むのが適切か、というだけのやり取りだけど。

でも、ヴィクターはちょっと違う。

その意味では、ヴィクターと接触するエピソードを外してしまったのは、ちょっと痛かったかも。

原作の1巻で扱われたように、バンケットに合流する前の時点で、ヴィクターが鴉夜さまたちと出会っていたエピソードがあったからこそ、仮初めの協力関係を築くことが出来たのだけど。

まぁ、一応、見れてしまうけどね。

やっぱり全体的にアクション描写に力点を置くようになってしまったので、この人狼編は、原作3巻で感じたような探偵ものとしての面白さが霞んでしまっている。

絵で見せると映さなくてもいいところまで描かなくちゃいけないからなのだろうな。

難しいなぁ。

ともあれ、この作品も次回で終了か。

やっぱりこういうのはテキストで読む方が面白いな。

逆にアニメはその原作読みを促すダイジェスト版って感じでしかないのがなぁ。

オリジナルで劇場版クラスの100分もののエピソードでも作ってくれると面白いのかもしれないけど。

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文豪ストレイドッグス 第61話 『黄昏のさようなら』 感想

2023-09-21 16:26:49 | Weblog
というか、第5期(!)全話感想も込みでw

といっても、なんとなく雰囲気だけでダラダラと1期から見続けているだけなので、物語がどうなってるのか、あまり良くわからない。

でもある意味、最もボンズらしい、雰囲気の良い(だけ?)作品ではある。

どうやら、この61話で連載中の原作に追いついてしまったらしいので、最後に「未了(多分)」と書かれていたように、まだまだ物語は続いていくらしいw

でも、あの最後のCパートで出てきた敵との、敦&芥川の戦いが見られるのは、まだまだ先になりそうだね。

間違いなく6期はあるのだろうけど、まぁ、また2年とか3年とかあとになってからなのだろうな。

正直なところ、物語としても、出てくる異能にしても、さして魅力を感じていなくて、ただただ、でもどうしてこれが5期までやっちゃってるのだろう?って思いながら見ていた。

だってさ、「探偵社」とか「ポートマフィア」とか、めちゃくちゃアレな名前じゃない。

それを恥ずかしげもなく使える作者の神経のほうが疑われると思っていたのだけど、ところが、これが何故かいまだに続いているw

多分、角川からしたら、ものすごく効率のいい角川文庫の宣伝になるからなのだろうけどw

だって、「羅生門!」だよ、「羅生門!」。

芥川(龍之介)がそうして叫んで戦うとか、どんだけ作家たちを足蹴にしていることかw

しかもいつの間にか日本の作家だけでなく海外の作家までだしてきて。

太宰治VSフョードル・ドストエフスキーとか、なにそれ?って思うじゃない。

で、4期、5期ではとうとう福地桜痴なんてマニアックなところまで出してくる始末。

その上、世界平和とか口にされてしまう。

なんていうか、文学青年の妄想もここに極まれり、って感じの展開が続いて、結構、唖然とした4期以後の展開だったw

異能にしてももう何でもありだし。

ただ福地翁という敵役のCVによりにもよって大塚明夫かよ!って思っていたら、やっぱりただの敵役ではなく、全てを謀った上で、最後に親友の福沢翁に世界平和を左右する独裁者を任せようという、どう考えても、お花畑なロマンで終わるのだから、結構、真面目にたちが悪いと思いましたw

なんか今更ながら『沈黙の艦隊』のプロットが展開されているようで、この全ての武力を集約させて恒久的な世界平和を実現させる、というのは、文学青年がこじらせて政治中年になったときに自ずと歩む道なんだな、と思ったりw

なので、作者はどこまでこの話をシャレで書いているのか、とても気になる。

真顔でやられているとしたらドンびくしかないから。

ただ、その一方で、一応わかりやすく、どんどん物語も異能もエスカレートしインフレを起こしているので、もうこれはそういう妄想のたぐいの垂れ流しと思って見るしかないのだろうなと思う。

3期くらいまでは、まだ適度に息抜きできる、しょうもないくらいコテコテのギャグ回があったのだけど、それが4期以降、すっかり鳴りを潜めてしまったのも、もう本編の物語が十分にトンデモなものになってしまったからなのだろうな。

ということで、とりあえず6期を気長に待つことにしようw

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わたしの幸せな結婚 全12話 感想: 終わってみれば美世が女版の碇シンジにしか見えなかった件

2023-09-21 12:56:30 | Weblog
12話の感想でも書いたけど、この物語、本当に異能バトルは必要だったのかな?

異能バトルは、清霞の仕事、くらいの位置づけで、時々話題になるくらいの扱いで良かったと思うのだけど。

とにかく異能バトルへのシフトによって、物語構成がとても大味になってがっかりだった。

これくらいならまだ『聖女の魔力は万能です』のほうが、ちゃんとラブコメしててよかったんじゃない?と思ってしまうくらい。

それまでうじうじしていた美世が、最終回になって突然、お約束の「過去の自分」との対決を果たして、その上で、夢?魂?の世界で、なんだか突然、防御結界無双から攻撃無双にまで至るくだりは、あまりのことに呆れるしかなかった。

てか、キャラが違うでしょ、キャラが。

薄刃家の話も中途半端だし、帝の話も中途半端。

どうやら開始初期のネトフリでの好評ぶりから2期が決まったようだけど、それなら、1期の部分は美世が自立し清霞の横に立てるだけの淑女に成り代わっていく、というところに集中しておけば良かったのに。

とにかく、前半の大正風ラブコメから、後半の鬼滅風バトルへの展開が、どうにも噛み合ってなかった。

バトルをメインにするなら、美世があまりに陰キャ過ぎたかなぁ。

てか、異能バトルになってから、思い切りエヴァンゲリオン臭がしてきたのはなんだった。

結局、終始、女版の碇シンジを見てるようで、気持ち悪かった。

そういう意味では、美世の素晴らしさに気づき称える九堂家の人たちも、なんだかシンジくんを称えまくるミサトや加持みたいで気持ち悪かった。

そのあたりが、終盤、あーあ、と思っていたところだと思う。

清霞姉のいう「淑女」という言葉がこれほど浮いて聞こえる物語もそうそうないんじゃないかな。

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わたしの幸せな結婚 第12話 『暗闇の中の光』 感想

2023-09-21 00:19:58 | Weblog
なんか唐突にいろいろと起こって、気がつけば終わってしまった。

特に驚いたのは、突然、帝が出てきて、清霞と美世を夢空間、というか、これ魂だけの空間なのだろうけど、要するに、魂の死を二人にもたらそうとしていたこと。

これ、どうしてそうなったんだっけ?

てか、そもそも新が出てきたのって、この帝の要請だったんじゃなかっただっけ?

単に異形が自然発生したのではなく、裏で帝が部下に命じて異形を発生させていた、という理解でいいのかね?

それに、美世の異能って、夢見、じゃなかったんだっけ?

あれだと、夢見というよりも、六条御息所のように、魂を幽体離脱させて他の人の魂に潜り込むような能力にも見えたのだけど。。。

そういう異能なんだっけ?

とにかく、昏睡状態?になった清霞を救うのに、幽体離脱するのもどうかと思ったけど。


最初は、シンデレラストーリー、ってことで注目を集めていたはずだったのが、終わってみれば、異能バトルもの、になってしまった。

正直なところ、終盤になればなるほど、物語の展開が陳腐になってしまい、期待外れのまま、食い足りないかたちで終わってしまった。

残念。

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