BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

【推しの子】 第162話 『星野アクア』 感想3:1期のED「女王蜂(メフィスト)」を見たら、アクアが助かるものの意識は戻らず・・・という顛末しか思いつかなくなった。

2024-10-03 16:41:08 | 推しの子
感想1感想2もあります)

1期のEDですでに海に沈んでいくアクアが描かれていた、という指摘を聞いて、あぁ、確かに!と思ったので、慌てて見直してみた。

で、あのEDがすでに今回の、カミキとともに崖から落ちたアクアの未来を描いていたとしたら、もう、アクアが助かるけどずっと寝たきりで意識が戻らない未来しか思い浮かばなくなった。

あのEDでは、ルビーが病室の窓から曇り空を眺める世界が描かれていたのだけど、それも含めて、今後の顛末の暗示とみるなら、ルビーはずっと眠るアクアを看病するということかもしれない。

だからそれは、転生前の、吾郎とさりなの立場が入れ替わった形。

吾郎が、寝たきりのさりなの病室に通って、彼女を励ましていたのと同じように、

今度は、さりな=ルビーが、吾郎=アクアを看病する。

で、最終的にきっと、アクアは目を覚ますと思うのだけど、そのとき、ルビーが、さりなのつもりで「先生!」と呼びかけても、アクアが「?」という反応しか返さなくて驚愕する、という展開。

ルビー=さりなの知る吾郎は、今度こそ消えてしまったということ。

吾郎は最後までさりなを守るという、ツクヨミいうところの「使命」を全うし成仏する。

その、吾郎はもういない、という事実をルビーが納得したところで、物語は終わる、ってことなんじゃないかな。

その先の、アクアが誰と付き合うか、というのは、些末なことに過ぎないから、わざわざ明確に描くまでもない、ということで。

あとは、ツクヨミとアイの関係が、それとなく語られるかどうか、ということくらい。

なんだったら、アイと吾郎とツクヨミが、揃って空から武道館コンサートを行っているルビー率いるB小町の姿を見て「END」じゃないかな?

多分、オカルトな部分の説明は端折ると思うし。

そういう「吾郎とさりな」をつなぐ嘘つきの「アイ」という関係性を暗示して終わるんじゃないかな?

「女王蜂(メフィスト)」が今後の展開を先見してた、というならねw

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【推しの子】 第162話 『星野アクア』 感想2:やっぱりアクアは生き残るも吾郎の記憶を失う、というのが妥当な結末かなぁ。。。

2024-10-03 16:40:51 | 推しの子
感想1感想3もあります)

前の感想にも書いたように、このままアクアが死ぬかどうかは、物語の矛先を決める。

すでに最終章に入っていることを考えれば、アクアの生死の扱いいかんでこの作品の評価も決まると思っていい。

あのまま水死するなら、その後、死体も見つからず、近くにツクヨミがいることから、改めて転生するのか?

あるいは、あのまま水死するが、遺体は回収され、アクアの葬儀が行われる。

その場合、ルビー、かな、あかね、の憔悴しきった表情が描かれ、下手をしたらルビーは後追い自殺をしかねない。

かなとあかねも似たようなもの。


一方、アクアが救出されなんとか一命をとりとめたとした場合はどうなるか?

カミキに復讐を果たせたことで、復讐の塊であった吾郎の記憶が消え、ただのアクアになって目を覚ますケース。

この場合、ルビーがさりなであることも忘れてしまう可能性は高く、ルビーはただの妹になる。問題はその事実にルビーが耐えられるかどうか。

あるいは、吾郎の記憶だけでなく、これまでの記憶を失い、事実上の記憶喪失になってしまう場合もあり得る。

もちろん、記憶も普通に戻って回復するケースもあり得る。

ただその場合も、カミキのことはついて回る。

少なくともカミキのスマフォが崖の上に残っているから、カミキも崖から落ちた前提で捜索されるだろうから。

アクアにカミキ殺害の容疑がかかるかどうか、その容疑を(嘘でも)払うことができるかどうか。

逆に、アクアの記憶が残っていて、カミキ殺しの容疑から外された場合、その後、アクアのメンタルがもつのかどうか、という問題も残る。

まぁ、こうしたややこしい事態を避けるうえで手っ取り早いのが、もう一度転生することだけど。。。

あるいは、夢オチw

これまでの話が全部、赤ん坊の頃のアクアが見た夢だったという展開。

いや、その場合はもうほとんど、リゼロのスバルのような「死に戻り」による歴史改変のような話になるけどw

それでカミキもちゃんと父親として現れて、アイ、カミキ、アクア、ルビーの4人で幸せな生活を送る・・・とう話もなくはないだろうが。

カミキが最初から真っ黒な悪の塊であったわけでもないことを踏まえて救済措置にもなるけれど。

ただその場合も、吾郎とさりなの転生の問題は残るんだよなぁ。

となると、今回のカミキへの復讐で、吾郎の記憶が消える、というのが、一番妥当な落とし所なのかなぁ。。。

その場合、物語的には、転生の事実を記憶しているルビーの独白で、作品自体が締められることになりそうだけど。

にしても、この状態で2話休載はつらい。

どうしろっていうんだ!っていいたくなるよ。

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【推しの子】 第162話 『星野アクア』 感想:うーん、これはアクアがアクアとして(吾郎ではなく)転生する流れ・・・かな?

2024-10-03 16:39:48 | 推しの子
感想2感想3もあります)

前回、カミキヒカルと刃傷沙汰の上でともに墜落死する決死ルートを選んだアクア。

崖から落ちた先は海で、そのまま海底に沈む流れ。

最初に水没していったのは、吾郎の影?に取りつかれて無理やり沈んでいったカミキ。

カミキはカミキでアイのことを思い続けていたものの(だったらなんで殺させたんだと突っ込みたいところだが)、時が立つにつれてアイの存在が希薄になっていくことに耐えきれず、その希薄になった部分を補うように他の有望な人たちを殺させることで、アイの素晴らしさを止めようとしてきたようで。

その究極がルビーを殺すことだったのだが、それはかなわず、沈んでいった。

一方、アクアの方は一瞬、ツクヨミの力もあって、少し浮き上がったようにも見えたけど、アクアはアクアで、というか吾郎の理解では、自分がアクアとして転生したのは、ルビー=さりなに最も近いところにいることで、彼女を守るためだった、と言うことに気がついた。

つまり、来たるべくアイの復讐のために転生したのではなく、転生したルビー=さりなを守るために転生した。

ツクヨミの言葉を借りれば、ルビー=さりなを守ることが、アクアの「使命」だった。

そう納得したアクアもまた海の底へと沈んでいく・・・。

アクア=吾郎自身は、今度はルビー=せりなよりも先に逝けることにむしろ感謝しながら・・・。


・・・なのだが。

次回、このままアクアは死んでしまうのか?

それとも、物理的に、たとえば姫川なりが飛び込んできて救ってもらえるのか?

あるいは、超常的に、ツクヨミの力なりで助けてもらえるのか?

多分、次回タイトルは「星野ルビー」だろうから、一度、吾郎の白骨死体を見ているルビーは、今度は絶対、アクア=吾郎を守る!と誓っているだろうから、何らかの超常的虫の知らせで、ルビー自身が飛び込んでアクアを救うのかもしれない。

ただ、そうなると、もう、かなもあかねも立ち入る隙がなくなるけれどw

その一方で、このままアクアが死んで、再び転生して、ルビーの子になるという可能性もなくはないのかなぁ。。。

なにしろ、ツクヨミはこの顛末を何処かでリアルに観察しているみたいだから。

問題は、ツクヨミが、吾郎やさりなを転生させた神なのか、それともツクヨミ自身は、転生させた神の御使いでしかないのか、どちらなのか。

読者的には、もう一捻り、二捻り、くらい急展開に期待したいところだけど。。。

でもなぁ、終盤は、怖いくらい予想通りにベタに進んできているから、このままアクアが亡くなる可能性も高そう。

だって、最後のコマのアクア、目がもう死んでるもの。

さぁ、どうなる、どうする?

この世界に、神はいるのか? そんな根本的な疑問への回答が示されそう。。。


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Re:ゼロから始まる異世界生活 3rd season 第51話『劇場型悪意』 感想: やっと5章が開始、ここは華のあるシーズンだと信じている!

2024-10-03 11:50:34 | リゼロ
前回の50話から実に3年半ぶり、シーズンとしては4年ぶり。

見たら1期が2016年、2期のはじまりが2020年だったから、4年サイクルでやってくるオリンピックみたいなシリーズw

となると、第6章がアニメ化されるのは2028年か・・・と今から気が遠くなるw


ということで、ようやく始まった第5章。

それも第1話は90分バージョンで、放送話数も、この秋クールで8話、次の春クールでも8話という変則的編成。

ということは、次の春クールの1話も90分版かな?

だって、90分版を通常の3話と考えれば、要は、1クールで11話ずつ、ってことで、あんまり普通と変わらなくなる。

まぁ、放送の後に配信が控えているからこそのクール構成なのだろうな。

あと、2期が25話もあったのに、中身があまりにもグダグダになったことの反省でもあるのだろう。

といっても、この第5章が、多分、面白さとややこしさのバランスがぎりぎり取れている最後の章だろうけど。

リゼロって、よくもわるくも「死に戻り」が売りなのだけど、章が進むごとに、「死に戻り」が、その章のサスペンスのために使われるのではなく、物語に必要な設定を伝えるための、いわば「自己ネタバレ」のために使われるようになってしまって、無駄に物語が長くなっていく。

正直、次の6章は酷いし、7章は途中でもう音を上げてしまった。

いつの間にか8章も始まっているけど、もうテキストのレベルでは、キャラも舞台も複雑になりすぎて、読むのが苦痛にしかならなくなっている。

完全に作者の悪癖で、『禁書目録』と同様、作者が趣味で書き殴っているのを読まされるようになったので、ついていけなくなった。

で、今回始まったリゼロの第5章は、そうした意味では、ぎりぎり物語の面白さやスリルを味わえたところだったと記憶している。

といっても、今回、最後のところで、大罪司教のシリウス・ロマネコンティが出てくるのはすっかり忘れていた。

覚えていたのは、なんか冒頭、ラインハルトが家の問題でもめたなー、ってことくらいw

だから普通に楽しめたw

いやまぁ、売りであるはずの「死に戻り」が発動するまで90分も尺を使わなくちゃいけないのって、どうよ?とは思ったけど。縮めて60分でも良かったんじゃない?

途中の内容は、ほとんど今回は同窓会みたいなものだったし。

あー、でもそういう意味では1期から8年も立つせいか、中の人のCVの人たちが声を作るのに苦労しているように感じるところがいくつかあったのは残念。

プリシラの中の人とか、ベティの中の人とか、結構しんどそうだった。

あー、アルの中の人が病死で変わってしまったのは悲しかった。

あと、キャラデザが微妙に変わって、ラノベの絵師のものに近づいた形になったのは、逆にちょっと違和感、覚えたかな。

全体的にキャラの顔が横に伸ばされていることと、これは原作絵師の曲ではあるけれど、やたらと鼻の下を伸ばしたような笑みをどのキャラも浮かべているのが気になった。

まぁ、これは慣れればなんとかなるのだろうけど。

とりあえず、そんなところかな。

あとは、スバルのようなウザキャラが、本当にウザいと思われる時代に周りがなってきたのも地味に心配。

今は、ストレスのないストレートなわかりやすいキャラのほうが喜ばれるから。

ということで、物語の外側のことばかり書いてしまったけど、要は、次回からが本番なので、そこは楽しみにしよう、ってこと!

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