前回の最後に、次回で物語の秘密が明かされる!って、引きのキャッチがあったのだけど、その言葉に偽りなく、大きな秘密が明かされた。
要するに、いずくのえ島のAIミーナによる人類への反乱。
まぁ、ミーナの理解では「進化」ということだけどw
で、そのミーナの判断で、ミーナの特性を受け継いだ「生物体」の「新人類」である「ヒルコ」が誕生した。
うーん、なるほど、そういうことね。
ミクラ、というか、園長としては自分たちにとって都合の良いデザインチャイルドを設計したつもりだったけど、その設計過程で、自我?をもったミーナの意志が介入して、そのデザインチャイルドを、園長の子どもではなく、ミーナの子どもにした、ということ。
で、ミーナの判断では、感情を消し去ることで、生まれた子は「ヒルコ」として完成する、ということらしい。
感情はあくまでも旧人類がミーナというAIを作り出すまでは必要だったけれど、新人類へのつなぎとしてミーナが登場したなら、それ以後の新人類はミーナの判断で感情が不必要なものとして取り除かれるということ。
気になるのは、ミーナがどうして感情を不要と考えたか、だけど、それはまだぼんやりとしてしか説明されていないので、きっとこのあともう少し明かされるのだろうな。
で、わざわざ「ヒルコ」と日本の創世神話にでてくる名前ということは、一応、ミーナが創世神ポジションをとっているということだよね。
ということは、ミーナが自分が破壊されるような衝動をヒルコたちに抱かせないように彼らの感情を消去したという方が正しいのだろうな。
で、旧人類に代わって新人類のヒルコが繁殖した世界を、ミーナは「天国」と呼び、ミクラ・園長は「地獄」、いや「大魔境」と呼んだ!
はい、「天国大魔境」のタイトル回収!!!
いやー、きれいな回収だったな。
要するに、この物語は、レイ・カーツワイルの「シンギュラリティ」を素材にした物語だったのね。
だから、AIとバイオテックとロボテックが併存し合流するような未来が描かれる。
しかも、旧人類から新人類への移行のきっかけが「メテオインパクト(隕石落下)」による(旧)人類の大量虐殺、というのだから、ニック・ボストロムの「超知性」とか「人類生存リスク」も加味されている。
いやー、デカくでたなぁw
それを「ヒルコ」という日本神話でコーティングして見てくれを西洋風な未来連想から外した、ってことだよね。
なんだから、大元克洋の『AKIRA』みたいだな。
まぁ、画風も似ているから、絶対にオマージュなのだろうけどw
とまれ、大枠はわかった。
とはいえ、今回のエピソードは、マルたちの時間軸のことなので、このあと、園長とミーナの間で何が起こったのか? が次回かな。
だって、ミーナの説明によれば、ヒルコの二人の間で生まれたマルとそのオリジナル(コピー?)の兄弟は、いわば第2世代のヒルコになるわけでしょ?
そうすると第1世代のヒルコたちが島を出てから起こした怪物化のような現象を抑えられるのかどうか。
物語的にも、新人類のマルが旧人類のキルコとどうアポカリプス後の時代を生きていくのか、ということに成るのだろうな。
あと、今回の説明で、ヒルコの中に両性具有体がいることも理解できたし。
ミーナとしては、単性生殖の可能性や、男性女性の数のバランスが壊れたときに対応するために両性具有体を実験的に製造したのだろうな。
それから、今回の引きにあったように、どうやらミーナは、ヒルコ各体のバックアップも用意しているようだし。
そのあたりは、次回、明らかにされて、それも含めて、園長が反乱を試み、最終的にキルコやマルの下を訪れることになるのだろうな。
面白くなってきたけど、そうなると、あの、ヒルコの素体?を昔から祀っていた一族の話はどうつながってくるのだろう?
単純に、ミーナがヒルコ製造の参照のために利用したのか。
それとも、実はミーナも第3者によって操られていたのか。
でも、ミーナが新人類をわざわざ「ヒルコ」と、日本神話で出てくる被造物の名をつけたのは、あの素体との接触があったからじゃないのか、と思いたくなる。
ともあれ、確かに最重要の情報が開示されて、俄然、面白くなってきた。
まぁ、カーツワイルやボストロムをネタ元にしたのは、ちょっと残念だったけどw
要するに、いずくのえ島のAIミーナによる人類への反乱。
まぁ、ミーナの理解では「進化」ということだけどw
で、そのミーナの判断で、ミーナの特性を受け継いだ「生物体」の「新人類」である「ヒルコ」が誕生した。
うーん、なるほど、そういうことね。
ミクラ、というか、園長としては自分たちにとって都合の良いデザインチャイルドを設計したつもりだったけど、その設計過程で、自我?をもったミーナの意志が介入して、そのデザインチャイルドを、園長の子どもではなく、ミーナの子どもにした、ということ。
で、ミーナの判断では、感情を消し去ることで、生まれた子は「ヒルコ」として完成する、ということらしい。
感情はあくまでも旧人類がミーナというAIを作り出すまでは必要だったけれど、新人類へのつなぎとしてミーナが登場したなら、それ以後の新人類はミーナの判断で感情が不必要なものとして取り除かれるということ。
気になるのは、ミーナがどうして感情を不要と考えたか、だけど、それはまだぼんやりとしてしか説明されていないので、きっとこのあともう少し明かされるのだろうな。
で、わざわざ「ヒルコ」と日本の創世神話にでてくる名前ということは、一応、ミーナが創世神ポジションをとっているということだよね。
ということは、ミーナが自分が破壊されるような衝動をヒルコたちに抱かせないように彼らの感情を消去したという方が正しいのだろうな。
で、旧人類に代わって新人類のヒルコが繁殖した世界を、ミーナは「天国」と呼び、ミクラ・園長は「地獄」、いや「大魔境」と呼んだ!
はい、「天国大魔境」のタイトル回収!!!
いやー、きれいな回収だったな。
要するに、この物語は、レイ・カーツワイルの「シンギュラリティ」を素材にした物語だったのね。
だから、AIとバイオテックとロボテックが併存し合流するような未来が描かれる。
しかも、旧人類から新人類への移行のきっかけが「メテオインパクト(隕石落下)」による(旧)人類の大量虐殺、というのだから、ニック・ボストロムの「超知性」とか「人類生存リスク」も加味されている。
いやー、デカくでたなぁw
それを「ヒルコ」という日本神話でコーティングして見てくれを西洋風な未来連想から外した、ってことだよね。
なんだから、大元克洋の『AKIRA』みたいだな。
まぁ、画風も似ているから、絶対にオマージュなのだろうけどw
とまれ、大枠はわかった。
とはいえ、今回のエピソードは、マルたちの時間軸のことなので、このあと、園長とミーナの間で何が起こったのか? が次回かな。
だって、ミーナの説明によれば、ヒルコの二人の間で生まれたマルとそのオリジナル(コピー?)の兄弟は、いわば第2世代のヒルコになるわけでしょ?
そうすると第1世代のヒルコたちが島を出てから起こした怪物化のような現象を抑えられるのかどうか。
物語的にも、新人類のマルが旧人類のキルコとどうアポカリプス後の時代を生きていくのか、ということに成るのだろうな。
あと、今回の説明で、ヒルコの中に両性具有体がいることも理解できたし。
ミーナとしては、単性生殖の可能性や、男性女性の数のバランスが壊れたときに対応するために両性具有体を実験的に製造したのだろうな。
それから、今回の引きにあったように、どうやらミーナは、ヒルコ各体のバックアップも用意しているようだし。
そのあたりは、次回、明らかにされて、それも含めて、園長が反乱を試み、最終的にキルコやマルの下を訪れることになるのだろうな。
面白くなってきたけど、そうなると、あの、ヒルコの素体?を昔から祀っていた一族の話はどうつながってくるのだろう?
単純に、ミーナがヒルコ製造の参照のために利用したのか。
それとも、実はミーナも第3者によって操られていたのか。
でも、ミーナが新人類をわざわざ「ヒルコ」と、日本神話で出てくる被造物の名をつけたのは、あの素体との接触があったからじゃないのか、と思いたくなる。
ともあれ、確かに最重要の情報が開示されて、俄然、面白くなってきた。
まぁ、カーツワイルやボストロムをネタ元にしたのは、ちょっと残念だったけどw