採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ジャガイモ2017:植え付け

2017-03-23 | +ジャガイモ

ジャガイモ、3/18頃、植えてきました。

植える前に、浴光催芽、ってのをするといいのだっけ、と、昨年のお芋を日に当ててみました。
ベランダに置いて、日に当てるだけじゃなくて、そのまま何日も放置・・・。
その間、氷点下に下がった晩もあった気もしますが、リフォームのドタバタでそれどころではなく・・・。
 
しばらく経って見てみたら、すごく可哀想なことになっていました。
種芋の虐待といってもいいかも・・・。 

ジャガイモ植え付け

芽が出ていた芋を寒さにあてたので、当然芽はしおれます。
で、芋の方も、黒っぽく、シワシワに・・・。日に当たって緑になったというよりは、傷んじゃった・・・?

ジャガイモ植え付け

もとは、普通の色の芋だったはずなのだけど、何で赤黒いんだろう。

ジャガイモ植え付け

こちらは、半分が赤くて半分はベージュで、簡単に見分けがつくはずだったのに、もはやどちらがどちらか・・・

ジャガイモ植え付け

こんな傷んだお芋で、ちゃんと芽が出るのでしょうか?
見るのも忍びない種芋なので、証拠隠滅のため、全部埋葬しました。 
(かなりの個数なので、全部育ったらそれはそれで困るかも) 


昨年秋、ニンニクを植えすぎて、場所が足りない気がします。
芽が出るか分からないじゃがいもに面積を使いすぎたかも。


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ジャガイモ2016:収穫

2016-06-23 | +ジャガイモ

6/19,20とジャガイモを収穫しました。
地上部はまだ青々した感じですが、雨が止んでいるうちに収穫してしまった方がよさそうです。
(19日は、同じ畑仲間のほかの2組も、子供連れで芋ほりに来ていました)

今年のジャガイモ作りはだいぶ適当。
というのも、昨年かなり豊作だったため、食べきるのに疲れ果ててしまったのです(余った)。
で、買う種イモは少し、あとは食べ残りを植えることにしました

買ったのは、チェルシーとジャガキッズレッド、各500g。
そのほかは、昨年収穫のキタアカリとシンシア、そして昨年どこかで貰ったキタアカリ(男爵かなーと思って植えたらキタアカリだった)とメークイーンを植えました。 
 

ジャガイモ収穫



一番みばえがする収穫がこれかな。
種イモを買って植えたチェルシーです。
以前は小さ目の丸い芋が多数ついた記憶がありますが、今年は大きい芋は楕円形です。
ホントにチェルシーかしら。 

ジャガイモ収穫



掘るとごろごろ出てくる、というのはやはり楽しいですね。

ジャガイモ収穫

チェルシーはトレイ2杯分の収穫。
こちらは立派な方。 

ジャガイモ収穫

極小のはさておき、わりと揃いがいいです。
チェルシーは極度にホクホクの芋で、皮ごと茹でても中はホコホコになります。なので切るならせいぜい2分割くらい。
細かく切ると煮ている間に溶けてしまう芋です。

ジャガイモ収穫

動物被害。貫通してます。
ナニモノが?
腐らずに治癒したジャガイモもエライです。
 

ジャガイモ収穫

ジャガキッズレッド(収穫の全部)。
赤いお芋というのはまるでフルーツのようで、掘っていてとても嬉しい気分になります。
ジャガキッズパープルというのを植えたことがありましたが、濃い紫のお芋は土に紛れて見えにくく、目を凝らして拾い上げる、という感じでした。
パープル同様、味はホクホク系とのこと。

ジャガイモ収穫



キタアカリ(一部)。
大きい芋もある程度はありましたが、小玉傾向でした。
追肥不足かな。

余りものを植えて穫れたお芋なので、文句はいわないことにしましょう。 

ジャガイモ収穫



これはシンシア(収穫の全部)。
わーい、すべすべで綺麗なお芋が穫れた~、と喜んでいましたが、記録を見ると10個も植えていたようです。
(立派な芋は20個くらいしかとれていません)
まあ、昨年の余りだし、いいのです。

ジャガイモ収穫


メークイン(一部)。
畑をやるようになって初めて植えてみました。
追肥をすればもっと大きくなったのかな。
久しく食べていないので、どんな味か楽しみです。 


(↓これから重さはかります)

品種 植えた数(重さ) 収穫量 備考
チェルシー  8個(500g)   とてもホクホク。 収穫量多い。味はさっぱり系。
ジャガキッズレッド  7個(500g)   黄色っぽい肉でホクホク系。味濃いめ。
皮ごと茹でると肉のほうに色がうつる。 
シンシア  10個   表面がすべすべの綺麗な芋がとれた。
病気に強いのかな。 
キタアカリ  22個   色々育てているけれど、それらに比べても、キタアカリは味が濃い気がする。
今年は小さめが多かったが、残り芋なのでまあよし。 
メイクイーン  10個   サツマイモのように細長い芋が出てくるので、掘っていて面白かった。 




今後の課題は、クズイモは畑に置いてくる、ということ。

地上に放置して畑にくる動物を養うのも悔しいし、適当に埋めると腐って悪い菌が増えたり、または来年モサモサ生えてきたりしそうで、つい持って帰ってしまいます。

いいものだけ持ち帰るようにする(=A品率が小さければその分植える量を増やす。面積は十分あるし)、と割り切れるようになるまで、あとちょっと。

(クズ芋の消費に苦労して疲れ果て、A品を結局食べ残すなんてそっちが勿体ないよね、うん) 

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ジャガイモ2015

2015-07-22 | +ジャガイモ

余りに暑くて、ジャガイモを食べる気分ではなくなりますが、 今年の収穫のまとめです。

今年は5品種(キタアカリ、ジャガキッズパープル、シンシア、ベニアカリ、インカルージュ)、4.3キロ植えました。
結論から言うと、植えすぎた・・・。

昨年とはうってかわって豊作で、一株の根元から、ころころころっと芋が出てくるという楽しい状況でしたが、収穫の合計は53.4kg。 
うううううむ。 
今年は一日おきくらいに数株ずつ掘り出し、その都度洗って片付けて、というのを繰り返しました。
なので量の多さをあまり感じませんでしたが、合計してみるとこんな数字でびっくり。
 

昨年は、今年同様4kg植えていました。
で、収穫は21.4kg。
収量2.5倍です。
昨年は春の後半に長雨で、本当に不作。
今年は春の前半に雨が多かったですが、5月以降はいい天気。
ニンニクは昨年の方が豊作でしたが、今年はジャガイモの当たり年だったようです。
掘っていて、「わー☆いっぱい出てくる~」という印象でした。

でもこんなに沢山は、ちょっと困る・・・。

来年の課題:植える量は3kg程度にする。各品種500gで種芋を捜すこと。


今年のお芋さん達。 

ジャガイモ

キタアカリ。
これくらい芋がついていると、掘っていて楽しいものです。 

ジャガイモ

ジャガキッズパープルも、大きめの芋がとれました。 
(写真は収穫の一部) 

ジャガイモ

シンシアもよく育ちました。
(写真は収穫の一部)
極小のクズイモが少なめでした。

ジャガイモ

ベニアカリが今年一番の豊作。
1株あたり1.5kgほどどれた計算になります。
地面から赤いお芋がごろごろ出てくる芋掘りはとても楽しいものでした。
今年初めて植えてみたこの芋は、超粉質という説明にもかかわらず、なんだか「ムッチリ固い」ような気が(キンピラに向きそうな食感)。
まだ茎が青々しているうちに掘ったのがまずかったのか、それともうちの畑の土質か・・・。
色も綺麗で豊産で、育てるにはいいお芋なんだけどなあ・・。 



丸/小判型 品種名
(文字色は外皮の色) 
特徴 種芋重量(個数・植え付け箇所)
収穫 
味など 
まる キタアカリ  ジャガイモシストセンチュウに抵抗性。 ビタミンCが多く、食味も優れる。 早生、多収である。 植え付け:1kg(11個・11箇所)
収穫:13.6kg(13.6kg/kg、1.2kg/箇所) 
美味しいので我が家のスタンダード。
ジャガキッズパープル 

キリンビール(当時)が育成した粒揃いが良く紫皮で黄肉の品種。ホクホクした食感で良食味。コロッケやサラダなどに好適。
休眠期間は短い。
 

植え付け:1kg(10個・10箇所)
収穫:9kg(9kg/kg、0.9/箇所) 
前も育てたもの。 
味も黄色みも濃い。
茹でると皮の色が移る。 
ベニアカリ

肉質は「男爵薯」より粉質で、舌ざわりは「男爵薯」より粗い。蒸しいも、マッシュ、コロッケに適しており、つぶして作るいももちやハッシュドブラウン、パンケーキ、お好み焼きなどが容易に作れるが、「男爵薯」よりかなり煮くずれしやすいので煮物には不適。蒸し時間は「男爵薯」より短い。還元糖がやや多いためチップやフレンチフライには向かない。
貯蔵性は良い。

植え付け:
1kg(11個・12箇所)
収穫:18.8kg(18.8kg/kg、1.5kg/箇所) 
今回初めて購入。
肉色が真っ白で皮を剥いてびっくり。
小さい芋から消費した限りでは、さほどホクホクではなく、固いという印象。
細切りのガレットにしたが、キタアカリのような表面カリッ、中はホクっとした感じがなくて、シャキシャキに感じた。
もっと完全に枯れるまで置いておくべきだったのかな・・? 
インカルージュ 

ナッツのような独特の香ばしさとさつまいものような甘味は、やみつきになる旨さ。
煮崩れも少ない。皮の部分にはアントシアニンを含み、カロテノイドを「インカのめざめ」よりも多く含んでいる。
極早生。赤皮。橙肉。粘度は中。 

植え付け:0.3kg(5個・5箇所→育ったのは3本くらい)
収穫:1.6kg(5.3kg/kg、0.5kg/箇所) 
前も育てたもの。近くのホームセンターでしなびたような種芋を購入。
茹でると、皮の下にデンプンが沢山あるせいか、するっと皮が剥ける。皮の色は肉には移らない。
肉質は緻密でホクホク。
美味しいのだが、収量が少なめで極小イモができやすい気がする。 
小判型  シンシア  たまご型で目が浅く皮がむき易く、中生で、休眠が長く貯蔵性に優れている。 滑らかな食感で煮崩れしにくい。特にバター・クリームとの相性がよい。低温貯蔵により甘さがさらにアップ。  植え付け:1kg
(14個・14箇所→2箇所くらい芽が出なかった)
収穫:10.4kg(10.4kg/kg、0.8kg/箇所) 
前も育てたもの。 
   計    53.4kg  



 

■参考情報

カルビーポテトのサイトで、品種の概要や品種ごとのおすすめ調理法のページがありました。
来年は何を植えようかな。 

タイプ 品種ごと調理法
赤・紫の皮
 細長
シェリー  シャドークイーン  ノーザンルビー  花標津 
赤・紫の皮
 丸っこい
ベニアカリ  アンデスレッド  インカのひとみ  スタールビー 
 レッドムーン  インカルージュ 
黄色い皮
 細長い
シンシア マチルダ 
黄色い皮
 丸っこい
オホーツクチップ  ニシユタカ アイユタカ トヨシロの小玉
 セトユタカ  サッシー  さやか  普賢丸  デジマ 
 ワセシロ  とうや  十勝こがね 

 

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ジャガイモ2015:収穫中(動物対策、効果あり)

2015-06-18 | +ジャガイモ

6/14から、ジャガイモを収穫し始めました。

ちょっと早いかな?とも思いますが、畑友もどんどん収穫を進めているようですし。

例年、動物被害がかなりあります。
マルチをしてもしなくても、ジャガイモの根元をせっせと掘って土に大きな穴をあけています。
芋の茎葉がもっさり茂っているので、ぱっと見、根元が見えないのでやりたい放題。
そして、芋を食べられてしまったり、また露出した芋が青くなってしまったり。
毎年腹立たしい思いをしています。
 

ジャガイモ

そこで今年は、がっちりガードしてみました。

長いネットで、ジャガイモ、トマト、茄子、トウモロコシ、ピーマン類を囲みました。 

ジャガイモ

ネット外のエリアに植えたものは、こうやって根元をネットでガード。
必要なら土などの重石を乗せようかとも思いましたが、かぶせておくだけでもいじられた形跡はありませんでした。

ジャガイモ

お芋の出来はどうかな?

畝の側面を掘るようにして、「断面図」にしてみました。

絵に描いたように、お芋がコロコロ☆
(これはキタアカリ) 

ジャガイモ

バケツに入れて持って帰り、外でよく水洗いして泥水は草むらに。
お芋はこの苗トレイに移してここで乾燥させます。 

玄関先で朝まで乾かし、翌朝、段ボールに収納。
箱の中である程度大きさ別にしておくと使うとき便利です。
 

ジャガイモ

今年は大きめ!
(中にスが入ってるかも)
あと、ヒビ割れもありますね。

種芋を植え、その間にひとつかみ鶏糞を埋め込んでみたのですが、効果があったかも?
(又は、5月に晴天が続いたせいかな?) 

ジャガイモ

地表から攻めてくる動物は防げたようですが、地中に埋まっていたはずなのに小さくえぐるように囓られた芋がいくつかあります。
畝の土をよけていくと、地下にモグラトンネルのような空洞がみつかります。ネズミか何かがトンネル経由で来て、おやつを食べているのかもしれません。 
地上から掘る被害はキタアカリが特に顕著でしたが、 このネズミ(?)被害は、品種による差はさほどないようでした。


今年は、株をひっこ抜いて片付けるのではなく、試し堀りみたいな感じでちまちま掘り進めています。
畝の側面を掘って、目だって大きいもの、コロリととれてしまったものをまず持ち帰り。
そして土を元にもどして、小さいものはもうしばらく埋めておいてみます。
葉っぱもまだ青いし、もう少し大きく育つのではないかしら?
(根っこが多少傷んでしまっているだろうし、ダメかな?)
少しでも大きくなれば儲けものです。

 
6//14は、芋の試し掘り以外にもかなりがんばりました。

ニンニク跡地にはがっつり雑草が茂っていたのですが、それをクワで掘り起こし、根っこの土を払って(←これが重要)土手に積み上げました。
「今やっておく方が絶対いい」と畑友にも言われたし、やっぱやらねば・・・・。

腰を曲げずにクワを使うにはどうしたらいいか、下半身の筋肉を鍛えるには・・・など、ピラティスのつもりでポーズを工夫しながら作業し続けると、雑草で地面が青々していたのですが、かなり土が見えてきました。

びっしりと無数に生えているように見える雑草でも、コツコツ退治していくと目に見えて減るので嬉しいです。 
(またすぐ伸びてくるのだけれど、ね) 

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ジャガイモ2014:収穫(不作)

2014-07-14 | +ジャガイモ

7月初旬、ジャガイモの収穫がようやく終わりました。
数日おきにしっかり雨が降るため畑はすっかり田んぼ化しており、泥の中から発掘するような、かなりキビシイ作業でした。

いつもならば、ほろっとほぐれる土の中から「こんころり~ん」とお芋が転がり出てきて、「わ~い☆」となるのですが、今年はそうは行きません。
べちょべちょの土にスコップを突き刺し、重たい先端を何とか持ち上げます。
ぐっちゃりした泥を別の所に積み上げ、発掘作業のように、掘り上げた泥、そして穴のなかからジャガイモを探し出す、という感じ。

ニンニクの時も大変だと思いましたが、あれは、1本の茎をつかめば、その下にある1個のニンニクを掘り出すことが出来ました。
ジャガイモの場合は、茎が生きていたとしても地下茎から外れてしまっている芋も多く、更には地上部がすっかり枯れているものも多数。泥の中に埋まり込んだ芋を捜すのは、かなり大変・・・・・。


そして掘り上げてみると、収穫量は、だいぶ少ないです。おそらく次のような理由ではないかと・・。

・びちょびちょと田んぼのように地下水位が高かったため、病気で腐った芋が例年よりも多いはず。
・泥まみれのため、掘る際にみつけられなかった芋がおそらくだいぶある。
・ネズミ被害芋は、ぱっと見はあまり目立たなかったが、ネズミにかじられた芋は、濡れた土の中で腐ってしまって分からなくなった可能性がある。(泥んこの畑なのに地下のネズミ通路は浸水していないのだろうか)
・あと、全体的に肥料が足りなかったかもしれない。 


数回に分けて掘ったので、各品種の全収穫量が分かる写真はあまりないのですが、スナップをいくつか・・。 

ジャガイモ収穫

キタアカリ。これは収穫の一部。
紫色のお芋は、昨年収穫したジャガキッズパープル(多分)の余りを埋めておいたもの。 

ジャガイモ収穫

こちらは紫月。
つるりと丸く、薄めの紫色。
皮の色は茹でると色落ちし、中がグレーに染まります。 

ジャガイモ収穫

右側が紫月なのですが、これで全収穫。
500g植えて1.2kgの収穫でした。

左はサッシー(多分。よく分からなくなってしまった)。 

ジャガイモ収穫

左がジョアンナ。極少の芋を植えたら、採れた芋も極少・・・。

右はインカルージュ。
皮は厚めで、綺麗な赤色。茹でても色落ちせず、中に皮の色は染まりません。インカのめざめの、赤皮に変異した品種のようです。
ほくほく・むっちりの濃い黄色のお芋で、美味しいです。これはまた育てたいかも。 
(極早生なので芽が出やすいので要注意) 

ジャガイモ収穫

ディンキー。
皮の色はカタログ写真ではもっと濃い赤だったがこれは薄いピンク。
地下茎から外れ、土中で水に浸かった状態で色が薄れたのかもしれない(サツマイモでもそういうことがある)。 
すべっとなめらかな、皮が剥きやすい形状です。 

ジャガイモ収穫

7月に入ってから収穫したのですが、こんなイボイボのものが。
二次成長ってやつでしたっけ? 

ジャガイモ収穫

タワラマゼラン。
今回、一番地上部の成長がよくぶっとい茎になっていました。収穫量もよかったです。
芋は大きいものも結構とれ、それぞれ比重がずっしり重ため。
色が黒くて見えにくいからか、皮が固いのか、ネズミやキジの被害が少なかったような気がします。
これは又育ててもいいかも。 

 
 

丸/小判型 品種名
(文字色は外皮の色) 
特徴 種芋重量(個数・植え付け箇所)
収穫 
味など 
まる キタアカリ  ジャガイモシストセンチュウに抵抗性。 ビタミンCが多く、食味も優れる。 早生、多収である。 植え付け:1kg(16個・16箇所)
収穫:4.6kg(4.6kg/kg、0.28kg/箇所) 
美味しいので我が家のスタンダード。ただ、一番ネズミに狙われやすい気がする。
紫月 

いもの断面が満月みたいに美しいのが名の由来。
中心空洞や褐色心腐などの生理障害がほとんどなく、育てやすい品種。
「男爵薯」と同じくらい食味に優れている。
中早生。紫皮。肉は淡黄肉。やや粘質。

植え付け:0.5kg(7個・7箇所)
収穫:1.2kg(2.4kg/kg、0.17/箇所) 
皮ごと茹でると中に色が染まる。
味は普通かな・・。 
サッシー

ホクホク旨い黄肉品種。
中玉イモがごろごろ採れる豊産性で、疫病にも強い。
油と相性が良く、フライやポテトチップスに向く。
晩生。黄皮。黄肉。粉質
塊茎数が多く小玉になりやすいので、茎数は2~3本とし株間を広げる。
最初の芽が折れると、次の芽が出づらいので、最初の芽を折らないように注意。 

植え付け:0.5kg(5個・6箇所)
収穫:0.8kg(1.6kg/kg、0.13/箇所) 
収穫後、キタアカリと混ざってしまって味見はまだです。 
インカルージュ 

ナッツのような独特の香ばしさとさつまいものような甘味は、やみつきになる旨さ。
煮崩れも少ない。皮の部分にはアントシアニンを含み、カロテノイドを「インカのめざめ」よりも多く含んでいる。
極早生。赤皮。橙肉。粘度は中。

 
植え付け:0.5kg(12個・12箇所)
収穫:2.8kg(5.6kg/kg、0.23kg/箇所) 
茹でると、皮の下にデンプンが沢山あるせいか、するっと皮が剥ける。皮の色は肉には移らない。
肉質もホクホク。
美味しいのでまた育てたい。 
小判型 ジョアンナ 

美食の国・フランスで非常に高い評価を得ている品種。
香りが大変良く、甘味たっぷりの黄肉は最高の旨さ。
豊かな風味を生かした、じゃがいもが主役にお料理に最適。
収量も多く豊産性。
中晩生。黄皮。黄肉。粘質。
いもが長形なので、十分な覆土を行い、緑化いもが発生しないように注意。

植え付け:0.5kg
(20個・20箇所) 極少の種芋
収穫:3.2kg(6.4kg/kg、0.16kg/箇所) 
地上部が6月中旬に枯れてしまったものは、極小のクズイモのみ。
7月まで生き残っていたものは、まあまあの大きさに。
味は、クズイモの場合は水っぽいが、ちゃんとした大きさの芋ならばまあまあ。 「最高の旨さ」かなあ?
ディンキー

長円形でホクホクとした食感で食味よい品種。
赤皮が美しく、芽も浅いので皮ごと料理に使っても綺麗。
たっぷりとれる豊産性。
中晩生。淡赤皮。身の色は白肉。やや粉質。
やや粉状そうか病が発生しやすいので、排水の良い圃場を選んで植付ける。

植え付け:0.5kg(9個・9箇所)
収穫:3.2kg(6.4kg/kg、0.35kg/箇所)  
薄いピンクの皮。
味はまあまあ。
 
タワラマゼラン

濃い紫皮のおかげで緑化せず、イヤなエグミが発生しない。
食感はホクホクなのに舌触りは滑らか。
甘味と香ばしさがたっぷりで、食べ味極上。
煮崩れしにくいのであらゆる料理に使える。
病気に強く、収量も多い優秀ジャガイモ。
中生。紫皮。黄肉。やや粉質。 

植え付け:0.5kg(4個・7箇所)
収穫:5.6kg(11.2kg/kg、0.8kg/箇所) 
地上部は7月初旬になっても元気で、地下茎もしっかり芋につながっていた。もっとおいておいてもよかったのかも?
皮を剥くと白っぽいが、茹でると黄色みが強くなる。割とおいしい。
ジャガキッズパープルと似ているかも? 
   計   植え付け:7品種 
4kg 
収穫: 21.4kg
 


まだ個別にちゃんと味見していませんが、又植えたいのは、インカルージュ、タワラマゼランの2つ。
芋の比重がずっしりした感じでデンプンがのって味がいいような気がします。

紫月は、皮の色が中に移るので、いまひとつ。

ジョアンナ、ディンキーは、もしサイズが大きいのがとれれば、皮が剥きやすいつるりとした形状なのはいいです。
でも今回は大きい芋はあまりなし・・。
特にジョアンナは、種芋が小さかったからか、芋のサイズが小さすぎでした。
大きい種芋なら大きいのがとれるのかなあ。
味はこれから再度チェック。

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ジャガイモ2014:植え付け

2014-03-19 | +ジャガイモ

3/15(土)、ジャガイモの植え付けを済ませてきました。
私にしては、早いです。
でも肥料があまり入っていないです。
後で土寄せの際にでも、堆肥などを播いておけばいいのかな・・・。

今年も変わった品種を取り寄せてみました。
全部で7種類です。
品種説明には、収量たっぷり、味も抜群!みたいなことしか書いてありませんが、どう転ぶでしょうか。
色つきのお芋、得に赤いものは、掘っていて楽しいです。
紫色のお芋は、夕方に掘るとみつけられない位、地面と保護色なので要注意です。

収穫量が少ないと、掘っていて多少がっかりしますが、食べる分には実は丁度いいくらいです。
沢山とれすぎると、食べなきゃ!という気持が負担になるので、冬には買うくらいで丁度いいかな、と思っています。 

 

丸/小判型 品種名
(文字色は外皮の色) 
特徴 種芋重量(個数・植え付け箇所)  
まる キタアカリ  ジャガイモシストセンチュウに抵抗性。 ビタミンCが多く、食味も優れる。 早生、多収である。 1kg(16個・16箇所)
 
 
紫月 

いもの断面が満月みたいに美しいのが名の由来。
中心空洞や褐色心腐などの生理障害がほとんどなく、育てやすい品種。
「男爵薯」と同じくらい食味に優れている。
中早生。紫皮。肉は淡黄肉。やや粘質。

0.5kg(7個・7箇所)  
サッシー

ホクホク旨い黄肉品種。
中玉イモがごろごろ採れる豊産性で、疫病にも強い。
油と相性が良く、フライやポテトチップスに向く。
晩生。黄皮。黄肉。粉質
塊茎数が多く小玉になりやすいので、茎数は2~3本とし株間を広げる。
最初の芽が折れると、次の芽が出づらいので、最初の芽を折らないように注意。 

0.5kg(5個・6箇所)  
インカルージュ 

ナッツのような独特の香ばしさとさつまいものような甘味は、やみつきになる旨さ。
煮崩れも少ない。皮の部分にはアントシアニンを含み、カロテノイドを「インカのめざめ」よりも多く含んでいる。
極早生。赤皮。橙肉。粘度は中。

 
0.5kg(12個・12箇所)  
小判型 ジョアンナ 

美食の国・フランスで非常に高い評価を得ている品種。
香りが大変良く、甘味たっぷりの黄肉は最高の旨さ。
豊かな風味を生かした、じゃがいもが主役にお料理に最適。
収量も多く豊産性。
中晩生。黄皮。黄肉。粘質。
いもが長形なので、十分な覆土を行い、緑化いもが発生しないように注意。

0.5kg
(20個・20箇所) 極少の種芋
 
ディンキー

長円形でホクホクとした食感で食味よい品種。
赤皮が美しく、芽も浅いので皮ごと料理に使っても綺麗。
たっぷりとれる豊産性。
中晩生。淡赤皮。身の色は白肉。やや粉質。
やや粉状そうか病が発生しやすいので、排水の良い圃場を選んで植付ける。

0.5kg(9個・9箇所)  
タワラマゼラン

濃い紫皮のおかげで緑化せず、イヤなエグミが発生しない。
食感はホクホクなのに舌触りは滑らか。
甘味と香ばしさがたっぷりで、食べ味極上。
煮崩れしにくいのであらゆる料理に使える。
病気に強く、収量も多い優秀ジャガイモ。
中生。紫皮。黄肉。やや粉質。 

0.5kg(4個・7箇所)  

  

2014種芋

キタアカリ以外の6種の種芋。
日に当てて、浴光催芽をしているところ。
でもあまり芽がふくらまないうちに植え付けてしまいました。

どれも500gなのですが、一番左、極少の芋(ジョアンナ)は20個、右から2番目の大きめ芋(タワラマゼラン)は4個と随分個数が違います。
色も違うはずなのですが、みな土まみれ。
 


収穫が出来たら収量等を記録する予定です。

■参考情報
(1)国華園
今回の種芋はキタアカリ以外はすべてこちらで購入しました。 

(2)ジャガイモ品種詳説 (日本いも類研究会)

(3)ジャパンポテトHP (今回購入の品種解説あり) 
ホクホクとしっとり、などのポジショニングマップが面白いです。 

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ジャガイモ2013~こつこつ収穫

2013-07-11 | +ジャガイモ

 

ジャガイモ

ジャガイモの葉っぱ、まだ青々しているので収穫を後回しにしていました。
心配になって調べたら、昨年は7月7日頃からの収穫。
それほど遅い訳ではないかな?
季節先取りのこの暑さがそう感じさせるのでしょうか。
(でも畑仲間の大半はとっくに終わっている様子) 

ジャガイモ

まだ花が咲いているものもあります。

今年は植え付けが遅れ、しかも春~梅雨が涼しかったためでしょうか。
葉が黄化するのが遅めのような気がします。
とはいえ、あまりのんびりしていると地下で芽が出てきたりもするので、収穫することにしました。 
暑いし、枯れ具合の進んだものから少しずつやろう。 

ジャガイモ

上から
アローワ・・巨大化しました。そうか病というのかな、表皮がガサガサになっています。

スタールビー・・・まだ株と芋をつなぐ茎が生っぽく、成長中なのかも?

キタアカリ・・・こちらもそうか病(自家用だしあまり気にしないけれど)。
掘ってみると地下茎はほぼ退化していて、芋の成長はとまっている様子です。
キタアカリは一番食害を受けやすい気がします。毎年ナニモノかが地表を掘り返し、囓っています。美味しいのかな。


こがね丸というものも植えたのですが、アローワと混ざったような気がします。 

 

ジャガイモ

アローワは、こんな変な形になってしまいました。
畑に長く置きすぎたのかな?  

 
収穫が終わったら計量などして再度記事にします。

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ジャガイモ2012:収穫

2012-07-23 | +ジャガイモ

7月中旬に、ジャガイモの収穫が終わりました。
今年は7種類植えて、6種類から収穫がありました。
花も色とりどりでしたが、お芋もカラフルで、楽しいものでした。

それぞれ写真を撮って、計量もしてみました。
 

ジャガイモ

上:キタアカリの一部
右:タワラコバン
左:ジャガキッズパープル

夜のうちに洗ってベランダに干しておくと、朝には乾いて取り込めます。
ジャガキッズパープルは、地味な黒い色のため掘っていても芋が目立たず、ワクワク感に欠けますが、収量はそこそこ多めでした。
このお芋は同じ大きさでも他のお芋よりずっしり重めのような気がします。 

ジャガイモシェリー

でも夜眠くて作業出来ないことも多く、他のお芋は室内で干しました。
(電気を消して扇風機の風をあてる)
こちらは赤くて小判型のジャガイモ、シェリー。
黒い土の中から赤いお芋を掘り出すのはワクワクします。 

ジャガイモシェリー

「大きくなるとサツマイモのように長くなる」と説明にありましたが、確かにその通りでした。
色も形もサツマイモのよう。

ジャガイモチェルシー

チェルシー(7月上旬収穫分)。
皮がツルピカとして、日本でよく見るジャガイモとは違うタイプです。
とてもホクホク系で、皮ごと茹でても溶け出すものもあったりする位でした。 

ジャガイモチェルシー

チェルシー(7月中旬収穫分)。
チェルシーは、コロコロとした実がよくつきます。

ジャガイモキタアカリ

キタアカリ(部分)。
キタアカリは、成熟が早いせいなのか、それとも一番いい匂いがするのか、他のどのお芋よりも動物被害が甚大です。
他の芋は大丈夫なのにこれだけほじくり返されています。
オレンジの防鳥ネットを張ってみましたが、そのメッシュをくぐり抜けてかじりに来ます。 

ジャガイモキタアカリ

今年一番の問題作はこちら。
タワラポラリス。
なんとなんと、大半がひび割れてしまいました。

ジャガイモキタアカリ

ばっくり!

植え付けが遅れたので、掘るのも遅めにしてみたのですがそのせいだろうか?
同時植え付け・収穫のチェルシーは割れていないので、品種の特性なのかなあ。
そうか病(皮がアバタ)も結構ひどいです。
来年も植えて、どうなるか実験してみたいです。 

傷みが早そうなので、早く食べなきゃ・・・。あーん。 

 
後日、食べ比べをして記事にしてみたいと思っています。
調理法は、
・皮つき丸茹で
・皮剥き茹で(チェルシーなどは溶けてしまいそう)
・皮むきベークド
・フライドポテト
くらいかな?
 

収穫量を表に書き込んでみました。
 

丸/小判型 品種名
(文字色は外皮の色) 
特徴 種芋重量(個数・植え付け箇所) 収穫量
コメント 
まる キタアカリ  ジャガイモシストセンチュウに抵抗性。 ビタミンCが多く、食味も優れる。 早生、多収である。 1kg(22個・22箇所)
 
8.8kg(だいぶ食べた後なのでもとは10kgくらい?)
0.45kg/1箇所
約10kg/種芋1kg
タワラポラリス  H24.2発表の、民間ブリーダー俵正彦さんが生み出した品種。外皮は光沢のある紫色にベージュの斑が入るユニークな品種。
大玉で多収性、貯蔵性にも優れている。 
煮くずれしにくいので煮物料理におススメ。
香りが良い上にきめ細かい肉質なのでとてもなめらかな舌ざわり。この舌触りは感動的。
ダンシャク・メークインを超える収量性。
0.5kg(7個・8箇所) 3.6kg
0.45kg/1箇所
7.2kg/種芋1kg
収穫遅れのせいか割れが多数。大問題。 
ジャガキッズパープル  キリンビールが開発した品種。
きれいな紫色とホクホクふっくらとしら柔らかさで、 ビタミンCが豊富でしかも低カロリー。 火の通りが早いので、忙しいときにも便利。休眠期間は短い。大いもに中心空洞が多い。
0.5kg(7個・7箇所) 5.0kg
0.71kg/1箇所
10.0kg/種芋1kg
黒くて地味な芋なので、掘り出す際の感動はあまりなかったが、比較的成績よし。もしかして、比重が他の芋より重いのかもしれない。 
チェルシー
(フランス名Jenny) 
別名 つがる小雪 
フランスのジェルミコパ社で育種された品種。やや小振りで可愛らしいポテト。ホクホクとした食感で食味が良く、油との相性も抜群。
素揚げ、フライ、コロッケに向く
●小さくて肌がキレイな可愛らしいポテト
●フライに適しており素揚げにすると美味
●ジャガイモシストセンチュウ抵抗性
●高いでん粉価を活かした料理が楽しめる
0.5kg(15個・15箇所)

9.0kg(ちょっと食べた後)
0.6kg/1箇所
18.0kg/種芋1kg
掘るとゴロゴロ出てくる印象があった。 

小判型 タワラコバン  H24.2発表の、民間ブリーダー俵正彦さんが生み出した品種。玉そろいの良い白皮小判型の品種。メークインの次世代型ともいえる。
休眠期が90日程度あり貯蔵性に優れる。
レシピ万能型だが、特にフライドポテト愛好家には堪らない食味。舌ざわりは感動的。
ダンシャク・メークインを超える収量性。
0.5kg
(12個・12箇所) 
6.0kg
0.5kg/1箇所
12.0kg/種芋1kg
シェリー
(フランス名Cherie)
フランスのジェルミコパ社で育種された品種。ポトフやジャーマンポテト、ポテトサラダに向く。
●赤皮で肌艶が良くメークインに似た形
●非常に食味が良く、様々な料理に向く
●ジャガイモシストセンチュウ抵抗性
●大きくなるとサツマイモのように長くなる
●煮崩れが少ない
●休眠が長く貯蔵性が高い
●冷蔵すると甘味が増す。
0.5kg(8個・8箇所) 4.8kg
0.6kg/1箇所
9.6kg/種芋1kg
シンシア
(フランス名Cynthia)
フランスのジェルミコパ社で育種された品種。
●卵形で芽が浅く、メークインに似た形
●肥大性が良く収量性高い
●個数少なめで、巨大芋になりがちのような気がする(Fujika私見)
●煮崩れが少ない
●休眠が長く貯蔵性が高い
●香り高くまろやかでバターとの相性がいい
昨年の収穫芋を植え付け(3個・6箇所) なんか芽が出なくてだめでした。 


■ジャガイモ2012 メモ
・植え付け
3/25に大半を植え付け。チェルシーの一部とタワラポラリスは4/4植え付け。
種芋重量3.5kg(シンシアは除く)。
・収穫
7/7頃に大半を収穫。 4/4に植え付けたタワラポラリスとチェルシーは、7/16に収穫。
・収穫量(シンシアは除く)
合計37.2kg(ちょっと食べた後の時点で)。
種芋1kgあたり収量、10.6kg。
一箇所あたり収量、0.52kg。

My畑の場合、一箇所あたり0.5を超えるとまあよい成績といえそう。
0.7というジャガキッズパープルは驚きだが、掘っていてそれほどゴロゴロ!という感じはなかった(チェルシーの方がゴロゴロ出てきた)。
ジャガキッズパープルは比重がやや重いせいではないだろうか? 


■ジャガイモ2012 今後の課題
・野ネズミ(?)被害は、キタアカリが一番顕著。いい匂いがするのかもしれない。
・タワラポラリスは割れたお芋が多数あった。収穫遅れか?来年も実験してみる必要あり。
・ジャガキッズパープルは割と成績良好。こちらも来年もやろうかな。
 と思っていたら、休眠期間短めだそうなので、早く食べなきゃ!
・チェルシーは、かなり収量多め。種芋は極小だったが問題なかった。
・収穫量は、植え付けた重量というよりは、植え付けの箇所数に影響されるようである。
 (大きい種芋だからといって、沢山芋が出来る訳ではない)
 種芋が大きい場合は、2つに切って植えるのがよさそう。


 

■参考情報
(1)日光種苗楽天店
今回の種芋はすべてこちらで購入しました。 

(2)ジャガイモ品種詳説 (日本いも類研究会)

(3)ジャパンポテトHP (今回購入の品種解説あり) 

(4)色とりどりのジャガイモの花 (当ブログ) 

コメント (14)
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ジャガイモ2012:色とりどりの花

2012-06-22 | +ジャガイモ

そろそろジャガイモの収穫です。
というか、早く掘らないと、動物にごっそり持って行かれそう。
ナニモノかが地面をほじくって、食べ放題パーティをしているのです(涙)。

何種類か植えたら、それぞれ違う花が咲いたので、ご紹介しますね。
 

ジャガイモの花

6月3日撮影。
タワラコバン。
斑入りのように見えます。 
(3月25日頃植え付け) 

ジャガイモの花

6月3日撮影。
キタアカリ。
一番白っぽい花です。 
(ピンぼけご容赦)
(3月25日頃植え付け)  

ジャガイモの花

6月3日撮影。
チェルシーだと思う。 
(3月25日頃植え付け)  

ジャガイモの花

6月20日撮影。
こちらは確実にチェルシー。
何故同じ品種なのに開花時期が違うかというと、こちらは植え付けが遅れたため。
約10日遅れ(4/4)の植え付けですが、開花時期は17日差と更に遅れをとっています。 

ジャガイモの花

6月3日撮影。
シェリー。
6/3にはまだ花が咲いておらず、撮りそびれ。 
(3月25日頃植え付け)  

ジャガイモの花

6月3日撮影。
ジャガキッズパープル。
葉柄部分が濃い紫色で、葉っぱは一番特徴があります。
(紫色の皮で、黄色い肉のお芋)
(3月25日頃植え付け)  

ジャガイモの花

6月20日撮影。
タワラポラリス。
写真の写り具合なのでしょうか、矢車菊のような綺麗な青紫色。
飾りたくなる程に綺麗な花です。 
(4月4日植え付け) 

ジャガイモ

品種によって葉っぱの色も微妙に違います。
右がチェルシーで左はタワラポラリスだったはず。
 



==========

週末は、カーテンを洗ったり、部屋を片付けたり(目に見える変化は極小)、ニンニクの一部を編んだり、室内作業が(私にしては)かなりはかどりました。
(本格的な梅雨の前に、カビのもとを退治しておくといいらしいですよね)

「この時期、こんなに家事をした記憶がないような。
 何か重要なことを忘れているのでは・・・・?」

よーく考えると、例年6月下旬は、ビワの収穫・加工に追われているのでした。

しかし、今年はほぼ一つも実がない、という不作。
昨年は、鳥も食べ飽きるくらいの大豊作だったので、木も今年はお休みだと思われます。

私の加工も今年はお休み。
寂しいような、ちょっとほっとするような・・・。
でもやっぱさびしい・・・。

何か採集したいなあ。
ブルーベリー園に、摘みに行こうかなあ。

 

コメント (6)
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ジャガイモ2012:植え付け

2012-04-16 | +ジャガイモ

2012年は、いろいろな品種のジャガイモを取り寄せてみました。

昨年は、地元ホームセンターで購入したキタアカリ1kg、シンシア1kg、サヤアカネ0.5kg、インカのひとみ0.5kg、計3kgを植え付け。

インカのひとみは、種芋が細菌に汚染されていたようで、買っておいた芋がまず腐敗。購入店で交換してもらったものを植え付けたものの、結局一個も芽が出ませんでした。

サヤアカネは皮がピンクでつるっとしているところに惹かれて買ってみました。
なかなか地上部が枯れないわ?と思ってい放置しておいたところ、なんと、地中に出来ているお芋に芽が!まだ茎につながっている状態なのに!!
調べてみると、休眠期間は男爵より短い「やや短」だとか。
以前植えたインカの目覚めは、休眠期間がたったの30日と更に短いのですが、茎はの枯凋落もごく早い極早生のため、土の中で芽が動いてしまう、ということはありませんでした。

これに懲りて、今年は、美味しいし、収穫量もまあまあの実績があるキタアカリに加え、休眠が長めの品種を選んでみました。
植え付けは、3月下旬からコツコツ始め、4月4日に作業終わり。


My畑は地下水位が高く、どうもジャガイモには向かない感じです。
昨年(2011年)も、2.5kg分の種芋にしては、大変寂しい収穫量。

よくいえば、消費に困らない程度。

こういう畑で珍しい品種(種芋が高価)に挑戦するのは、種芋代の無駄遣いのような気もします。
でも、(本命は採集で)畑は趣味だし、趣味といえばお金がかかるものだし、まあいいか。
(負け惜しみにもなってなくて、ほぼ敗北宣言になってますな)

3.5kgも植えると普通は絶対食べきれないくらい穫れるはずなのだけれど、ま、そういうことはなさそうだ。
(あと、味の違いも、私の味覚ではどれも一緒、という結果になりそうで仕方ない)
 

丸/小判型 品種名
(文字色は外皮の色) 
特徴 種芋重量(個数・植え付け箇所)  
まる キタアカリ  ジャガイモシストセンチュウに抵抗性。 ビタミンCが多く、食味も優れる。 早生、多収である。 1kg(22個・22箇所)
 
 
タワラポラリス  H24.2発表の、民間ブリーダー俵正彦さんが生み出した品種。外皮は光沢のある紫色にベージュの斑が入るユニークな品種。
大玉で多収性、貯蔵性にも優れている。
煮くずれしにくいので煮物料理におススメ。
香りが良い上にきめ細かい肉質なのでとてもなめらかな舌ざわり。この舌触りは感動的。
ダンシャク・メークインを超える収量性。
0.5kg(7個・8箇所)  
ジャガキッズパープル  キリンビールが開発した品種。
きれいな紫色とホクホクふっくらとしら柔らかさで、 ビタミンCが豊富でしかも低カロリー。 火の通りが早いので、忙しいときにも便利。休眠期間は短い。大いもに中心空洞が多い。
0.5kg(7個・7箇所)  
チェルシー
(フランス名Jenny) 
別名 つがる小雪 
フランスのジェルミコパ社で育種された品種。やや小振りで可愛らしいポテト。ホクホクとした食感で食味が良く、油との相性も抜群。
素揚げ、フライ、コロッケに向く
●小さくて肌がキレイな可愛らしいポテト
●フライに適しており素揚げにすると美味
●ジャガイモシストセンチュウ抵抗性
●高いでん粉価を活かした料理が楽しめる
0.5kg(15個・15箇所)  
小判型 タワラコバン  H24.2発表の、民間ブリーダー俵正彦さんが生み出した品種。玉そろいの良い白皮小判型の品種。メークインの次世代型ともいえる。
休眠期が90日程度あり貯蔵性に優れる。
レシピ万能型だが、特にフライドポテト愛好家には堪らない食味。舌ざわりは感動的。
ダンシャク・メークインを超える収量性。
0.5kg
(12個・12箇所) 
 
シェリー
(フランス名Cherie)
フランスのジェルミコパ社で育種された品種。ポトフやジャーマンポテト、ポテトサラダに向く。
●赤皮で肌艶が良くメークインに似た形
●非常に食味が良く、様々な料理に向く
●ジャガイモシストセンチュウ抵抗性
●大きくなるとサツマイモのように長くなる
●煮崩れが少ない
●休眠が長く貯蔵性が高い
●冷蔵すると甘味が増す。
0.5kg(8個・8箇所)  
シンシア
(フランス名Cynthia)
フランスのジェルミコパ社で育種された品種。
●卵形で芽が浅く、メークインに似た形
●肥大性が良く収量性高い
●個数少なめで、巨大芋になりがちのような気がする(Fujika私見)
●煮崩れが少ない
●休眠が長く貯蔵性が高い
●香り高くまろやかでバターとの相性がいい
昨年の収穫芋を植え付け(3個・6箇所)  


収穫が出来たら、個別の記事にするほか、収量等をこの表にまとめていきたいと思います。


■参考情報
(1)日光種苗楽天店
今回の種芋はすべてこちらで購入しました。 

(2)ジャガイモ品種詳説 (日本いも類研究会)

(3)ジャパンポテトHP (今回購入の品種解説あり) 

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