採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

穴子の白焼き

2020-05-28 | +ふたりの日

沢山買った冷凍穴子で、懸案の白焼きを作ってみました。

今回は、小さめ穴子なので骨切りはなし。
ですが串うちはしないと・・・。


ぬめりを取ってから、爪楊枝で串を打っていきました。
穴子の皮ってとても丈夫で、皮に沿うようにして楊枝を刺しても、皮を貫通することはないです。

穴子の白焼き

串、ようやく刺し終わりました。
それなりに皮の近くに刺せたかな?

次はグリルにて焼きます。
焼く部分は予習不足だったので、カンで適当にやりました。
まずは皮側をこんがりっぽくなるまでよく焼いてから、身の方もちょっと。
身にの側にも焦げ目をつけたい気がしますが、あまり焼くとカピカピになってしまうかも?
適当なところで切り上げました。

穴子の白焼き

これくらいで焼き上がったことにします。

タイのソテーなどぱりっと焼けた皮を上に盛り付けますが、穴子は・・?
こうやって、皮上、身上でお皿に置いてみると、白い身が上の方が、見覚えがあるような気もします。

まあいいや、と適当に食べ始めたのですが、パリッと焼いたつもりの皮は、ぐに~ん、と固め。
で、皮を下に置いてある方は、皮にほどよく湿り気が戻り、皮が柔らかく戻ります。
なので、焼いたあとは皮を少し蒸らし気味にするのがいいような気がします。

串は、焼きたて熱々だととても外しにくくて、外すのはあきらめて、串と串の間を切って、焼き鳥みたいにシガシガとかじり取っていたのですが、少し冷めてくると、外しやすくなりました。

白焼きといえば、ということで、本わさびをおろして、お醤油をちょびっとつけて頂きました。
おお、穴子の旨みが凝縮してる! 香ばしさも加わって、美味しいです。
蒸し(煮)穴子にすると、皮も身もほよほよした柔らかな触感になりますが、焼くと全然違う、しっかりした歯ごたえ。

串打ちはちょっと面倒ですが、慣れれば手早く出来るようになるかな。
煮穴子に比べて味付けの失敗はないのはいいところ。

ダンナサマも気に入ったようで、また作ってというリクエスト。
次のはちょっと大きめなんだけど、骨きりはしたほうがいいのかしらん。

 

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紅葱頭(台湾エシャロット)の油葱酥

2020-05-26 | +野菜系保存食

今年は、以前お友達から頂いた台湾エシャロットが、割とぷっくり大きめに育ちました。

台湾エシャロット
小さいのもありますが、大きいのは割と大きめ。
このあと新聞の上に並べ、ベランダで乾燥させておきました。

葉っぱは、うっかり見逃した隙に枯れ気味になってしまったので、今年は編んで吊すのではなく、箱に詰めて保存しておきます。
箱詰めしてみたら、ちょっとあふれる感じ。
ついでなので、あふれる分、加工してみることにします。

台湾エシャロット紅葱頭といえば、油で揚げたアレ。油葱酥。
(酥は、サクサク、という意味があると思います)
ラーメンのトッピングにしたり、炒め物に加えたりして使うようです。
一度作れば日持ちするのもいいところ。
Youtubeを検索してみると、どっさり作っている動画がいくつも出てきます。

今回の作り方は次の通り。
動画では油で揚げた後、すみやかに冷ましていますが、私は天ぷら同様、オーブンで仕上げることで油控えめを目指します。

■油葱酥
・エシャロットを水につけ、皮を剥き、根っこの土っぽいところは切り捨てて、縦スライス
・油で低温から揚げはじめる。
・もうちょいかな、というところでキッチンペーパーにあげ、オーブンでしばらく焼く。
 こうすることで、余計な油を落としつつ目的の焼き加減にする



台湾エシャロット
まずは皮むき。これが一番おっくうな作業ですが、水に漬けておくと表皮が柔らかくなって剥きやすいです。
半分に切って剥くともっと剥きやすいかも。


台湾エシャロット
剥けました。
うす紫でつやつやぷっくり、可愛い・・・。
もじゃっという根っこの部分はこのあと切り捨てました。
で、縦スライス。比較的厚めにしてみました。


台湾エシャロット
米油で揚げます。
比較的低めの温度から揚げはじめ。


台湾エシャロット
段々透明になっていきますが、こんがりきつね色にはなかなかなりません。
水分たっぷりだから、時間がかかるものなのですね。

揚がっていくにつれ、タマネギとはまた違う、甘~い揚げ葱の香りが。
これ、台湾の匂い!
台湾で、ごはんどきに町をうろうろしていると、食堂からこんな匂いがするのです。
これだったのかー。なるほど~。
懐かしいなあ。(また行きたいなー)


台湾エシャロット
薄いきつね色になったので、油からあげてオーブンへ
なんか、市販品よりだいぶ透明でぺなぺなで、これでいいのか不安になります。


台湾エシャロット
オーブンでしばらく加熱すると、なんとなく見たことのある様子になってきました。
不透明で薄茶になって、ポテトチップみたいな感じです。
そうそう、こんな感じ。
触ってみるとカリカリになっています。


台湾エシャロット
ところにより、カリカリでないしにょっとしたカケラが。
縦スライスの場合、最初と最後の部分は、つるりとした大きなスライスになったりします。
そういうものは、表皮組織に挟まれてうまく水分が抜けないようです。
ざっとチェックしてつまみ出しました(食べちゃった)。

動画では、横スライスでやっている人もいました。
横ならば、繊維を断ちきるので水分も抜けやすくていいのかなあ。


台湾エシャロット
小さいザルにいっぱい分が、この程度の葱チップになりました。
水分をほぼ全部抜いた訳なので当然ですが、かなり嵩が減りました。
コンパクトにおさまって、常温で保存でき、暑い国向きのいい保存食かも。

ダンナサマはお昼カップラーメンをよく食べるので、それにトッピングしてもらうことにします。
ほかのレシピも研究中。

油にも葱のいい香りがついているので、いろいろな調理に使っていこうと思います。



 

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フルーツポンチ(ドライマンゴー、ドライキウイ入り)

2020-05-25 | +お菓子(西洋)

日向夏(小夏、ニューサマーオレンジ)をいっぱい買ったので、フルーツポンチが冷蔵庫に常備されています。

具材は例えばこんな感じ。
・日向夏
・河内晩柑
・Myびわコンポート (このシロップが便利)
・パッションフルーツピュレ
・台湾のドライマンゴー
・自家製ドライキウイ

フルーツポンチ

もったいなくて温存しがちなびわコンポートですが、このシロップ和えにすることで、日向夏のワタの部分においしいジュースが沁み込んで、大変美味しくなります。

浸透圧で、加えた分よりもシロップがたっぷりになるので、ドライフルーツを入れてその水分を吸い取らせます。
台湾のドライマンゴーは、2日ほどひたしておくと、ほぼもとのマンゴーに戻ります。
(写真でスプーンに載っているもの。生より濃厚で崩れにくい)
つるりとした生マンゴーの触感が楽しめて、すごい得した気分です。

なんか乾燥が進んでカチカチになっていた自家製のドライキウイも、柔らかに復活!
生キウイは、フルーツポンチに入れた場合、だんだんと崩れてしまったりしますが、一旦干したものは、形状を保ちやすいです。


すぐに食べられる状態のフルーツが冷蔵庫にあるのって、とっても贅沢。
日向夏、また買ってこなくては。

 

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実家の壁塗装

2020-05-22 | +実家・那須

だいぶ前、コロナの緊急事態宣言などは出る前、実家の壁の塗装をやってきました。
鳥取の洗面所リフォームは終わってはいないものの一段落した頃のことでした。

壁の塗装で一番大変なのは、置いてあるものをどけること。
住んでいる家で、壁際のものをどけるというのは容易なことではありません。
塗装するのはリビング・ダイニングなのですが、そのうち半分、ダイニング側だけやることにしました。

壁にかかっている飾りをどけたり、壁を拭いたりなどは母がコツコツ進めていてくれました。
大きなテーブルはそのまま残し、ペンキよけにシートをかぶせます。
それ以外の家具はリビング側に移動。
いったんリビングがごちゃごちゃになります。

ペンキを塗る場所と水場(洗面所やトイレ)の間の通路となる場所には、あらかじめ段ボールを敷いておくのがいいです。
靴下経由でペンキがあちこちにつかないように。

写真は、母の希望によりごちゃごちゃエリアはなくて、差し支えないエリアのみ。
ちょっと面白くないですがご容赦を。

実家の壁塗装

養生が終わったところ。
今回は、洗面所のときは忘れていたコーキング剤を買ってきて、マスキングテープの上からなぞるように塗って、境目がくっきりするようにしました。
朝から片付けなどの作業を開始してマスキングが終わった写真の段階で、10時半。

塗装は養生が半分、と言ったりします。
一番面倒な作業と言うひともいますが、幸い私は養生は割と苦にならないです。
子供の頃、塗り絵で、広い面積を塗る前に、輪郭線に沿って細い幅で塗っておくのも好きでした。

壁紙は、1983年頃のこの家購入時には布タイプが張ってありました。
その後、壁に関しては1回(2回?)貼り替えたことがあり、今は通常の紙タイプのものが貼ってあります。
天井は家の購入時のままの布壁紙。
土台がベニヤのため、木のヤニも染みてきて、黄色く変色しています。

今回は、これらの上から天井も壁も、同じ色で塗ります。
塗料は数年前の鳥取で使って、実家の洗面所も塗ってまだ余っている、ベンジャミン・ムーアのSeashell。
今回はさすがに余り分では足りないので、1缶追加で購入しました。


実家の壁塗装

エアコンも養生。
エアコン付け替えの際にサイズがかわったようで、壁紙が貼られていない場所があります。
ここはこのまま塗ってしまいます。
同じ色になれば目立たなくなるはず。


実家の壁塗装

養生がむずかしかったのが、このカーテンボックス。
ボックスの奥は塗りたいので、養生のビニールがあまりたるまないようにしました。


実家の壁塗装

これで、1回塗りの後かな。13時18分。
塗ってみた感じでは、洗面所よりシンプルな平面が多くて塗りやすいです。
洗面所は、狭くて入り組んだ場所が多く、きもちよくじゃんじゃん塗れる平面は少なめでした。

実家の壁塗装

これも1回塗りのあと、13時18分。
天井の黄色さはなかなか隠れません。

照明器具を外した方が塗るのには便利なのですが、この日、天気もいまひとつだったので明るさが足りず、電気は残しておきました。
特に白い壁に白いペンキを塗る場合、しっかり明るい方がどこまで塗ったか見やすいです。

刷毛やローラー、2セットあったので、母と手分けして塗りました。

実家の壁塗装

似たような写真ですみません。これも1回塗りのあと。
出窓のトースターやパン焼き器は置いたまま養生してしまって問題ありませんでした。

壁際には養生ビニールの上から新聞紙を敷いておきましたが、新聞紙だとずれ動いてしまったりするので、丈夫な段ボールをガムテで固定するともっとよかったです。

実家の壁塗装

14時48分。多分これは2回塗りが終わったところ。
ブラインドを開ければ明るくなると気づいて、開けてあります。
(1回塗りのときは、古い壁紙と新しい塗装で明らかに色が違うのでどこまで塗ったかよく分かるのですが、1回塗りと2回塗りのときは色の差も微妙で、明るさが本当に重要。)
壁は2回塗りで綺麗になりましたが、天井がまだムラ感が・・。
なので天井だけ3回塗りました。

布壁紙なので、ペンキの吸い込みも激しく、塗料を沢山使いました。
こういう場合、本来はプライマー(下塗り剤)を塗るのでしょうが、ローラーを使い分けたりするのも面倒なので、贅沢に、本塗り用ペンキをたっぷり使いました。

実家の壁塗装

リビングとダイニングの境目。
壁に関しては、角を境目にして塗り分けましたが、天井はそうも行かずまあこんな感じで適当に・・。


実家の壁塗装

塗り上がって、養生もとりましたよ!!
養生をとるのは、とっても楽しいです。
工事現場っぽい様子から、一気に部屋に戻る感じです。

一番上の写真とほぼ同じアングルです。
見比べてみると、天井がだいぶ白っぽくなった気がします。
壁は、写真ではそれほど、ですが、実物はだいぶ白くなっています。


実家の壁塗装

エアコンまわりやカーテンボックス部分も、綺麗に塗り上がりました。


実家の壁塗装

何故かわかりませんが、天井と壁の境目が、ちょっとくぼんでいる構造です。
(板がある場合は廻り縁とかいいますが、くぼみの場合はなんと呼ぶのでしょうか)
なのでくぼみ部分は刷毛で塗り、ほかはローラーで塗りました。
くぼみがない家(鳥取とか)だともっと簡単です。

部屋もそこそこ明るくなり、古いペンキもようやく使い終わり、めでたいです。



●おまけ
父の誕生日が近かったので、スポンジを焼いて持って行って、夜ケーキを作りました。(食べたのは翌日)
81歳、だったかな。
ロウソク用意しておけばよかったかな。

実家の壁塗装

いちごの丸いケーキ。

実家の壁塗装

縦縞タイプです☆
こうすると、スポンジは薄めでクリームが沢山なので、しっとり柔らか、イチゴ感もたっぷりのケーキになります。

業務連絡:
お父さんへ
体調いまいちだし、病院には行かなきゃいけない割には、コロナでお出かけはしにくくて大変ですが、何か面白いことをみつけて楽しんで下さいね。
今度は地元企業応援のためにも、坂を下ったところのケーキ屋さんに行ってみましょうか。

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ニンニクの芽(花茎)収穫

2020-05-19 | +ニンニク

ニンニク、5/17あたりから収穫がはじまりました。
で、そのちょっと前が、花茎(いわゆる芽)の刈り取りでした。

ダンナサマの捻挫もだいぶ治ってきたので、2回ほど一緒に来て収穫をやってもらいました。
5/3と5/5。で、そのあと5/12にもう一度自分で摘み取って、のべ3回の収穫。
いま、冷凍庫がニンニクの芽だらけです・・・。


品種によって、トウの色や形が違うので、ご紹介します。

ニンニクトウ立ち

これは完全抽台早生と呼んでいるもの。
5/3だとこんな感じで、全体にまっすぐで、先端はまだほっそりして、付け根は白っぽい感じ。
もっと伸びてきますが、若いほど柔らかいのと、収穫量は少なめに押さえたいので(大量に植えているので)、これくらいで収穫してしまいます。

ニンニクトウ立ち

同じ完全抽台早生の、5/12。ぐぐっと太く育ってカーブしてきて、先端がやや大きくなっています。
畑友は、ニンニクの芽をとても楽しみにしていて、1株あたり1本しか穫れない貴重品だから、と、この程度に育ててから収穫しています。

ニンニクトウ立ち

これは、昨年の夏に産直で買ってきたニンニクを植えたもの。
ひとまず「城里産6-7片」と呼びます。


ニンニクトウ立ち

5/12の城里産6-7片のトウ。
カーブが強くなって、先端がややふくらんでいます。
トウの様子を見ると、完全抽台早生に近そう。
(実際、収穫してみてそうでした)
完全抽台早生同様、成熟すると玉が割れやすいということが判明し(何個も割れてしまった)、名前はつけたけれど、植えるのは今年限りにする予定。

ニンニクトウ立ちソフトネックY

ソフトネックYのトウ。
先端部分の付け根がピンクです。この部分は、成熟してきても小さいままで、珠芽らしい珠芽は見えないタイプ。
花茎は長くしなやかなので食用向きです。

ニンニクトウ立ちアブルッツォ

アブルッツォ(5/12)。
これもピンクの付け根で、珠芽が大きくならないタイプ。
これも食用向きの花茎。

ニンニクトウ立ち紫

紫、と呼んでいる品種。
これは、太くて固い花茎がまっすぐのびて、先端には大粒の珠芽がつきます。
太いけれど固い花茎なので、食用にはいまいち。
このくらい早い段階なら食べられますが、もっと長く固く育ってしまうと駄目です。

ニンニクトウ立ち静岡うす紫

静岡うす紫と呼んでいる品種。
花茎がとても長くなるタイプで、5/12にはこんなにくるんと伸びていました。
先端部分の付け根は白。

ニンニクの芽

ダンナサマに摘んでもらったときは、畑にて先端を切り落とす作業もお願いしました。
(摘み取るのは手で折り、先端の切り落としはカッター)
その間私は別の作業がはかどって、とっても助かる!
帰ってから水洗いし、刻んで冷凍します。

ニンニクの芽

5/3収穫分。10パック。
緑黄色野菜としてせっせと食べよう。

ニンニクの芽

5/12収穫分。9パック。
カーブしている部分を刻み、まっすぐなところについては、長いまま冷凍してみました。
収納効率がよさそうなのと、もしかして小さめの小口切りで使うこともあるかな?と思って。

便利なのは刻んである方です。
袋をあけて、使いたい分だけざらっと取り出すことができます。


最近旅行や外食が少なくていい機会なので、ここしばらくコツコツ冷凍庫の食材を減らしてきましたが、なんか一気にきゅうきゅうに。
減らさなきゃ・・・。
いっぱいあるタケノコと一緒に炒めるかな?

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タケノコ水煮

2020-05-18 | +その他

今年は4月下旬にタケノコ水煮瓶詰めを作りました。
ちょうどいいサイズの瓶がなく、少量。
ちょっと物足りなかったなー、と思っていたとき、Duckbillさんのフェイスブックで、どっさり制作されているのを見てしまいました。

いいな~。私もいっぱいつくるーぅぅぅ!

量産魂に火がついてしまい、5月に入ってから、もう一度タケノコゲット。
ちょうどいいサイズのびんはないので、手元にあったおおきめ瓶(以前ピールや洋酒漬けレーズンなどが入っていたもの)でいいことにしました。

Duckbillさんは、使うときにちょうど一回分になるように、小さな瓶で作られています。
私もそうしたいのですが、瓶が大きいほど(数が少ないほど)作るときは楽。
新しく瓶を買うほどでもないし・・・。
大瓶なので、食べるとき、がんばらないといけません(使うときになって後悔するのは目に見えてる・・)


ゆでるのは、最近は糠や椿の葉の準備が出来ていないことが多く、水のみでゆでています。
気分次第で、重曹を入れるときもあります。
丁寧にするときは、時間差でもうひとつの大鍋に湯を沸かし、途中段階でタケノコを移し替えたりします。
(ラジオで聞いたやり方)
ひとつの鍋でゆでるだけのときも。
だいたい、掘って30分以内に茹で始めるし、水煮瓶詰めにするのであれば、更に加熱することになるので、それほどエグミは気にならないです。

瓶詰めは、ゆでた後、2-3日、冷蔵庫で水に晒したあとがよさそう。
茹でた直後だと水が濁りそうな気がして。
(やる気や用事などの都合で、もっと早かったり遅かったりすることもあります)


鍋への入れ方は、今年は少し変更。

タケノコ水煮

こんな感じで、あげ底して茹でてみました。
というのも、重しが重すぎるため。
ぎゅうぎゅうに押しつけられて、鍋底に接したタケノコの皮が、ちょっと焦げてしまうことが多かったのですが、こうすると焦げません。

タケノコ水煮

茹でている間、タケノコが浮かないようにするための重しはこんな感じ。
なるべく大きなザルと、石臼。
鍋の直径より小さなお皿を重しにしようとすると、いつのまにか滑って沈んでしまいますが、ザルならば大丈夫。
口径が鍋の直径より大きければ、確実ですが、小さくてもなんとか使えます。


タケノコ水煮

水にさらしてあったタケノコ。
クワの刃跡がある根元は食べてしまい、なるべくいい部位を瓶詰めにします。

タケノコ水煮

なんか変な形。なんで?
温かいうちに皮を剥いてしまったからかしら。
次は、完全に冷めるまで皮はつけておいてみます。



タケノコ水煮

こちらが4/26作。
大きめとはいえ、3瓶では物足りなかったんだなー。
おかげでまた作ることに・・・。


タケノコ水煮

んでもって、こちらが5/5作。
計7瓶(しかも大瓶)。
大きい瓶は、せめて、なるべく少なめに詰めるようにしました。

この2回目は、ゆであがったあと、水晒し時間がやや短めだったような気がします。

2年ほど前作ったタケノコ水煮は、冷蔵庫保存で、脱気状態だったにもかかわらず、タケノコが室温バターのような柔らかさに傷んでいたことがありました。
(触ったら、むにょお、という触感で、髪の毛が逆立った!)
昨年の作品はそういうことはなし。
今年のはどうでしょうか。
うまくもってくれますように・・・。

 

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冷凍穴子

2020-05-14 | +乳製品・肉・魚・卵

以前から、スーパーで穴子の白焼きなどを見かけるたび、美味しそうだなーと憎からず思っていました。
でも、ちょっと高級で、手が伸びません。
ダンナサマと一緒に買い物に行くと、「穴子の白焼きどうお?」と聞いてもほぼ必ずお刺身に落ち着きます。
食べたいのになあ・・。

生の開きから調理したのは、ごく最近、生まれてこのかた1度だけ。
たまたまスーパーで生の穴子のさばいてあるものを見つけて、ふとした気の迷いで買ってしまったのです。
煮あなごだったら、煮魚みたいに単に煮ればいいのかと思っていたら違って、ぬめり取りの下ごしらえが必要でした。
検索して調べてからやったものの、どうなったらぬめりがとれたことになるのか全然自信がなく、終始ビクビクしたまま調理した覚えがあります。
(そこそこ美味しくは出来たけれど)

1匹じゃ、ほとんど練習になりません。
ビクついて作業しているせいで、記憶喪失状態で何も覚えてないし。

まるごとのお魚を下ろすという作業は、先日、一度にかなりの数量経験したせいで、格段に慣れて、苦手感が薄れました。
全然手早くはないけれど、「私でも、ゆっくりやれば、なんとか出来る」という自信がついたのです。

穴子も慣れたい!

という訳で。

冷凍穴子

冷凍庫1段目。


冷凍穴子

2段目。

コロナ訳ありで、少しだけお手頃価格になっていた冷凍穴子(長崎対馬産)を、この機に大中小3パック×2(計2キロ)、買ってみました。
穴子、食べ放題!
(その前に調理が!)


動画などをいくつか見てみると、扱い方が段々怖くなくなってきます。
穴子は、鯛などとは違って、切り身にした後でもざぶざぶ水洗いしてもいい魚みたいです。(ホントは限度があるかもだけど)
なので多少段取りが悪くても開き直って、多少洗いすぎてもいいかなという気持ちでチャレンジ!
ぬめりとりの手順は今のところ次の通り。

・パックを開けて、流水をかけて解凍。流しの中で歯ブラシで皮をこすってぬめりをとる。
・背びれを包丁で切り取る。このあとまな板はよく洗う。
・皮に塩を小さじ1ほど降り、指でなでなでする。こうすると更にぬめりが出てくる。
 流水と歯ブラシで洗い流す。
・お湯を沸かし、皮にだばだばとかけ、冷水に落としていったん冷やす。
・皮の表面に白く固まったぬめり成分があれば、また歯ブラシでこする。
 (お湯をかけた後は、皮の表面がややもろくなるのでやさしめに)

塩をかけてこするのは、最初やらなくて、それでもさほど問題なかったのですが、やるとより臭みがとれる気がします。
臭みというか独特の風味。
煮てみて分かったのですが、穴子って魚卵みたいな(子持ちカレイみたいな?)香りがするのですね。


お料理の写真はたとえばこんな感じ。
タケノコ入り煮穴子。

冷凍穴子

穴子を煮て、穴子はいったん煮汁からあげて、煮汁でタケノコを煮たもの。
山椒がよく合いました。
煮た穴子は、ほわほわで、鍋から箸でつまみ出せないほど。
冷ますとぷりんぷりんに戻るので、穴子ってゼラチン質が多いということでしょうか。


このほかやってみたのは、
・穴子天ぷら
ぬめり取りの下ごしらえした穴子を揚げる。
これは比較的簡単だけど、他にもいろいろ揚げるのは、まだちょっとやだ。(穴子だけで手一杯)

・穴子の酒蒸し
Youtube動画で調べたレシピ。塩とお酒をふって蒸すだけ。簡単でした。
ポン酢で食べてみたんだけど、なんかポン酢でない方がいいかも?
酒蒸し後、バーナーであぶって白焼き(わさび醤油)、という展開があるようなので、バーナーノズルを買って今度やってみたいです。

・穴子の酢豚風
短くカットしてから片栗粉をはたいて揚げて、その他は酢豚と同じ。
豚肉よりあっさりして、美味しかった。
ゆるめの、野菜の甘酢あんかけに、唐揚げの穴子を乗せるだけでもいいかも?
甘酢あんにまみれて揚げたカリカリが完全になくなってしまうのがちょっと勿体ない気がしました。


次に作ってみたいもの
・(生からの)白焼き
生の状態で串を数本打って、グリルで焼くというもの。
串打ちが不安でまだやっていません。
腹骨とかあるけど、焼くだけで気にならなくなるんだろうか?

・大きい穴子のフライもしくは天ぷら
大きいサイズの穴子の場合は4mm幅くらいに骨切りをした方がいいそうなのです。
骨切りなんて出来る気がしないけれど、チャレンジしてみたいものだと。
(というかその前に、どのくらいの大きさなら骨きりが必要なのかもよく分からない・・。)

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エシャロット収穫

2020-05-13 | +その他

昨年冬、畑の片隅に台湾系エシャロットを植えました。
植えたというか、埋めたというか。

一昨年、お友達の天子さんから頂いた種を植えて収穫し、吊してありました。
冬、吊してある束から、緑色の芽がちょんちょんと。
玉部分を触ってみると、もうフカフカの状態。
これを植えても、もう育たないかも?
復活してくれ、と願いつつ、適当に植え付け。(思ってることとやってることが違う・・)

そうしたら、さすが球根、しっかり芽が出そろって、それなりに育っています。
だったら、ということで、たまに肥料をやったり、土寄せをしたりしてみました。
びっしり1列に生えそろったミニタマネギみたいな姿は、見ていると可愛いです。

で、先日、ニンニクの芽(花茎)を摘みながらふと畝を見てみると、1列に行列していたはずのエシャロットが、ところどころ枯れて消えてとびとびに。
生き残っているものも、ものにより、くったり倒れています。
これは、収穫、というタイミングです。
掘りあげてしまうことにしました。

エシャロット

なるべくバラして植えなきゃ、と思ったけれど、全部は育たないかもしれないしとも思って、数束ずつ植えたような気がします。
そのせいか、こんな感じに合体して育ったものが沢山(それとも、分球したのかな?)
でも、去年よりはやや大きめのような気がします。
追肥の効果があったかな?

エシャロット

全然育っていない右側のようなものもありますが、ぷっくり大きくなったものも。
(この左側は最大級)
これくらい大きいと、皮むきも手間じゃないです。

昨年は、利活用があまりできなかったので、今年は利用も頑張ってみたいです。
最初に縦半分に切ると簡単に皮が剥けることが分かったので、カリカリに揚げるあれを作ってみたいです。



畑の片隅で、また別のネギ系を発見しました。

あさつき

畑友に聞いたら、これはアサツキとのこと。
こちらも、いま地上部が枯れてくる季節です。

あさつき

こんな感じの花?がついています。
こうやって開く前は、つやつやの紫色の玉で、それもまた綺麗です。
葉っぱが若いうちは、ネギ的な使い方が出来る模様。

いったん堀りあげて、どこか安全な場所に植えよう。
雑草に紛れて行方不明にならなければ、来年の冬は、鍋の薬味などに使おうかなと思っています。


 

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カノンさんのピールチョコ

2020-05-12 | ■おともだちの味研究

お友達のカノンさんから、この時期恒例の柑橘ピールとキューブチョコを頂きました。
毎年、今年も作っていらっしゃるのかな~(食べたいな~)、と、心密かに楽しみにしているものです。

カノンさんは、とっても研究熱心で、パッケージなども毎年いろいろ工夫されています。
郵便局のスマートレター(180円、厚さ2cmまで)にあうような詰め方を工夫されたり。
私はもっぱらヤマトのコンパクトボックスでしたが、今度、スマートレター使ってみようかな。
(今回頂いたものは、もっと大きな箱でした)

頂いたお菓子をご紹介します。

カノンさんのピールチョコ

こちらは、スマートレターよりは大きな梱包用のパッケージ。
透明なお惣菜などが入るパック(厚さ3cmくらい)に、素敵な模様のナプキンを入れて包んであります。
(包みの写真を撮ったはずがどこかに・・)
キューブチョコは、ダイジェスティブビスケット、くるみ、ラムレーズンが入ったガナッシュで、表面にはチョコを流してあります。
ピール(甘夏)の方は、お砂糖まぶしのもの、そしてチョコ+ココアがけ。チョコがけの方は、お砂糖まぶしはしない状態でチョコをかけてあります。どちらもしっとり柔らかで美味☆

このセットは定番の組み合わせですが、今年は他にもいろいろ作られていました。
それぞれご紹介します。
カノンさんのブログの「ピール 砂糖漬け 柑橘」カテゴリに詳しい情報がありますので是非どうぞ。

カノンさんのピールチョコ

① スライスオレンジの甘露煮:
生協で買われたというオレンジ。希望より大きかったようで、この大きさのものを薄く切り、煮崩れないように煮るのは大変だったと思います。
とてもジューシーでオレンジの風味満点☆
大ぶりなので、4分割して、ダンナサマと分けつつ、ひとかけずつ頂きました。

①’ スライスオレンジの甘露煮+チョコ:
これもおそらく生協のオレンジ。今年はえらく大きかったり小さかったりしたようです。オレンジの種類も違うように見えます。この小さい方が皮がしっかりしていて、煮崩れる心配も少なさそうです。
チョコとオレンジの味はぴったりですよね。
色も鮮やかでお店のものみたいで素敵・・。

② 獅子ゆずの輪切り甘露煮:
あの立派な獅子ゆずを輪切りにして作るピールは、カノンさんのオリジナル。
今年は、それなりの厚さでまず甘露煮を作り、乾かしたあとに薄く削いで、軽やかなピールを目指したとのことです。
(厚い1枚から薄いもの1枚しかとれないので、贅沢!)


カノンさんのピールチョコ

見て、すごい種類!

③甘夏?ピール(酸味あり):
上の写真の詰め合わせのピールは、酸味がないタイプでした。
こちらは、果汁と一緒に煮てあるのか、酸味があるタイプ。私は柑橘の酸味は大好きなので、これ、とっても好み!

④カラメル色になったピールの砂糖まぶし:
焦げないように弱~い火でじんわり煮ていたら、焦げてないのにシロップが茶色になってしまったそうなのです。
こうなると、柑橘の苦みは弱まって、でもカラメル味というほどでもなく、和菓子のような感じ?
乾かし具合のせいか、カリカリ感があって、上品なお干菓子みたいでした。

⑤カラメル色になったピールのシナモンまぶし:
表面の茶色い粉、ぱっと見ココアかな~と思って口に入れたら、とってもいい香り!!
シナモンでした。
これ、大好き☆
柑橘の苦みが薄れた状態で、カラメル風味も隠し味になっているせいか、シナモンがとってもよく合います。
冷蔵庫に常備したい・・。
このカラメル色のピールはハプニングによって出来たものということなので、一期一会の味かもしれません。

⑥チョコ+ココアまぶしピール:
上の写真のパッケージに入っているものと同じ(だと思います)。
ピールがとても柔らかに煮えていて(表皮のツルツルは、次の⑦以外すべてのピールについて剥いてあります)、チョコと、表面のほろ苦いココアの味とよく合います。
頂くたび、美味しいなあ、と思っています。

⑦花ゆずの皮4分の1ピール:
(下の方、かじりかけですみません)
これだけは表皮のツルツルした部分がついた状態です(他はみんな削ってある)。
ウォーキングしていたら、道路に花ゆずがポタポタ落ちていて、拾えるだけ拾って帰って、加工したそうです。
ゆずピールってグニグニのゴムみたいになりがちなのですが(私が作る場合)、こちらはとってもソフト。
花ゆずが薄いので、相対的にチョコ感が高めで、軽い食べ心地ですがチョコ満足度は高めで絶品です。
カノンさんに拾ってもらった花ゆず、幸せものだなあ。

⑧河内晩柑の砂糖まぶしピール+チョコ:
黄色い柑橘の河内晩柑を使ったピール。
もともと薄い色の柑橘ですし、表皮を剥いてあるので、仕上がりは個性的な白さ。
味は、うっすら酸味がつけてあるのかな?もともとの皮の味かしら。
ほのかに酸味と苦みがあって美味しいです。
チョコがけしてあるのですが、全部コーティングせず、少し白いピールを見せていて、その対比も素敵。
見た目も味わいもとても上品なピールだと思いました。


カノンさん、たくさんの研究成果、ありがとうございました!
ごちそうさまでした☆

コメント (1)
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巨大ウド

2020-05-10 | +野菜

リフォームの用事で鳥取に行ったとき、スーパーでらっきょうの酢漬けを2袋買ってきました。
これが結構濃い味付け。
同じときに買った山ウドの白いところを一緒に漬け込んだら、ほどよく薄まってちょうどいい味になりました。

もう一袋のらっきょうは、更に濃い味。
ウドがほしいな・・・、とこのあたりで探したら、こんなものが。

巨大ウド

金剛杖のような太さ!
こんな巨大なウドは、初めて買います。(栽培ものの、軟白ウドですね)
ゴボウ3本分くらいかな? 体積でいったら大根1本に相当するかも。

台所に来る野菜の中でも、最も巨大な部類に入ります。
(切らないと流しに入らない)
大根もゴボウも、ちょびちょび使っていけばいいですが、ウドは一気に加工しなくてはいけないのが大変です。

らっきょうの小さな1パックをちょっと薄めるためなのに、なんでこんな大きいもの買っちゃったのか・・。

巨大ウド

フーフー言いながら、ひとまず全部処理しました。
中心部は、皮をはぐようにし、枝のところは、包丁の背でこそげるように皮をむきました。

髄だけにすると、大分小さくなります。
大根よりも柔らかくみずみずしく、とても木本の一部とは思えないほど。
この髄部分、かじってみると、山ウドの髄とはずいぶん違って、風味がとってもあっさりです。
山ウドに比べると、ウド風味は2割くらいかな(ちょっと物足りない)。


適宜スライスし、一部をらっきょうと一緒に漬け込み、大半は、別途、梅酢(というか、梅干しを梅シロップで塩抜きした液体)に漬けておきました。
多いように見えましたが、どんどん水が出てしんなり小さくなってきます。

(後から気づきましたが、加熱料理に使ってもよかったかも。ズッキーニやアスパラみたいに細長く切って、豚肉を巻いて焼くとか、どうかな。)

巨大ウド

大量に発生した皮。
山ウドの皮はきんぴら風にして食べるので、これもやってみることにします。
茎から剥いた皮は、短くカット。枝からこそげた薄い皮は、固いかな?と思いつつそのまま入れてしまいました。

結果、枝からこそげた薄い皮は、煮れば問題なく柔らかくなることが分かりました。
問題は、茎についていた固いスジ。さすが木本の維管束、手強い。ゴリゴリのままです。
その固いスジ以外は、全体的にデンプン質で柔らか、ねっとり。
強いて言えば山ウドの皮のきんぴらはゴボウ系で歯ごたえが残るのに対し、こちらはニンジンのような感じでした。

柔らかで簡単にペーストになるようなものに、とても固いスジが混ざっています。
裏ごしも考えましたが、まあこのまま食べるか。
普通に食べて、よく噛んで、最後にもし口の中に繊維が残ったら吐き出すという作戦(原始人みたい)。

スジが固いのはまあいいとして、ウドの風味が皮もだいぶ弱めなのは残念でした。
こんなに完全に軟白してあれば、風味も当然弱まるのですね。
山ウドをちょっと混ぜたい・・。
でも、分量としては、とても沢山出来たので、捨てずに食べてよかったと思います。
ほぼ100%利用し尽しました☆



コメント (2)
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