採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ニンニク2017:収穫中 ~ソフトネックタイプと判明(Y氏白)

2017-05-31 | +ニンニク

昨年タネを頂いて、Y氏白、と名付けていた品種が収穫を迎えました。
収穫間近になると茎がぐらぐらしてきたので、ソフトネックタイプといってもよさそうです。
ソフトネックタイプはうかうかしていると茎が枯れて腐ってしまうので、青い葉っぱが残っているうちに収穫してしまいます。
なるべく太らせたいような気もするけれど、茎がぐらぐらしてきたら、もういいってことにしよう。
 

ソフトネック白

株元を見てみると、玉が地表からちょびっと見えています。
これはこの品種の特徴かも。
その他の大半の品種は、もっと地中深くにニンニクが出来ていて、こんな風に地表に見えてきたりはしません。
(植えた深さは同じくらいのはずなのに)

ソフトネック白

そして、全体に大玉!
割れたりもせずにいい形です。
(ソフトネック系は割れにくい気がする)

ソフトネック白

直径7cmくらいあるものがいくつもできました。
ただ、鱗片数はかなり多めかもしれません。
もともとは1周半くらいに鱗片が形成されているタイプでしたが、大玉になるとそれも変わってくるのかな?
確かめてみたいけれど、折角立派にできた玉を剥いてしまうのが勿体なくて・・。
根切りなどの作業が一段落したら、じっくり調べてみようかな。

大玉は、掘っていて「わーい」と嬉しくなりますが、編んで売るのには不向きです(重くなってしまうため値段が・・)。今年は、特に大玉を値下げしないといけないかも。バラ売りも考えないと・・・。

ソフトネック白


植えている最中から幅広で立派な葉っぱでしたが、長さも長いです。
さわり心地は福地よりもしなやかで気持ちいい感じ。

いくつか花茎を折らずにとっておいてみました。
先っぽのカーブ具合や成長具合は個体差があるようで、何が品種の特徴なのか、よくわかりません。

これは先っぽがさほど育っていないもの。

ソフトネック白

こちらはぷっくりよく育っています。

ソフトネック白

大きい方を剥いてみるとこんな感じ。小さな珠芽がぎっしり。


ソフトネック白

数えてみました。
(老眼で見落としもあるかもしれませんが)全部で41個でした。

ソフトネック白

この小さな珠芽からも芽が出るらしいのですが、普通のニンニクにするには数年かかるそうです。
ちょっと植える気にはならないかな・・。




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アフリカのお餅「フフ」

2017-05-30 | +パン・麺・穀類

ウィーンのエスニック食材店(PROSI)で、前から気になっていたアフリカ食材を、今回こそは、と買ってみました。
 

朝ごはん

それはこの、FUFU。
日本のお餅のような食べ物らしいのです。
(ぷっくり丸いかたちに丁寧に仕上げるところも、日本のお餅っぽいです)

黄色いフフや紫のフフ・・ 

朝ごはん

バナナのフフや、ベージュのものもあります。
(調べたところ、PLACALIというのはフフとはまた違うもので、キャッサバ芋を発酵させる工程が入り、似たようなお餅に見えますが、酸味があるようです。フフは発酵なしで、酸味なし) 

朝ごはん

BANKUというものも。
これはキャッサバとトウモロコシが原料で、こちらもやはり発酵による酸味があるもの。プラカリとの違いはよくわかりません。
(更に癖のある、ケンケというおダンゴもあるようです。)

朝ごはん

あ、これもバンクーだ。

どれもインスタントミックス粉の状態で売っていて、火にかけて練ればすぐに作れるようです。


今回は、フフを買ってみたいな、と思っていました。
(バンクーやプラカリのことは実は今調べました。フフの地方名か何かかと思っていて、全然別モノとは知りませんでした)

プランテーンフフ

店員さんに、「おすすめのフフは何ですか?」と聞いたところ教えてくれたのがこちら。
プランテーンバナナのフフだそうです。

他にキャッサバやcocoyam(タロイモ≒サトイモ)のものもありました。

自分では、もう少し少量の、キャッサバフフにしようか、薄紫のにしようか迷っていましたが、おすすめされたらこれにしない訳にはいかないですよね。 

プランテーンフフプランテーンフフ

原材料は
プランテーンバナナ 60%
粉末ジャガイモ 30%
キャッサバ 10%

粉0.5カップ、と水0.75カップをまぜ、火にかけてよく練る、という作り方が箱に書いてありましたが、youtubeで検索して、次のように作ってみました。
1)お湯を沸騰させる。
2)そこに粉を入れ、加熱しながらすりこ木でよく練る。
3)数分間練り均一になってきたら水を少々加え、フタをして、弱火で数分。ふっくらつやつやしてくる。
4)フタをあけて再度よく練る。
5)火をとめて、少し水を入れてすべりをよくし、鍋の丸さを利用しながら、パン生地を丸めるように皮を張らせ要領で丸める。

プランテーンフフ

どだ! 初フフ。けっこう丸くつくれました。

粉0.5カップから、鶏卵2個分のフフが出来ました。
ダンナサマと1個ずつ。
鍋肌にくっついた分をこそげてフフだけ食べてみると・・・
ああ、なんか、東南アジアの市場の匂いだ、これは。青臭いような、プランテーンバナナの味と匂いがします。
もっちりふにょふにょしていますが、日本のお餅よりは伸びが弱めで、喉に詰まらせる恐れは少なさそうです。

プランテーンフフ

アフリカではピリ辛のトマトスープを添えて食べるようで、適当に作ってかけてみました。(鶏肉が少な目だったのでたまごも入れちゃいました)
 

プランテーンフフ

アフリカでは手で食べるようですが、スプーンで。
(アフリカの地域によっては、ちぎったフフをかまずに飲み込むのだそうですが、私は普通に噛みました)
トマトスープの具にしてしまうと、青臭いバナナ味は、ほとんどわからなくなります。
ふにょふにょして、ニョッキのような、白玉ダンゴのような感じ。

悪くないです。 


悪くないけど、「ハマる!」という味でもないかなー。
頭のなかは、「??」 という感じ。
美味しさのポイントがどうも謎。

特に、このプランテーンバナナを一番にすすめられたのが、謎を深めています。
キャッサババージョンやタロ芋バージョンの方が青臭くなくてよさそうな気がするんだけど、この青臭さが、地元の人にとっては美味しいのかしら。

アフリカの人に、詳しくインタビューしてみたくなります。
(日本のお餅をどう思うか、また、日本で代用品を作るとしたらどうするのかなど、いろいろ聞いてみたい。私としては、ヤツガシラ+トウモロコシ粉あたりで作れば、食感はかなり近いものができそうだと思うれど。あと、餅つき機でフフが作れるかとかも)

アフリカの食文化について思いを馳せる、いい機会になりました。
アフリカに行く機会も、アフリカ人の知人ができる可能性もなさそうだけれど。
(いや、この時代なら、ネットを通じて知り合いになれるかもしれない)

まだたくさん残ってるのがちょっと問題。
お餅だったらあんことあわせて和菓子にするという手もあるかしら、と試食前は思っていました。
たとえダンナサマが食べなくても、お菓子にしちゃえば自分ひとりでも消費できるだろう、と。
でもこの青臭さでは、トマトソースなしでそのまま食べるのはきびしいかもなあ。(慣れるかな?)
ニョッキとして扱う手もあるかな。

変わった食べ物なら何でも食べてみたい!、という人が近くにいたらよかったのになー。


■アフリカの食べ物情報
ガーナの食べ物
フーフー、バンクー、ケンケなどの写真があります。ケンケは、練り物を発酵させた味、ですって。

アフリクック
アフリカのいろいろな料理レシピが分かります。
フフは本来臼と杵で搗いて作るのでとても手間暇がかかり、ごちそうの位置づけのようです。

インスタントフフの作り方動画 粉使用の例
沸騰したお湯に粉を入れる方法。

本来のフフの作り方動画 ガーナの例
バナナ・キャッサバフフを二人で作っています。
キャッサバとプランテーンバナナそれぞれで餅をつくり、そのあと二つを混ぜて搗きあわせています。

インスタントと本格派の中間の作り方動画1 バナナとキャッサバの例
生のバナナとキャッサバ、水をミキサーにかけてピュレ状にし、それをじっくり火にかけてフフに仕上げています。
もち粉からでも、もち米からでも、お餅的なものが作れる、というのと同じかな・・。

インスタントと本格派の中間の作り方動画2 バナナとキャッサバの例
バナナとキャッサバをよく茹で、水気を切ってフードプロセッサーに数分かける、という方法。
堅そうなキャッサバを手にのせ、包丁を勢いよく振りながら切っていて、ハラハラします。

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ウィーン2017:ロシア食材店で買ったもの

2017-05-29 | +その他食べるもの

ウィーンで、ロシア食材店に行ってみました。
前回(2014年)に見つけて、その時は時間がなくて詳しくは見られなかったところです。

キャビアがあったら、高くっても買っちゃおうかしら? 

ウィーンのロシア食材店

こちらがロシア食材店。
ホテルの真向かいの通りMarzstrasseを登って行ったところにあります。

店員さんが、目の覚めるような美人!
イスラム教の頭巾をかぶっていましたが、眉毛やまつ毛の色も薄くて西洋人ぽい顔立ちでした。写真を撮らせてと、ダメもとでお願いしてみればよかったか・・。

ウィーンで買ったロシア食材

各種袋入りお菓子をバラして、量り売りになっていました。安い方と高い方の2種あり、高い方からいくつか買ってみました。
(左上の白鳥模様のは、マシュマロのチョココーティング、あとはヘーゼルナッツチョコペースト入りチョコ、みたいなチョコ菓子系でした)

包み紙のデザインが独特ですよね。
ヘーゼルナッツ模様やリス模様、真っ赤なケシが印象的です。(ナッツフレーバーをあらわしているのかな。ケシは中身とは無関係だと思うけど)

ウィーンで買ったロシア食材

CHMELI-SUNELIというスパイスミックスを買ってみました。
調べてみると、Khmeli suneliフメリ・スネリ)ともいうようで、ジョージア(グルジア)共和国などのコーカサス地域でよく使われるもののようです。

ウィーンで買ったロシア食材

原材料は、
コリアンダー、フェネグリーク、クミン、ディル、パセリ、バジル、ペパーミント、マージョラム、ローレルの葉、トウガラシ
です。
どんな味か想像つきます? 私はつきませんでした。

袋をあけて匂いを嗅いでみると、「あ、カレーじゃん!(なーんだ)」。
匂いはほぼカレー。色も黄色くてカレーっぽいです。
レシピ例画像を真似して、トマト入りスープに溶かしてみました(ハーブが入っているので最後の方に投入)。するとなんだか、コーカサスの味!(行ったことないけど)
カレーっぽい味(弱め)とハーブ風味(強め)が混ざって、複雑未体験の味わいです。(スープには点々とハーブのかけらが浮きます)
美味しい☆ 買ってよかったです。

ウィーンで買ったロシア食材

右のクラッカーは、まだ味見していません。
(どのみちスーツケースぱんぱんに買い物することになるので、かさばって軽い(そして安い)ものを買って、「わー、カバンいっぱいに買ったね~、もう十分だよね~」と自分で自分を納得させるのが重要)

左は、クルミの形のキャラメル入りクッキー。
(パッケージの、顔の形にも見える煙突つきのものは、あちらのかまどかしら?)

ウィーンで買ったロシア食材

クルミの形なので具にもクルミが入っていると思い込んでいましたが、キャラメルだけでした・・・。


冷凍ベリーが売っていて、ロシア方面の方はこういうのが好きなんだなーと思いました。
幸いなことにキャビアはみあたりませんでした。

今回のヒットは、「フメリ・スネリ」スパイスミックス。
コーカサスに言った気分が味わえます。
日本でも買えるようです)



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ニンニク2017:収穫中 ~掘り遅れて玉割れ(完全抽苔白)

2017-05-27 | +ニンニク

今年はサビ病の発生が少なめで、ニンニクの葉っぱがまだ青いまま残っています。
(例年は全体が黄色くなり、病気なのか枯れてるのか分からないくらいになって、ようやく収穫、という感じでした)

青いからまだ収穫は先だよね、と思い込んでいましたが、地下の状態はそうでもなかったみたい。

畑友から2年ほど前に種を頂いて、白っぽいニンニクができて、花芽が高く飛び出てくるので「完全抽台白」と名付けていたものが、なんと、地下で見えないのをいいことに(?)、玉割れ状態に!
 

完全抽台白

葉っぱはこんなに青々しているのに・・・ 

完全抽台白

ニンニクはぱっかし玉割れ状態!
あーん。


完全抽台白

こちらもぱっかし。
(あと、白かと思ってたけど、ピンクがかっています)

割れていないものは少なめです。はあ。

でもいいや。
これはもうちょっと植え付け面積を増やしたいと思っていたので、割れたものは、種にしましょう。 

完全抽台白

どんな花をつけたのか観察するため、少し残しておきました。
これは先端からしゅーっと固い花茎が伸びて、さほどくるくるカーブしないタイプ。 

完全抽台白

サヤの中には珠芽が数個ありました。

完全抽台白

あと、たまたまかもしれないけれど、根っこ部分が小さいような気もしました。また来年の観察を楽しみにしてみます。


来年は、この品種に関しては、早い段階から成熟具合をチェックしよう。
あと、花茎を、折らずに残しておいたらどうだろうか。珠芽に栄養が行って、割れにくいのではなかろうか・・?
(花茎折り組、折らない組の2グループで比較)

真っ白、という訳でもないし、「完全抽台白」を、「完全抽台早生」もしくは「早生薄紫」に改名しようかな。そうすれば、早い段階でチェックし忘れないかも。 

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スモーク鯖

2017-05-26 | +乳製品・肉・魚・卵

ウィーンで、鯖の燻製を買ってみました。

海無し国のオーストリアでは魚介はおみやげにする程のものではないかもしれませんが(多分よそからの輸入)・・。
でもうちの近所のスーパーでは見かけないものだし、買っちゃえ買っちゃえ。
 

スモーク鯖

MAKRELE GERAUCHERT(鯖燻製)。
お総菜コーナーには裸の鯖燻製が何本もおいてありましたが、持ち運びを考えて真空パックのものにしました。

魚をこの向きでパックするのは、西洋風ですよね。
日本だったら左半身を上側にしそう。

 

スモーク鯖

皮はつやつやの金茶色。 

 

スモーク鯖

身の部分はちゃんと加熱された状態で、このまま食べることもできます。
生臭いことは全然なくて、「あら、いいお味☆」
塩味も丁度良く、燻製風味も食欲をそそります。

ほっそりしたサバに見えましたが、すごく脂がのっていました。 

(皮は固いので食べませんでしたが、焼けばよかったのかな?) 

スモーク鯖

半身を、オニオンスライスとバジルと一緒にゆず果汁でマリネにして、サラダっぽくして頂きました。

2時間前くらいにマリネしたのだけれど、しっかり酸味が行き渡っていました。直前でよかったかも。
魚っぽさが薄れてしまいました。 


残りの半身は、レタスの横に、粗くバラした身を並べて、オリーブオイルとバルサミコをちょっとふって食べてみました。
こちらの方が、燻製サバの味がしっかりしてよかったです。
燻製の香りとバルサミコもよく合うと思いました。 


買うときは何も考えずカゴに突っ込んで、今、値段を見たのだけれど、この1匹で1.89ユーロですって。
安いよね!?
もし次の機会があったら、2匹くらい買ってもいいかも。 

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ニンニク2017:太く育ったけど二次成長(スペイン白)

2017-05-25 | +ニンニク

昨秋、スーパーで「スペイン産ニンニク」として売っていた白いニンニクを植えてみました。

ニンニクスペイン


1/30の段階で、畑で一番のひょろひょろ具合。
このまま消えてしまうかな~と諦めていましたが・・ 

ニンニクスペイン

3/22には、それなりに葉っぱが青々してきました。

ニンニクスペイン

4/18、元気そうじゃない?


で、その後、好調が続いていたのです。
 

ニンニクスペイン白

5/22、こんなにもさもさに。1月末のあのひょろひょろとは比べものにならない成長ぷり。
トウは何故かこれだけ出てこないし、ちょっと黄色いけれど、すごく元気に育った~、と喜んでいました。 

ニンニクスペイン白

茎なんか、すごい太いし☆

ところが。 

ニンニクスペイン白

ややや。
葉っぱのつけ根から、にょろりと細い葉っぱが出てます。これは二次成長ってやつ。
(茎が太かったのは、二次成長のせいかも) 

ニンニクスペイン白

どうなっているのか、1個掘ってみることにしました。
茎の太さに比べて、玉は小さめ。

ニンニクスペイン白

剥いてみると、鱗片を包む皮が葉っぱとして伸びている、二次成長状態。

ニンニクスペイン白

鱗片を切ってみると、二次成長中のせいか皮は分厚くて、鱗片の方はまだ未熟ではないかと思います。


いま収穫しても、皮がこんなに分厚くては、乾燥もしにくそうですよね。
このまま植えておくと、鱗片は多少大きくなるのか、それとも二次成長に栄養をとられてむしろ小さくなるのか・・?

どうせダメもとで植えたので、とことん育てたらどうなるか、もうしばらく観察してみようかと思います。





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タケノコ(水煮瓶詰めほか)

2017-05-24 | +野菜系保存食


 

タケノコ水煮

今年は連休あけにタケノコを何本も茹でました。
昨年は、実家には持っていったけれど、自宅用には茹でなかったので、来年だな~と(ちょっと)楽しみにしていたので、つい茹ですぎました。
でも、よく考えたら、茹でたちょっと後から、ダンナサマが出張でほぼ留守にするのでした。 

こんなに沢山は、一人では食べきれない・・。
何年も気になっていた、水煮瓶詰めをやってみることにします。 

タケノコ水煮

せっかくやるのに、なんか元気出ない・・・。
(リフォームでまるで自分じゃないみたいにがんばった反動かしら?)

ノロノロとガラス瓶にタケノコを詰め、水をなみなみ入れて適当な時間、蒸し器で蒸してみました。

タケノコ水煮

かなり長時間加熱して、もういいだろう、とフタをぎゅっと閉めてしまったのですが、後から見ると、水が吹きこぼれて水位が随分低くなっています。

お湯を沸かしておいて、フタを閉める前に継ぎ足せばよかったかも・・。

気合いが入らないまま作業すると、こんなお粗末なことに。はー。 


水位が低くて心配なので、ひとまず全部冷蔵庫に入れました。
なるべく早く使ってしまおう。


瓶詰め以外で作ったタケノコ料理はこんな感じでした。

タケノコちらし寿司

タケノコの煮物を載せたちらし寿司。
(食べかけで失礼) 

タケノコ煮染め

タケノコ煮物。

これは、後半はタケノコご飯に変身させ、冷凍しました。タケノコは冷凍保存はしないのが普通だと思いますが、タケノコご飯の状態での冷凍は、さほど問題ないようでした。

タケノコ炒めもの

ニンニクの芽とタケノコの炒め物。
これは翌日は、グリーンカレーに変身させました。

タケノコしゅうまい

タケノコの姫皮の部分を練り込んだ、しゅうまい。
もち米をひっつけるタイプの焼売のイメージで、余っていた小粒タピオカをひっつけてみました。
(芯があるように見えますが、固くはないです)

蒸し立ては美味しいですが、温め直しが少々厄介。
タピオカは、表面につけるよりも、挽肉に練り混ぜてしまい、普通の焼売の皮をつけるのがいいかもしれません。(またはゆで肉団子にする) 
ひき肉との相性は結構いいと思うので、後少し残っているタピオカもこうやって使い切ろう。 

タケノコ姫皮とみょうがたけ

タケノコ姫皮とミョウガタケの梅肉和え。 

姫皮のところ、大好きなのです。タケノコ本体より好きかも。
皮を剥いて、下端をかじってみてが柔らかければ必ず切り落として姫皮を回収してます 


あと、
・タケノコ姫皮とミョウガタケのみそ汁
(もうひとつくらいあった気がするけど忘れました)




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ニンニク2017:収穫開始(山形)

2017-05-23 | +ニンニク

葉っぱが黄色くなってきたなー、ニンニク畑を見渡していました。
とある一角が、特に黄色いです。
そこは、まさかの「山形」。
数年前に山形から取り寄せて毎年植えていた、「最上赤ニンニク」です。

これまでは、My畑では一番の晩生タイプでした。
他のが枯れても葉っぱは比較的青いまま。暑さ、もしくはさび病に負けて結局は成長をやめてしまうけれど、その段階では玉は育ちきっていない、という状態でした。 なので一番長く畑に置いておく品種でした。
それが一番に収穫を迎えるとは!

寒地系のニンニクは、鱗片分化に、一定量の寒さが必要なのだそうです。
このあたりだと寒さが足らず、鱗片分化が遅れ、そのせいで鱗片肥大も足りないのではないかと推理しました。

調べたところ、タネニンニクの状態で冷蔵しておくことで、「一定量の寒さ」に足し算してもらえるようです。
今回は、種ニンニク全量を、1か月くらい冷蔵しておきました。
確か9月に入ってから、「あっそうだ冷蔵しなきゃ」と思い出して冷蔵庫に入れた気がします(この辺が詰めが甘い。)

こんなに早く成熟した(っぽい)のは、冷蔵の影響ではないかと思います。 

ニンニク山形

ニンニクの収穫時期の見極め方は、「根っこのところが水平になったら」とよく聞きます。でもそのためには、掘ってみないといけないですよね。
家庭菜園では、ムダな試し堀りはなるべく避けたいです(勿体ないので)。
なので、掘り上げずに表面の土を取り除き、皮のつっぱり具合と玉のぷくぷく加減を参考にすることにしています。
写真の枠内を見ると、表面近く、数枚の皮がつっぱってやぶけており、(写真では見にくいですが)鱗片のぷくぷくした感じも分かるようになっています。これが収穫どき。
これ以上長くおいておくと、皮が全部破れて、「玉割れ」状態になってしまいます。勿論それでも味には変わりありませんが、皮に包まれていた方が綺麗なので、玉割れは避けたいと思っています。

ニンニク山形

玉のサイズはさまざまありますが、一応大半が、しもぶくれのニンニクになっている気がしますが、どうでしょう。

ニンニク山形

ちなみに葉っぱはこんな状態。
下葉が2枚枯れた頃が収穫どき、と教科書には書いてあったりします。
これの場合、枯れた下葉は見当たらないですが、最盛期より葉っぱの枚数がえらく減って長ネギになっちゃったようにみえます。
前はもっと青々・ふさふさに茂ってた気がするんだけどな・・・(枯れた葉が、マルチを剥がす際に折れてなくなったのではないかと推理)。あと、残っている葉も畑でいちばん黄色い様子なので、掘ってみました。 


この品種は、先端から花茎が出てこず、福地のように茎の中途で止まるタイプ。
花茎先端の珠芽を観察してみたところ、ずいぶん未熟な状態でした。
玉部分はほぼ成熟しており、珠芽は未熟ということ。
(通常だと、鱗片が太った段階で、珠芽もかなり成熟している)
冷蔵の影響でこういう育ち方になったようです。

印象ではありますが、例年より出来がいい気がします。
次の植え付けの際も、やはり全量冷蔵しようかと思います。




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ニンニク2017:マルチはがし

2017-05-22 | +ニンニク

日曜日(5/21)、畑に行ってみたら、ニンニクの青々した感じが薄れて、黄ばんできています。
え?病気!?と慌てたけれど(実際さび病も少しあったけど)、この時期、葉が枯れ気味になるのは、成熟してきているせいかも。
収穫は6月に入ってから、という漠然としたイメージでしたが、もう収穫間近なのかもしれません。

収穫の際は、マルチがないほうが断然効率がいいと、数年前に分かりました。
(土がカチカチになっているので、手で引っぱったくらいでは抜けてこなくて、スコップの介助が必要なのです)
手で持ってマルチの穴に差し込めるような、細長い道具(山菜掘り用?)も買ったけれど、土が固くて手だとすごく力がいるし、足でぐっと差し込めるスコップの方がやはり楽。

マルチの周囲をめぐって、まずは四辺を土から掘り出します。 

ニンニクマルチはがし

でもって、畝の風上側の端からマルチを持って、
「はい、ばんざ~い」
洋服を脱がせるように、マルチを脱がせていきます。
アブルッツォは、明らかにほかのものより葉っぱがにょろりと細長く、タコからセーターを脱がせているようでした。 

ニンニクマルチはがし

何とか全部はがせました。
(ここは紫(2))

玉ねぎはマルチつけっぱなしにしたけど、ここも剥がせばよかったかな・・・。 


今年はマルチ剥がしが以前よりとりわけ大変。
というのも、モグラよけに、篠竹の棒を、いたるところに無数に突き刺しておいたのです。
これがあると、マルチがとってもはがしにくい。
仕方ないので、めぼしい竹串は、全部抜いてまわりました。
(写真下の右の方に抜いた竹が見えます)
こ、腰が・・・。

モグラ除け効果は、うーむ、どうだったんだろう。
竹があっても、来るところには来たけどなあ・・。
もっとビッシリ隙間を詰めて刺したらよかったのかな。
来ないところにはこなかったけど、竹の効果かどうかはよくわからない・・・。
(竹のところまできて、竹があるのであきらめて方向転換したような痕跡は、分かりませんでした)

来シーズンは、モグラの通路らしきものがある場合はそこに重点的に刺すくらいにしておこうかなあ。


土が固いのが、あれやこれやの大変さの原因。
堆肥(緑肥)をもっと入れて、ふかふかしたいい土にしていきたいものです。

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ニンニク2017:トウ立ち

2017-05-22 | +ニンニク

5月の連休明けくらいから、ニンニクの花芽が出始めました。
 

ニンニクの芽

真っ直ぐ伸びて、カーブを描き始めた頃、カーブの頂点あたりで折り取ってみました。
畑友は、せっかくだから食べる部分をもっと、ということで、一番上の葉を少し割いて、その下あたりから収穫するそうです。
(私は、味見程度でいいかな、とごく先端だけ摘んでいます)
 この写真ではかなり沢山に見えますが、ピンクに見えるところより先の部分は食べないので、1本あたりの可食部は、3~15cm程度です。

ニンニクの芽

こちらは花茎がしっかり太く、先っぽも大きいタイプ。
中には珠芽が数個入っています。 

茎は固いので、食べなくてもいいかも。
むしろ折ってしばらく風通しのいいところに保管しておき、珠芽を少し成熟させて種として使ったらどうだろうか。

ニンニクの芽

ほっそり柔らかめの花茎が伸びて、先端が小さいタイプ。
サヤの中は、「からっぽじゃん」と言いたくなるほど。要するに、めぼしい珠芽はなし。 

ニンニクの芽

多少ツブツブしているようにも見えるけれど、これが育って珠芽になるのかしら。

食べるつもりがないならば、花芽は見付けたときにすぐ(葉鞘から顔を出してすぐに)折ってしまった方がいいのかな、と思っていましたが、どうやら、余り早く摘みすぎても、ニンニクに逆に栄養が行きすぎて玉割れを起こしたりするのだとか。
(その分早く掘り取ればいい気もしますが・・・)
多少遅れ気味でもいいのかな、と思うことにします。


品種による花茎の形状やカーブ具合はどう違うかな、と注目してはいたのですが、個体によっても違う気がするし、十分放置しておけば、どれもくるりん、と丸くなりがちな気もします。
確実に言えるのは、(1)ほっそりした花茎が出て、先端が小さいもの、と (2)ごく太い花茎が出て、先端が大きく、珠芽が数粒できるもの  がありそう、ということくらい。
アメリカのニンニク研究家のサイトによると、ぐるぐると2周の螺旋を描く品種もあるようですが、今回植えた中には該当するものはなかった気がします。


1品種につきいくつかは、花茎を折り取らずにおいておきました。
ニンニク収穫後に、再度じっくり観察してみるつもり。 

 

  ほっそりした花茎。
先端は小さく、珠芽らしきものは見えない
(極小) 
にょっきり太い花茎。
先端には大きめの珠芽が数粒
葉鞘の中で止まって上からは花茎が出てこない(不完全抽台)。個体によっては出てくるものもある。 該当なし 福地、山形、岐阜
花茎が出てきて、まっすぐ、もしくはゆるやかなカーブ
(個体により、くるっと巻くのもある)

アブルッツォ
アブルッツォ
 
(写真なし)
スペインのアホ・モラードもだいたいこのタイプ 

紫(2)
紫(2)
花茎が出てきて、くるりと3/4円を描く
(個体により、巻かないのもある) 
Y氏白
Y氏白

 シチリア
シチリア

 アーティチョーク畑
アーティチョーク畑
 
該当なし
花茎が出てきて、ぐるぐると2周螺旋を描く 該当なし 該当なし


料理方法は、

・タケノコとあわせて野菜炒め
・アミガサタケとあわせて炊き込みピラフ
・トマト煮

に調理してきました。
炊き込みピラフは、期待したよりいまひとつ・・。 ニンニクの芽の風味が強く(酸味があるような?)きのこの柔らかい風味を消してしまった気がしました。
短くカットして、冷凍もしておきました。
トマト煮やカレーなどの煮込み系に入れてみる予定。 

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