採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

2011イタリア旅行:トラットリア・デル・カチャトーレ

2015-03-31 | +海外

ネタがないため、昔の旅行の写真をひっぱり出してきました。
4年も前になりますが、イタリア旅行の思い出を・・・。

(記憶が曖昧で朧気になったころ、「ああ、楽しかったなあ、おいしかったなあ、また行きたいなあ」 って思い出すのもいいものよね・・というのは負け惜しみかな)

(途中、見覚えがある写真がありました。
もう記事にしたかもしれないのですが思い出せません。重複してたらすみません。
検索してもひとまず出てこなかったけれど、もし過去に同じ写真を出していたらurlを教えて下さい。)

========================
 

ベルガモ付近

ミラノ在住のお友達夫妻に、サンペレグリーノ方面に、ドライブに連れて行って頂きました。途中のベルガモ近郊で、ランチタイム。
Braccaという街だったかと思いますが、地図にはないですね。

ベルガモ付近

お店は、Trattoria del Cacciatore 。

カチャトーレというのは猟師という意味でしたっけ。

ベルガモ付近

裏手にはぶどう棚があります。

ベルガモ付近

ここからの眺めがすばらしい・・。

ベルガモ付近

猟師、というだけあって、内装がすごいです。
鹿の首の剥製がどっさり!!

ベルガモ付近

帽子掛けがひづめ!
(この写真は前にも出した気がするなあ・・ううむ。) 

ベルガモ付近

こちらのひづめはふさふさ。
冬だから?別の動物? 

ベルガモ付近

タイル貼りの小型ストーブ。

ベルガモ付近

お料理は、パン、オリーブ、小タマネギのピクルス。 

ベルガモ付近

手前はポレンタ。
奥のチーズはタレッジオ。
日本だと、5mmくらいのスライスを平らに並べて出てくるチーズですが、ブツっと気前よく盛りつけてあります。贅沢~☆

(この後なんと本物の(?)タレッジオ村にも連れて行って頂きました)

ベルガモ付近

生ハム、サラミ盛り合わせと、豚肉(?)の煮込み料理。かなり大きな塊でした。

生ハム類が、兎に角美味しいです。
イタリア、いいなあ・・・。 

ベルガモ付近

確か、「このレストランの地元産のお水だよ」と教えて頂いて、写真を撮ったはず。
BRACCAというのがこの村の名前だったと思います。 


このトラットリアについて情報がないか検索してみましたが、名前が一般的すぎてうまく探せません。
正式な住所は、Bracca でも Bergamo でもないみたい。
何か分かったら追記します。 

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Sudoの食パン

2015-03-30 | +パン・麺・穀類

東京のお友達から、美味しい食パンを頂いてしまいました。
(Rさんありがとうございます~☆)

松陰神社前のSudoというパン屋さん。
食パンは、何と予約で3週間待ちだとか!  (東京ってすごい!) 

スドウの食パン

そのパンがこちら。
(写真にはありませんが、角食も)

真っ白でつやつやした生地です。
普通より白っぽく、密な感じ。やや重たいような気すらします。 

スドウの食パン

みっしり感。

食べてみると、なるほど、他のパン屋さんとは違うかも。
しっとりきめ細かく、甘い訳ではないのですが、リッチでお菓子のようです。
言うなれば、高貴な味わい。

角食と山食、生地は同じらしいのですが、食べてみると、食感も味も、微妙に異なりました。
角食は食感がモチモチ。山食はふんわり。
味は、山食の方がバターのようないい香りがするように思いました。
どちらも”別格”のおいしさでした。

スドウの食パン

山食を焼いたところ。
(このパンだったら、もう少し浅く焼いたほうが合うかも。ちょびっと目を離してしまいました)

油脂が含まれているのか、さっと均一に色づきます。
表面がさっくり香ばしく、中の生地はなんともいえずしっとりいい香り。
何かつけてしまうのが勿体ない、とっても美味しい食パンでした☆ 
ご馳走様でした☆ 


■参考情報
食べログ Sudo

=====

週末は、黙々と、ひたすら片付け。

というか、花粉のせいでじゅびじゅびで、「黙々」ではありませんでしたが。
敗因は、日曜の朝、ベランダに出て作業してしまったこと。
鳥よけネットを撤収したのですが、ベランダだし、すぐ終わるはずだしと、マスクをしなかったのです。
そうしたら、ひどいことに。

常に斜め上を向いているか、または鼻にティッシュを詰めておくかしないと洟がたれっぱなし。
くしゃみは出るは目はシバシバするは、今シーズン最強の花粉症症状でした。

よその家を片付けた余波の大混乱の収拾は、モチベーションが上がらないこと甚だしい。
でも、部屋のまんなかのスペースに種々雑多なモノが積み上がってまっすぐ歩けない状態では、何かと差し支えます。
もともと自分の家のものだけでキツキツだったのに、これに加えて(もはや春だというのに)毛布3枚、羽布団2枚なんてどうしたらいいのか・・・。
(でもすごく新しかったので捨てられなかった・・。古いものは既に1立方メートル分くらい処分済。)
うちにあった古い方を捨てるとしても、布団カバーからとりだしてカバーは洗って、という余力もスペースも、今はないです。
洟をすすり目をゴシゴシこすりながら、「とりあえず」あちこちの棚に収めていきました。

「折角の週末なのに。何か楽しいことをしたいなあ、もう」と最初は思っていたけれど、一日が終わる頃には花粉に打ちのめされ、
「すみません、鼻にティッシュ詰めずに普通に呼吸が出来るだけでいいです、ハイ」と虫のように丸まってベッドに入りました。

部屋の中央にあった成層火山はだいぶ低くなって、床が見えてきました。
くしゃみ鼻水で大忙しで意識朦朧だし全然楽しくはなかったけど、片付けはかなり捗った、有意義な週末だったはず。


 

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ウィーン2014:自然史博物館~海のいきもの

2015-03-26 | +海外

自然史博物館の写真、これでおしまいとなります。

オーストリアは海がない国ですが、だからこそ?、海に関する展示もしっかりありました。
 

NaturhistorischesMuseumWien

大きなシーラカンス(ホルマリン漬けでしょうか)。 

NaturhistorischesMuseumWien

マンボウ☆
魚とは思えない変わった形で、昔から憎からず思っていました。
海面に横倒しに、ぷかぷか浮かんで、流れてきたクラゲを食べると聞いて尚更(ホントかは不明)。
おさかな界のカウチポテト族では。
生まれ変わったらマンボウもいいなあ、なんて。
(でも1億個の卵のうち99,999,999個は大人になれないのよね、確か。狭き門だわ) 

NaturhistorischesMuseumWien

深海魚のリュウグウノツカイ。
最近ときどき打ち上げられたニュースを聞きますね。
なんと食べてみた方もいらっしゃるようです(日本人)。 

NaturhistorischesMuseumWien

これも深海にいるハオリムシ(チューブワーム)。
深海の熱水噴出孔などに生息していて、硫黄酸化菌と共生して養分を得ているそうです。 

NaturhistorischesMuseumWien

迫力!
ステラーカイギュウだそうです。
1741年頃に探検隊の一員ステラー氏に記録され、その後乱獲されて1768年頃、30年も経たないうちに絶滅してしまいました。
こんな巨大な海獣が群れをなしているところはさぞかし壮観だったでしょうね。
地球も寂しくなりました。 

NaturhistorischesMuseumWien

今回初めて見て、一番びっくりしたのがこちら、Sea silk 。
手袋が編み上げてありますが、その材料がシーシルク。

NaturhistorischesMuseumWien

正体は、貝の足糸!!!
生きたムール貝を買うと必ずもじゃもじゃしてキタナイ感じのヒゲ(足糸)がついてきますが、これが織物原料になるとは・・。驚愕!
(そういえば絹も動物の分泌物だけど・・・)


シーシルクについてちょっと調べてみました。

・原料となるのは、The Noble Pen Shell (Pinna nobilis L.)の足糸。
・この貝は地中海にしか生息しない。
 なのでシーシルク製品も地中海エリアで生産された。分かっているところでは、南イタリアのタラントやサルデーニャ島など。 
・20年ほども生きて巨大になる貝で、最大120cmにもなる。 
・水深40mまでの浅い内海を好む。
・足糸は、本来貝を固定するためのもので、繊維の長さは最大20cm程度になる。 

・きれいにした状態では、ふさふさとして金茶色からオリーブ色に輝く。 
・顕微鏡観察すると、この繊維は滑らかな表面を有し、断面は楕円形。
・化学構造としては絹または他の動物繊維と類似しており、赤外分光法では区別がつかない。
・窒素含有量は他の動物性繊維よりも低い。
・非常に柔軟であり、濡れたときは特にそうである。
・染色は技術的には可能なはずであるが、今日まで染色されたものは発見されていない。自然な色合いのままで珍重されてたようである。

・現存する最古の製品は、14世紀の編んだキャップである。
・歴史上の文献に、”軽く繊細で透けるような織物”がシーシルクと書かれているものもあるが、現存してシーシルクであることが確定している製品に、半透明でベールのようなものはない。
・特に古代には"byssus"(足糸)は、繊細で貴重な織物のことを指し、原料が麻かウールか木綿かシルクかシーシルクかは明らかでない場合が多い。
・中世には「海で育つ羊毛」という表現がみられる。
・17世紀には、ヨーロッパ各地の貴族の博物学コレクション(Wunderkammer)に加えられている。
・現代では、この貝が激減して保護対象になっているため、食用としても繊維用としても産業的には採取はされていない。

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ここ2ヶ月くらい、ずっと週末を潰されていましたが、義母の家の撤収もようやく終わりました。
一件の家を空っぽにするのは大変です。
自分の家じゃないので思い入れがあるものは全くないので、どんどん捨てるだけとはいえ、それでも大変です。
ぐったり、くたびれました。
ストレス解消のためおやつをばりばり食べていたら、体が重いし。ぐすん。


今週末は久しぶりに普通に過ごせるはず。

とはいえ、今度は我が家の片付け作業がかなりあります。
いまうちはひどい状態。
ひとの家をからっぽにするのにエネルギーを吸い取られ、我が家ではルーティンの作業をする余力もなく、どんどん悲惨になっていくのです。
さらに、捨てられずに持ち帰ってきたモロモロが、いまリビングに山積み。 

誰も手伝ってくれないし・・・。
あーあ。 
床が見えるようになったてモノがしかるべきところに収まったら、 ハウスクリーニングを頼もうかな。
(ここ数年来の悲願なのだけれど、未だ達成ならず) 

来週からは、旅行記ではなくて、何かの手作りとか、キノコさがしとか、普通の記事が書けるといいのですが・・。 

 



■参考情報
Sea silk Project サイト (英語)
どこかの博物館による、sea silk の歴史・生態・生産などのとりまとめ。
何ページもあり読み応えあります。
シーシルク製品の写真も多数。

sea silkで織られた宗教儀式用コートの写真、ほか(英語) 

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ウィーン2014:自然史博物館~カメ、ほか

2015-03-25 | +海外

鉱物、恐竜フロアから階段を上がると、今度は各種動物の剥製やレプリカがびっしり展示してあります。
鳥などは、それぞれが小さく、ショーケースにびっしり入っており、そのショーケースもまた部屋の中に何列も並べられているため、もう数え切れないほど。

鳥って、動きがすばやいし、止まっているとしても木の上のほうだったりして間近でみる機会はほとんどありません。
『とりぱん』を読むようになるまでは、野鳥というものは私の世界には存在していませんでした。
(ダチョウとか、動物園にいる大きな鳥は知っていたけれど)
世界中の綺麗な鳥が集められているショーケースは圧巻でした。 

剥製は、今ははやらない技術なのかもしれませんが、生きた状態よりも実は動きがあり(翼を広げた状態がじっくり見られる)、また写真よりも立体的で、見ごたえがあります。

あまりに数が多くて圧倒され、写真どころではありませんでしたが、私の好きなものをみつけました。

カメ☆ 

NaturhistorischesMuseumWien

かめ~。
甲羅がまるくぷっくりしていて大きなカメに、昔からあこがれていました。
(飼ったりはしない)

(大体旅行に持っていくとそうなのですが、カメラに、「ぶーん」と震える症状が出ていて、写真がひどくてごめんなさい) 

NaturhistorischesMuseumWien

このカメもいいなあ。
Spornschildkröte ケヅメリクガメ だそうです。
甲羅の線模様と、足の丸タイルみたいな模様がなかなか。 

NaturhistorischesMuseumWien

ショーケースから出ていました。

NaturhistorischesMuseumWien

カメはちゃんと撮れていませんが、次のコマでラベルを撮っていて、Seychellen-Riesenschildkrote みたいです。
セーシェルセマルゾウガメかな? 

NaturhistorischesMuseumWien

Galápagos-Riesenschildkröte ガラパゴスゾウガメ。
昔『小学○年生』で見て、ずっと大好きだったカメです。

NaturhistorischesMuseumWien

こちらもガラパゴスゾウガメ。
甲羅の襟周りの形状が、上のものとは異なって、衣紋を抜いたようにカーブしています。先日ちらとTVで見たのですが、下草ではなく、木の枝などを食べるもの(固体?グループ?)は上方に首を伸ばしやすいように、甲羅が変形しているのだそうです。

このほかにももっといっぱいカメがいました。
次は壊れてないカメラを持って、写真を撮りに行きたいです。 

NaturhistorischesMuseumWien Satyrtragopan。
キジ科の鳥、ヒオドシジュケイの一種。
つくりものとしか思えない襟飾りに、ツノまでつけています。
剥製にしたくなる気持ちが分かります。
 
NaturhistorischesMuseumWien

ひえー、世の中にはこんな変わったシカが。
と思ったら、ふつうのノロジカ Capreolus capreolus でした。
ホルモンの異常でツノが変形成長すること時折で起こるようです(こちらのサイトに動画が)。
次の年はちゃんとしたツノが生えるといいのですが(このシカの時間はここで止まっていますが)。

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2014ウィーン:自然史博物館~古代生物・恐竜

2015-03-24 | +海外

2014年に行ったウィーン自然史博物館の続きです。
散漫で写真もよく写っていなくてすみません。
あと、基礎知識がないので間違っていることを書いているかも。

何も知らなくても、ほえ~、と感動出来るのが、実物大模型や化石を展示している博物館です。
(『ナイトミュージアム』の大英博物館編が近々上映でしたっけ。行こうかな。) 

NaturhistorischesMuseumWien

古代の海中にいた生き物。
青いものは、ぷるぷるしたゼリー状のもの、ということかな。
化石に残らない部分はどうやって推定しているのだろう・・。 

NaturhistorischesMuseumWien

海中の想像図。
ウミユリやらサンゴやら色々な生き物で混雑しています。 

NaturhistorischesMuseumWien

で、新天地を開拓。
両生類が陸上に進出・・ってことかな。

NaturhistorischesMuseumWien

おそらくダンクルオステウスの頭部。
デボン紀に大繁栄した、体長6-10mの板皮類(魚のように水中を泳ぐ生物)。
頭部には固い装甲板があるものの体の後半部は軟骨主体のため化石資料はほとんどないようです。
頭部、特に前歯あたりが何か凶悪なロボットのようなすごいインパクト。
画像検索するといっぱい絵がでてきます。
 

NaturhistorischesMuseumWien

アンモナイトも沢山。 

NaturhistorischesMuseumWien

キングサイズのベッドくらいあるものは、古代の亀。
この標本の詳しいことはよく分かりませんが、アーケロンという種かも。これは手足をしまえない構造だったようです。 

NaturhistorischesMuseumWien

迫力!
最近は、恐竜には羽毛が生えていたという説が出ているとか?

NaturhistorischesMuseumWien

愛しのトリケラトプス。
(子供の頃、『小学○年生』などの情報で恐竜情報を得ていましたが、一番のお気に入りがコレ) 
トリケラトプスに羽毛があるところは想像できないな・・。 

NaturhistorischesMuseumWien

ティラノサウルス。

NaturhistorischesMuseumWien

大きすぎて写真が撮れませんが、左に下半身があるのは、ブロントサウルス系?
しっぽを水平に空中にのばしています。本当にこんなに大きくて重たいしっぽを持ち上げて歩いていたのかな。
私がこの恐竜だったら「ああもう、今日はつかれた」とずりずり引きずってるかも(で、すぐに肉食恐竜の餌食に)。 

NaturhistorischesMuseumWien

巣の中にいる赤ちゃん恐竜が、ヘビの餌食にならんとしているところ。あどけない赤ちゃんの表情が可愛いです。 

NaturhistorischesMuseumWien

恐竜の一部は鳥に進化したのでしたっけ。
怪鳥ロックのようなおそろしげなクチバシ。 

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ウィーン2014:自然史博物館~鉱物

2015-03-23 | +海外

2014年の4月末から5月はじめにかけてウィーンに行ったときのことです。
 

====

自然史博物館に初めて行ってきました。
以前ウィーンを訪れた際には美術史美術館の方に行き、また近々来るだろうから自然史・・の方はその時に、と思っていたら、7年も経ってしまいました。

結論から言うと、自然史博物館はすごい!
地球がつくってきた凄いモノ、妙なモノがてんこもりです。

ウィーン自然史博物館は、1889年にフランツ・ヨーゼフI世 により開設されました。
収蔵品の基礎は皇室のコレクションだそうです。
女帝マリア・テレジア(1717-1780) の夫、神聖ローマ帝国の皇帝フランツ・シュテファンⅠ世(1708-1765)が、
1748年にフローレンスの貴族 ジャン・ドゥ・バイユウから買った3万点に及ぶ鉱物・岩石・化石・ 珊瑚・貝殻・甲殻類等の資料が起源となるそうです。

当時ヨーロッパ人が世界中を探検しに行って、旅先で変わったものを見付け、これはみんなに見せなきゃ!(売れる!)と思っていろいろなモノを持ち帰ってきたのだと思います。
そして選りすぐりが王侯貴族のコレクションに加わったはず。
まさにセンスオブワンダーがみっちり詰まっています。

きっと公式サイトに画像つきカタログがあるだろう、とたかをくくって写真もあまり撮らないでいたら、収蔵品が網羅的に掲載されているサイトはみあたりませんでした。
私のヘタな写真で恐縮ですが、いくつかご紹介します。 

NaturhistorischesMuseumWien

マリアテレジアの右手側にあるのが自然史博物館です。
(マリアテレジアを中心に、左右対称に美術史美術館があります) 

NaturhistorischesMuseumWien

オーストリアは国内に岩塩鉱があったためか、岩塩のコレクションがいくつもありました。
見事な立方体。
中学頃?、2ミリくらいの塩の結晶を作ったことを思い出します。 

収蔵品のラベルは、手書きやタイプ、印刷などさまざまです。このラベルは綺麗な手書きで、古いものなのかなあ、と想像してしまいます。
(収蔵年が分かると面白いのにな・・) 

NaturhistorischesMuseumWien

こちらも岩塩。

NaturhistorischesMuseumWien

比較するものがありませんが、玉転がしの玉くらいの大きさの巨大な岩塩。
これは触れるようになっていました。
舐めたらしょっぱいのかな?と思いましたが試しませんでした。 
(すりへって丸みを帯びているから、すくなくとも触っている人はいるはず。) 

NaturhistorischesMuseumWien

金塊、よね?
特に厳重なセキュリティのある陳列ケースは見えませんでした。
きっと普通に持って走ったりは出来ない重さってことかも。
(ラベルをよく見るとGipsabgussとあって、どうやら石膏模型のようです。本物は重さ68.98kg!) 

NaturhistorischesMuseumWien

クジャク石?を彫って作った、本物そっくりのイグアナの石像。
ウロコのブツブツとか、ものすごくリアルでした。
イグアナの産地で彫られたのだろうか、剥製をモデルにヨーロッパで彫られたのだろうか。 

NaturhistorischesMuseumWien

Smithonite(菱亜鉛鉱りょうあえんこう)ですって。
調べてみましたが、宝石にはならないみたい。 

NaturhistorischesMuseumWien

名前は分かりませんが、光る石が。
(紫外線をあてているのだったか) 

NaturhistorischesMuseumWien

『タイタンの妖女』(カート・ヴォネガットのSF)の水星のくだりを思い出しました。
(水星の岩石は黄水仙色に燐光を放っていて、菱形のハーモニウムがその上にはりつくと、体を通過する光は藍青色になるのです。) 

NaturhistorischesMuseumWien

岩石・鉱石いろいろ。

NaturhistorischesMuseumWien

石英コーナーの一画に、なんと日本のものが!
滋賀県田上山のものだそうです。 

NaturhistorischesMuseumWien

鉱物を使って作られた工芸品も鉱物コーナーにあります。

これは水晶製の花瓶。
こんなに太い水晶があったということですよね。すごい。 

NaturhistorischesMuseumWien

最も有名な収蔵品のひとつで、マリア・テレジア女帝が、夫フランツ・シュテファンの誕生日にプレゼントした宝石のブーケ。
ある朝彼の収集品の中にそっと置かせたのだそうです。

白っぽく見える葉っぱ部分は絹布製で、もとは緑色だったのだそうです。 

NaturhistorischesMuseumWien

おやま。どこかで見覚えが。
ゲランの化粧品(メテオリットでしたっけ)の昔のケースのモデルはこれだったのですね。


音声ガイド(英語)も借りました。
当然全部ではなく、ごくかいつまんでガイドがあるだけなのですが、それでも、全部聞くのは大変です(後半だいぶ飛ばした) 。
鉱物コーナーでのんびりしている場合ではなかったのでした。

(つづく) 

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2011イタリア旅行:アラブ関係のもの

2015-03-19 | +海外

2011年に母とイタリア旅行に行きました。
滞在したのはミラノ。
ミラノ在住のお友達にはとってもお世話になりました。
(Aさん、ありがとうございます!)

いろいろ見て回りましたが、アラブ菓子も結構重要なターゲット。
という訳で、アラブっぽいものの写真をご紹介します。
 

2011/06/10アラブ菓子

エジプト系ベーカリーにあったものだとか。
Aさんが買っておいてくださいました。
シリアのに近い、シロップ少な目の仕上がりで、今回みつけて買ったアラブ菓子の中で一番でした。

2011/06/10パヴィアのケバブ屋のアラブ菓子

ケバブショップのデザートコーナーにあったもの。
かなり太目の棒を芯にして、細かいピスタチオ粉とフィロを巻き込んだもの。
サクサク系ではなくしっとり系ですが、中心の大きな空洞のおかげかびしょびしょすぎず、おいしかったです。

2011/06/12アラブパン 食料雑貨店の片隅に積み上げてあるアラブパン。
このパンが美味しい。
ベーカリーで買うよりも美味しかったです。
母も私も、何袋も買い込んで帰りました。


2011/06/16アラブパン こちらはベーカリーで買ったパン。
(一番上の鳥の巣のベーカリー)
膨らんだまま焼き固められて、ばりんばりんです。
当然こちらの方が美味しいだろうと想像していましたが、上の格安袋入りの方が好みでした。


2011/06/16パヴィアのケバブ屋 街角のケバブ屋さんにて。
こちらはお肉を挟んだもの。


2011/06/16パヴィアのケバブ屋 こちらは確か、ターメイヤ(豆コロッケ)サンド。
やや体調を崩していた母が、お肉は重たいから、とこちらを頼みました。この旅行で美味しかったもののトップクラスに入るとか言っていました。
食の国イタリアで、ケバブがトップクラスだなんて・・。

 

エジプト系ベーカリーの鳥の巣がとても美味しかったので、数箱注文して持って帰ることにしました。
お友達のAさんに通訳してもらっていろいろ交渉しましたが、どうやら鳥の巣の材料が輸入品で届かないため、鳥の巣はできないとか。
仕方がないので他のものにしました。

2011/07/10アラブ菓子

作ってもらったのはこの3タイプ。
第一希望の鳥の巣ではありませんでしたが、やはり作りたては美味しいです。

2011/07/16アラブ菓子

もう1件、別のベーカリーでも注文してみました。
クナーファでナッツをサンドして・・と苦心して注文したら、こういうのが出来てきました。
中のナッツはかなり細かめ。
シリアのように粗く刻んだナッツがゴロゴロ、というわけにはいきませんでしたが、これはこれで美味しかったです。


今思い出してみると、2014年時点のウィーンより、2011年時点のミラノの方が、アラブ系ショップははるかに少なかった気がします。
ウィーンでは路面電車やバスに乗っていると、しょっちゅうといっていい程見かけました。
何でかな。
・ウィーンよりミラノの方が絶対的にアラブ移民が少ない?
・歴史的にも、オーストリアの方がイスラム世界と深いかかわりがあるかも。
・ミラノの方が町が大きいため、移民が多く住んだりお店を開いたりしているエリアには接近しなかったかも。
・2011年から2014年の間にアラブ圏からヨーロッパ圏への移民が急増?


ま、イタリアではイタリアのものを味わうべきだとは思いますが☆

(「日本には食べ物がないの!?」
とAさんのダンナサマに言われたほど、私と母で大量のイタリア食材を買い物して帰りました。
また買い出しに行きたい・・・) 

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ウィーン2014:メーデーのパレード

2015-03-18 | +海外


2014年の4月末から5月はじめにかけて、ウィーンに行きました。
メーデーをはさんでいます。

日本ではメーデーはどうということのない平日ですが、ヨーロッパでは大違い。
日本の年末年始休暇くらいに、いろいろなものが平常通りでなくなります。
メーデーには、どこかに行こうとしたり、何かを買おうとしたりするのは絶対に避けた方がいいです。
電車やバスは適当に運休してしまうし、タクシーも自主休暇で激減、お店も閉まっています。
(何度も懲りました)

経験をふまえ、ウィーンのメーデーは特に予定は入れず、ぶらぶらしてみることに(ま、毎日そうなんですけど)。 

mayday

ウェストバーンホフに近づいてみると、何やらマーチングバンドが行進しています。
今日は何かあるのかしら? 


中心街に向かってみることにしました。


mayday

リンク(環状道路)がなんと歩行者天国になっています。
パレードが行進する通路になっているみたい。 

mayday

なにやらすごい賑わいが。
日本だったら人混みを避けがちなダンナサマですが、のんびりした気分の旅先なので、見物してみることにします。 

書いてある文字が分からないので、仮装行列を見ているような気分です。
色々なチーム(?)が行進していましたので、グループ分けしてご紹介します。
春うらら、のんびり見物している気分でスクロールしてみて下さい(長いです)。 

mayday

国別チーム?
各国語の垂れ幕や国旗を持ったり民族衣装を着て行進していました。移民の皆さんの「○○県人会」みたいな感じなのかな。(真面目な主張をしているとしたらすみません)

こちらはトルコかしら。 

mayday

うーむ、緑と黄色の旗は、国旗かと思ったけれど違うかも。

mayday

肝心な旗に書いてあることが分かりませんね。
赤いから、ポーランド?(適当です)

mayday

青紫・黄色・赤の旗はルーマニア国旗みたいですが、後ろに続く鉄道関係者かもしれません・・。

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中国かな?ベトナムかな?
ときどき民族舞踊を踊っていました。

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ソンブレロ帽をかぶっているので、メキシコ?

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南米風?ダンスを踊りながら進んでいました。写真がよくないですが、上手!

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打倒資本主義! 

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制服(オーストリアの民族衣装など)をまとったマーチングバンドが、いくつも出場していました。
さすが、音楽が行進に適しており、整然と行進していました。 
各地域だったり、いろいろな団体・企業の音楽隊だったりするのかもしれません。 

mayday

楽隊はきりっとした制服を着ており、やや華やかな伝統衣装の女性が随行(先導)する、というスタイルが多かったです。

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あ、緑の帽子でニッカボッカスタイル。
西駅で見た人たちかな?

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黒い衣装でつばのある帽子のカッコいいみなさん。

軍楽隊というのは厳密にいえば左翼の集会とは趣旨が合わないかもしれませんが、拍子に合わせて歩くさまは、整然として見ていてカッコいいです。
フリーダムな感じのチームは、だらだら、ぞろぞろ、という感じ。

mayday

こちらは明るいブルーのジャケット。
帽子はやはりつばあり。

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黒い、学ランみたいなボタンが沢山のジャケットで、帽子は黒のつばなし。

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緑のまえかけの女性の、かぶりものが独特です。

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水色のジャケット。

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労働者に革命を!  (?)

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その他のグループ。
子供が大勢参加しているチームもありました。
引率の先生(?)は大変だ。 

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POSTとあるので郵便・通信関連の方でしょうか。

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マーチングバンドというよりはブラスバンド部、という感じ。

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SPOというのは、オーストリア社会民主党のことだそうです。
2006年から近年にかけて、与党第一党だそうです。
今回のイベントの主催者です。 

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のりものの部。
全国御者組合だな。(うそうそ)

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トラクターぽいし、農協かしらん?

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鉄道組合?
ミニ列車が可愛いです。

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黄色がアクセントのミニ列車。

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赤とモスグリーンの列車。

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白の列車まで。

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リムジンというか、オープンバス?

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イカしていたのがバイク隊。
(この人たち、絶対社会民主党とは関係ないよね?)

mayday

ガタイのいい、割と年をとったライダーたちが大勢。

mayday

いろいろなバイクがあります。
この前日とこの日の夕方、西駅付近のとある喫茶店に、妙に沢山バイクが止めてありました。
事前打ち合わせ、および打ち上げじゃないかしら。 

mayday

重たそうなバイク。
これくらいガタイがよくないと、こんなバイクが扱えないのかも。

mayday

しょっちゅう止まったり、スロースピードで走らせるのは実は大変なのかもしれませんね。
(みんな割と真面目な顔)

mayday

こんなイベントやるなんて知らなかったよね~と驚いていましたが、実はここ数日、街のあちこちで何度もこのポスターを見かけていました。
ドイツ語なのでスルーしていましたが、5月1日に何かやるって書いてあるじゃん。

mayday

パレードの目的地はこの先。

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こちらの広場です。
なるほど、ポスターにこの建物が写ってますね。

続々と行進していたチームが集まってきます。
舞台が設置してあり、何か集会が行われるようです。 

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ところによって爆竹が鳴っていたり・・・

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いざというときに備えて消防士さん達が待機していたり。
でも全体的に、静かでなごやかなパレードでした。
 

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これら行列の見物客は(集会に出る人は少ないでしょうし)街の中に繰り出します。
こうやってみんなウロウロしていますが、お店というお店は、ことごとく閉まっています。
(こんなに人が集まるのにお店閉めるなんて勿体ない、と思ってしまうのは日本人だけ?) 

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仕方ないので閉まっているお店のショーウィンドウをじっと眺めます。
(今日見たような、民族衣装用の靴下かな? )

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じいいいっと。

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かろうじて開いているカフェ(オーバーラー)で、お茶しました。
(カーディナルシュニッテン)
好みのケーキなのですが、作りたてではなかったようで、やや乾いていました。 

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その後ホテルに戻り、中庭のバーにて

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ビールを一杯。

メーデーならではの、ゆったりした一日でした。 



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かんころ餅2015

2015-03-17 | +干し柿・干し芋・栗

今年もかんころ餅を作りました。

かんころ餅、又はこっぱ餅は、干したサツマイモを一緒に搗き込んだお餅。
Fujikaバージョンは、干し芋の副産物、裏漉したサツマイモペーストを使います。
数年来悩んでいて、昨年ようやくひらめいた方法です。
 

かんころ餅

干し芋(右上にちらっと写っています)を作る際に、蒸かし芋の表皮付近をかなり厚く剥きます。
そうするとスジのない、柔らかな干し芋になるのはいいのですが、その部分の用途が問題。
まずは裏漉すのですが、そうそうスイートポテトでは消費できません。

昨年、これを干せばいいかも!とひらめきました。 

かんころ餅

オーブンペーパーに広げて干しておきます。
最初べたべたしていたものが、ペロリと剥がれるくらいに乾いてきます。
この写真より更に乾かし、手でさわってもべたつかず、でも手で千切れる程度に乾かして冷凍しておきました。 

かんころ餅

こちらが干しサツマイモペースト。
昨秋はサツマイモが不作だったため、ピュレの量も少なくてこれだけ。

ピュレのままよりもずっとコンパクトになるため、保存にも便利です。
(数年前、サツマイモが豊作で、しかも干すことを思いつく前は、冷凍庫が裏漉したサツマイモでいっぱいでした・・・)
 

かんころ餅

あと加える材料は、黒砂糖。
そして私の好みでココナツファイン。 

かんころ餅

芋シートは千切ってもち米と一緒に蒸し、お餅に搗きます。
ある程度お餅っぽくなってきたら黒砂糖を入れ、なめらかになってきたらココナツファインも投入。
最初はべたつくお餅ですが、ココナツファインを入れると臼がすっかり綺麗になります。 

かんころ餅

両手に手袋をし、餅を空中で丸太状にしてから、ラップを敷いた竹の型にはめ込みます。
偶然ですが、4合のもち米で型にぴったりの分量でした。

かんころ餅

竹の型のままだとぺったり平たすぎるので、側面を立てるように補助的に成形。

3回搗いて、3本できました。
キッチリ同じサイズのものが出来ると、なんか嬉しい気分。
お砂糖の分量を、120g、100g、80gと変えてみました。
上が砂糖多め。やや色が濃いかな? 

かんころ餅

2日ほどおいてから、カット。
割といい感じのなまこ型じゃないかしら?
(もち切り機は実家にあるため、包丁で切りました。)

8枚くらい入れて真空パックしました。
が。
後日お友達の指摘ではっと気づき、4枚ずつに詰め直し。8枚じゃ「小分け」とはいえないですものね。 


■かんころ餅2015
■材料 竹筒1本分
もち米 4合
干しサツマイモペースト 330g (結構堅干し)
黒砂糖  甘めだが市販品ほどではない 120g 
        / 手作りお菓子的な甘さ控えめさ 100g
        / お菓子かな?と思うような味がない感じ(塩入れればよかった!) 80g
塩 少々  (今年も忘れた! 特に砂糖が少ない場合、塩があると味がひきしまりそう)
ココナツファイン 1合+ちょい
蒸す水 250cc

■作り方
(1)もち米は研いで1晩以上水に漬け、半日程度水切りをしておく。
 なお、買って時間が経ったもち米は固く粒が残りがちなので、作る直前に買ってくること。
(2)釜に水を入れ、臼をセット。もち米を入れる。上に干しサツマイモペーストを千切って乗せ、蒸す。
 (今回は固めのサツマイモのため最初から一緒に蒸した)
(3)ブザーが鳴ったらしばらく蒸らし、搗く ボタン。
(4)あるていどお餅になってきたらお砂糖と塩を入れる。 (最初から入れると餅としてまとまりにくい)
(5)なめらかになったらココナツファインを入れる。 
(6)両手に手袋をし、餅を空中で丸太状にしてからラップを置いた竹型に入れる。
  きっちり詰め、ラップを締め気味に閉じる。
  やや柔らかいうちに型から出し、左右をまっすぐなものでおしつける。(高さを出すため)
 

コメント (2)
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台湾女子会:お料理教室

2015-03-12 | +海外

台湾旅行の二日目は、お料理教室に参加してきました。
一緒に行ったonoさんが、色々調べて比較して下さった結果、日本語で教えて下さるhojaキッチンというところに決めました。
ホジャ というのは 好吃 で、台湾語で美味しい、という意味だそうです。(北京語だとハオツーという発音)

結果的に、日本語の教室にして大正解だったと思います。
英語でも大体は分かるかもしれないけれど、やっぱり情報量が違います。

旅行先でこういう文化的なアクティビティに参加するのは、もしかして、初めてかな?
(いつもは闇雲に歩き回っているだけ・・・)
旅行ってこういう楽しみ方もあるんだわ、と新たな世界が開けました。 
onoさん、本当にありがとうございました! 


今回教わったメニューは、5品。

 ・胡瓜の甘酢あえ
 ・冬瓜のパッションフルーツ和え
 ・大根餅
 ・三杯鶏
 ・酸辣湯
 ・(おまけ)愛玉子 

作業の段取りや空間の使い方なども、とてもシステマティック。勉強になります。
出来上がったらレストラン顔負けの、すごい御馳走になりました。 

ざっくりご紹介しますね。 

Hoja_Kitchen

胡瓜の甘酢和えの材料。
全て、時間がかかる計量は既にして頂いているので、さっさと作業が進みます。
胡瓜は麺棒で割るのですが、端っこをまずたたき割り、そこからスタートして割り進めていくといいそうです。
かなり沢山お砂糖が入りますが、食べてみるとさほど甘くはないです。
ほどよい味になったら漬け汁からあげて保存することで、甘すぎない仕上がりになるとか。 

あと、このニンニクが日本の(うちの)とは違って辛すぎず、生で食べても全然問題ないです。この種ニンニク、欲しい・・。
 

Hoja_Kitchen

冬瓜のパッションフルーツ和え。
冬瓜は、皮に近い部分のみ使います。

Hoja_Kitchen

大根餅。
これでローフ型2本分になります。
とても手間がかかるので、お正月など人が集まるときに作る御馳走なのだそうです。

Hoja_Kitchen

台湾の大根は水分がすくなめで固め。
おろしてもあまり水っぽくなりません。
(なので日本の大根で作るときは水を減らすとよいとか)
このおろし金はとっても簡易なつくりですが、パワフルにおろせました。

Hoja_Kitchen

三杯鶏。
醤油、酒、胡麻油が1:1:1なので三杯といいます。生姜と九層塔(台湾バジル)の香りがポイント。
汁少なめに煎り煮にした、強いて言えば、日本のキンピラぽい感じのものです。

加熱調理は、作業台の上にカセットコンロを置いてやります。 

Hoja_Kitchen

酸辣湯はみんなで一鍋作成。
野菜類は既に切ってありました。
茶色い四角いものは豚の血。
血と塩を混ぜて蒸してあるものです。
台湾のスープ料理によく使われています。
とりたてて変わった味はしなくて、私は好き(でもダンナサマは苦手みたい)。
豆腐はしっかり固め。 


大根餅は、具を炒めてから水を注ぎ、そこに粉類(米粉・浮き粉)を入れて、更に鍋で半透明になるまで練ります。
この作業が力が必要で、しかも結構時間がかかります。
二人一組で作業したのですが、交替できて助かった! と実感する程。
一人でつくるとしたら、大変。


結構頑張って、ようやく完成。
おなか減りました!! 

Hoja_Kitchen

じゃーん。
さきほどまで作業台だったところが、食卓に。
(よくあるキッチンカウンターの高さよりこの作業台は低い、ということになりますが、全然問題なかったです)

Hoja_Kitchen

最初に前菜二品を作り、冷蔵庫に入れておきました。
作業している間に丁度いい漬かり具合です。
パッションフルーツ味の和え物は、半透明な冬瓜が美しく、また、すっごく美味しい!
(その後、ハヤトウリピクルスとリンゴスライスをパッションフルーツで和えたものを自宅で作成。ダンナサマにも大好評) 

Hoja_Kitchen

労力的にはメインディッシュといえる大根餅。
蒸したてはとても切りにくいですが、これをカットして両面をこんがりフライパンで焼いて頂きました。

Hoja_Kitchen

三杯鶏。
緑色のものが九層塔です。ホーリーバジルに近くないかしら?(違うようですが)
ちょっとミントみたいなスーっとする感じ。

Hoja_Kitchen

酸辣湯。
とろみをつけた後卵液を回し入れ、しばらくそっと動かさずにおいてからかき混ぜると、スープが濁らないそうです。
この日はとても寒く、スープはとても温まりました・・。 

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こちらは先生から振る舞って頂いたマコモタケのオーブン焼き。
塩胡椒、バター少々をまぶしてホイルに包んで焼くだけです。
トウモロコシみたいな甘みがあり、これまで食べたマコモタケ料理の中で一番美味しかったです。

Hoja_Kitchen

食後のフルーツも振る舞って頂きました。
赤いのは蓮霧(大好き!)。
緑色のは蜜棗。

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そして先日記事にしましたが、みんなで作った愛玉子。


また台北に行くことがあったら、(違うメニューだったら)また参加したい程、楽しい体験でした。



■参考情報
Hoja kitchen 台北のお料理教室 日本語・英語対応  

コメント (2)
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