採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ムラサキヤマドリタケ(とりそびれ)ほか

2018-09-27 | +きのこ

お彼岸は、那須と地元できのこを探したりしていました。
地元は、期待したほどは出ていなくて、さて、そろそろ畑に精出して、ニンニクでも植え付けるか、と思っていました。
が。
まさかの雨。
(天気が変わるってことを考えに入れていない私です)

雨が続いたら続いたで、農作業の遅れが気になります。
明日は止むかなあ・・・。


お彼岸前のキノコパトロールで撮った写真をご紹介します。

ごく近くですが、普段はあまり行かないキノコエリアその2、があります。
先日、久々に行ってみました。 

ムラサキヤマドリタケ

ムラサキヤマドリタケ老菌

すると、大好きなムラサキヤマドリタケの老菌があちこちに・・。
こちらはいつものキノコエリアよりも、ムラサキヤマドリタケが多いとは知っていましたが、出ていたとは・・。
もうちょっと前に見に来ればよかったなあ。
でも、エリアその1をざっと巡回するだけで、そこそこの収穫になったし、時間切れだったしなあ。

 

ムラサキヤマドリタケ

ムラサキヤマドリタケ

まあまあ摘みごろのものを1個発見。(右は老菌)
軸が紫色で、立体的なアミアミ模様があります。

 

ムラサキヤマドリタケ

ムラサキヤマドリタケと、何か

ふと周りを見ると、似たような紫色のきのこが。
でも、軸のアミアミがないし、管口の穴が大きくてつぶつぶしたところが違います。
追記:ブドウニガイグチかな?

 

ムラサキヤマドリタケ

ムラサキのイグチ

これは、カサも軸も紫色で、管口の感じもムラサキヤマドリタケみたいですが、軸のアミアミはなし。
何だろう。
これもムラサキヤマドリタケかなあ。
(→ブドウニガイグチかな?)


ほかの写真も少々。


 

ヤマドリタケモドキ

ヤマドリタケモドキ

いつも摘むのに忙しく写真をとりそびれるのですが、ここはすごかった。
あちこちからポコポコ。
せっかくなのでカメラを持ってきて撮りました。

 

ヤマドリタケモドキ

収穫後作業

冷凍庫が(カボチャで!)いっぱいなので、収穫物はお友達へ。

この秋のヤマドリタケモドキは、大きいものが多かったです。
あと、発生場所が、いつもとちょっと違って、より暗い林内に多めで、普段よく出る、風通しのいい半木陰のようなところには少な目(出たとしてもいろいろな虫にえらいことかじられていびつな形)。
夏が暑く日照り状態だったので、普段の場所は水分不足となり、いつもは出ない薄暗い場所は、普段より地温も上がり、発生に適した環境になったのかな、と想像しています。そして日照りで腐葉土も乾き気味で、虫たちはおなかを減らしていたのでしょうか。
「ずっとパサパサの乾きものばっかで大変だったのよ。久しぶりにしっとりジューシーな食べ物は美味しいなあ」
と思ってるんじゃないかな。

乾燥に耐えるため、普段より地下の菌糸が広がらず密集して育って、だから大きさが大きくなったのかな。
お友達のわらびさんは、一個が700gを超える幼菌を摘んでいらっしゃいました。


 

きのこ

ナラタケモドキかな

放射状に生えていて、綺麗。ナラタケモドキかなあ。
もうちょっと育つと正体がはっきりするのだけれど。
ヤマドリタケモドキも沢山あるので摘みに来ませんでした。

 

緑色の繭

緑色の繭

林床には、こんなきれいな緑色の繭が落ちていました。
ヤママユガ科のウスタビガという蛾の繭のようです。天蚕(てんさん)とも。
裏には穴があって、羽化した後の繭でした。

 



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ナポリ2018:市場~果物、野菜

2018-09-26 | +海外

ダンナサマは月曜から出張中。
はあ、久しぶりに楽が出来るわー、と思っていたら、
「ブログ楽しみにしてるからね。」と。

ダンナサマは、私のブログで旅行記を読むのが好きみたい。
(だったら、あちこちこまめに撮影して協力してほしいものだわ、んもう。)
私は、旅行記は書くのも大変で苦手だし、読み返したりも滅多にしません。
(頭の中に、ぽわ~ん、と楽しかった印象が残るだけで割と満足。
 でも記憶って頼りにならず、写真やブログがないと完全に忘れてしまうのですが・・)

出張中のダンナサマにサービスするために、がんばって旅行記を描きます。

今回は、市場で見かけた野菜、果物。 

ナポリの野菜果物

小さい洋ナシみたいなもの

謎のフルーツを見かけました。
洋ナシかな?と思って買ってみました。

 

ナポリの野菜果物

皮がつやつや

買って帰ってよく見ると、皮がとってもつやつやして分厚い感じです。
あわわ、これはあれですね、マルメロ系。

 

ナポリの野菜果物

断面図

小さいだけあって、タネエリアが大きいです。
マルメロのレシピに、よく、「皮を剥かず、タネもそのまま水で煮て濾す」、という工程があります。
日本で見かけるマルメロはグレープフルーツ大もあり、(いくらペクチンが出るとはいえ)芯はとってから煮た方が濾す手間がなくていいんじゃないかな?と思っていました。
でも、このサイズのマルメロならば、丸ごと全部煮てしまいたくなる気持ちが分かります。

マルメロは、生食では美味しくないので、加工することにしました。
(濾す道具もないので)皮を剥いて芯をとり、ジャムに。
少量なので簡単。持ち帰るまでもなく、現地で食べ終わってしまいました。

 

ナポリの野菜果物

洋ナシPERE COSCIA

こっちがほんとの洋ナシ。このほかグリーンのものなど何種類かありました。
coscia を調べてみると、太ももですって。
クリーム色でぷっくりふくよかな形状が太ももっぽいのでしょうか。

 

ナポリの野菜果物

AZZERUOLE

これも初めてみるもの。なんでしょう?

 

ナポリの野菜果物

小さいマルメロっぽい

こんなに小さいのです。
azzeruoleで調べてみると、西洋サンザシですって。
黄色、赤などいくつかの品種があるようです。
バラ科なので、花もきれいなようです。
やはり(丸ごと煮て濾して)ジャムにするようです。(参考動画:こちらは赤い実)

 

ナポリの野菜果物

すずなり

このぎっしり実ったこれも、西洋サンザシの一種でしょうか。
お店のおばあさんはしきりに説明してくれましたが、イタリア語だしさっぱり分かりませんでした。
(というか、英語で説明されても知らない単語だから分からない)

 

ナポリの野菜果物

イチジク fichi

イチジクの季節のようで、こうやって売っているほか、道端に実っていたりもしました。
黄緑色のものは食べましたが、濃い紫の、食べ損ねたなあ・・・。
 

ナポリの野菜果物

インドイチジク Fichi d’India(サボテンの実)

インドのいちじく、と呼ばれるこれは、サボテンの実。
ドラゴンフルーツみたいな感じでしょうか?
1個買ってみました。

 

ナポリの野菜果物

サボテンの実断面図

中はオレンジ色!
そしてドラゴンフルーツ同様、タネが点々とあるのですが、そのタネがでっかい。
ドラゴンフルーツの種は、キウイの種みたいに小さくぷちぷちとして、ほとんど目立たないです。
こちらは、結構大きく丸く、噛むとガゴガゴします。
虫歯の穴に丁度詰まりそうなサイズ。台湾のグアバの芯付近を思い起させます。

味は、いちじくというよりは、私はスイカに感じました。
熟しすぎて、サクサク感がなくなったスイカみたい。
甘いことは甘いですが、タネがゴツゴツだし、歯ごたえはてろん、としているし、いまひとつかなー。
ベストの食べごろのものは、もしかしたら違う食感かもしれません。
シチリアではとっても愛されているフルーツのようです)

 

ナポリの野菜果物

緑色のひび割れ卵みたいなもの

中央の緑色のもの、何だと思いますか?

 

ナポリの野菜果物

生クルミ

この季節、どっさり積み上げて売られている、生のクルミでした。
この時期は、さきほどのように、まだ樹上にあって緑色の果肉に包まれています。でもこの果肉は、ちょっと押し付けてやると、簡単に殻から外れます。
(日本のオニグルミとは大違い。ずるい!!)
で、果肉から出したての、まだしっとり湿ったクルミが、どうやら季節の風物詩のようなのです。
(日本だと、生落花生のような位置づけでしょうか。こちらは茹でますが)
食べ方は、殻を割って、生のまま齧るようです。
(八百屋の裏手で、そうやって食べている人がいた)

私も買って食べてみましたが、渋皮がまだしっとり湿っています。で、その湿った渋皮が、結構渋い。
ものすごく美味しいのかなーと思いましたが、渋くてちょっと意外でした。

 

ナポリの野菜果物

ミニチュア八百屋にもくるみ

クルミを山盛りにして売る、というのはこちらでは一般的なようです。
スパッカ・ナポリで見かけたミニチュア細工の八百屋さんにも、山盛りくるみが。

この珍しい新鮮なクルミを持って帰ろうとしたのですが、この状態の生クルミは輸送や保存には不適のようでした。
現地でなるべく乾かしたつもりだったのですが、持ってくる間に殻の中がカビてきてしまいました。

 

ナポリの野菜果物

熟すと自然に割れる(写真は借り物です)

あちらのクルミは、熟すとこんな風に自然に割れてくるようなのです(何度も言いますが、ずるい!)
次第にこれより更に露出していって、果肉は反り返るくらいになります。そうすると自然に乾燥が進むと思われます。
もっと秋が深まった頃、乾燥新クルミがまた出回るのではないかしら。持ち帰るなら、完熟乾燥クルミのほうがよさそうです。

ちなみに、殻を割るのも簡単。マイナスドライバーを少し差し込んでひねると、簡単に割れます。オニグルミとは大違い。
(ほんとにずるいなー。いいなー)
このクルミ、日本では育たないのでしょうか・・・。

 

ナポリの野菜果物

栗発見

この日、栗が入荷してました!
どこの栗かなあ。
出がけだったので買えなかったけれど、数個でも買ってみればよかったなあ。どんな味か気になります。

 

ナポリの野菜果物

ズッキーニの花

ズッキーニの花も売っていました。
マッシュルームは、丸ごとのほか、こうやってスライスしてあるものが売っているのですが、売れるのかしら。
マッシュルームを切るのってそんなに大変じゃない気がするんだけど。

 

ナポリの野菜果物

ニンニク

何種類か買ってみたいものだと思っていましたが、こちらと、あともう一種、ピンクニンニクの2種しかみかけませんでした。
こちらはやや土っぽい香りで、加熱するとイモのようにほっくり。
ピンクの方は、もっちりします。

 

ナポリの野菜果物

とんがり桃

ここまで激しくとんがった桃は初めてみました。
気になりましたが、見るからにまだ固そうで、滞在中に追熟が間に合わなさそうなのであきらめました。

 

ナポリの野菜果物

フルーツプレート

宿の朝食としておいてあったもの、買ったもの、など。
この時期珍しいビワは、八百屋にて「わー珍しい~」とじっと眺めていたら1個もらっちゃったもの。
(初夏の果物ですよね。9月初旬にどこでとれたのでしょう)

 

ナポリの野菜果物

フルーツプレート

緑色の洋ナシが、みかけよりずっと美味でした。とろりんクリーミー。
白い桃、黄色い桃両方食べましたが、白い桃が離核(タネがパカっと外れる)で、黄色い桃が粘核(日本の桃みたいにタネと果肉がくっついてる)だった気がします。どちらも美味しかった。蟠桃も買って食べました。
イトウさんは黄色い桃が気に入っていたみたい。

 



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ナポリ2018:トッレデルグレコの港

2018-09-25 | +海外

滞在したまち、トッレ・デル・グレコは、ベスビオ山の山すそに位置する海沿いの町です。
市街地は海沿いと山沿いを走る2本の鉄道に挟まれていて、山側は私鉄、チルクム・ベスビアーナ(Circum Vesviana ベスビオ周遊鉄道)、海側は国鉄です。
どちらの路線にも、「Torre del Greco」駅があり、両者の間の距離は、約900m。
当然ながら、ずっと坂道です。

泊まったところは、両方の駅の、丁度中間あたりに位置します。
行先に応じて、私鉄と国鉄、両方を使いました。
帰るときはなるべく私鉄を使うようにしました。その方が下り坂で帰れますからね・・。
 

トッレデルグレコの漁港

サンタ・クローチェ広場あたりからの眺め

宿は、等高線に平行な通りに面していました。
等高線に直行する通りからは、こんな風に海が見えます。
(反対を振り向くとベスビオ山が見えたはずなのだけれど、写真とりそびれました)

 

トッレデルグレコの漁港

トッレ・デル・グレコ港

この日は国鉄で出かける用事があり、ついでに港を見物。
いわゆる海の匂いというか漁港特有の生臭い匂いはほとんどしませんでした。
(山から風が吹いてたのかな?風向きの問題?)

ぶらぶら歩いていると、岸壁に人だかりが。
おじさん達が集まっています。

近づいてみると、岸壁に漁船が数隻とめてあり、魚の直売中。
 

トッレデルグレコの漁港

魚の直売


 

トッレデルグレコの漁港

魚、大中小

大きい魚はもう売れちゃったのかな?残り少ないです。
小魚はまだどっさり。
秤で小さい魚を計っていますね。

 

トッレデルグレコの漁港

こちらでも魚の直売

どの船も、たらいやバケツ3つ分程度の魚を、量り売りしている模様。

 

トッレデルグレコの漁港

イセエビ!

この船では、左側の白いボックスから立派な伊勢海老を取り出していました。
いま丁度重さを量っているのがイセエビです。


 


買いに来ているのは、ほとんどが男性でした。
プロかな? レストランのシェフとか、魚屋さんとか・・?

「イセエビ一匹頂戴!」などと買い物してみたかったですが、指さしにも不便な漁船と岸壁の距離で、イタリア語が出来ないのでハードル高いです。
見学のみにとどめました。
お買い物は、もっと宿に近い魚屋さんですることにしました。(坂道登らなくてもいいしね)

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ナポリ2018:市場~魚介系

2018-09-20 | +海外

ナポリの旅行記の続きです。

トッレ・デル・グレコでは、広場に市が立つのではなく、細い道の両側にぎっしり露店が立ち並びます。
朝8時頃から13時頃、そして必ず昼休みを挟み、15時頃~夕方 というような開店状況です。
(お店によっては午後やらないところもあるかも)
基本的には月曜から土曜まで開店。日曜は露店は出ず、開いているのは限られたお店のみ、スーパーマーケットも開店時間が短くなります。

野菜、果物などの生鮮食品だけでなく、袋入り既製品のお菓子、調味料、洗剤、鍋釜、電球などあらゆるものが露店に並びます。
(その背後にお店があったとしても、台を出して商品を並べます)
特に午前中は、細い道の両脇にぎっしり商品がならび、お客さんも多くてワクワクします。
ですが、昼休みには一旦すべて片付けられて、さっきまでの賑わいが夢のよう(道を間違えたかと思うほど)。

日中は日本並みに暑いのに、屋外に生鮮食品を並べておくのは、鮮度保持的にどうなのかしら(野菜が傷みやすくてお店にとっては損ではないか?)、とも思いますが、長い間の習慣なのでしょうね。
買い物客としては、にぎやかで楽しい限りなのですが。

毎日のようにぶらぶらしていると、今日入荷したての商品はコレだな、とか、このお店はだいぶ古い傷みかけの野菜も並べているな、とか分かってきます。

対面販売は、口頭で注文しなければならないので、買う時はたいへんです。
英語はあまり通じないので、身振り手振りと、簡単な数字のイタリア語でがんばってコミュニケーション。大汗です。

====

今回は魚介系の市場をご紹介します。
魚介のお店は、鮮魚、貝類、そして干しタラ&冷凍食品の3タイプに分かれています。
鮮魚、貝類は、日曜日に加え、月曜もお休みなので要注意。


■貝類のお店

トッレデルグレコの貝屋さん

黒っぽい浅利、白っぽい浅利、赤貝

宿のすぐ裏の貝屋さん。ここは四角いトレイに貝を入れています。
同じ貝でも、大きさによって値段が違ってきます。
貝の生簀用に海水をタンクで運び込んでいる車を見ました。業者なのか、お店の関係者なのかは不明です。
黒いのと白いの、買ってみましたよ。

 

トッレデルグレコの貝屋さん

牡蠣など

牡蠣もありました。みんなどうやって食べるのかなあ。暑い時期だし、加熱調理でしょうか。
あと、写真にはありませんが、ムール貝も。ムール貝がいちばん割安のようでした。
牡蠣の奥の、キロ30ユーロのものは、まるまるとしたハマグリ的なもの。

 

トッレデルグレコの貝屋さん

丸いトレイに巻貝

このお店は丸いトレイに商品を入れています。
のたのた歩くちいさな巻貝が売っていました。どうやって食べるんだろう?

 

トッレデルグレコの貝屋さん

骨貝

これも食べちゃうんだ!
ホネ貝の一種ですよね?
子供の頃海辺に住んでいて、この仲間の貝殻を砂浜で拾ったことがあります(もっとトゲトゲが多いやつ)。
なかなか見つからないので宝物扱いでした。
そうかー、食べられるのかー。どんな味なんだろう。

 

トッレデルグレコの貝屋さん

カメノテ?牡蠣?

海藻やらフジツボやらいろいろついていて、不明な物体。
カメノテかなあ、と思ったけれど、ちがうかなあ。何だろう。

 

トッレデルグレコの貝屋さん

マテガイ

マテガイ!
この日新入荷していました。キロ20ユーロと、比較的高価。
買ってみたかったけれど、この日のおかずはもう決まっていたので、買えませんでした・・・。
以前お友達に頂いて、すごく美味しくて、また食べてみたいと思っているものです。
日本でも、海辺の町に行けば売っているのかなあ。うちのあたりでは見たことありません。

 



■鮮魚のお店

トッレデルグレコの鮮魚店

お魚屋さん(右手前にシイラ)

小さい魚から大きいものまで、いろいろな商品が並んでいます。
この店じゃなかったかもしれませんが、タコは生きたまま入荷していました。
 

トッレデルグレコの鮮魚店

カタクチイワシ

カタクチイワシは、どの店でも沢山売っていました。
サイズ別に丸いたらいに入っています。
確か別の店でしたが、一度買ってみました。

 

トッレデルグレコの鮮魚店

三枚おろしも販売

中には、こんな感じで三枚におろしたフィレを売っている店も。
フライなどがすぐに作れますよね。

 

トッレデルグレコの鮮魚店

ピンクのお魚

いくつか混ざってますが、沢山あるほうは、ヒメジ系?違うかな。

 

トッレデルグレコの鮮魚店

シャコ

わ~、シャコだ~。
結構安いですが、食べるところすごく少ないですものね。

 

トッレデルグレコの鮮魚店

マイワシ系

カタクチイワシが主流のようでしたが、この右は、マイワシでしょうか。

 

トッレデルグレコの鮮魚店

コウイカ

ほどよいサイズのコウイカ(スミイカ)。
コウイカは、墨まみれのものと、洗ってあるもの、両方みかけました。
墨まみれの方を買って調理してみました。

手前左にちらりとエビがうつっています。地元のスーパーでは、エビといえば絶対に冷凍食品なので、生のエビにはすごく心を惹かれましたが、今回は買うチャンスがありませんでした。残念。

 

トッレデルグレコの鮮魚店

カジキマグロ

おそらくカジキマグロ。
筒切りにして量り売りされています。
何日くらいで売り切れるのでしょう・・。

 


海のすぐそばで、こんな感じで鮮魚が沢山売られているのですが、何故か干しタラも買うひとがいるようなのです。
干しタラは戻して売られていました。 

■干しタラのお店

トッレデルグレコの干しタラ屋さん

干しタラ屋さん

きれいな切り身、ほぐし身など各種の干しタラが。
鮮魚とはまた別に、これも需要があるのでしょうか。

 



火曜から土曜まで、こんな感じで鮮魚店が商品を並べています。
エビやイカ(←なんとか調理できるモノ)が沢山あってワクワク。
でも、ふだんあまり魚料理をしないため、どう加工したらそれっぽい料理に変身するのか、よく分からないものも多かったです。

自宅からちょっと離れたところには、そこそこ魚をおいているスーパーもあるし(日本の魚の鮮度管理は世界レベルでも上位だと思うし)、たまには買いにいって、もう少し調理し慣れたいものだと思いました。

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キタマゴタケ

2018-09-19 | +きのこ

林床はカサカサしていますが、よく見るときのこが沢山出ています。

ヤマドリタケモドキやムラサキヤマドリタケは、この前発生したものが終わりかけ。
新しいのは出ていないかなあ、と探していたら、鮮やかな黄色いきのこが目につきました。 

キタマゴタケ

黄色いきのこ大小

これはあの、キタマゴタケでは?

 

キタマゴタケ

キタマゴタケ(小)

まさに卵から生まれてきています。
キタマゴタケよね?

 

キタマゴタケ

キタマゴタケ(中)

にょっきり卵から頭を出してます。

 

キタマゴタケ

キタマゴタケ?(大)

これは前日、別の場所にて。
薄暗い木陰でも、ぴかっと光るような黄色でした。

 

キタマゴタケ

キタマゴタケ?

ヒダ側も黄色く、スカートも黄色みがかっています。
ツボ(タマゴの痕跡)があるような、ないような?

 

キタマゴタケ

キタマゴタケ?

こちらから見ると、ツボらしきものがあります。
赤いタマゴタケは軸のだんだら模様がよく分かりますが、これはそれほど明瞭ではありません。
ツバでしたっけ、ぴらっとしたスカートは、綺麗に残っていますね。

 


キタマゴタケは食べられるキノコです。
でも、ツルタケ系は、間違ってしまうと致命的な毒キノコがあったりします。
(カサに条線があり、ひだ、ツバが黄色いのがキタマゴタケ。条線なし、ひだ・ツバが白いものはタマゴタケモドキで猛毒)

「黄色のものは、似た毒キノコがあるので赤いタマゴタケしか食べない」という人も多いようです。
(でも、赤より黄色の方が美味しいから、黄色しか食べない、という人も・・)

今回は、在庫のヤマドリタケモドキがどっさりあるので(冷蔵庫で加工待機中)、リスクは冒さず、観察だけにとどめました。
タマゴから生まれたばっかの2つは、丁度食べごろでちょっと心残りのような気もしますが・・・。

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ナポリ2018:トッレ・デル・グレコの宿

2018-09-18 | +海外

ナポリ旅行で、宿は、ナポリのまちなかではなく、ちょっと郊外を選ぶことにしました。
同行のイトウさんの過去の経験では、ナポリは治安もよくないし生ごみが臭いし、とのこと。
彼は、2007年にやはり一緒に行った、ペルージャ郊外のカステル・デル・ピアノの宿(御屋敷の離れの庭師の家貸切)がよかったとのこと。

あの宿は、ホテルがいっぱいだったので、ホテルの紹介で「知人がやってるんだけど」と知ったのでした。
今はインターネットがさらに便利になって、AirBnb(エアービーアンドビー B&B=ベッドアンドブレックファスト)を使って探すことにしました。

郊外の御屋敷Villaも検討はしましたが、ふだんこんな車社会の田舎に住んでいると、歩いてぶらぶらできる都会が恋しいです。
海岸沿いか、もしくはベスビオ山北側(涼しいかな?と期待)・・・。
グーグルマップやストリートビューでじっくり眺めてみても、なかなか想像はつきません。
結局、よさそうなシーフードレストランがあるので、トッレ・デル・グレコという町を選びました。ナポリまで電車で約20分。

おうちは、キッチンつき貸切タイプ、洗濯機つき、2ベッドルーム、が条件。
地図と対応つけながら探すことができ、とてもよくできたサイトです。
ユーザーレビューなども参考にしつつ、Casa Reccia というところに決めました。
一軒家ではなく、アパートメントの貸切です。
民泊って初めてなので結構緊張します。
気は心、とおせんべい、八つ橋などおみやげに持参。
鍵の受け渡しなどどうするのか心配でしたが、1階がお店で、その店主さんがオーナーご夫妻の息子さんで、無事チェックインできました。
日本で言う3階が民泊として貸し出されています。

イタリアの標準を知りませんが、とても広く立派なアパートメントで、設備・備品もそろっており、大変居心地良く過ごすことが出来ました。
ここで過ごせただけでも、この旅行は大成功でした(私的には)。

素敵なおうちをちょっとご紹介しますね。 

TorredelGreco

リビングルーム
天井が高く、床はタイル張り。
奥のガラス戸が、日本によくある半間幅でなくもっと幅広。勿論二重窓。大きなガラス窓って、とてもひろびろして気持ちがいいです。
網戸はないのですが、何故か虫や蚊は全然いません。
このまどをあけておくと、いい風がはいって、とっても快適でした。
花柄のクッションカバーは、最近張り替えたものではないかしら。
(籐の構造が似ているので、もとは赤い椅子とお揃いだったのではないかと想像)

 

TorredelGreco

リビングルーム
違う角度から。
床がタイル張りで、幅木も同じ色のタイル。
タイルってしっかりした質感と清潔感があり快適でしたが、冬の床の冷たさが気になります。
日本では一般家庭ではタイル床って少なめですよね?

 

TorredelGreco

リビングルーム
丸いテーブルにかかっているクロスは、ソファのクッションとおそろいです。
 

TorredelGreco

リビングルーム
天井がとても高いので、照明を写そうとしたらななめになりました。
カラフルで可愛いです。
滞在中はこんな感じで洗濯ものをここに干していました。(イトウさん、洗濯ロープありがとうございました)

 

TorredelGreco

キッチン
キッチンも天井が高いです。
壁と作業台がとてもかわいらしいタイル張り。
作業台下は、日本では全部収納になっていますが、収納は扉たったのふたつ分。贅沢・・。
大きなオーブンがあります(これは使いませんでした)。
食洗機はなし。

 

TorredelGreco

キッチン
ちょっとアップで。
作業台上の奥には温度調節の出来る電気オーブンが。こちらはよく活用しました。
流しの下は洗剤置き場です。
エスプレッソーメーカーは備品としてありましたが、包丁とまな板はありませんでした。ペティナイフを持って行っておいてよかった。
キッチンペーパーのロールの陰に、可愛いガーリックポットが。

 

TorredelGreco

キッチン
流しの反対側にはとても立派な食器棚が。
中間部分が開いている構造なので、いろいろ置けて便利です。
食器・キッチンツールは最小限。ほとんどのエリアはからっぽでした。
道具類は少な目ですが、調理にほとんど不便はなく、ゴタゴタしている自宅キッチンを省みるいい機会になりました。

 

TorredelGreco

キッチン
流しの上の棚は、水切り籠になってます。

 

TorredelGreco

キッチン
朝食付きで、シリアルやクッキー、冷蔵庫にはジュース、牛乳、ジャムそしてフルーツもどっさり用意して下さいました(これだけではなく、冷蔵庫の中にも桃やネクタリンが沢山☆)。
緑色の洋梨は緑のままでとろけるように熟す品種でした。
 

TorredelGreco

キッチンの窓からの眺め
洗濯もの干し用の紐があります。(にわか雨のおそれもあるので、こちらは使いませんでした)
すぐ裏に、野菜や果物の市場があります。この日(月曜)はありませんが、火曜~土曜には、浅蜊などの貝屋さんも。
鶏肉屋さん、魚屋さん、冷凍魚介屋さんなどもすぐ近くに。

 

TorredelGreco

バスルーム
バスルームはとても広く、床と壁が青いタイル張り。
トイレ、ビデ、洗面台、そして写真右手側に細くてとても長さのあるバスタブがあります。
(一度だけ、お湯をためてお風呂に入りました)
左側に出っ張りがあってトイレが見えなくなっていますが、このでっぱりはエレベーターシャフト。

 

TorredelGreco

シャワーカーテン
天井がはるかに高く、両サイドに壁もない状況のシャワーカーテン。
なるほど、という構造でした。

 

TorredelGreco

ベッドルーム
イトウさんが泊まった方のベッドルーム。
 

TorredelGreco

ベッドルーム
イトウさんが泊まった方。素敵な鏡台が。

寝具もとっても清潔で、ベッドも寝心地がよかったです。
我々の泊まった方は、シーツが麻で、贅沢な気分でした。
冷房はありませんが、各部屋に扇風機があり、夜は気温もぐっと下がるので、寝苦しいことはありませんでした。(それにしても何故蚊がいないのだろうか?)
 

TorredelGreco

リビングの窓からの眺め
早朝の様子です。
道路も歩道も石畳。
そのせいか、車が通るとものすごいロードノイズがうるさいです。
普通車が通っただけなのに、ゴミ収集車やトラックが通ったかのような音が。
石が固いから反射するのかなあ?ひとの賑わいも、増幅されるようでした。

 


(リビングの窓からの写真も後程追加)

とてもすてきなおうちでした。
お皿を割ったりや鍵をなくしたりなどの事故がなくて本当によかったです。
(一度、鍵を忘れて部屋を出てしまい、1階のお店で合いカギを借りて鍵をとりにもどりました。外出前に気づいてよかった)
最後、日本人の評判を落としてはならぬと、お片付けもがんばりました。

自分の家も、これくらい綺麗に片付けて、大事に使ってあげなくては、と思いました。

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ナポリ2018:ナポリの宿

2018-09-13 | +海外

ナポリ空港についたのは夜11時頃。
その晩はなるべく近くに泊まることにしました。
空港そばも考えたのですが、ナポリ中央駅もタクシーで行ける距離。なので駅まで出てしまうことにしました。
タクシー代は25ユーロだったかな。3人で割るとまあまあの値段です。
ホテルは、駅を背にしてすぐ左手のStarhotels Terminus。

立派な建物の、いいホテルでした。
いくつか写真を撮ってきました。

 

ナポリ初日の宿

ホテル正面

STARHOTEL TERMINUSというホテル。
駅を背にしてすぐ左手にあります。
チェーンなのかな、ニューヨークほか、世界の数か所に系列のホテルがあるようです。

 

ナポリ初日の宿

ヘッドボード

ベッドのヘッドボードが豪華な造形。
クラシカルな建築のホテル全体の雰囲気とあっています。
(うちにこんなのをつけたら妙なことになってしまいます)
枕にこだわっている(固さが違うものに交換可能)ようで、この枕もとても寝心地がよかったです。

 

ナポリ初日の宿

洗面台

全体が磁器で出来た洗面台。掃除がしやすくていいなあ。
洗面台下収納がないのですっきりしています。(家だとそうはいかないかな、やっぱり)
鏡の四辺に、四角形になるように照明が仕込んであり、照明をつけて鏡をのぞきこむと、目の中に四角い光が映ります。
瞳孔を縁取るように四角く光って、少女マンガの目みたいでした。

 

ナポリ初日の宿

シャワー

最近自宅のシャワーに、こういうポールと角度可変のシャワーフックをつけたい気分が盛り上がってまして、つい写真を撮ってしまいました。
このシャワーはドイツのグローエ社製。
日本メーカーにも似たようなものはあるのでしょうか。
こういうタイプ、お使いの方いらっしゃいますか? 使い勝手はどうでしょうか。

 

ナポリ初日の宿

高さ・角度可変のシャワーフック

高さ調節はスムースでした。(国産だと1年くらいで壊れたという事例もあるようですがグローエの耐久性はどうなんだろう)
角度の変え心地は、えーと、忘れてしまった・・・。

 

ナポリ初日の宿

洗面台近くの壁

なぞのレバーが。ダンナサマと「何だろうねえ、これは」と話していました。
パネルヒーターの名残?ちがうかな。
壁は、ベージュ色の大理石に見えますが、よくよく見ると、大理石模様のタイルでした。
とても精巧にできていて、ぱっと見では分からないくらいでした。
床は確かフロアタイル。

 

ナポリ初日の宿

トイレとビデ、右にわずかにバスタブ

イタリアでは、一定規模以上の宿泊施設には、ビデを設置することが義務付けられているとか。
日本のウォシュレットのビジネスチャンスでは☆ と思うのですが、イタリア人と結婚された方からの情報によると、石鹸を使いたい人も多くて、ウォシュレットでは不十分なのだそう。

 

ナポリ初日の宿

窓からの眺め(正面)

駅前広場が見渡せます。初日の朝は、結構な雨。
早速観光に出かける予定が、しばらく降り込められてしまいました。

 

ナポリ初日の宿

窓からの眺め(右側)

駅。構内には、スーツケースを抱えた人が大勢いました。
V字の柱の横にもそういう人たちが。空港行きリムジンバスを待つお客さんかな。
右端の更に右に、大き目のスーパーマーケットがあります。
何度か買い物しました。
スーパーマーケットによっては、昼休みがあったり、日曜は早々に閉まってしまったりするので、事前に調べておくのがおすすめです。
このスーパーは日曜は3時まで。2時半くらいには「閉めますよ~」と急かされてしまいます。

 



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ナポリ2018:雑感

2018-09-12 | +海外

先週は、8泊10日でイタリアのナポリ方面に行ってきました。
忘れないうちに、印象に残ったことを書いておきたいと思います。(トイレの写真だけというのもなんなのであとで写真追加しようと思います)

初日の夜だけナポリ泊、残りは、電車で数駅離れたトッレ・デル・グレコ(ギリシャの塔という意味みたい)という小さな町に宿をとりました。
トッレ・デル・グレコから、ナポリに行ったり、エルコラーノやポンペイの遺跡を見に出かけたりしました。
この町の宿は、最近はやりの民泊(アパートの一室貸切)。市場でいろいろ買い込み、キッチンで調理して楽しみました。
同行のイトウさんが家事が(私より)得意で、とっても助かりました。

■空港・ナポリの街
・空港の荷物受取エリアそばのトイレには便座がなくてびっくり。(しょっぱなから妙な話題で恐縮ですが、ナポリに着いて最初の衝撃がコレだったもので・・・)
 便座はないのに、人感センサー自動洗浄があったり、荷物ひっかけフックもオシャレなのがついてたり。
 自動洗浄はなくていいから、便座をつけてほしかった・・・。

・ビデはホテルにもアパートにもついていました。ビデが一般的なので、便座なしのトイレも違和感ないのかな?

・町はそこらじゅうゴミだらけ。そして落書きだらけ。私鉄電車の車体や駅、駅名看板にもびっしり落書き。
 ナポリの街にはウィーン同様由緒ありそうな立派な建物が多いのに、もったいないなあ、と思いました。

・治安が悪いと聞いていましたが、ひとまずそんなに怖い目にはあわずに済みました。
 一番の繁華街エリア(ガッレリア)には、大きな自動小銃(?)を持った軍人さんがあちこちに配置されていました。
 
・ナポリ地下鉄は、建築的には攻めてる、というかカッコいい感じの駅ばかりでした。 

・ごく一部しか行っていないけれど、移民はさほど多くない印象。
街中で、アフリカ系の男性が道端でモノを売っていたりするのは見かけた。アフリカ食材の店も1件。
イスラム頭巾の女性はほとんど見なかった。イスラム食材、バクラバベーカリーは全く見なかった。 

ナポリ旅行

ナポリ空港の荷物受取フロアのトイレ

 

ナポリ旅行

トイレの手荷物ひっかけフック(カッコいいけれど微妙に不親切)

 

ナポリ旅行

トイレの手洗い用洗面台
水、液体せっけん、乾燥用の風吹き出し口の3つのノズルが。
斬新に見えるけれど、雫が洗面台に落ち、横につながっていてまったいらというのは掃除もしやすいのかもしれない。

 

ナポリ旅行

ナポリの道端(ゴミと落書きが沢山)

吸殻がとっても沢山。喫煙者が多いのも、ゴミが出てしまう理由かな・・・。

 


■トッレ・デル・グレコの街
・とても小さなまちで、観光客は全然こないようなところで、こわい感じが全然なかった。
・ゴミも少な目で、小ぢんまりした綺麗な街だった。落書きは多いけど。
・移民は、ナポリより更に少なくほとんど見なかった。アフリカン・バーというお店があったが、開いている時間帯に通らなかったせいか、アフリカ系の人はあまり目立たなかった。
・それぞれの商店がとても小さく、専門化した商品を扱っていて(洗剤系のみ、とか、バケツなど荒物のみ、とか)台南を思い起こさせた。
生鮮食材のお店も、本当の生鮮品はごく一部で、残りは瓶詰や缶詰を並べて棚を賑わせていて、商売の規模が小さそうな感じだった。

・いちばんのメインストリート(といっても一車線一方通行の道路)沿いが宿だったのだけれど、夜のにぎわいにはびっくり!
初日「土曜だからかなー」 翌日「ああ、日曜もやっぱり賑わうのね」 月曜「ええっ?月曜でもおんなじ賑わい!?」
火曜~木曜も同じ。
みんなぶらぶらして、歩道に立って数人でおしゃべりしたり、ジェラートを食べたりしています。
初老の男性同士数人が立ち話で延々と喋っている様子というのは、日本ではあまり見かけない光景かも。
これが毎晩!
で、金曜日、今日は花金(死語?)だからいつもより賑わうはずよね、と思っていたら「え?何でいつもより静か?」
もしや、とTVを見てみたら、1チャンネルでサッカーをやってます。でも、ゴールの瞬間に、他の部屋やスポーツバーのようなところからどよめきが聞こえる訳でもありません。
結局、夜のにぎやかさの法則はつかめませんでした。


■ナポリの国立考古学博物館
・西洋美術は、人体が大好き、ということが分かった。
彫刻も絵画も、人体ばっかり・・・。
でもって、自分は、人体がそんなに好きじゃないということが分かってきた。
(特に彫刻。見ててもあんまり楽しくない・・・。ギリシャ神話の登場人物ならば、キャラを知っているので少しは楽しめるけれど・・・)
ポンペイ遺跡でも彫刻を邸宅に飾ったりしていたようだけれど、私の趣味ではないなあ。
花鳥風月って、西洋人は興味ないのかな。
旅行先での時間および体力は有限なので、彫刻と絵画は、自分的には優先度を落としても悔いはないです。
絵画よりモザイクの方が断然好みでした。


■エルコラーノ、ポンペイの遺跡
・あんまり楽しくないかもなー、と危惧していたが、結構楽しめた。綺麗なモザイクも沢山残っているし。
屋根や庭を復元しているところは特に。
西洋史における一世紀とそれ以降、例えば5世紀と10世紀と13世紀、断片的なイメージはあるものの、何がどう進歩を遂げてきたか連続して理解できていないです。なので一世紀の遺跡のすごさ(みどころ)をちゃんとは認識できていません。
ポンペイ遺跡の時代は、玄関入って比較的すぐの広い部屋の真ん中に浅い小さなプールがあり、その上の屋根はなくて、周囲の屋根は内側に傾斜しており、雨水がそのプールに流れ落ちるようになっていたようです。
水確保、および採光にはちょうどよさそうではありました。でも夏はいいけれど、冬はそんな屋根穴があって寒さは問題なかったのだろうか。板などでふさぐ?(でも暗くなるよね)
中世の住宅にはこの屋根穴はない気がするので、いつ頃すたれたのだろうか・・・?


■その他観光地(サレルノの大聖堂、鉄道博物館、ガッレリア、王宮)
・サレルノ大聖堂は行ってよかった! モザイク、大理石細工などが感動的にきれい。

・鉄道博物館も、今回行ったイタリアでは貴重な、すがすがしい(ゴミ・落書きのない)空間。
 蒸気機関車は、まさにスチームパンク風のデザインのかっこよさもあり、鉄道に興味のない私でも結構たのしめた。

・王宮は、すごくゴージャスなのは分かるのだけれど、脳の中にこういうものをしまう箱がない、といいますか・・。
大聖堂とは違う立派さの気がするんだけれど、同じ箱でいいのかしら。
一室が、日本の戸建て住宅が縦に2軒まるまる入りそうな広さ(天井高さ)だったりして、実利主義者の私には、理由がよくわからない・・。冬とか寒くないのかしら。快適にすごすための建築物じゃなくて、「すごい!」と思わせるためのもの・・? 
中には人物画がいっぱいで、これもまた食傷してしまった一因か。


■民泊アパートメント
・天井が高く、広々したとっても立派なお部屋で、キッチンも素敵。道具類は最低限だけれど、なぜかクルミ割り、そしてチーズおろしが。
・キッチンの床、壁、そして洗面所がタイル張り。かっこよかった。
(お部屋については今度記事にします)
・毎朝、そしてほぼ毎晩自炊だったので、旅行にありがちな胃もたれなどもなく、ヘルシーに過ごせました。


■食べ物
・自炊が多かったので、「これは一体何?」というような驚きは少な目。
・でも、野菜、魚介をいろいろ買って楽しめた。
・ジェラートは、結構リッチ(アイスクリームなのですよね)で、甘め。
3人で1つをつつくくらいで丁度よい感じ。毎食しっかり食べるのでデザートまで到達しないことも多く、期待したより食べられなかった・・・。くすん。
食べたのは、ストラッチャテッラ+ピスタチオ、ストラッチャテッラ◎+チョコレート、チョコレート+アーモンドミルク、コーヒー◎+ココナツ。(全部違う店)

■買い物
・日々の3人分の食材をこまごま買っていたので、結構「買い物した感」はあった。
 (ひとり75ユーロをひとつのお財布に集金し、食材や、時々電車賃、入場料も払って丁度ぴったりだった)
・買って帰るものに関しては、いまひとつ、買い足りなかったような気も・・。
・とりあえずチーズはかなり買ったはず。トロ箱ひとつぎっしり。
・スーツケースに発泡スチロール箱2つと畳んだボストンバッグを入れ、往路はほぼ空っぽ状態。帰りはトロ箱をひとつボストンバッグに移して、どっさり買い物をする作戦にした。そこそこ満杯にして帰ったはずなのに、なぜ買い足りないのかしらん?
・到着の成田空港から自宅まで荷物を送ったのだけれど、受け取ったダンナサマが気を利かせて開梱・片付けしてくれていたのです(珍しいこと)。
 で、帰ってみたら、スーツケースはほぼ空っぽ。戦利品を荷ほどきしながら眺める、というのがなかったせいで、買い物してないかのような気分に。
・かさばって、軽くて、安いもの、ということで、ポンせんべいを沢山買った。それ以外に、気軽にひとにあげられるような無難なお菓子、おみやげ品がほとんどないことに帰ってから気づいた。(味のないポンせんべいが好きなのは私くらいだと思うのよね・・)
・一度、高級スーパーにも行ってみたのだが、午後3時頃で、時差のせいで眠さの極致。棚一面にオリーブオイルがあったのだけれど、結局選べず仕舞い。
・地元の店で、(ガラス瓶の重さと破損を考慮して)缶入りの安いオリーブオイルを1つ買ったが、せっかくだからもっと高級なのにすればよかったかなあ・・。
・宿から駅までが、かなり厳しい上り坂で、それを警戒しすぎて、買い物をセーブしすぎたなあ。後先考えずにもっと買えばよかった。
・ウィーンでは、土曜日はファーマーズマーケットがあちこちで開かれていた。トッレ・デル・グレコやナポリではファーマーズマーケットには出会えなかった。
 グレコは小さい町だからないかも?ナポリならばどこかでやっていたのだろうか。

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きのこ出始めました

2018-09-11 | +きのこ

昨晩は結構な雨が降りました。
畑はぬかるんでいるだろうから、キノコチェックに行ってみよう。


調べてみると、前の週は、8/31、9/1,2と、何度もしっかり雨が降ったようです(留守にしていた間にそんなに降っていたとは)。

 

きのこ

ナラタケモドキ(?)の残骸(2018/09/11)

おおお。
これはきっとナラタケモドキ。先週の雨のあと、早い段階で出てしまっていたのかな。
すっかり老菌になってしまっていました。
この場所は、これまでヤマドリタケモドキを探しによく通る場所ですが、ナラタケモドキが出るとは知らなかったポイント。
今後、注意してみておこう。

 

きのこ

ヤマドリタケモドキ(2018/09/11)

やったー、ヤマドリタケモドキも出ていました。
でもこの場所のは、やや盛りを過ぎていました。

 

きのこ

ヤマドリタケモドキ(2018/09/11)

これも老菌なんだけど、ぎゅうぎゅうに込み合って盛り上がるように生えているのが面白くて撮ってみました。
若いころなら可愛かっただろうなあ。
菌をばらまいて、子孫繁栄しておくれ。

 

きのこ

ヤマドリタケモドキ(2018/09/11)

きのこらしい形ですが、ナメクジにかじられてます。

べっぴんの写真がありませんが、それは摘むのに忙しかったから。
パーフェクトな形状ではないものの、そこそこのものが摘めました。

今シーズンで多分初めて、蚊にいっぱいかまれてしまいました。
夏の間ずっと猛暑&日照りでしたが、雨が降って暑さも和らいで、蚊が沢山出てきたようです。
 


もうしばらく、発生が続くのではないかしらん?
今週は曇りが続くようです。
今度は蚊取り線香を持ってパトロールせねば。

みなさんの周辺でもいいきのこが出てますか?

コメント (8)
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お弁当(8月下旬)

2018-09-10 | +お弁当

昨日夕方、旅行から帰ってきました。
今回は、AirBnb(エアービーアンドビー)という民泊サイトを使って、キッチンつきアパートの貸切を体験してきました。
ダンナサマのほかもうひとり(昔馴染みのイトウさん)がいて、毎朝、そしてほぼ毎晩、自炊。
ちいさなまちで、露店食品販売ストリートがすぐ近くにあり、買ってみたいものを買って調理して、というのはとっても楽しかったです。
またそのうち記事にします。

====

8月下旬のお弁当です。 

お弁当

8月27日
イノシシ肉団子+トマトソース
myズッキーニ焼き
myかぼちゃスパイス炒め
白ごはん+しょうゆの実
らっきょう

今年はズッキーニが数株育ってくれて、株の見た目は貧相でしたが、そこそこの収穫がありました。
常に冷蔵庫に数本入っている状態。
アクが少ないせいか割と食べ飽きない野菜だと思いますが、これだけあると消費をがんばる必要があります。
いろいろ試しましたが、一番減るのは、何かと混ぜず、純粋に焼いて食べることだと気づきました。
柔らかいうちはこれがいちばん美味しいかもしれません。
(巨大になってしまうと、味が落ちるのでカレーやハルワにします)
ほんのり甘く、ナッティな風味で、枝豆やピスタチオナッツを感じる味わいです。
この前の週、ダンナサマが出張の間は、毎食、フライパンにぎっしり並ぶだけ(1.3本くらい)スライスし、ソテーにして消費しました。
ダンナサマが帰ってくると、毎回こういう訳にもいかず、多少変化が必要です。

という訳で ↓
 

お弁当

8月29日
ズッキーニのチーズ挟みフライ(挟みやすいかな?とスライスチーズを購入)
キクラゲ入り卵焼き
白ごはん+ふりかけ
カップ入りのソース(フライ用)

ふりかけは、ダンナサマがTVコマーシャルか何かで見たというものを買ってみました。
こちらです。
 ↓
 

お弁当

永谷園の超カレーふりかけ

私もちょっと食べてみましたが、なるほど、結構しっかりカレー風味がします。
胡麻が沢山なのも、なかなかよいです。
ただし、結構甘め。蕎麦屋などのカレーうどん的な、甘辛さがあります。
ダンナサマは気に入ったみたいなので、ちょくちょく使わねば(また買うかどうかは未定)。

 

お弁当

8月30日
翌日から旅行なので、冷蔵庫がほぼ空っぽでピンチ。
頭をひねりました(その割には平凡なメニューですが)。

魚肉ソーセージと玉ねぎ、ズッキーニ炒め (残りの切りかけズッキーニは夕食で消費)
かぼちゃの甘辛煮(前日の夕食の残り)
ごはん+しょうゆの実、いぶりがっこ


 

 

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