採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

梅とパッションフルーツジャム

2013-07-31 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

梅シロップの大瓶が、冷蔵庫の野菜室で場所ふさぎになっています。
畑からどんどん野菜が供給されるので、場所をあけねば!
 

梅シロップの梅

という訳で、シロップはペットボトルにあけ(2リットルくらいとれました)、漬かっていた梅を加工します。
土鍋に移し、ぷわぷわして剥ける皮は剥いてから、電子レンジで加熱(吹きこぼれに注意)。
そして裏漉します。 

梅シロップの梅

漉すとこんな綺麗なピュレになります。
梅シロップとして脱水されているので、とても濃いピュレです。  

パッションフルーツ

黄色い梅と合うと思っているのが、パッションフルーツ。
6月末にmiyakoさんから頂いたものを、中味を出して冷凍してありました。
(miyakoさん、ありがとうございました!)

パッションフルーツ

パッションフルーツの果肉はザルで漉します。
漉さずに全部混ぜてもいいのですが、母がこの種が固くて好きではないようなので・・。 

梅シロップの梅

で、パッションフルーツが入っていますよ、というしるしに、少しだけ種を混ぜることにしています。
(残りの種は、ヨーグルトに混ぜて食べています。果肉もからみついているし捨てるのは勿体ないので)  

梅シロップの梅

瓶詰め後の煮沸の際も、吹きこぼれには要注意です。
(以前は煮沸の際ぼーっとしていたら、大々的に吹きこぼれて中味が半分くらいになってしまいました。)

梅シロップの梅

2013.7.27
黄色い梅、パッションフルーツ、果糖、蜂蜜  

梅シロップの梅

おまけ。
剥いたり、裏漉しの際に残った皮は、別途まとめて煮ました。
裏ごす際は固そうに見えた皮ですが、煮るとトロントロンに。 
濃い色の蜂蜜と混ぜると、皮の斑点なども気にならなくなります。
これで2瓶分くらいのジャムになりました。
何か得した気分!

 

■■梅シロップの梅とパッションフルーツのジャム
■材料
(梅シロップ)
黄色い梅
果糖
(ジャム)
パッションフルーツ
果糖

■作り方
(1)うっすら黄色くなった梅をもいできて、よく洗う。
ヤニのようなものは新しい激落ちスポンジでこするときれいになる。
青みのあるものは追熟させ、黄色くなったものから果糖をまぶして瓶に入れていき、梅ジュースにする。
追熟度合いは、全体が黄色くなっているが、果肉がグジュっとしておらずサックリ固めくらいがいいような気がする。
漬け込む際は、ひどい傷のところはナイフで切り取っておく。
(私は漬け込み中も冷蔵庫で保存しています)
上にはラップなどを張っておくと変色を防げるかも(来年はやってみよう)。

(2)シロップをボトルにあけ、梅は土鍋に取り出す。
皮がぷかぷかになっていて剥けるものはこのとき剥いてしまう。(皮は土鍋によけておく)
電子レンジで吹きこぼれない程度に加熱し、裏漉す。
裏漉した時に残った皮は、先程の皮と一緒にしておく。(結構な量になる)
裏漉したピュレは、しばらく冷蔵庫で保存可。

(3)とっておいた皮は、蜂蜜を混ぜて電子レンジにかけ、適宜柔らかく煮る。
色は悪いがこれはこれでジャムになります。

(3)パッションフルーツは、梅よりだいぶ前に手に入った場合は、果肉をくり抜いて冷凍しておく。
パッションフルーツ果肉は、粗いザルの上に出して果汁を漉し、梅ピュレと混ぜる。
種の一部を梅ピュレに混ぜる。
(全部混ぜてもいいが、パッションフルーツの種は大きくてやや固いため苦手な人もいるため少なめにしています)

(4)適宜砂糖を足して、煮立たせてから瓶詰め。
梅シロップを抽出済みの梅はかなり脱水されているため、煮詰める必要はない。
もし固すぎるようならば梅シロップを少し足すといいかも。 

(5)脱気の際は長時間加熱すると瓶から吹きこぼれるので(経験有)ほどほどにする。
今回はフタを閉めたあと、蒸し器の余熱でしばらく加熱してみた。

 

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手作り市

2013-07-30 | +食べるもの以外

7月中旬、比較的近所で、「手作り・雑貨&クラフトフェア」というものが開催されていると知り、行ってみました。
 

手作り市

会場のポスター。
後から思うと、このポスターの色合いやフォントが、出店品のテイストを象徴しています。  

手作り市

会場はこんな感じ。
フリーマーケットと違って室内で、エアコンも効いていて助かりました。
出店品は、全体に、無染色の麻、生成レースを使ったナチュラル・可愛い感じのものが多かったです。
小物にレースをつけるというのは、今の流行なのでしょうか?
何も知らずに行ってみたら、全てが生成+レースでびっくりしました。 

手作り市

布製のバッグ類・袋小物が一番多かったかな。
あとは「天然生活」ぽいテイストの洋服。
木工家具も2件くらいあり、どちらもカントリー調。
陶芸も1件。
食品は、シフォンケーキ屋さんが1件のみでした。 
既製品(中国製とか)の洋服、帽子、靴などのお店も数件。
帽子、いくつか試着してやめたのですが、やっぱり買っておけばよかったかな・・・。
(手持ちの帽子が、洗ったら縮んでしまってキツイのです) 

手作り市

これはペットボトルカバー。
持ち手のところは革ひもになっていて、手が込んでいます。  

手作り市

大きめのバッグや、○○小学校指定の上履き袋、などもありました。  
左上、がま口口金のバッグ、いいなー。 

手作り市

手作り作品のほか、素材のお店もありました。
こちらの革ひものほか、生成レース、無染色の麻布、ニセモノの草花(雑貨用?)、色々な柄のマスキングテープなど。 

手作り市

消しゴムハンコもありました。
とても良心的な価格です。
(いつか自分で作ってみたい・・・) 

手作り市

最近とりわけ作ってみたい(必要性を感じている)のが、口がパカッとあくがま口。

デジカメとその付属品を入れておくポーチ、チャック式のものを使っているのですが、ファスナーをちゃんと閉めないために中味がこぼれることが多々。
ミシンの修理も終わったし、作ってみたいと思ってはや数ヶ月。
このポーチ、大きさもよく、仕上がりも丁寧で、買ってしまおうかとも思いましたが、カバンの中でもうちょっと目立つような派手なやつの方がいいかな、と我慢。  


我が家の近所という比較的田舎で開催されたため、あまり出店者は多くなく、また種類がなかったです。
羊毛フェルト細工とか刺繍、ジュエリーなどがあれば見たいなーと思っていたのですが、そういうものは全然ありませんでした。

 
同じ週末に、東京ビッグサイトでCreemaというサイト(ハンドメイド品のマーケットプレイス)が主催の手作りフェアがありました。
サイトを見ると、布から陶磁器、木工、ジュエリーなど非常に多種多様。
(プロの方も出店しているようです)
たまに値段の付け方に「?」と思うものもあるけれど、とても見応えがあります。

東京ビッグサイトには全部の作家さんが出店する訳ではないだろうけれど、実物が見られたら面白そう・・・。
でも都合が悪くて行けませんでした。
次回こそは・・! 


そういえば、京都の百万遍にある知恩寺でも、毎月15日に手作り市があります。
以前はよく通ったものでした。
あそこの手作り市は、食品などもいろいろあって楽しかったなあ・・・。
昔は、素人っぽい素朴な感じのものも多かったですが、最近は雰囲気が違うのかもしれません。
また機会があれば行ってみたいです。 

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ブラックベリー摘み

2013-07-29 | +ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、桑、ぐみ、ユスラウメ)

先週は、更新お休みにして、とあるプロジェクトに励んでおりました。
日曜から父が我が家に4泊してくれて、今回は●●合宿!(さて何でしょう?)
朝から晩までよく働きました。
(後日記事にしますね)

コメントのお返事が遅れており申し訳ありません。
一昨日の落雷で、モデムが壊れたりして、昨日は一日ネットが不通。スタンドアローン状態でした。
ネットが繋がっていないと、パソコンもただの重たい物体。
「情報が流れてくる楽しい箱」はTVだけ。

最近は「知りたいことがあればまあネットで調べればいいや」となっているため、ネットにつながらない状態だとすっかり無知・無力。
(昔の人よりも脳が劣化しているかも)
紙媒体の情報も、なるべく整理していつでも使えるようにしておかないと・・・。


==================

お友達から、お家の生け垣のブラックベリーが熟して来たよ~、と連絡を頂きました。

今年も遠慮無く、摘みに伺いました。
(昨年も摘ませて頂いたのです) 
 

ブラックベリー摘み

大粒ブラックベリー!  

ブラックベリー摘み

それがフェンスにびっしり茂っています。
ウハウハの摘み放題~☆ 

ブラックベリー摘み

二人でおしゃべりしながら摘んで、大きなザルがいっぱいになりました。
つやつやピカピカのベリーです。

この他、既に摘んで冷凍してあった分も、山ほど頂いてしまいました。 

ブラックベリー摘み

お庭にはイチジクの木も。
美味しそう~。 楽しみ~。
(あれ?すっかり食べるつもりに?) 

ブラックベリー摘み

桑の実同様、少しずつ洗ってザルにのせて乾かします。
加熱して裏漉したので、近々瓶詰め作業の予定です。 


キョウコさん、 今年も沢山ありがとうございます~。
ジャムにして、お借りした『テルマエ・ロマエ』と一緒に持って行きますね。

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黄梅とフェイジョアジャム

2013-07-22 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

 

梅

摘んできた(拾ってきた)梅は、黄色くなったものから全部梅シロップにしました。
冷蔵庫に入れる都合上、この一瓶に収めたいです。
漬け込んでしばらくすると梅が縮むので、結構ギュウギュウに詰め込めるのですが、それにもやはり限界が。
途中で、初期に漬け込んだ梅とシロップの一部をとりわけてスペースをあけました。 

梅

取り出した梅は、電子レンジで柔らかくし(吹きこぼれるので煮すぎに注意)、裏漉しします。
ほぼ野良梅なので茶色い点々が大体あり、またシロップに漬け込む際に空気に触れて茶色くなったり、割と無惨な状態に見えますが、漉してしまえば、あんずのような綺麗な色!
毎年、裏漉しするたびに感激しています。 

黄梅とフェイジョアジャム

この梅ピュレに、冷凍してあったフェイジョアを混ぜて、ミックスジャムにしてみました。
梅ジャムには蜂蜜が合う気がするので、蜂蜜を多めに。 

梅シロップに漬けた梅でジャムを作ると、ほどよく脱水されているので最初からとろみがあり、煮詰める時間がごく短くて済みます。 

黄梅とフェイジョアジャム

2013/07/12作
黄梅、フェイジョア、蜂蜜、果糖
(梅は十分酸っぱいのでレモン汁は確か入れなかったはず。印刷ミス)  

黄梅とフェイジョアジャム

フェイジョアだけだとくすんだ色になるのですが、梅の黄色い色のおかげで、割と綺麗なジャムになりました。  

 

======

今週はこれで更新お休みです。

父に、我が家に来て貰って、今度は○○合宿!
(さて何でしょう)

皆様夏ばてしませんように。 

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トウモロコシ収穫

2013-07-19 | +その他

畑のトウモロコシ、虫の被害をうけつつも、割とよく出来ています。

種まきをずらすと収穫時期もずれ、長く楽しめるとか。
でも私は種まきが苦手。
なのでいつも遅れがちになり、えいやっとまとめて播くことに。

今シーズンは、一応気持ばかり、3日ずらして2回に分けて播きましたが、たったの3日では成長に差が出ません。
なので収穫もまとまってしまいます。
トウモロコシは買うと高いし(1本100円以上はしますよね)、沢山採れるのは嬉しいのだけれど、もぎたて蒸かしたてを食べられるのはたったの数回では、ちょっと寂しいような・・・。


トウモロコシは早く加工した方がいいようなので、採ったその日に蒸かします。

例年は皮を全部剥いてヒゲも掃除してから蒸かしていましたが、今年は(虫がいないものについては)薄皮を1枚残して蒸かしてみました。
(昨年までは、虫がいるのが心配で薄皮を全部剥いていたが、段々と、皮数枚残しても虫の有無が分かるようになってきた。これも何らかの向上のひとつかも。)
こうすると生のときよりもヒゲの掃除が楽ですし、蒸かした後に冷蔵庫に入れておいても乾燥しにくし、粒がシワシワになりにくい気がしました。
(シワシワになるのは、恐らくヒゲをむしることで粒に傷がつき、そこから果汁が沸騰して漏れてしまうため)
虫がいるものについては、皮を剥いて虫食い部分をこそげて綺麗にしてから蒸かしています。


蒸かしあがったら、2,3日間で食べる分を残してあとは軸から実をとってしまいます。
バラした実は、冷凍。 
バーベキュー用に軸ごと冷凍しておきたい気もしますが、冷凍庫で嵩張るし、例え真空シール器があっても難しいだろうなあ・・。
 

トウモロコシ

これは珍しく、虫食いなしで粒ぞろい。
お店に売っているようなカンペキな形状のものは、半分以下です。

虫とご対面しつつ、喰われた部分を削って食べるくらいなら買った方が・・・とヘタレな気分になりつつも、もぎたては美味しいので頑張ります。 

トウモロコシ


粒をとるのには、この波刃のペティナイフがすごく便利でした。
(今年初めて使ってみた)
 

トウモロコシ


家庭菜園ならではのイレギュラー物件も紹介します。

何故かとっても短いもの。
でも粒はぎっしり。
 

トウモロコシ


粒がまばら~。
こういうのは一粒一粒がまんまるで大粒になります。
 

トウモロコシ


ものすごくまばら。
音符がちらばった五線譜みたいです。

家庭菜園の醍醐味は、「びっくり!」感だと思います。
こういうイレギュラー品を見付けたときもびっくり!だし、虫食いひとつない粒ぞろいを見付けたときもびっくり!。
願わくば後者が多めだと嬉しいのだけれど。 

 



■トウモロコシ2013メモ
・耕耘機で鶏糞を鋤込んだところに、タマネギマルチの古いやつを張り、直播き。
・種まきは、5/6 と 5/9 の2回。
・品種はゴールドラッシュ。 
・普通は数粒を一箇所に播き、芽が出てから間引くが、一箇所に一粒ずつ播いた
 (母の流儀。「だってトウモロコシの種って高いじゃない」)
・割とよく発芽した。
・昨年は台風、今年は爆弾低気圧(?)の強風で株が傾いたが、何とか無事に育ってくれた。
・ヤングコーンの間引きは、昨年よりはよく出来たが、見付けられず2本穂がついてしまったものもあった。
・収穫は7/15頃からだが、やや若めだったかもしれない。でもすごく甘い。昨年播いたものより美味しい気がする。


■来年の課題
・来年こそ、種まき時期をずらしてみたいものだ。4月下旬頃から4~5日おきに数回播いてみよう。

・後で網で囲うことを考え、範囲をコンパクトにまとめたいという意識があった。
なので株間も狭め(タマネギマルチの穴1個おき)、畝間も狭くして播いたが、育ってくると、中に踏み込めないことが分かった。
ヤングコーンの間引きがしにくかった。
一畝2~3列とし、畝間は大きな帽子をかぶっても通れる程度にあけておくとよい。

・早い時期に網で囲ったのはよかった。
 青い網を、更に 2m × 20m ほど買い足しておくこと。 

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ヤマモモジャム

2013-07-18 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

ヤマモモジャムを作ったときの写真を紹介します。
 

Myrica

収穫。
なるべくいい実だけ選んで摘むのが重要です(手当たり次第摘みがちな私)。

車の中でつまみ食いしたので、種が混ざっています・・・。

Myrica

2,3回、水をかえながら洗って、大きなザルにあげて完全に乾かします。

クックパッドを見ると、茹でこぼすというレシピもあってびっくり!
ヤニっぽい味がいやなのかしら。 茹でたら風味が失われてしまわないかしら?
よく洗えば十分綺麗になるし、ヤニ風味もヤマモモの美味しさのうちだと思うので、私は洗うだけにしています。 

Myrica

枝がついていたところに、ちょっと固くて渋い部分があるので、そこを包丁の角で取り除きます。

Myrica

こんな感じ。
この作業はヤマモモのチェックも兼ねています。
たまに虫食いのものがあったりするので。

Myrica

ヘタを取り終わったものは土鍋に入れて、電子レンジで加熱します。

Myrica

10~15分くらい、果肉がぽろりと種から外れるようになるまで加熱します。  

Myrica

そこで裏漉し。
種が丁度通らないくらいの、目の粗い網のようなものが便利です。
数年前このカゴが丁度いいと気づいて以来、毎年ヤマモモの時期になるとこれを取り出してきて、洗って使っています。
100円ショップのバーベキュー網でもよいとの噂を聞いたので、来年はそれにしようかな?  

Myrica

漉したピュレの状態で、冷蔵庫で結構長く保存できます。
収穫何回分かをためておき、まとめて瓶詰め作業をします。

大抵はプレーンなジャムにしますが、今年はふと思いついてドライクランベリー入りも試してみました。
←濃い色の粒がドライクランベリー 

Myricajam

ヤマモモは煮ても煮てもとろみはつかないため、最近はペクチンを入れることにしています。
トコトン煮詰めると水分が減ることでドロリとはしますが、あまり煮すぎない方がフレッシュな味でいいかなと思っています。

2013/07/12作 その1
ヤマモモ、果糖、ペクチン  

Myricajam

2013/07/12作 その2
ヤマモモ、果糖、ペクチン  

Myricajam

2013/07/12作 その3
ヤマモモ、果糖、ドライクランベリー、ペクチン  

Myricajam

2013/07/12作 その4
ヤマモモ、果糖、レモン汁、ペクチン

お砂糖を入れすぎてかなり甘くなったため、レモン汁も足しました。
通常はヤマモモの酸味だけで十分酸っぱいのだけれど。  

 

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ニンニク2013~三つ編みニンニクその3(21〆)

2013-07-17 | +三つ編みニンニクgarlic braid

先週末、ようやくニンニクが編み終わりました。
 

garlic_blaid

皮むきは楽で楽しい作業で、どんどんはかどります。
薄汚れたニンニクが真っ白になるのはすごく感激です。  

garlic_blaid

茎を縦に切り裂いて軸を取り除いてあるため、このような切れ目が必ずあります。  

garlic_blaid

で、ニンニクの茎は筒状で、その先平らな葉に繋がっているため、切り裂くことでこのようなトンガリが出来てしまいます。

garlic_blaid

このトンガリがあると、編む際に綺麗にできないことがあるので、ハサミで切り取った方がいいようです。

garlic_blaid

それが終わったら、三つ編み。
編む方が大変なので、少しずつ作業です。

必要な道具は、乾いたタオル、濡らしたタオル、霧吹き、ハサミ、水を入れたボウル(軍手への水分補給用)、濡らした軍手、麻ひも。  


来年またやりかたを忘れていそうなので、コツをまとめておきます。

■■三つ編みニンニク
■手順
(1)綺麗にしたニンニクを大きさ順に並べ、1〆に使うニンニク数個をセットにしておく。
 (この段階で何日か放置する場合は、ルンバに注意。葉っぱをかじられてしまう)
(2)一番下にする3個を麻ひもで縛る。
(3)左手に濡らした軍手をはめ、それで葉を支えながら、1セット分のニンニクの茎葉にまんべんなく霧を吹く。
玉を乾いたタオルの上に置き、葉の上には濡らして絞ったタオルをかぶせてしばらくおく。
(これを3セット分準備)
(4)しばらくする間に最初の1セットの葉が湿ってくる。適宜霧を吹き足し、パリパリ音がしなくなったら編み始める。
(5)左手の湿った軍手で葉を湿らせながら編む。編む際は、真ん中の列に形がいいものを持ってくると綺麗。
 編む際は、玉と玉の間隔を詰めておいた方がよい。
(6)全ての玉を編み込み終わったら、伸びた茎葉を更に三つ編みにしていく。
この際、葉っぱが多いところから少ないところに、目立たないように葉を受け渡し、同じ太さの3つの束で編むようにする。
(玉を編み込む段階では、太さの違いは表面からは見えないのでむしろしっかり固定することに注意する)
(7)葉っぱがあるうちは長く編み、ほどよいところで、長い麻ひもで房を縛る。
(8)三つ編みを手前や後ろに折り返し、さきほどの麻ひもでもう一度縛る。
(9)最後に房の先端のボサボサをカットする。(編み直す場合もあるのでカットは一番最後)

(※)1日で作業できるのは、10〆くらい。見込みをたててコツコツ作業すること。
(※)セージやローリエ、ローズマリーの枝(生)を編み込んだものも見かけた。
 カビたり、ホコリが積もったり、枯れて葉がパラパラ落ちてきたりしそうではあるが、作りたては可愛い。
 来年はひとつくらい作ってみようかな。 


最後に編んだのはこんな感じです。

garlic_blaid

10個組。
写真を撮る前に3つくらい実家などに出荷したので、多分計7〆。  

garlic_blaid

7個組、5〆。  

garlic_blaid

房を前に折り返すのは名付けて「バカ殿スタイル」。
後半、思いついて先っぽを切りそろえるのではなく、曲げて折り返してみましたが、如何でしょう?  

garlic_blaid

房を後ろに折り返し、ボサボサを玉のうしろに持ってくるタイプ。(何と名付けましょう?)
葉の先端のモサモサはちょっと面白いかなと思って残したものも作ってみました。  

garlic_blaid

大玉のいくつかは、種用にとっておきます。
なので小分けにせず、まとめて沢山編み込んでしまいました。
三つ編みが太くなるので折り返しはなし。「パイナップルスタイル」と名付けて頂きました。 

garlic_blaid

右の3つのアップ。  

garlic_blaid

今回初の試み。二個ずつ互い違いに編み勧めていくかたち。
名付けて「麦の穂」スタイル?
いびつな形の玉で実験したのですが、形が綺麗なものだともっと綺麗に出来るのではないかな?
 

garlic_blaid

以前編んだ小玉サイズと大玉を比べてみました。
大きいのは立派だけれど、可愛いのは小さい方だな・・・・。 

 
室内には普通置かないようなバサバサしたニンニクの葉っぱが、ようやく片付きました。
3回目に編んだのは、21〆、186個。

1回目 7〆  78個
2回目 14〆 128個
3回目 21〆 176個
--------------------
 計   42〆 382個   


途中で投げ出さないか、自分でも心配でしたが無事終わってよかった・・・。


ところで、こんなに沢山、どうしましょう?
売りたい・・・・。
行商に行くとか・・・。 



===
追記:
リボンをかけると更に可愛いです。写真はこちら。 
可愛くおめかしして、8月末、産直市で少しだけ販売してきました。 

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ヤングコーン

2013-07-16 | +その他

しばらく前はヤングコーンが採れていました。
(今はトウモロコシを収穫しはじめたところです。記事にするのが遅れてます)

トウモロコシは、1つの株に穂(実)を1本だけつけるようにします。
そのため、一番上の1本を残し、それより下についた穂は摘みとります。
それがヤングコーン。

去年はきちんと摘み取らなかったせいで、2本も実がついてしまったものがいくつもありました。
そうなると、どちらの穂もいまひとつの出来具合になってしまうのです。

今年はよく探して、なるべくちゃんと摘み取ってみることにしました。
穂の出来はじめは葉のつけ根にすっかり隠れてしまって分かり難いですが、絹糸のような房が先端から出てくると、見付け易くなります。
そうなった頃がヤングコーンとしても収穫適期です。
 

ヤングコーン

トウモロコシの茎から、パキッと折り取ったヤングコーンはこんな感じです。

ヤングコーン

タケノコ同様、皮やヒゲ・軸の部分が多くて中味は小さいです。
なので上端と下端を、なるべく畑で切り取ってしまいます。  

ヤングコーン

皮も数枚剥いて、虫の有無もチェックし、こんな感じにして持って帰るといいです。
なるべく収穫直後、呼吸作用を抑えるため冷蔵庫に入れるとよさそうです。 

ヤングコーン

暑い屋外でチマチマした作業をするのはしゃらくさい!・・・と持ち帰って家でやろうとすると、ゴミがえらく沢山出て大変なことになります。

(畑作業って、意外とチマチマした作業が多いです。外にいるときは汗をだーっとかくような大がかりな作業の方が好きだ・・・・) 

ヤングコーン

今年、沢山ヤングコーンを摘んで便利だったのは、綺麗にした状態で、皮とヒゲごと蒸してしまう方法。 
(この写真では少量なので鍋で蒸しましたが普段は蒸し器を使っています)
蒸かし時間は適当で、全体に色がくすんだ状態になるまでやってみました。 

ヤングコーン

加熱するとヒゲが縮むようです。スパっと切り落とした筈が、ヒゲが窪んでいます。
これを皮むきして、
・ヒゲごと食べる(ヒゲも柔らかくて美味しい)(マヨなどをつけて)。
・皮・ヒゲを剥いて野菜炒め・八宝菜に。
・ 〃 スープ、タイ風カレーなど。
・ 〃 ピクルスに。

この状態で数日は冷蔵庫で保存できます。皮がついているので乾燥しにくく、少しずつ使えるので便利でした。

ヤングコーン

魚焼きグリルでローストも試してみました。
(蒸し器より量が少ない時はこの方法でも)
味がより凝縮する感じでした。

ヤングコーン

生の状態でヒゲおよびつけ根付近の皮ともども刻んで、炊き込みごはんにもしてみました。
ごはんに炊き込むと、加熱時間が長いせいか、ヤングコーンのコリコリ感やヒゲのシャキシャキ感は減る気がしました。
蒸かす方が好みかな・・・。 

 

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ジャガイモ2013~こつこつ収穫

2013-07-11 | +ジャガイモ

 

ジャガイモ

ジャガイモの葉っぱ、まだ青々しているので収穫を後回しにしていました。
心配になって調べたら、昨年は7月7日頃からの収穫。
それほど遅い訳ではないかな?
季節先取りのこの暑さがそう感じさせるのでしょうか。
(でも畑仲間の大半はとっくに終わっている様子) 

ジャガイモ

まだ花が咲いているものもあります。

今年は植え付けが遅れ、しかも春~梅雨が涼しかったためでしょうか。
葉が黄化するのが遅めのような気がします。
とはいえ、あまりのんびりしていると地下で芽が出てきたりもするので、収穫することにしました。 
暑いし、枯れ具合の進んだものから少しずつやろう。 

ジャガイモ

上から
アローワ・・巨大化しました。そうか病というのかな、表皮がガサガサになっています。

スタールビー・・・まだ株と芋をつなぐ茎が生っぽく、成長中なのかも?

キタアカリ・・・こちらもそうか病(自家用だしあまり気にしないけれど)。
掘ってみると地下茎はほぼ退化していて、芋の成長はとまっている様子です。
キタアカリは一番食害を受けやすい気がします。毎年ナニモノかが地表を掘り返し、囓っています。美味しいのかな。


こがね丸というものも植えたのですが、アローワと混ざったような気がします。 

 

ジャガイモ

アローワは、こんな変な形になってしまいました。
畑に長く置きすぎたのかな?  

 
収穫が終わったら計量などして再度記事にします。

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アセロラ

2013-07-10 | +フルーツ

お友達の沖縄みやげに、珍しいものを頂きました。
(miyakoさんありがとうございました!)

 

アセロラ

右の袋は「アセロラのど飴」。
(そういえばしばらく前、アセロラドリンクなどが流行りました)

で、左の赤いものは・・・・
これがアセロラ本体(?)です!  

アセロラ

赤くてぷくぷくとふくらんだお手玉のような形です。
サクランボなどよりもフカフカと軽く感じます。
黒いヘソは、花の痕跡で、爪楊枝でつつくととれます。  

アセロラ

皮は薄く食べてしまえますが、割と大きめの種が3個入っていました。
種はゴツゴツしてはいますが、軽くてに浮きそうな感じです。  

アセロラ

梅シロップを一部とりわけ、アセロラを漬け込んでみました。
しばらく漬け込むと、ほんのり赤いアセロラシロップになりました。
(写真は8/3)
こうやっておくと、香りはあるもののあまり味のなかったアセロラがしっかり甘酸っぱくなります。
湯むきしたプチトマトをこのシロップで和えると、美味しいサラダになります。
(アセロラの実も混ぜて、一緒に食べると美味しいです) 

 

生アセロラの味は・・・・。

酸っぱい酸味種と、それを改良した甘味種があるようで、今回のものはスイートタイプ。
でも、スイートという程には甘くはないです。
うっすら甘く、酸味はなく、少しみずみずしい感じ。
トマトからゼリー状の部分と皮と酸味を取り除いたような食感と味。
どちらかというとかなり地味な味です。

しかも完熟果は、表皮が薄いためとても傷みやすいのだそうです。
生食用フルーツとしては、 だいぶ分が悪そう・・。
日本では主に沖縄で生産されていて、収穫後すぐに加工場に運ばれて、ピュレにして、もしくは丸のまま冷凍するようです。

栄養価は高いようで、ビタミンCが果汁100g当たり1,300mg以上(レモンの約35倍以上)含まれているそうです。
西インド諸島では、風邪をひいたときなどにアセロラを食べると回復することから、大変大切にされているフルーツだそうです。

アセロラシロップ、夏ばて防止に役立つといいな・・。



■参考情報
(1)楽天市場 アセロラ倶楽部
沖縄産冷凍アセロラピュレなどを販売しています。 

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