採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ハラペーニョ入りコーンブレッド

2012-08-31 | +お菓子(西洋)

唐辛子の種取りは、手袋必須の危険な作業。

1、2個だから、と手袋をしないでおくと、手はいいもののコンタクトの着脱のときに大変なことに。
「目が、目がぁぁぁぁ」とうずくまることになります。
(うっかり手を唐辛子にしてしまった場合は、手にラップをするとよいです)

種をとっておけば、さほどの汚染はなく、冷や奴の薬味などにすぐに使えて便利です。

で、調子にのっていっぱい種をとってしまったので、何かしなきゃ。


本場なら沢山レシピがあるだろうと、「jalapeno」で検索してみました。
沢山ヒットするのが、丸のまま種部分をくり抜いて、もしくは半割にして詰め物をしたお料理。
んーーー。
ちょっと面倒くさい。
それに細いセラーノ唐辛子もまとめて使ってしまいたいし。


次に多く見えるのが、ハラペーニョジェリー。
酢、砂糖、ペクチンを使って作る、透明版グリーンタバスコのようなものらしい。
どんな味か想像がつきません。
いつか作ってみなくては。


もうひとつ面白そうなのが、ハラペーニョ入りコーンブレッド。
コングリッツ入りのほんのり甘い重曹パンに、青唐辛子が入ってしまうのです。
アメリカの南の方の料理ぽいです。

そういえばコーングリッツ、冷蔵庫にあります。

アメリカのレシピはカップ表示で余り好きでないので、クックパッドでコーンブレッドのレシピを検索し、そこに適量のハラペーニョを入れることにしました。


■■ハラペーニョ入りコーンブレッド
(クックパッドレシピ#1744137を参考にさせて頂きました)
■材料(直径20cmくらいの厚手テフロン丸鍋使用)
薄力粉 130g
ベーキングパウダー 大さじ1/2
(更に 重曹小さじ1追加)
塩   ひとつまみ (ふたつまみ)

コーングリッツ 110g (今回はそば粉20%ミックスのインスタントポレンタ粉を使用)
砂糖 40g (今回は蜂蜜使用)
牛乳 150cc (100ccしかなかった。代わりに卵を増やしたもののやはり足りなかった)
卵 1個 (牛乳が足りなかったので2個使用)
とかしバター(有塩) 60g  (今回はアボカドオイル使用) 

ハラペーニョ、セラーノ唐辛子  微塵切り
Myトウモロコシ(冷凍)
ドライプチトマト  

■作り方
(1)全ての液体とコーングリッツを混ぜる。
(2)薄力粉とBPをボウルに入れて中心にくぼみをつけ、どろりとした液体を混ぜていく。
(3)ハラペーニョ、コーンなどの具を混ぜる。
(4)バターを塗った型(厚手のスキレットなどがいいらしい)に入れ、170度で40分くらい焼く。 結構時間がかかる。
 

ポレンタ粉

こちらがインスタント・ポレンタ粉。
そば粉20%入りです。
黒い点々は蕎麦由来のものだと思われます。 

コーンブレッド

焼けました。
(丸い鍋を型にしたので、ホットケーキみたいな形)
混ぜるだけなのでとっても簡単。


コーンブレッドは、ずっと前ですが、凝って何度も作っていました。
やさしい黄色い色でほんのり甘く、すごく好みの味なのです。

で、そこにピリ辛青唐辛子。

どうなることか?と思いましたが、特に違和感はないです。
ほどよい辛味があって、甘いパンの後味がさっぱりするような感じ。
そういえばタイのグリーンカレーも、青唐辛子の辛さとココナツの甘さのコンビネーションですよね。
甘い+ほんのり辛い、というのは実はあうのかも。
(そういえばチョコレート系のお菓子に赤唐辛子を使う斬新なレシピもありますね。美味しいのかな・・・)

粒コーンがぷちぷちして、コーングリッツはザクザク感があります。
型に触れていた部分がコンガリ焼き上がって、クッキー風になっています(今回水分量が少なかったせいもあるかも)。
全体に、しっとり、というよりはザクザク、ほろり、という焼き上がり。
香ばしくて美味しいです。

ドライプチトマトは、ほんのり甘く優しい味のコーンブレッドの中で、酸味が強くてちょっと異色な存在感。
なくてもいいかなあ。
もしくは砂糖をもっと減らして作ると調和するかも。

甘い系のコーンブレッドは、夕食時に出すのはどうかな、と思われますが、ハラペーニョ入りのパターンならば夕食でもOKではないかと思います。


業務連絡:ダンナサマへ
コーンミールがまだあるんだけど、ハラペーニョコーンブレッドとポレンタと、どっちがいい? 




■青唐辛子大量消費大作戦2012 
2012年は唐辛子消費、すごく頑張りました。
2011年は最後、冷蔵庫の中や畑で少しダメにしてしまったけれど、この年は完全に使い切った!燃え尽きた!!!

(1)ピクルス (保存食)
激辛が苦手なので種を取って漬け込み。
サラダなどに使えそうですが、収穫シーズン中(初夏~晩秋)は生を使うし、冬はあまりサラダを食べないし、いまひとつ使いこなせないです。

(2)スクッグ (保存食)
中近東風の青唐辛子ペースト。香菜、スパイス、ニンニク入り。
大好き。おでんにもつけたりします。
ハラペーニョで作ると辛味が足りず間の抜けた味になるため、セラーノの方がいいです。

(3)柚子胡椒 (保存食)
柚子皮はナイフで剥いて刻んだ方がいい香りのようです。
ゼスターグレーターでおろしていたけれど、再度作るべきかも。

(4)青唐辛子マヨネーズ (すぐ食べる)
種をとったハラペーニョ/セラーノとマヨネーズをスティックミキサーで粉砕するだけ。
ややゆるい仕上がりになりますが、辛さが抑えられて美味しいです。

(5)青唐辛子ディップ (すぐ食べる)
種をとって刻んだハラペーニョ/セラーノと豆腐のディップ。
豆腐でコーティングされるせいか、辛さマイルドです。

(6)ハラペーニョ入りコーンブレッド (すぐ食べる)
どんな味か想像つかずに作ってみました。
うっすら甘塩っぱいコーンブレッドに、ハラペーニョの軽い辛味が加わり、予想していたよりずっと美味しかったです。

(7)ハラペーニョのクリームチーズ詰め・ピラフ詰め (すぐ食べる)
丸ごと、中味をくり抜いて詰めてみました。
胎座が取り除ききれないため、かなり辛くなります。
やるなら収穫シーズンはじめの頃のものがいいかも。

(8)サルサソース (保存食)
トマトなどと煮込んでサルサソースに。

(9)三升漬け (保存食)
セラーノで作ってみました。

(10)青唐辛子の塩胡麻油漬け (保存食) 
種をとり包丁で微塵切りにして、適量の塩と胡麻油で和えるというもの。
今シーズン一番のヒットかもしれない(自分比)。
ほどよくカリカリとした食感があり、何につけても美味しいです。
緑パプリカを適量混ぜて辛さを調節したところがよかった(辛すぎるのは苦手なため)。 
三升漬けやピクルスにせず、こちらをもっと沢山作ればよかったけれど、シーズン最後の方にようやく発見したレシピで、時既に遅し。

(11)ハリッサ (保存食)
赤唐辛子(チェリーペッパー、中辛なんばん)で作りました。
キャラウェイの風味が印象的な赤いソース。


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ベランダで実っているもの

2012-08-30 | +その他

ながらく雨が降らず、畑はカラカラです。

気象庁のデータを見てみると、このあたりでは8月19日以降、雨なしです。

そういえば、いつだったかもこんな年がありました。
毎日毎日暑くて、サツマイモの葉っぱがチリチリと縮み上がっていました。
この気象庁のサイトの便利なところは、「前年」「先月」「翌月」「翌年」ボタンがついていること。

数年遡ってみると。

そうでした。2010年
この年の8月もカラカラ。8月中の降雨はたったの2日。8月13日から9月7日までの26日間、全く雨なし。
TVで雨が降っているシーンを見ると、ああ、潤う・・・と思った程でした。


余りに日差しが強く、ベランダに出るのも億劫です。
夕方、打ち水しがてら水やりをすることも多いです。


いま実っているのは・・・ 

サンチュの花


雑草のようにも見えますが、サンチュの花(実)。
春には随分収穫しましたが、初夏にトウ立ちしてしまいました。
タンポポみたいな毛羽だった実が、道ばたの雑草とそっくり。
 

カレーリーフの実

こちらはカレーリーフ。
さすがインド出身、夏はとっても元気です。

カレーリーフの実

今年はとりわけ大粒の実がついているような気がします。
(種蒔いてみたい方いらっしゃいませんか?) 


カレーリーフ、2鉢持っていましたが嵩張って仕方がありませんでした。
で、1鉢とあるところに捨て子したのですが、あの子は元気でいるかしら。

(berryさま:もし枯れてしまったら、こちらの種が熟し次第お送りしますよ~)



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ドライプチトマト(二枚貝風)

2012-08-30 | +野菜系保存食

ドライトマトを作る際、普通半分にカットしてしまいますが、二枚貝のように一部くっつけておくやり方があるとお友達に教えて頂きました。
そして、後からバジルの葉を挟んでオイル漬けにするのだとか。

ほほーう。
なんだか面白そう。

あと、これまでタテ2つに切っていましたが、横切りにしたらどうなるんだろう?

プチトマトはあるし、天気も飽きるほど晴れ続きなのでやってみることにしました。 

 

手作りドライトマト

細長いトマトはタテ切り、丸っこいトマトは横切りの二枚貝スタイルで干してみます。
小粒で網から落ちそうだったため、天板にオーブンシートを敷いてその上に並べました。

手作りドライトマト

朝干して夕方。
1日ですごい縮みよう。
熱せられた天板の発する熱のせいか網よりも乾きが早いような気がします。 

手作りドライトマト

1日干しただけでも、タテ切りはだいぶぺったんこになりますが、横切りはコロンとした形状を保っています。
繊維の縦方向には縮みにくいのかな。 

手作りドライトマト

ふたたび折りたたむとこんな感じ。
ごく小さいバジルなら挟めなくもないけど・・・。

むしろこの小ささを生かし、(切り離してしまって)種抜きオリーブの穴とかちくわの穴に詰めたらどうだろうか。 

手作りドライトマト

横切りタイプは、何か挟みたくなるほどの断面の大きさではないです。
二枚貝スタイルで干すメリットはあまりないかも。

むしろ、すっかり切り離して干しおき、コロリとした形状を生かしてレーズンのように使うというのはどうだろうか。



結局、いつもと同様冷凍してしまいました。

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ハラペーニョマヨ、ディップ

2012-08-29 | +ふたりの日

畑から、青唐辛子(セラーノ、ハラペーニョ)がじゃんじゃん供給されます。
サルサソースを量産しましたが、保存出来るのはいいのですが、他の材料も加えるため、すんごく量が増えてしまうというのがやや問題。
青唐辛子のみ、大量消費するいい方法はないものか。

Jalapeñoで英語レシピを検索してみると、ハラペーニョマヨネーズというものがあるようです。
基本はハラペーニョとマヨネーズをフードプロセッサーで混ぜ合わせるだけというもの。

簡単じゃん。

でも辛そう。
(青唐辛子の風味は大好きだけれど、激辛党という訳ではない)


ちょっとだけ、作ってみることにしました。
 

ハラペーニョ

まずは半割にして種をとります。
メロンボーラー(くりぬき器)がいいらしいのですが、近所の100円ショップにはみあたりませんでした(以前見かけたのはどこのダイソーだったか)。
実験の末、こちらのクッキーカッターが結構いい具合ということが分かりました。
ぷっくりしたハラペーニョのみならず、細身のセラーノの種もこそげられます。

ハラペーニョ

極少量なので、フードプロセッサーではなく、スティックミキサーで青唐辛子とマヨネーズ少々を粉砕。
青唐辛子がピュレに近くなり、かなりゆるめの状態になります。

こわごわ食べてみると・・・。

あら?あんまり辛くない?  

ハラペーニョ

唐辛子成分が乳化しているのか、思ったよりずっと辛くないです。
鶏のテリーヌ(onoさんご馳走様でした!)に、マスタードのような感じで添えて頂きました。
ほどよい辛さなのでいっぱいつけてしまっても大丈夫。
パンやクラッカーにディップとしてつけて、もりもり食べてしまいました。
(例えば同じ分量の青唐辛子のピクルスは一度で食べてしまうのは不可能) 


ハラペーニョマヨネーズは、辛さもマイルドで、大量消費可能というすばらしいレシピ(レシピってものでもないけど)。
でも気になるのはカロリー。
マヨネーズをおかずとしてばくばく食べてしまうのは、如何なものかと。
 

何か低カロリーなものはないかしら。
あと、もう少し固めだとディップしやすいのよね・・・。

固くて低カロリーでマヨネーズっぽいものといえば、豆腐


■■ハラペーニョディップ
■今回の材料
ハラペーニョ、セラーノ唐辛子
コリンキーピクルス(酸っぱい)
木綿豆腐一丁 (一晩水切りしておく)
マヨネーズ少々 (滑らかさを出すため)
冷凍Myとうもろこし

■作り方
(1)唐辛子とコリンキーピクルスをフードプロセッサーで微塵切りにする。
(2)水切りした豆腐をFPでペースト状にする。
(3)豆腐ペーストに、青唐辛子、粒コーン、マヨネーズ少々を入れて混ぜる。
 

ハラペーニョ

今回はフードプロセッサーを使ってザクザクした食感を残して刻みました。黄色いのはコリンキーピクルス。

ハラペーニョ

水切りした豆腐をフードプロセッサーでペースト状にし、具をスプーンで混ぜます。

ハラペーニョ

豆腐をしっかり水切りしたので、クラッカーに盛りつけられる固さになりました。


豆腐ベースのディップは、ほんのりナッティな豆の味がします。
具の青唐辛子がザクザク・シャキシャキした歯ごたえ。マヨネーズはごく少量でほとんど油脂は入っていませんが、辛さはあまり感じず、丁度よいくらいです。
トウモロコシの粒がたまにぷちんぷちんとはじけて甘い風味が口に広がります。
トウモロコシを入れたのはヒットだわ。
コリンキーピクルスを結構沢山入れたので、特にレモン汁などは加えなくてもマヨネーズくらいの酸っぱさになりました。

ダンナサマにもそこそこ好評。
これよりも酸味を少なくして、もっと白和えっぽくしてしまってもいいかも、とのこと。


・・そうか。
豆腐ディップって、白和えなのか。


カッテージチーズでも美味しいだろうけれど、豆腐の方が安いですね。
タンパク質もとれるし、いいかも。
また作る予定。 



☆覚え書き
・ハラペーニョの一部をスティックミキサーでペースト状にしてもいいかも。
・次はコリンキーを少なめにしてみる。
・コーンは必須。もしなければ・・・ナッツもしくはレーズン?何か少し甘いものがいいと思う。
・絹ごし豆腐だとより滑らかか?
・木綿豆腐の場合、スティックミキサーでピュレにすると、ふわふわでなめらかになる。
・ヨーグルトがあればマヨの代わりに少し入れてもいいかも。
・要は白和えなので、2日程度で食べきること。 
・ゆで卵を刻んで入れてもいいかも。
・口は辛く感じないのでいっぱい食べられる。でも、心なしか胃が痛いような。胃にとってはカラかったのかなぁ。それとも別の原因か。 



■青唐辛子大量消費大作戦2012 
2012年は唐辛子消費、すごく頑張りました。
2011年は最後、冷蔵庫の中や畑で少しダメにしてしまったけれど、この年は完全に使い切った!燃え尽きた!!!

(1)ピクルス (保存食)
激辛が苦手なので種を取って漬け込み。
サラダなどに使えそうですが、収穫シーズン中(初夏~晩秋)は生を使うし、冬はあまりサラダを食べないし、いまひとつ使いこなせないです。

(2)スクッグ (保存食)
中近東風の青唐辛子ペースト。香菜、スパイス、ニンニク入り。
大好き。おでんにもつけたりします。
ハラペーニョで作ると辛味が足りず間の抜けた味になるため、セラーノの方がいいです。

(3)柚子胡椒 (保存食)
柚子皮はナイフで剥いて刻んだ方がいい香りのようです。
ゼスターグレーターでおろしていたけれど、再度作るべきかも。

(4)青唐辛子マヨネーズ (すぐ食べる)
種をとったハラペーニョ/セラーノとマヨネーズをスティックミキサーで粉砕するだけ。
ややゆるい仕上がりになりますが、辛さが抑えられて美味しいです。

(5)青唐辛子ディップ (すぐ食べる)
種をとって刻んだハラペーニョ/セラーノと豆腐のディップ。
豆腐でコーティングされるせいか、辛さマイルドです。

(6)ハラペーニョ入りコーンブレッド (すぐ食べる)
どんな味か想像つかずに作ってみました。
うっすら甘塩っぱいコーンブレッドに、ハラペーニョの軽い辛味が加わり、予想していたよりずっと美味しかったです。

(7)ハラペーニョのクリームチーズ詰め・ピラフ詰め (すぐ食べる)
丸ごと、中味をくり抜いて詰めてみました。
胎座が取り除ききれないため、かなり辛くなります。
やるなら収穫シーズンはじめの頃のものがいいかも。

(8)サルサソース (保存食)
トマトなどと煮込んでサルサソースに。

(9)三升漬け (保存食)
セラーノで作ってみました。

(10)青唐辛子の塩胡麻油漬け (保存食) 
種をとり包丁で微塵切りにして、適量の塩と胡麻油で和えるというもの。
今シーズン一番のヒットかもしれない(自分比)。
ほどよくカリカリとした食感があり、何につけても美味しいです。
緑パプリカを適量混ぜて辛さを調節したところがよかった(辛すぎるのは苦手なため)。 
三升漬けやピクルスにせず、こちらをもっと沢山作ればよかったけれど、シーズン最後の方にようやく発見したレシピで、時既に遅し。

(11)ハリッサ (保存食)
赤唐辛子(チェリーペッパー、中辛なんばん)で作りました。
キャラウェイの風味が印象的な赤いソース。



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ちらし寿司

2012-08-28 | +ふたりの日

週末は、余りの日差しの強さに負け、畑には行かず、お家で過ごしていました。
部屋の模様替えをしたいものだと、まずはお片づけを少々。
ものを減らして、収納家具(ボロ本棚等)自体をいくつか捨てたいというのが目標なのですが、ちょこちょこっと作業したくらいでは、見た目に一切変化なし。
道は遠い・・・。

ダンナサマにはいいことがありました。
屋根有り駐車場スペースの抽選があって、本人が行かなくても済むけれど一応行ってみたら、なんと、当選したのです。
これまでの屋根なし駐車スペースより割高にはなるけれど、真夏や真冬、雨の日などだいぶ楽になりそうです。
「やっぱり行ってよかった~☆ あみだくじだったし、なんかピンときたんだよね」
とご機嫌でした。


日曜日は久しぶりに二人で映画に行ってきました。
映画は二人とも割と好きな方ですが、劇場に行くのはものすごく久しぶり。
前に見に行ったのは・・・。何だったっけ?
『パイレーツオブカリビアン』の3番目?
あれはTVで見たのだったか。

今回見たのは『トータル・リコール』。
昔、アーノルド・シュワルツネッガー主演で製作された映画のリバイバル版のようです。
ストーリーも似ているのかな?と思っていたら、そうでもありませんでした。
でも(ダンナサマによると)大筋はかなり近いとか。
前作で私が印象に残っていた部分(細かいところ)は、新作にはほとんどなし。

前作は、どことなくユーモラスで、しかもややアンダーグラウンド(B級)な雰囲気もある映画でしたが、新作は生真面目なアクションSF。
スクリーンがとても横長なせいか、撮影アングル(トリミング?)がこれまで(TVで見るアクション映画)とは違う感じ。頭の一部や膝から下をフレームから外してでも人物にすごく寄って、迫力満点でした。
前作では割とすぐに主人公の奥さん(悪役相当)は片付いてしまった気がしますが、今回は全編にわたって大変な活躍です。
ケイト・ベッキンセールは当代一の美人アクション女優なのかも。
それにしても、アクションシーンが長いわ、むしろストーりーにもう一展開、と思わないでもありませんでしたが、久々の大画面での映画、爽快感がありました。
(調べたところケイト・ベッキンセールは監督の奥さんなんですと。なるほど・・)

----------

帰ってから、ささっと調理出来るもので夜ごはん。

冷凍の寿司飯があったので・・・
 

ちらし寿司

ちらし寿司。
どさくさに紛れて色々なものがのっています。
種類は(我が家にしては)多いですが、この日に作ったのは茹で苦瓜と、卵焼きのみ。
シイタケは父がホダ木で育てたものを以前貰って、 甘辛く煮付けて冷凍しておいたもの。シイタケが入るとぐっとお寿司っぽくなります。 
12時の方向に見える胡瓜のお漬け物は、ポメマルさんからの頂きもの(御馳走さまです!)。


ちらし寿司というと薄焼き卵なのかもしれませんが、薄焼き卵ってなんだかパサパサになってしまってうまく作れません。
開き直って厚焼き卵にしてみたら、こっちの方が美味しいみたい。 

コメント (2)
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人参・ハラペーニョサルサ

2012-08-27 | +野菜系保存食

冷蔵庫にニンジンが沢山入っています。
この春種を蒔き、収穫したもの。
いつぞやのセクシー人参ダンス人参と違ってニンジンらしい形なのは嬉しいのですが、肥料不足/水分不足/放置しすぎなどの理由で、すごく硬いのです。
生でサラダで食べるにはちょっと・・という感じ。
甘さも少なく、セリ科の香りがしっかりして、野生派って感じ。


ちょっとずつ使っていたのではラチが開きません。
保存食の本を読んでいたところ、ニンジン入りのサルサソースがあるみたい。
青唐辛子はいっぱいあるし、これはいいかも! 

最初だし、とレシピに忠実にまず材料をあわせていったら、(見た感じちょっと多いような?と思いつつ)酢を入れた段階で、許容できないくらい酸っぱいことが判明。
(今思うと煮込んだり瓶詰め後の熟成を経ることで、まろやかになったのかもしれない)

この酸味をマイルドにするには・・・。
辺りを見回すと、丁度長野で買ってきたが!
固めで甘さがいまひとつで、どうしたものか、と思っていたもの。

同じ本の他のページに、桃と洋梨のサルサ、というものもありました。
ええい、桃も入れちゃえ

桃を足していくと、今度は辛味が足りないような気がして青唐辛子(ハラペーニョ、セラーノ)も更に追加で刻んだり。
かと思うとトマト分も足りなくなってきて、(生トマトが底を尽き)干しトマトを足したり。
魔女の鍋みたいに、あれこれ追加して、訳わからなくなりました。
しまいには鍋がたぷたぷの満タンに・・・。

■■人参と桃のサルサ
■材料
トマト
自家製干しトマト フードプロセッサーで粉砕
My人参   西洋おろし金でおろす
固め白桃  皮を剥きフードプロセッサーで粉砕  
Myタマネギ
Myニンニク
My青唐辛子(ハラペーニョ、セラーノ)  
酢  いつもはりんご酢のところ在庫がなくシェリービネガーを使用。これが酸っぱすぎの原因か。
砂糖
生姜糖(インドネシア)
オレガノ
塩、コショウ
(本来香菜が入るべきところ、手に入らず省略)

■作り方
(1)人参は西洋おろしがねでおろす。他の材料はフードプロセッサーで刻むのでよい。
 (このことに気づかず青唐辛子をせっせと手で刻んでしまい、あとから手がヒリヒリで大変でした)
(2)全ての材料を鍋に入れて煮込む。
 瓶詰め後熟成するので、気持強めの味でもよい。
(3)瓶詰め・煮沸。


うー。
こう書くと簡単なのですが、何しろ手戻り(材料を追加で手で刻んだり)があって、段取り悪かった・・・。

 

ニンジン

こちらがMy人参。
形はいいでしょう?
でも、固いの。くすん。
ジューシーな市販品より、おろすのも大変でした。 

ニンジン入りサルサ

トマトとおろし人参を混ぜたところ。
この状態でカサで同量程度ですが、トマトはもっと使います。

ニンジン入りサルサ

紆余曲折の末、出来上がり。
あれこれ継ぎ足して、なんか量も増えちゃって、大変でした。

ニンジン入りサルサ

2012/08/18作
トマト、桃、人参などいろいろ入りサルサ


このあと、開封して早速味見したのです。

そうしたら。

作っている時はすっぱすぎるような気がしたのに、何だかパンチの弱い、うすぼんやりした味・・・。
あららー。
やっぱ、お酢きつめ、というレシピには意味があったのかも。 

あと、なんだかほろ苦い。(食べられない程ではないです)
青唐辛子のせいか、もしくはのせいか。
サルサに入れる桃は、以前食べて固くて甘みが薄めだと分かっていたので、特に味見もしませんでした。
ところが、後日生食しようとしたら、苦いものがあってびっくり!
なので苦さの犯人として桃の可能性もあるのです。


桃入りサルサは、ほんのり甘口でやさしい味になるので、方向性は間違っていないと思うのだけれど・・・。
今度は美味しい桃で作ろう・・・。

あ。美味しい桃だったら、サルサに入れようとは思わないか。




■青唐辛子大量消費大作戦2012 
2012年は唐辛子消費、すごく頑張りました。
2011年は最後、冷蔵庫の中や畑で少しダメにしてしまったけれど、この年は完全に使い切った!燃え尽きた!!!

(1)ピクルス (保存食)
激辛が苦手なので種を取って漬け込み。
サラダなどに使えそうですが、収穫シーズン中(初夏~晩秋)は生を使うし、冬はあまりサラダを食べないし、いまひとつ使いこなせないです。

(2)スクッグ (保存食)
中近東風の青唐辛子ペースト。香菜、スパイス、ニンニク入り。
大好き。おでんにもつけたりします。
ハラペーニョで作ると辛味が足りず間の抜けた味になるため、セラーノの方がいいです。

(3)柚子胡椒 (保存食)
柚子皮はナイフで剥いて刻んだ方がいい香りのようです。
ゼスターグレーターでおろしていたけれど、再度作るべきかも。

(4)青唐辛子マヨネーズ (すぐ食べる)
種をとったハラペーニョ/セラーノとマヨネーズをスティックミキサーで粉砕するだけ。
ややゆるい仕上がりになりますが、辛さが抑えられて美味しいです。

(5)青唐辛子ディップ (すぐ食べる)
種をとって刻んだハラペーニョ/セラーノと豆腐のディップ。
豆腐でコーティングされるせいか、辛さマイルドです。

(6)ハラペーニョ入りコーンブレッド (すぐ食べる)
どんな味か想像つかずに作ってみました。
うっすら甘塩っぱいコーンブレッドに、ハラペーニョの軽い辛味が加わり、予想していたよりずっと美味しかったです。

(7)ハラペーニョのクリームチーズ詰め・ピラフ詰め (すぐ食べる)
丸ごと、中味をくり抜いて詰めてみました。
胎座が取り除ききれないため、かなり辛くなります。
やるなら収穫シーズンはじめの頃のものがいいかも。

(8)サルサソース (保存食)
トマトなどと煮込んでサルサソースに。

(9)三升漬け (保存食)
セラーノで作ってみました。

(10)青唐辛子の塩胡麻油漬け (保存食) 
種をとり包丁で微塵切りにして、適量の塩と胡麻油で和えるというもの。
今シーズン一番のヒットかもしれない(自分比)。
ほどよくカリカリとした食感があり、何につけても美味しいです。
緑パプリカを適量混ぜて辛さを調節したところがよかった(辛すぎるのは苦手なため)。 
三升漬けやピクルスにせず、こちらをもっと沢山作ればよかったけれど、シーズン最後の方にようやく発見したレシピで、時既に遅し。

(11)ハリッサ (保存食)
赤唐辛子(チェリーペッパー、中辛なんばん)で作りました。
キャラウェイの風味が印象的な赤いソース。


 

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クラブハリエのバームクーヘン

2012-08-25 | +お菓子・おやつ

しょっちゅう食べる訳ではありませんが、バウムクーヘン研究中です。
いざ買うときには、「自分では作れないお菓子だし」と言い訳できるのもいいところ。

見た目はどれも「バウム」ですが、お店によってかなり味が違います。
他店と違いを出してアピールするために、とても研究されて作られているお菓子ではないかと思います。


先日、名店のひとつ、クラブハリエのバウムクーヘンを頂く機会がありました。 
 

クラブハリエバウムクーヘン

なんとも涼しげな金魚の包み紙です(紙箱にも同じ模様が)。

箱の右下に「適温」と書いてあるシールが貼ってりますが、これは高温になると浮かび上がる文字が変わって、「25°C以上」となるのです。ハイテクだわ。

クラブハリエバウムクーヘン 金魚の柄は夏限定のものだそうです。
涼やかで、素敵です。
昔は金魚というのは鉢に入れて、上から鑑賞して楽しむものだったそうですね。なので出目金とか、上から見て特徴的な形の品種が開発されたとか。

 

クラブハリエバウムクーヘン

箱を開けてみると、ずっしり立派なバウムが☆
年輪方向の厚みも、高さもあります。
濃いめの黄色で、いかにも美味しそう。
(袋に黒くプリントしてあるのは、何だろう。文字?) 

クラブハリエバウムクーヘン

クラブハリエのバウムクーヘンは、表面にフォンダンがかけてあります。
フォンダンありのというのは、お手頃価格バウムにはまずないです。比較的高級なバウムクーヘンでも、なしのものも。
フォンダンありとなし、どちらが美味しいかは勿論好みだとは思いますが、作る方にとっては高温多湿の夏もフォンダンつきで売るのはかなり苦労があると思います。


ぱく、と食べてみると・・。

思いの外ふんわりしています。
そして、バランスのとれたバウムクーヘンらしい味わい!
治一郎のバウムクーヘンのときは、卵焼き?というくらい卵の味が強めでしたが、これはさほどに卵風味が突出することはないです。
バターの香りも丁度よい感じ。
しっとりしているけれど、油っぽさはないです。
甘さも、甘すぎず絶妙です。

とても分厚いので、まず年輪の内側、半分ほどをはがして食べました。
(ふんわり感があるので、割と簡単に年輪の層で剥がすことができます)
そのあと、表面のフォンダンと一緒に外側部分を食べました。
フォンダンがあると、しっとり・ふんわりしたケーキ生地に、シャリシャリ・ひんやりした食感が加わって、味わいが一ランクアップするような気がします。
(フォンダンなしのもの、例えば無印良品のバウムに、自分でアイシングをかけたら、うまくいくのかな?)

冷蔵庫で保存して2日後くらいに食べると、生地がしまってきたせいか、みっしり感が出てきました。
こうなってもまた美味しいです。


素敵な箱といい、フォンダンもついて一手間加わったバランスのとれた味わいといい、どこに持っていっても喜ばれそうな、ハイクラスのバウムクーヘンだと思いました。

(miyakoさん、上等なものを頂いてしまい恐縮です。ありがとうございました!) 



■参考情報
(1)当ブログのバウムクーヘンレポート
治一郎のバウムクーヘン
米粉のバウムクーヘン(ガトー・ピレネー)
クラブハリエのバームクーヘン(この記事)


(2)「バウムクーヘン三昧」 バウムクーヘン専門のブログ
   いろいろなバウムクーヘンが載っています。

(3)バウムクーヘン情報サイト バウムクーヘンテレビ

   全国のバウムクーヘン店舗データベース(リンクつき)があります。
   「今週のおバウム」には109個の写真付きバウム試食記事が。
   今回初めてみつけたサイトですが、とても読み応えがありそうです。
   オー・ボン・ビュー・タンのガトーピレネーの試食記事
   (今回頂いた)クラブハリエのバウムクーヘンの試食記事
   バウムクーヘンといえばコレ、のカールユーハイムの切り立てバウムの試食記事。    

(4)クラブハリエのバームクーヘン解説ページ
 パッケージコレクションは、見ていて楽しいです。今回の金魚柄は夏の定番のようです。ほんと、素敵です。 

コメント (2)
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シチリアヘビウリのスープパスタ

2012-08-24 | +ふたりの日

だいぶ前、「シチリア名物のズッキーネ、育ててみてね」とお友達に種を頂きました。

(しばらく温存後)今年の春先に種をまいたものの、ポットに名札をつけておかなかったせいで、ほかのカボチャ・ズッキーニ類とごちゃごちゃに。
苗を見ても、どれがどれか分からず、芽が出たのかどうかすら分かりませんでした。

畑に植え替えてしばらく放置後、カボチャにしてはやや毛深い、にょろにょろしたツルに見慣れない白い花がついた植物を発見。

ズッキーニだったら黄色い花のはずだし?
堆肥に種が混入していた雑草かともおもいましたが、どうやらこれがシチリアのズッキーネ。
ウリ科カボチャ属ではなく、ウリ科ユウガオ属の野菜のようです。

これはシチリアで
cucuzza lunga ククッツァ・ルンガ (ククッツァはシチリア方言でウリ一般のことのよう)
と呼ばれています。
「クク」って何か可愛い☆
と思ったら、
ウリ目 Cucurbitales ウリ科 Cucurbitaceae の cucu のよう。
そういえば英語の胡瓜キューカンバーも、cucu ですね。 

zucca serpente di Sicilia ズッカ・サーペンテ・ディ・シシリア シシリアのヘビウリ
zucca lunga ズッカ・ルンガ (長いウリ)
とも呼ばれるそうです。

これはシチリア、およびカラブリア特産の野菜で、夏の風物詩だとか。
ツル先(tenerume テネルミ)や葉とともに調理されたこのウリのスープは、シチリア人にとって郷愁をかきたてる料理のようです。


とても珍しい野菜なので、記念に本場シチリア風の料理を試してみることにしました。
ツル先も摘んできましたよ!


■■ククッツァ・ルンガのスープパスタ
■材料
ククッツァ・ルンガ (日本の野菜だったら冬瓜やユウガオで代用できると思う)
ククッツァ・ルンガのツル(70cm分くらいを3つほど)
ニンニク 少なめ
タマネギ 少なめ  細切り
トマト 粗く刻む
スパゲッティ   手でバキバキ折っておく
顆粒スープのもと (本当は使わないようだけれど、少し入れました)
オリーブオイル (仕上げにかける)
パルミジャーノチーズ (仕上げにかける) 

■作り方
(1)ウリ本体、およびツルを摘んでくる。
ウリが成熟してしまうと、その株の葉っぱやツルは枯れ気味になってしまいます。
なので今回は別の若い株からツルをちょん切ってきました。

(2)ツルのうち食べられるのは、葉と葉柄、および先端部。なので主軸からそれらを折りとる。
これを何度か水を換えながらよく水洗いする。洗うと樹液成分のせいか、水が白く濁って泡立つ感じ。
葉っぱは、毛羽だってもこもこしています。(クズの葉のよう?)
水気を切って、ざく切りにしておく。

(3)ウリはピーラーで皮を剥く。(ごく幼果の場合は剥かなくていいかも)
皮を剥いたところが触ってザラザラしている場合はもう一度ピーラーをかけ、ぬるりとするところまで剥く。
ブロック状にカットしておく。
(種やワタが成熟しすぎて気になる場合は取り除くようだが、今回はそのまま使った)

(4)鍋にオリーブオイルを入れ、ニンニク、タマネギ、ヘビウリを入れて炒める。
更に刻んだトマトを入れ、塩コショウで調味し、たっぷり目の水を加えて10分ほど煮る。
(もしかしたら水を加える前に蒸し煮にするのかも)

(5)煮立ったスープに、ツル部分、およびパスタを入れる。
葉っぱの固さ、パスタの太さによって順番は前後するが、今回、6-8分茹でのパスタの場合、ほぼ同時に入れてみた。
もっと太いパスタの場合はパスタを先に入れる。
(イタリア語のレシピによると、「葉っぱの煮込み時間は5-6分でよく、繊細な食感と味わいを生かすため、茹ですぎないように」とあります。日本人の感覚では、普通に柔らかくなるまで茹でていいと思う)

(6)煮えたら火から下ろし、フタをしたまま2、3分蒸らす。

(7)熱いうちにお皿に盛りつけ、エクストラ・バージン・オリーブオイルを垂らし、パルミジャーノ、もしくはペコリーノチーズをふる。

(8)余ったら冷蔵庫に入れておき、食べる30分ほど前に室温に戻した、ひんやりした状態のものも美味しい。
(ユウガオの煮物も、冷やして頂いたりしますよね。分かる気がします)


写真、いっぱい撮っておきましたよ!
 

zucca_SERPENTE_DI_SICILIA

畑で穫れた、ククッツァ・ルンガ。
皮はやや固めです。

zucca_SERPENTE_DI_SICILIA

スープパスタの材料。
ツルはこの全量を使用(綺麗なところを選んだらすごく少しになった)。
ウリは1/3くらい。
タマネギは半分くらいを使用。

zucca_SERPENTE_DI_SICILIA

こちらがツル先 テネルミ tenerume。
ミラノでも野菜として売られているようですが、一束4~6ユーロもする高級品のようです。
(シチリアの田園部だったら、通りすがりの畑からちょっと失敬してきたり出来そう) 

zucca_SERPENTE_DI_SICILIA

よさそうな葉っぱ、ツル先を軸からもぎとります。
くるくるしたヒゲは、硬いので取り除くようです。
綺麗な葉っぱは割と少なく、どっさりあったように見えたツルですが、全部使うことになりました。

zucca_SERPENTE_DI_SICILIA

洗ってザクザク刻んでおきます。
もふもふと毛深い葉っぱです。 

zucca_SERPENTE_DI_SICILIA

ククッツァ・ルンガ断面。
ワタや種は未熟なので、全部食べられそうです。

zucca_SERPENTE_DI_SICILIA

皮を剥き、大きなサイの目に切っていきます。

zucca_SERPENTE_DI_SICILIA

ニンニク、タマネギ、ウリを炒め・・・

zucca_SERPENTE_DI_SICILIA

トマトも加えて炒め・・・・

zucca_SERPENTE_DI_SICILIA

水を足して煮ていきます。
水は、後でパスタに吸われてしまうので、割と多めに。 

zucca_SERPENTE_DI_SICILIA

葉っぱとパスタを入れ、適宜煮込んで出来上がり!
イタリア語レシピの写真と、結構近い仕上がりになったのではないかと思います。


パルミジャーノもペコリーノもなしだったので、オリーブオイル少々をかけて食べました。
試しにレモンを絞ってみたら、それもよく会いました。

レシピを参考にしたサイトによると、ククッツァ・ルンガは「取り立てて味というほどの味はない」野菜らしいです。
このウリは、ズッキーニよりもデンプン質が少なく、するすると溶けるような食感に感じます。
冬瓜やユウガオを思わせます。
やさしく繊細であっさりした味わいです。
暑い夏、このタイプの野菜は体を冷やす効果もありそうです。


シチリア出身のさる知人は、ミラノでこのスープパスタだけを出すお店を開きたいくらい、大好きなのだそうです。
故郷の味、なんだろうなあ・・。
皆さんは、故郷の味、ありますか?



■参考情報
葉っぱ(テネルミ)入りのスープパスタレシピ(イタリア語・写真多数)
葉っぱなしのスープパスタレシピ(イタリア語・写真多数) 

コメント (30)
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トマトソース、トマトサルサ

2012-08-23 | +野菜系保存食

 今年はトマトを干すのに凝っています。
プチトマトは2日ですっかりドライトマトになりますし、大きなトマトの場合も、1日干すだけですごく縮みます。
干したトマトを使うと、トマトソースを煮詰める時間が短縮出来ます。

トマトソースは、わらびさんが作っているように裏漉しするととても綺麗なものが出来るのですが、私は何とか裏漉しをさぼろうと画策中です。
でも、やっぱ裏漉しした方がいいかなあ。格段に綺麗なんだよなあ・・・。
迷っています。 


■■トマトソース
●皮を剥いて干し、裏漉し省略の場合
(1)湯むきするなどしてトマトの皮を剥き、4つに切って干す。
かなりびしょびしょしているので、干す場合は金属製の網もしくはオーブンペーパーの上がよいと思う。

(2)干ある程度干しあがったトマトはフードプロセッサーにかける。
スティックミキサーだと種が粉砕されてしまうので、FPの方がよい気がしている

(3)適宜煮詰めて瓶詰め。

●皮を剥かず干し、裏漉しする場合(わらびさん方式)
(1)トマトを4つに切り、ヘタは取り除いて干す。
皮がついているため、竹製の梅ザルにのせても大丈夫

(2)鍋で煮る。トマトの干し加減で、最初の水分が足りない場合は、生トマトを入れておく。
煮えてきて、もし皮が浮いてきたらつまみだす。
(干す際にヘタをちゃんととっておくと皮がハラリととれやすくなります)

(3)ザルで裏漉しし、さらに煮詰めて瓶詰め。


 

手作りドライトマト

大きいトマトはカットしてオーブンでしばし加熱・皮むき後、金網にのせて干しています。

手作りドライトマト

朝干し始めて、夕方にはこんな感じ。

トマトソース

干したトマト、生のトマトを混ぜてトマトソース。

2012/08/09作
トマト、自家製干しトマト、塩

トマトサルサ

青唐辛子消費促進中のため、またサルサソース。

2012/08/09作
トマト、干しトマト、Myタマネギ、ピーマン、Myハラペーニョ、赤パプリカ、Myニンニク、甘酢、塩、サンバルソース少々

トマトサルサ

右がトマトソース、左がサルサ。
トマトソースは裏漉ししていないので、滑らかピュレ状ではなく、モロモロ・ツブツブした具入りって感じです。


一度、滑らかピュレタイプも作ってみるかな。

トマト!
トマト買ってこなきゃ☆ 

コメント (4)
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ルバーブとブラックベリージャム

2012-08-22 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

 

ルバーブ

どし!

岩手のお友達から頂いた、お庭のルバーブです。
(メグミさんありがとうございます!)
写真にはうまく写っていませんが、立体的に山盛り、大量です。
このくらいの量があると、燃える! 

ルバーブ

今回はジャムにすることにしました。
刻んで刻んで、なんと容器2つ分。
これにお砂糖をまぶし、冷蔵庫に入れておきます。
(このまま3日ほどは保存可能)

ブラックベリー

ルバーブは、単体でジャムにすると地味~な、みど茶色になります。
なのでいつも、何か濃い色のもので色づけしています。
これまで試したのは、ビーツ、ブルーベリー、いちご、桑の実など。

今年はこれ!
お友達から頂いた、ブラックベリーです(キョウコさんありがとうございました!)。 
冷凍のものを自然解凍した状態。 

ブラックベリー

電子レンジで加熱して裏漉しします。
加熱すると何故か黒っぽかったブラックベリーが赤くなります。

ブラックベリー

ザルで漉したカス。
ブラックベリーにはかなり大粒のタネが入っているため、裏漉しは必須です。

ルバーブ

ブラックベリーピュレ適量とルバーブ、ルバーブから出てきた水分を土鍋に入れて電子レンジで加熱。
(鍋+ガスコンロでもいいけれど、電子レンジだと見張っていなくても焦げないため) 

ルバーブ

ルバーブは割と簡単に柔らかくなります。
この状態では変な茶色。このあとブラックベリーピュレを追加しました。
(このピュレの状態で冷蔵庫に入れて、瓶詰め待ち) 

ルバーブとブラックベリージャム

何しろルバーブは大量にあり、瓶詰めも一度では終わりません。結局3バッチ。

2012/08/09作 その1
ルバーブ、ブラックベリー、果糖

ルバーブとブラックベリージャム

2012/08/09作 その2
ルバーブ、ブラックベリー、果糖

ルバーブとブラックベリージャム

2012/08/09作 その3
ルバーブ、ブラックベリー、果糖


この日はほかに、トマトサルサ、トマトソース、あわせて5バッチの瓶詰め作業。
タッタカ作業して午前中に終わったのはいいけれど、午後、へばってしまって身動きがとれませんでした。
(ほんとは畑に行くつもりだったのに・・・)


■■ルバーブとブラックベリージャム
■材料
ルバーブ
ブラックベリー
果糖

■今回の作り方
(1)ルバーブは洗って短めに刻んで砂糖をまぶす。その日に使わないため、冷蔵庫に入れる。
 大量の水分(あまり酸っぱくない)が出てくるが、これを捨てるとジャムがとても硬くなるので、私はそのまま使います。
(2)ブラックベリーは電子レンジにかけ、ザルで裏漉しする。
(3)ブラックベリーのカスの方を再度鍋に入れ、ルバーブから出た水分を振りかけて、チンしてふやかす。
   これを再度裏漉し。 (普通はここまでしないとは思いますが、まだ絞ればエキスが出そうで勿体なかったもので)
(4)ルバーブ、ルバーブから出た水分、ブラックベリーピュレ、果糖を電子レンジで加熱。
 時々かき混ぜる。吹きこぼれに注意。
 もし同じ日に瓶詰めをしない場合は容器に移して保存。
(5)瓶詰めする日、ジャムを土鍋に移し、電子レンジで再加熱。
 (鍋をガスコンロにかけてもよいが、電子レンジだと見張っていなくても焦げる心配がないため)
 熱くなったらテフロンの浅い鍋に移し、しっかり煮立たせて、瓶詰め・煮沸。 
 (瓶詰めしている間、空いた土鍋で次のバッチをあたためる)




■■ルバーブで作ってきたもの
緑ルバーブジャムの着色は、色々試しては討ち死にしておりますが、最近は、ブルーベリーなら確実に染まるということが判明。
ぶどうのような紫色になります。
桑の実はとっても綺麗な赤になります。
ブラックベリーも赤系に染まりますが、加える量が足りないと茶色いジャムになります。

ルバーブとビーツのジャム 2005.8
 ブログはじめたばかりの頃。なつかしいなあ。
 ビーツがルバーブに比べて多すぎたのを覚えています。やや土臭い感じに・・・。
 ルバーブも、最近はもっと短くカットしています。
ルバーブのクランブルとクラフィティ 2007.5
 どちらも美味しいのでお勧めです
真っ赤なルバーブのお菓子 2007.11
 タルト、りんごルバーブパイ、簡単ルバーブパイ
 冷凍パイ生地の上にルバーブを並べるだけのパイがとってもお勧め!
干しルバーブ 2008.7
 この年は皮を剥くやりかたを知りませんでした。シロップを煮詰めるつもりが、最後、焦がしたんだよな・・・。
ルバーブと赤い果実のジャム 2008.12
 緑ルバーブにブラックベリーピュレといぐりすももをミックス。赤いジャムになりました
ルバーブジャム 2009.4
 緑ルバーブをブラックベリーで着色。きれいな濃い赤色に。
緑と赤のルバーブジャム 2009.7
 ブラックベリーで着色したものの、量が足りず地味なピンクのジャムになりました・・・。
ルバーブタルト 2010.4
 ダクワーズ生地をを乗せて焼いたもの
ルバーブといちごジャム 2010.5
 地味な茶ピンク色に・・・。
 ルバーブといちごは定番の組み合わせですが、ルバーブをしっかり染めるにはいちごの色はやや弱いもしくは褪せやすいようです
ルバーブジャム 2010.11
 赤いルバーブ+キャラウェイシード、赤いルバーブ+いちご、緑ルバーブ+ブルーベリー
 どれも綺麗な色☆
ルバーブと桑の実のジャム 2011.6
 綺麗な深紅!
干しルバーブ 2011.7
 桑の実を使って赤く色づけするつもりが、量が足りず茶色になりました。
赤いりんご(御所川原)と富士見町の赤いルバーブのジャム 2011.12
 相性ピッタリの組み合わせでした。

カイエさんのブログの「富士見町のルバーブカテゴリ」に、ルバーブのお料理が色々あります。参考になります。

コメント (5)
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