採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

2007ウィーン:シェーンブルン宮殿のカフェ・レジデンツで休憩(ケーキ研究前編)

2007-04-27 | +海外
4/20,あまりに広大なシェーンブルン宮殿になんだかめまいがして、入り口付近にあるカフェでひとやすみしました。


2007/4/20 ダンナサマはビール

12時過ぎだったので、何か食べてもいいねー、すごいいい匂いがするねー、としゃべっていたのですが、ダンナサマはどうやら空腹になると決断力に障害が起こるタイプのよう。最後のランチの機会なのでダンナサマに決めさせてあげようと思ったのだけれどなんだかぐずぐずぐず・・・。
結局食べないというので(ビールで多少空腹感が紛れたのかな?)、ここでは飲み物だけにしました。このあとのランチに気合いを入れるべく私はソーダ水。
(一体どんなランチになるかこのときは知る由もなかったのであった)

こちらのカフェ、スズメたちがとても近くまで寄ってきます。みんなの食べこぼしでぷくぷくのスズメたち。


隣のテーブルまで

ダンナサマがビールを飲んでぐだっとしている間、私はケーキについて検討中。ここで食べようか(ランチ前だけど)、買って宿までもって帰ろうか(まだこの先沢山持ち歩きそうだけど)・・・。結局どちらでもなくて、写真を撮るだけでひきさがってきたのでした。


室内の冷蔵ケース

あまり写真を撮るのもどうかと思って室内では一枚にとどめたのですが、屋外に無人の冷蔵ケースがあったので、こちらでは数枚撮らせてもらいました。

下のように個別に写真を撮ってしまうとよく分かりませんが、日本のケーキとは大きさが全然違うのです!
おそらく21cm丸形を使っているのではないかしら。日本では見たことのない大きさ。
(ちなみにφ18cmとφ21cmの相似形では体積は1.6倍、φ16cmとφ21cmでは2.7倍)
上のショーケースの中の手とケーキの大きさを比べてみて下さいね。

もし日本サイズだったら迷わず注文していたと思うけれど、躊躇するほどの大きさなのですよ(更に言うと、生クリームがとても軽やかでおいしいので、実は心配することなく食べ切れてしまうのです。実は食べ切ってしまうことを心配した、ということなのです。ダンナサマはランチ前だからケーキは手伝ってあげないよ、と冷たいことを言うし~)。

●レーリュッケン
(グルテンなし)
このとき一番気になったケーキだったのにちゃんと写っていなくて悲しい!
小麦粉が入らないタイプのチョコスフレだと思います。
チョコレート濃度が高そうな、しっとりしゅわしゅわしていそうなお菓子でした。焼き菓子だと思っていたのだけれどムースの可能性もあるかな?

●ラズベリースフレ
他よりちょびっとだけ高いですね?ラズベリーが高価だからかな。
一番下のスポンジ生地は普通のクリーム色でなくて灰色がかっています。芥子の実かしら。
●エスターハージー
極薄の卵白とヘーゼルナッツ主体の焼いた生地と、コーヒーバタークリーム(またはカスタード+バタークリームかも。お店によって違う可能性も)の互層。表面には矢羽根模様がつきものです。

私はバタークリームはそれほど好きではないので注文しないように気を付けています(実は一昨年はうっかり注文してしまった)。

●モーツァルトトルテ色々なお店に同じ名前のトルテがあります。チョコスポンジ、チョコムース、ピスタチオムース、そして生クリーム、チョコレートクリームがつきもののようです。
この写真ではちゃんと写っていませんが、中段のチョコムースの左右にうす緑色のピスタチオムース部分があった気がします。

●チョコレートムース
外側にクリームが塗りつけられてしまっていて構成がよく分かりませんね。

●ザッハートルテ
ホテルザッハーやデメルでないカフェにも大体おいてあります。
ウィーンではこのケーキよりおいしいものが沢山あるので私にとっては優先度は落ちるかな~。

●シシィトルテ
オーストリア一の観光資源エリーザベト王妃の名前を冠したトルテ。
一番下は紅茶(チョコチップ?)を混ぜたスポンジ生地で、中段はラズベリーかいちご風味のクリーム、その上に軽くチョコレートを削って、一番上はメレンゲ、更にアーモンドスライス・・・と想像しているのだけれど、本当はどうなのかしら。

●カイザーメランジェトルテ
チョコスポンジ、バニラスポンジ、コーヒー(チョコ?)クリームが互層になっていて、一番上がビターチョコとホワイトチョコの2層のようです。
フランツ・ヨーゼフ公のように質実な雰囲気・・かな?
●チョコいちご
もっと低い視点からとればよかったなあ。
黒い森ケーキのさくらんぼをいちごにおきかえたものではないかしら。
こういう、クリームたっぷりのケーキがこちらではとてもおいしいのです。

このお店のケーキの写真、まだあるので続きます。
別記事にした方が重くなくていいのかな?

●2007ウィーン旅程へ

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春のきのこ☆

2007-04-25 | +きのこ

旅行記はさておき、採集日記です。

時差ボケを早く解消してしまうためには、日中は運動した方がよいようです。「水泳が一番」という話しも聞いたのですが、何しろ泳げないし、何だか寒そうですよね。とりあえず軽く走りに行ってみました。

お?


視界の端に地面から垂直に立つぽっこりしたものが。
アミガサタケではないかしら?「そろそろアミガサタケの季節」という言葉をどこかで見かけたものの、どんなきのこか気にもとめていなかったのですが、これはまさにアミ状カサ。


2007/4/25 アミガサタケでは?


調べてみるとフランスではモリーユとか呼ばれる高級きのこらしいです。
特に一度乾燥させると(カサの部分のみを乾燥)よい香りが強くなるそうで、それを戻してクリーム煮やオムレツに混ぜたりするとか。
乾燥しないものを炒めたりパスタソースなどにしてもよいそうです。
非加熱の生食は中毒のおそれがあるとか。

サクラなどバラ科の木の下に、丁度サクラが散る頃に生えるらしいけれど、私がみつけたのはカシかなにかのそばでした。あとでサクラの下も見に行ってみないと!
今回は、雑草がわさわさ茂っているところではなくて、半日陰、地面が所々露出して、腐植があまり厚くつもっていないようなところ、そして水たまりが出来るような場所でなくてある程度水はけがよいところに生えていました。

ヨーロッパでは火事のあとや戦場跡(昔の戦争だと思うけれど)に生えやすいという説があるようです。アルカリ性の土壌が適しているので、灰を捨てたゴミ捨て場やコンクリートのそばにも見られるそう。
ちょっと検索してみると、「庭に変なキノコが」とか「都庁ビルが見えるところで採集」、とかいうwebがあったりして、日本でも結構よくみられるきのこのようです。

一般には栽培されていないようですが、長野にある「セレス農学ジャパン」という会社では(世界で唯一?)栽培しているようです。こちらでは乾燥もののみ扱っていて、100g約4000円ですって。高いのかな?安いのかな?ヨーロッパではいくらでしょうか。
なお驚いたことにこの会社では黒トリュフの人工栽培に世界で初めて成功しているようです。感染木方式だと6年かかったところ、菌床栽培でなんと半年で収穫できるようにしたそうです。
200g(10個)で8000円ちょっと。1個800円というのは安く感じませんが、天然ものの約3分の1の値段だとか。きゃー。


新聞の上に置いて、風通しのよいところにおくなどすれば自分でも乾燥させることができるようです。(でも、虫が育って出てきそうで私はやらないと思う)
このとき敷いていた新聞の上には黄色い胞子が落ちているので、生えて欲しい場所で胞子をはたいておくとよいそうです。


2007/4/25 本日の収穫(ウド、タラの芽1個、アミガサタケ)


タラの芽1個ではダンナサマと奪い合いになるかなーと思ってもう一つ頑張って探したのに、持って帰る途中で落としてしまいました・・・。
ウドは、天ぷらかおみそ汁にする予定。味噌炒めとかもいいかな?

アミガサタケはオムレツにしました。バターでいためて、生クリーム少々ときのこから出てきた水で煮込んでみました。そこからきのこ少々をつまんでオムレツに焼きこみ、そのソースを添えていただきました。


2007/4/26 アミガサタケオムレツ

見かけは素敵でないのですが、ものすごくおいしいオムレツでした。何というか濃厚なきのこの香りで、白いテーブルクロスがかかったフランス料理レストランで出てくるような味なのです!

笠はぷりゅぷりゅした歯ごたえ、軸は歯ごたえはいまいちでちょっと固くシガシガした感じでした。笠だけ乾燥させる理由がわかりました。でも軸からもおいしいダシが出るはずだし、勿体無いから全部食べます!


■■アミガサタケ関連の過去記事(日付は採集日)
●2007年
2007/4/25 アミガサタケ産まれて初めて採集

●2008年
2008/4/16 この年のアミガサタケ初採集
2008/4/20 アミガサタケの生える場所について考察してます
2008/4/28 トガリアミガサタケ大収穫

●2009年
この年はまったくの不作で記事もなし。

●2010年・・・この年は爆発的に採れました。
2010/04/12 この年の初採集。
2010/4/14-25 写真いろいろ
2010/4/24 古びたものを大収穫
       
●2011年・・・2010年に比べて収穫量は少なめ
2011/4/19 この年の初採集。
2011/4/20-24 ダンナサマときのこ狩り
2011アミガサタケ料理 ロールキャベツ(おすすめ!)、パスタ

●2012年
2012/4/16 この年の初採集

 

 

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2007ウィーン:旅程

2007-04-24 | ■旅行(index)

2007年春、ウイーンに行ってきました。一昨年も行ったので今回は2度目。
やや土地勘があったせいか、とにかくよく歩いて(よく買って)、極めて形而下学的海外旅行となりました。朝は朝食前に散歩して、更に腹筋トレーニングまでしてしまいました。事前にブルータス(『二ヶ月で腹を凹ます』特集)など買ったのが良かったのか悪かったのか。この習慣を続けたいものですが、現時点では時差ボケのため、夫婦ふたりしてへこたれかけています。

5泊とも同じ場所に滞在したので日程を書くまでもないのですが、こんな感じです。
これから記事を書いてリンクさせて行きたいと思います(単なる町歩きで一体どんな記事がかけるというの?一昨年同行したお菓子好きのイト○氏がいなくて、ケーキ屋さんにもほとんど行かなかったし・・・・)。
母には同じ場所に連泊ではつまらないわね、といわれてしまったのですが、意外とやることがあったし、「たった」5日を有効に使おうとせっせと歩き過ぎて、日帰りの遠出をする体力すら残っていませんでした。

(写真はシェーンブルン宮殿)
 
日程 行動 宿 備考
4/16(月) 成田
↓ANA/オーストリアエアコードシェア便
ウィーン空港
↓バス
ウィーン西駅
休憩:西駅近くのカフェでビール
(歩いて宿へ)
夕食:部屋で軽食
ウィーンPension
Mozart

機中でみた映画:『プレステージ』『Cars』『グッドイヤー』

きっと着いたら疲れているから、と軽食を持っていったのでした。
部屋から出ずに空腹を紛らわせたのはいいけれど、一食損した気も・・・。

4/17(火) 早朝:美術館の庭までダンナサマと散歩
朝食:ホテル8:30
午前:コンサートチケット購入。両替。町歩き
昼食:りんご1個
夕食:ツヴォルフ・アポステル・ケラー
ウィーンPension
Mozart
ユーロの高さに愕然。
友人の情報で、日本で替えた方が得だったかも、と知って更に呆然。
気分はやけっぱちに。節約する心を失う。
4/18(水) 早朝:マリア・ヒルファー通りをダンナサマと散歩
朝食:ホテル8:30
午前:マリア・ヒルファー通りを散歩(キッチン雑貨)
昼食:ダンナサマと二人でビアレストランにて
午後:種屋さん、トルコ食材店で買い物など
夕食:ホテルの近くのギリシャ料理
ウィーンPension
Mozart

マリア・ヒルファー通りは一昨年はほとんど歩かなかった道でしたが、北東の端が青山通りのようで南西の端が池袋みたいな(つまり上品さに勾配があるということね)、大変にぎわっていて楽しいところでした。

4/19(木)

早朝:散歩なし。荷造り準備
朝食:ホテル8:30
午前:大きなスーパーMercurへ。そのあとナッシュマルクト
昼食:ナッシュマルクトのNord Seeにて
午後:マリアヒルファー通りの布地屋さん
夜:19:30から楽友協会大ホールでコンサート
夕食:部屋でワインとチーズなど

ウィーンPension
Mozart
3日目にしてもう散歩が出来るほどの早起きができなくなってしまいました。
時差が7時間もあるのにどういうこと~。
4/20(金) 早朝:散歩なし。荷造り
朝食:ホテル8:30
午前:シェーンブルン宮殿をぶらぶら
午前のお茶:シェーンブルン宮殿のカフェにて(ケーキ研究前編後編
昼食:旧市街のレストランにて
午後:トラムに乗って町をぶらぶら。ナッシュマルクトも。
午後のおやつ:カフェでコーヒーと初ケーキ
夕食:部屋でワインとチーズなど
ウィーンPension
Mozart

この日は早起きして遠出してドナウ川下りという案もありましたが、疲労のため近場に変更。

結局食べなかったのだけれど、シェーンブルン宮殿のカフェのケーキが一番おいしそうでした。
値段のことは気にせず食べてみればよかったな。

4/21(土) 早朝:私ひとりでナッシュマルクトにお別れを
朝食:ホテル8:50
午前のおやつ:West Bahnhofの近くでコーヒーとケーキ

West Bahnhof 11:00 

ウィーン空港 14:05
機中泊 宿からナッシュマルクトまで小走りで5分くらいの近さ!
最後の朝何を買ったかというと・・・


予約が遅かったせいかダンナサマと席が離ればなれ。
ちょっとごあいさつに行ったらなんとゲームなんかしてました。
インベーダーで鍛えたから腕を試さずにはいられないよう。
4/22(日)
成田 朝7:30 くらい
(光がまぶしいよう)
バス9:00頃

家10:00頃
 

機中でみた映画:『ナイト・イン・ザ・ミュージアム』
『主人公は僕だった』

番外編

●すてきなショーウィンドウ
●旅のおみやげ
 ・布地
 ・キッチン雑貨
●買って帰ったお菓子
 ・バクラバ
 ・モーン・シュトルーデル
 ・クラクフのジャムクッキー

   
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帰って参りました~

2007-04-23 | ■手作り
1週間旅行に行っていましたが、昨日(日曜)朝、帰ってきました。
また更新していきますのでよかったら見に来てくださいね。

旅行記は、ろくな写真がないし(夢中になるほど写真を忘れる)、さほど変わった行動もとらなかったし(毎日歩いたり歩いたり歩いたりたまに買い物)、ちゃんと書けるかしら。
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「世界一おいしい」(?)ライマビーン、ほか豆いろいろ

2007-04-13 | +野菜
先日長野に行ったとき、色々な豆を買い込んできました。もともとあったものも含めると、なんと9種類。折角なので記念撮影してみました。
写真を忘れた小豆、黒豆、ブラックダル(多分ウラド豆)もう食べ終わってしまった白インゲン豆、パンダ豆、乾燥そら豆、ひよこ豆、紫花豆を含めると、合計17種も我が家にあったことになります。日本で手に入る豆も意外と多いのですね。


2007/4/2 上段(1)、中断左から(2)~(7)、下段左から(8)、(9)



(1)ライマビーンまたはリマ豆
松本インターから上高地に向かう途中の「小林」という店で買いました。この店以外で見たことがないので、機会があるたび沢山買い込んでいます。
メキシコやペルーのアンデス高原で栽培されていたものらしいです。日本では大町市で生産されているようです。冷涼な気候が向いているようですが実家(神奈川)の庭でも種を蒔いたらかなりの大きさに茂って、たくさん収穫できました。
紫花豆のように大きく見えますがとても薄べったい形状です。水に浸けると、薄べったいまま、ぐんと大きくなるので翌朝が楽しみです。
味は「世界で一番おいしい」と書いているサイトもありました(私も大好きです)。皮はやや薄く、中身のデンプン質はきめが細かいです。業務用高級あんこに小豆と混ぜて使われることもあるようです。
日本風の甘い煮豆にしかしたことしかないのですが、本をみるとベークドビーンなどいろいろな料理に使えるようです。

(2)くり豆
北海道で買ってきたものです。真っ黒で白い目がある外見からして、ブラックビーンのことではないかと思います。(3)よりやや大きいけれど似ていますよね。
くりという名前がついているということは、ほくほくしているのかな?
まだ食べていません。

(3)ブラックビーン?
これも長野で買いました。
ラベルがついていなかったのですが、黒くて、白い目がある様子からみると、本に載っていたブラックビーンと同じではないかと思っています。くり豆に似てますよね。
まだ食べていません。

(4)茶大豆?
ラベルがなかったのですが、外皮が茶色い大豆だと思います。茶豆の枝豆がありますが、あれが育ったものかしら?蒔いたらおいしい枝豆が穫れるのかな?
まだ食べていません。

(5)白大豆?
これにもラベルがありませんでしたが、外皮が真っ白の大豆のようです。見たことも聞いたこともなかったです。でも茹でるときっと皮の白さはなくなってしまうのでしょうね。
まだ食べていません。

(6)、(7)ウズラ豆の一種かな
同じ品種のようにも見えたのだけれど、ちょっと形が違うので買ってみました。⑦の方がやや細長くて腎臓型(勾玉型)ですよね。単に栽培条件の違いによるものかもしれませんが。
まだ食べていません。

(8)金時豆
いわゆる普通の金時豆です。煮るととろりん、としますよね。煮た豆って足が速いから、あらかじめとろみのある豆は完成した瞬間から心配でハラハラしてしまいます。

(9)青大豆
ひたし豆にしたりする青大豆です。水で戻して、生でなくなる程度に固めにゆで、ゆで汁+出汁+しょうゆにひたして食べると、枝豆みたいな風味でおいしいです。大根おろしを混ぜても。
食卓に緑の野菜がない日(おひたしを作るのが疲れてしまったとき)などに、これがあると、何だか野菜を食べている気分になれてよいです。食卓にめぼしいタンパク質がないときも、畑のお肉だよ、と堂々と宣言できてよいです。(うふふ)

-----以下は写真にないもの---------------
(10)パンダ豆
北海道で買ってきました。黒白に染め分けられたかわいいインゲン豆です。加熱するととら豆みたいに地味になってしまいます。豆サラダ、チリビーンズ、豆コロッケにしてみました。

(11)白インゲン豆
どこかの直売所で買いました。もしかしたら手亡豆(てぼまめ。半蔓性で支柱にする手竹がいらないことからついた名前だとか)と言われているものかな、とも思ったのですが、検索してみるとてぼ豆は長円形の豆のようです。それとも白インゲンはすべててぼ豆なのかな?
日本の手亡豆はほぼすべて白あんに使われ料理に使われることはない、という解説も見かけましたが、外国の豆料理では白いものも(白い豆の方が?)多く使われますよね。
チリビーンズ、豆サラダ、カレーなどにしてみました。

(12)あずき
説明するまでもないですね。
スーパーにあるものには虫食いはないですが、直売所などで買った小豆は、一旦冷凍庫にしまうと中の虫が死んでながもちするとか。そして使う前(または暇なとき)お盆に広げて傷や変形のある豆を思い切ってかなり厳しい基準で捨てていくと、すっきりした味のおいしいあんこになる気がします。
あずきでっちはとても簡単で洗いものも少なくておすすめのお菓子です。

(13)黒豆
丹波種は本当に高価ですよね。お正月につくりそびれた分が冷蔵庫にまだあります。はやく作らないと。でもいわゆる蜜煮は、甘くておかにっぽくないし、かといってごはんに炊き込んでしまうには少々勿体ないのです・・・。ジレンマだー。

(14)乾燥そら豆
熊本の直売所で買ってきました。皮が黒い空豆でした。
一旦冷凍して虫を殺せばよかったのかもしれないけれど、気づいたときにはかなりの量、虫にやられてしまいました。でも、いい部分を選り分けて、小豆と混ぜてそらまめあんを作っておはぎにしてみました。とてもおいしいあんでした。機会があったらまた買ってみたいです。虫対策も万全にして。

(15)ブラック・ダル
ネパールみやげでもらったもの。最初何に使うのか分からず困っていたのだけれど、ファラフェルと同様、水で戻した生豆をすりつぶして揚げる「ワダ」という料理に使うことがわかりました。生豆、およびワダの記事はこちら

(16)ひよこ豆
最近買っていないけれど思い出したら食べたくなってきました。ファラフェルやホモスを作ったことがあります。ホモス、昔から大好きでした。

(17)紫花豆
水で戻すとびっくりする位ふくれるので、翌朝見るのがいつも楽しみです。
戻しすぎているのか目のところが破れてしまうことが多くて、いつもうまく煮るのが難しいなと思います。熱湯で数時間、という戻し方がいいのかしら。
皮が分厚くて、ちょっと栗の渋皮煮に似たところがあると思います。
甘く煮たことしかないのだけれど、何か別の料理にもしてみたいものです。



梅雨前、せめて夏前にはある程度消費していかなくては!
未食のものには食べてみ次第味などを書き込むか、記事へのリンクをつけようと思います。
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2005ウィーン・プラハ:おみやげの数々

2007-04-12 | +海外

(一昨年の旅行記、まだ片づいていなかったので遅ればせながら載せさせて下さいね。)

ショーウィンドウの写真、雑貨やらジュエリーやら、沢山とってきましたが、結局買ったものはこういうものなのです・・・。運ぶ価値があるかどうか、は言わぬが花・・・。でも重い思いもまた充実感のひとつ、ということで、いいかなーと。まだ体力があるということでしょうね。
もっと年をとったら、小さくて軽い(そして高価な?その可能性はないな・・・)おみやげを選ぶようになるのかな。

この翌年(2006年)はダンナサマひとりで同じウィーンに行って、こんなものを買ってきてくれました。日頃から情熱をアピールしておくと、男性一人でもこんなショッピングができるのね、というびっくりの品揃えだったのですよ。

●中東のお菓子
ブルーマというもの。
小麦粉でできた糸状の生地でピスタチオを巻いてあります。シロップが染みこませてあるので甘くてべたべたしていますが、ナッツが多いのでそれほど甘さを感じさせません。一番好きなお菓子。

●中東のお菓子
上は、これも鳥の巣かしら。
パイ生地の上に砕いたピスタチオを置いて四隅をつまみ上げたもの。

下の白いのはココナツではなく、ブルーマの外側と同じ生地を色づかないように焼いたもの。間には粉状ナッツが。
●中東のお菓子
左は上の写真の下側のお菓子です。小麦粉の糸状の生地の間に細かく砕いたナッツとお砂糖が挟まれています。シロップが染みこませてあるのでやはりちょっとべとっとして甘いです。

右はbarazecというクッキー。上には白ごまが隙間なくふってあります。下にはピスタチオがぎっしり埋め込まれているはずなのだけれど、買ってきたこれはちょっぴりで残念。

●中東のお菓子
人参と砂糖、小麦粉、コーンスターチを煮詰めてこてっと固くし、表面にピスタチオをぎっしり貼り付けたもの。人参の味はしないです。
さほど甘くなくおいしかったです。

●緑色のふた:ハルワ
ハルワhalwaという中近東のお菓子。練りゴマでできたもので、食感は湿った落雁、という感じ。しょりしょりしています。

●下:レーズン
とても細長い乾しぶどう。長さ2cmくらいあります。山羊の乳とか馬の乳というとても細長いぶどう品種があるようですがそんな種類を干したものかしら。

●上に乗っている箱
ウィーンで買ったチョコレート。箱は昔のプラーター公園のようすだとか。中は木製アイスクリームスプーンのような形のミントチョコだったかな。

●チョコレート

シュテファン大聖堂の近くのチョコレートショップに行ったらTVクルーがいて撮影していました。そして私もエキストラ出演!
「適当に買い物してて下さい。その商品はプレゼントしますから」と!「えっ。では何キロも買っていいのですか?」と聞こうと思ったけれど英語でうまく言えなくて、結局とても遠慮した買い物に。
遠い東洋からも買い物客が・・・とかいう一場面になったのではないかしら。小汚いヤッケ姿でお店の品格を落としはしなかったかしらん。

●袋菓子カントゥッチーニ
ビスコッティの小さいやつです。イタリア食材激安店で買ったのだったかな。
予想よりいまひとつの味だったような・・・。
●左:チェコのTESCOで買ったお菓子
ダンナサマが職場に持っていってしまったので味は不明。多分ゴーフルみたいなものだと思う。

●右:プレッツェル
日本の輸入食品店でもアメリカ製のが100円くらいで売っているのですね。これも同じものだったりして。
●クラッカー
ウィーンの大型スーパーで買いました。
日本より安かったかどうかは不明。スーパーに行った記念ということで・・・。
●左:コーヒー豆
ウィーンの高級スーパーユリウス・マインルのオリジナルブランド豆。あとで別の店に行ったら同じものがもっと安くありました・・・。

●右:あんずのお酒だと思う
プラハのTESCOにて購入。ほとんど同じラベルで、透明なお酒もありました。どう違ったのだろうか。そのへんのひとに聞いてみればよかったなあ。
●本
大きくて重いので悩んだのですが結局買ってしまいました。
分量欄はだいたい分かるし、写真を見ているだけでも楽しい。
いま思うとチェコ料理とかチェコ菓子の本の方が日本では珍しいからプラハでも本屋さんに行けばよかったなあ。でも単語どれひとつとっても分からないけれど。

●2005ウィーン・プラハの旅程へ

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2005ウィーン・プラハ:すてきなショーウィンドウ(きらきらもの)

2007-04-11 | +海外

2005年のウィーン・プラハ旅行で見た素敵なショーウィンドウのつづきです。
ジュエリーやアクセサリーの写真を撮ってみました。
ウィンドウごしというせいもあり、写りがいまひとつ・・・。

古の帝都ウィーンですからさぞかしアンティーク(ジュエリー)がざっくざく、と期待していたのだけれど、骨董店自体見かけませんでした。お店のひとに聞くと、戦争でみんな散逸してしまったとか。勿体ないですね。
逆に穴場かな、と思ったのはプラハ。男性ふたりが一緒でろくろく見られなかったのが心残りですが、アンティークショップが結構沢山ありました。おそらく観光客プライスになってはいると思うけれど、ユーロ圏で買うよりもやや割安かもしれないです。
もっとじっくり見たかったなあ。

●アンティークのブローチ

白のガラスモザイクと金細工。小さな金の玉の溶接はとても難しいとか。
2005.4.24

●変わったブローチ(ウィーンのアンティーク店にて)

水中部分を鏡で作ってあります。宝石や金銀はさほど使っていないと思うけれど、デザインが変わっていますよね。

2005.4.24

●銀と石細工のかえる(ウィーンにて)

この緑のはクジャク石?
現代のものだけれどとても細工が美しいです。
2005.4.30

●指輪ほか

ぽってりしたデザインのものが好きで写真を撮ってみましたが、後から見るとそれほどよくないですね。

こういった現代ジュエリーは、チューリヒの方がいろいろ素敵なものがありました。街角を曲がるたび、小さな工房があって個性的な作品を作っているのです。
2005.4.24

●琥珀のアクセサリー(プラハにて)

とってもモダンな琥珀のアクセサリー。
このほかにも商品がぎっしりあって、見ているだけでおなかいっぱいに。
何かひとつ買ってしまおうかなー、と思っていたけれどあまりの商品の豊富さに買いそびれてしまいました。
2005.5.2

●プラハにて

ファベルジェの卵をモチーフにしたペンダントヘッドが非常に沢山売っていました。

どれかひとつ位買えば良かったかしら。買った後、それよりよいものを見つけてしまいそうで結局買えませんでした。
2005.5.2
●エナメル細工

このあたりはごてごてしてあまり好みじゃないかも。
2005.5.2
●エナメル細工

中央下の青いエナメルの色がきれい・・・。
2005.5.2
●好みのシリーズ

カボションカットのものが好きなので、このあたり、どれも好みです。
上左から、トルコ石、トルマリン、紫水晶、ガーネット。
下左から、エナメル、トパーズ、紫水晶、(のつもり)ではないかしら。
実際はみなガラスだと思うのだけれど。
2005.5.2

●エナメル細工

この中では一番左が好きかな。
2005.5.2

●エナメル細工

上段右端は、上の写真左端と色違いみたいですね。
下段左から3つ目、いちごかチューリップみたい。
2005.5.2
●ウィーン空港でみたもの

ペンダントとイヤリングのアンサンブルです。
600ユーロというのはセットの値段かしら。イヤリングだけ?
とてもきれいな緑色だったのですよ。
2005.5.3

●2005ウィーン・プラハの旅程へ

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2005ウィーン・プラハ:すてきなショーウィンドウ(雑貨・インテリア・服)

2007-04-10 | +海外

過去の記事を整理していたら、一昨年のウィーン旅行記が完成していなかったことに気づきました。昔の写真でごめんなさいね。

普段ショーウィンドーなんてものがない場所にいるせいか、海外ではあちこちの素敵なウィンドウに見入ってしまいます。いくつかご紹介します。

●うさぎちゃん

今回見かけたものの中で一番かわいかったかも。もし次みかけたら買ってしまおうかな、と思うほど。
右側のひまわりとチューリップは、ブックエンドかしら。
2005.4.24

●しまうま・らくだ・かば

目をつぶったふたつもいいけれど、ぱっちり見開いたシマウマがまたかわいい。見ると16.10ユーロ。2500円ちょい位。うーむ。買うには高いです。
2005.4.24

●マトリョーシカ(チェコにて)

私も×十年前のものをひとつ持っています。私のは右から二つ目の伝統的な衣装。顔は手前から3つに似たあっさりしたお顔。つけまつげをつけたような派手な化粧は初めて見ました。最近の流行でしょうか。
2005.4.30

●紙ナプキンとろうそく(ウィーンにて)

実はこれはシュテファン教会近くの蝋燭屋のウィンドウ。日本で行く仏壇仏具店に相当するお店だと思います。
宗教関連品だけでは商売が難しいのでインテリア方面にも手を広げたのですね。
2005.4.24

●これも蝋燭

背景と自分が映りこんでしまっています・・・。何やら日本のアニメ関係みたいな看板が・・・。
こちらのウィンドウディスプレイは上のものより宗教っぽいかな。

2005.4.24

●インテリアショップ

テーブルセッティングの参考になるかな、と思って。
2005.4.24
●洗面台

これは売り物ではなくて、高級スーパーユリウス・マインルの地下の洗面所です。中央が盛り上がった洗面台は初めて見ました。とてもきれい。
2005.5.3
●照明器具とソファー

またもや前景が映ってしまって・・・。
この丸い照明は、背後の電球についたてみたいなものが組み合わさっているのだと思います。裏が見たかったのだけれどガラスのこちら側からは見えませんでした。
ひろーい部屋があったらこういうのも素敵。作れないものかしら?
●素敵なドレス

こんな胸や肩が露出した服は着ないのですけどね。

●ジャケット

ちょっと日本風で素敵かも、と思ったらKENZOとありました。近寄ってみるとアップリケがラフな感じでそれほどよくなかった。

●うわっぱり

こちらはブランド品ではないです。これも何だか日本風では?はっぴとか、半纏とかに似ているような・・・。

2005ウィーン・プラハの旅程へ

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いちご(章姫と紅ほっぺ)

2007-04-09 | +フルーツ
うちの近くで主流のいちごは「とちおとめ」。違う種類のいちごが2種類あったので買ってみました。


2007/3/21 上が章姫 下が紅ほっぺ


章姫は、細長いいちご。うりざね顔のお姫様みたいで、とても上手なネーミングだなあと思います。はんなりした上品な甘さと独特の香りで、味の方もおひめさまのようです。

紅ほっぺは、ジャム屋さんの杜さんが使っている品種で、どんな味かなあとずっと思っていたのでした。章姫とさちのかを掛け合わせて静岡県で開発された品種だとか。
肩が張って、まるまるほっぺの女の子みたいです。そして味は、きりりと酸味が効いています。ヤクルトジョアのいちご味(ジョアの中で一番好き)を思い起こさせるような味・・・。まさにいちごの甘酸っぱさ。
ジャムにするなら紅ほっぺ、とお店のひとも言っていたので、ちょっと高かったのだけれど(280円)、4パック買って煮てみました。とちおとめジャムと違うかな?
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■手作り:2006年度目次(秋・冬)

2007-04-06 | ■手作り

■2006年
2006年の秋・冬につくったもののリストです(もう2007年の春になってしまいたが)。文字数の都合で春・夏は別のページに分けました。春・夏のリストはこちらです
クリックするとそれぞれのページに飛びます。

文字数制限のためサムネイル写真がつけられなくなってしまいました。何かいい方法はないでしょうか。

2005年のリストはこちらです。

季節\種類 ジャム・保存食 お菓子
春・夏 こちらのページを見て下さいね  
秋(9-11月) ●9/2(いちじくコンポート)
●9/25~10/8(栗渋皮煮)
●9/28(いちじくといちごジャム)
●9/29(あかねりんごジャム)
●9/30(いちじくコンポート)
●9/30(いちじくジャム)
●10/3(洋なしコンポート)
●10/3(甲斐路コンポート)
●10/3(あかねと洋なしジャム)
●10/6(ナイアガラと幸寿ジャム)
●10/17(スチューベンジャム)
●10/20(いちじくの赤ワインコンポート)
●10/20(いちじくジャムカルダモン風味)
●10/21(いちじくと紅玉ジャム)

●11月~12月(干し柿各種)
●11/19(いちじく甘露煮)
●9/2(チョコビスコッティ)
●9/8(ブラウニー)
●10/24(渋皮煮タルト)
●11/10(空焼きアップルパイ)
●11/11(りんごのケーキ)
●11/14(洋梨のケーキ)
●11/14(洋梨入りチョコレートケーキ)
冬(12-2月) ●12月~(たくあん)・干し・塩漬け・ぬか漬け樽片付け
●12/4(フェイジョア酒)
●12/24(ゆず巻き大根)
●1月(干し芋)
●1/16(巻き柿)
●1/16(柚子ママレード)
●1/21(金柑甘露煮)
●1/21(柚子と金柑ママレード)
●1/21(柚子と伊予柑ママレード)

●1/21,24(ゆべし)
●1/28(ゆず皮甘露煮)
●2/3(干しりんご)
●2/13(オレンジママレード)
●2/20(牡蠣オイル漬け)
●2/23(オレンジコンフィ)
●2/25(三宝柑ママレード)
●2/25(伊予柑ママレード)
●2/27(ビーツピクルス)
●12/8(にんじんのハルワ)
●12/8(洋梨タルト)
●12/9(ダクワーズのタルト)
●12/14(カヌレ)
●12/14(アップルパイ)
●12/14(リンゴブレッド)
●12/29(えごまあん)
●12/29(トルコの人参菓子ハルワ)
●12/30(トルコの人参菓子ジェゼリィエ)
●1/5(パネトーネマザーのクグロフ)
●1/7,14(フルーツケーキ)
●1/15(ローマジパン入りチョコレートケーキ)
●1/21(パン・リュスティック)
●1/27(ローマジパン入りクグロフ)
●2/4(マロンクリーム入りチョコレートケーキ)
●2/11(チョコレートタルト)
●2/14(いちごタルト)
●2/18(パン・リュスティック)
●2/23(パン・ド・ジェーヌ)

コメント (2)
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