採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

福井の大鯛、大鯵

2023-05-30 | +ふたりの日

4月下旬のことですが、福井のお友達からすばらしい釣果を分けて頂きました。
(ナカさん、ありがとうございます!)

福井の大きな鯛と鯵

鯛とアジ、それぞれ2匹。
この写真からも伝わるかもしれませんが、これが、見たこともないような大きさ!

福井の大きな鯛と鯵

まな板を余裕ではみ出すサイズ。

福井の大きな鯛と鯵

なんと60cm!(確か尻尾のさき(くぼみ)のところから計測)
大きい、ということは厚みもその分あるということで、この1匹、片手で持つのがキビシイほどの重さです。

福井の大きな鯛と鯵

アジもすごい立派です。こんなアジ見たことないです。
サバくらいのサイズ、あります。


福井の大きな鯛と鯵

この鯛は2匹ともオスで、両方から大きな白子が出て来ました。
「白子ってどうすれば・・・」と思いましたが、検索してみると、春の鯛の白子はとても美味しいと。
この写真では新聞紙に載っちゃってますが、綺麗に洗って後ほど加工しました。


魚を捌くのは、しばらく前に(やはりナカさんからのお魚で)練習して、結構出来るようになってきました。
でも、スピードが遅いです。(特別大きい魚だったからもあるかな?)
4匹だけど、ヘトヘトになりました。

■魚さばきメモ
・最初にヒレ類を全部はさみで切り捨てておいたのはよかった。
トロ箱の中に綺麗にした魚を戻すとき、きちんと袋に入れるべき(ビニールに載せるくらいだと、魚臭い液体がまたかかってしまう)
・ウロコとりは、計量スプーンでOK
・最後、フィレにした魚をキッチンペーパー、ビニールに包んで、部位別に「缶」に入れて冷蔵庫にしまっていったのはよかった。
・カマなど煮魚用は、当日か翌日には冷凍するのがよい。(ペーパーに包んで時間が経つと身が締まるので、ふっくらした煮物用にあまり締めない方がよい)(ラップにつつんでまず冷凍して固くし、それを真空パック)

さばいた当日は、まずはアラの料理ですよね。しかも青魚優先。

当日の夕食メニューは、
・鰺のアラ汁
・鰺の子煮付け(電子レンジ)
・鯛肝煮付け(電子レンジ)
・鯛白子(半腹)茹でのポン酢
・鰺刺身
・漬け鰺茶漬け
でした。

翌日は、
・鯛めし:鯛の中骨、エンガワを茹でてだしをとり、その出汁でごはんを炊いて、骨からほじった身を混ぜたもの。
・兜煮:巨大な鯛の頭をノミの要領なんとかかち割り(包丁をあてて、背をキッチンばさみで叩いて斬り進め)ました。身のついていないえらぶたエリアは切り捨てて、持っている一番大きな鍋に、ようやく4つ(2匹分)並びました。
・白子の昆布蒸しポン酢添え:牡蠣の昆布バター蒸しの要領で(バターはなくてよい)。検索したレシピには加熱しすぎない、とあったが、ここまで大きな白子だと、しっかり加熱してもふんわりトロリなので半生にこだわる必要はなし。


大半のフィレは冷凍して、後日長々楽しんでいます。
このあたりになると余裕ができて、写真があります。

福井の大きな鯛と鯵

鯛の昆布締め。
めちゃおいしいです。 これを、お茶漬けにしてもグー。
(動画で見たように昆布を酒+酢で少し湿らせましたが、これまで特に何も塗らず直にはりつけてた方が好みかな?(特に酢は不要))


福井の大きな鯛と鯵

腹骨のところの大きな切り身をつかったすまし汁。
丁度あったタケノコ姫皮、昆布締めの昆布が入っています。
このときは山椒の葉をトッピング。(三つ葉もあう)
ここにご飯を入れて、雑炊風(煮ないままの汁かけごはん)にしても美味しかったです。

このあっさり汁物の、洋風バージョン(セロリ、トマト入り)も美味でした。

福井の大きな鯛と鯵

鯛のフィレに粉をはたいて焼いたムニエル。
トマトソース、タケノコピラフを添えました。

福井の大きな鯛と鯵

鯵フライ。(皮付きのまま冷凍しておいた)
半身を3つにカットして揚げました(うっかりひときれ食べちゃいました)。
ノルウェー産塩サバくらいの肉厚な鰺。フライにしても、とってもしっとりして食べ応えがあります。
売っている鰺フライって、へらりとしたり開きで、衣の方が厚いくらいの気がして全然興味なかったのですが、このくらい肉感があると美味しい・・・。


あと、皮をひいたアジを昆布締めにもしてみました。
解凍後(しめ鯖みたいに)少し甘酢で締めるかな?と思いましたが、そのままで、なんだか甘い味がして、醤油もいらないくらいのおいしさでした。

美味しいお魚が冷凍庫に常備されているなんて、本当に幸せです。
ナカさん、本当にありがとうございました!


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タチウオ三昧

2023-02-13 | +ふたりの日

先日、ブログ友から、海釣りの釣果を頂きました。
立派なタチウオ、五匹!
(松太郎ママさん、ありがとうございました!!)

みてみて、この大きさ!
(有難いことに、ワタは既に綺麗にしてあります)
捌くのとお料理、前日からYoutubeで予習しておき、頑張りました。

タチウオづくし

手順は、次のような感じがよさそうです。

■太刀魚処理手順(ワタ抜き済みの場合)
・(前日までに)ペティナイフ、包丁をよく研いでおく。捌くのにはペティナイフを使う。

・保冷箱から取り出し、それぞれ背ビレを切り落とす。
・頭とカマ部分を落とす。
(歯が鋭いので注意。頭は使わない人もいるようで、私も今回はエラのみ使いました)
・肛門までで1カット、それ以降は、冷凍用袋の長さにあわせて新聞紙の上などでカット。
 しっぽの先端は、幅6cmくらいのところで落とす。
・複数匹ある場合は、それぞれのパーツ(おなかパーツ、太胴体、しっぽ)に分けて袋か何かに入れておく。保冷箱には保冷剤を入れ、魚と直接触れないようにする。
・保冷箱から取り出してさっと洗いよく水気を拭き、綺麗なまな板の上で、パーツごとに三枚おろしにする。(詳細は動画を検索)
出来上がったフィレは、パーツごとにキッチンペーパーを2枚挟んでサンドイッチにして冷蔵庫へ。
・アラ、骨はひとまとめにしておく。
 (今回は、骨はアラ汁と骨せんべいにしました。)
・アラ汁にする場合は、少し焼いてから煮出す。
・タチウオは日持ちするし、数日おいたくらいの方が水分が抜けて丁度よくなるので、当日がんばって刺身にする必要はない。(けど今回は頑張ってやりました)
・(当日は元気ないと思うので)翌日以降、すぐ食べない分について、ほどよく水気の抜けたフィレを、昆布に挟んだりラップで挟んだりして冷凍。



タチウオづくし

アラだけでこんなに山盛り。最初アラ汁にするつもりでしたが、あまりに量が多いので揚げて骨せんべいも作ることに。

タチウオづくし

中骨の太いところと、カマ部分を軽く焼きます。
(2回分焼いて、2回目はうっかりきつね色になってしまいました)

タチウオづくし

これから煮出すところ。
脂がのってます。

タチウオづくし

ネギとお豆腐、昆布も入れたアラ汁(塩と薄口しょうゆ)。

タチウオづくし

骨せんべい。すきとった腹骨や、細めの中骨をこちらに。
腹骨のところとしっぽの細いところは片栗粉をはたいてみました。
(粉をはたいた方がいいのか素揚げがいいのかはよく分かりません・・・)
しっぽは、どうなるのかと思いましたが、揚げると中骨まで全部食べられます。
身が薄いしっぽを三枚おろしにするのは大変なので、もうちょっと太いところまでも揚げてしまうのがよさそうです。

この揚げ物、サクサクで味が濃くて、とっても美味!
太刀魚を捌いたら絶対作った方がいいと思いました。

中骨の太いところも揚げれば柔らかくなるとのことで、アラ汁でなく全部揚げてしまうのもいいかもしれません。

タチウオづくし

こちらがフィレ。これは最後におろしたしっぽ部分。
ペーパーで包んでひとまず冷蔵庫へ。

手順的には、三枚おろしが全部終わった後、アラ汁や骨せんべいを作りました。

タチウオづくし

手順としては最後にお刺身。
皮だけに細かい包丁目を入れて、バーナーであぶります。
(今回このためにバーナーを買ってきました)
できれば少し冷やしてから、カット。

タチウオづくし

お刺身(焼き霜づくり)、できあがり~。
カイワレを添えましたが、小葱の方が合うかな?
ポン酢やわさび醤油で頂きました。

この日は、はやめに取り掛かったつもりが、夕食が1時間遅れ。
ヘトヘトでしたが、美味しいタチウオづくしで満腹になりました☆


タチウオづくし

こちらは別の日。
小麦粉をはたいてムニエルにしました。
ソースは、刻んだケイパー、パセリ、レモン汁、オリーブオイル(グリーンオリーブがあればそれを刻んでもよさそう)。
これまた、ふわトロで、絶品でした。
身の薄いお魚ですが、長めに焼いてしまっても(皮をぱりっとさせたくて皮面を最後に追加で焼いたのです)、脂がのっているせいか全くパサつかず、しっとりふんわりです。


写真を撮り忘れましたが、昆布締め(冷凍しておいたもの)も、実家に持って行って美味しくいただきました。

タチウオを捌くのは初めてでしたが、5匹もやって、結構自信ついたかも!

松太郎ママさん、楽しくておいしい体験を、ありがとうございました☆





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ジェイミー・オリバーのチキンインミルク

2023-01-05 | +ふたりの日

年末、別のものを探しに近所の西友に行ったところ、小さな丸鶏をみつけました。
丁度クリスマス直前の時期でした。

Jamie-chiken-in-milk

解凍品ではありますが、国産。
丸鶏といえば、ずっと前から作ってみたかったレシピがあるのです。

ジェイミー・オリバーの、チキン・イン・ミルク
鶏肉を、牛乳、レモンの皮、レモン汁、セージ、ニンニク、シナモンスティックを使ってローストする、というもの。
ちょっと想像がつかない組み合わせですよね。
バーニャカウダソースを作るとき、牛乳でニンニクを煮たことがありましたが(そして少量のレモン皮も合わせた。確かに合う)、そこにセージ、シナモン!?

あと、牛乳にレモン汁少々を入れてしまうことで、モロモロした感じのソースになるのだそうです。

いい機会なのでやってみます。

Jamie-chiken-in-milk

鶏の表面を焼き付け、ソースの材料を入れたところ。
牛乳はまだふつうのミルク状。
(何しろローストってものに慣れていないので、どっちを上にするのか、ここでまた動画を見て確認してしまいました。
胸肉側が上です)

この鶏は小さいだけあって若いのか、皮がとても柔らかで焼いたとき破れやすかったです。

Jamie-chiken-in-milk

しばらくフタをして焼き(こちらの解説を参考に)、最後フタをあけて皮を焦がしてできあがりました。
(新しい電気オーブンの上火グリルの火力調節を間違えて、ちょっと焼きすぎました)
ソースが分離した状態になっています。

焼いている間から、とーっても素敵なレモンの香り。
このレシピの決め手はレモンの皮かも。
ピーラーで剥いた皮ですが、完成時には煮えて、食べてしまえるようになります。
(ニンニクも皮を剥いておけば、食べられないのはセージとシナモンスティックだけ)

柔らかな鶏肉の、美味しいレモンの香りのとろっとしたソース添え、という感じになります。
(牛乳の味はもはやしなくなります)
セージの香りは(使い慣れないので)よく分かりませんでした。シナモンは、ほんのりした甘さを加えているかも。
ニンニクは、ニンニク臭さはなくてまろやかさを出している気がします。
材料が手に入らない場合は、セージとシナモン抜きで、レモン皮、レモン汁、ニンニクだけでもかなり近いものが出来るかもしれません。

蒸し煮のいいところは、骨付き肉が食べやすくなること。
がしがし齧ったりナイフをつかったりせずとも、煮魚みたいにお箸でほろりと肉が骨から外れます。
で、この柔らかい鶏肉は、香りのいいソースに加えレモンを絞るとなお美味しく感じました。
淡い味のじゃがいもを添えて、このソースをしみ込ませて食べるといいと思いました。
(パンより芋がおすすめ)

胸肉とモモ肉など大きい部位は初日に食べ、残りの細かい肉は手袋をしてこそげておいて、
翌日、余ったソースとごはんを添えてリゾット風にして頂きました。


■■ジェイミー・オリバーのチキン・イン・ミルク
(Fujika覚書)
■材料(22cmホウロウ鍋用)
鍋にぴったり収まる量の皮つきチキン 塩コショウする
油(元レシピではバター)
トング
牛乳 肉からみて腰湯くらいの感じ
ニンニク 元レシピは皮ごと、少しつぶすとあるが、皮だけ剥くとよさそう
レモンの皮一個分
レモン果汁 大さじ1くらい(半分を軽く絞る程度)
セージ 軽くひとつかみ
シナモンスティック 5cm分くらい
バター(なくてもいいか)

添え野菜:粉吹き芋、ゆでブロッコリなど

■作り方
鍋に植物油を数センチ入れ、鶏肉の表面をよく焼く。
丸鶏の場合はトングを体腔に突っ込む感じで。
今回のようなミニサイズのひな鳥は皮が柔らかく破れやすいので注意。
骨と皮付き鶏モモでもいいかも。
(大きい鶏の方が皮のパリ感が出るかも)

一端鶏を皿におき、油は全部出す(ここでは使わない)。
(元レシピではニンニク類を炒めるとあるが、やらなくてよさそう)
鍋に牛乳を注ぎ、底にこびりついた茶色いコゲをゴムベラなどで全部綺麗にこそげおとす。
牛乳の中にピーラーで剥いたレモンの皮、ニンニク、セージ、シナモンスティックを入れる。
鶏も、胸側を上にして戻し入れる。牛乳が少ないようなら足す。レモン汁を牛乳のところに絞る。
(牛乳は、ソースがおいしいので少なすぎない方がいい)
元レシピはここでバターを入れるとあるが、なくてもさっぱりしてよさそう。

フタをしてオーブンで鶏がほぼ煮えるまで焼く。
その後フタをあけ、上火を効かせ、皮をぱりっとさせる。

盛り付けて、ソースも添える。
食べるときに残ったレモンを絞ると美味しい。

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おでんのだしの再透明化

2022-01-04 | +ふたりの日

2022年になりました。令和だと、4年。
年末年始は実家に行って、お餅をついたりしつつ、断熱リフォームの効果を確認してきました(効果ある気がするの!)。

新年早々ビンボ臭い記事からですが・・・。

=================
(12月下旬のこと)

おでんを、具をたし出汁をたしつつ、長々食べていました。
確か昨年は暖冬でおでんは作らずじまい。ひさびさだと特に美味しいし、楽です。

ある日、うっかりフタをぴっちりしたままグラグラ煮立ててしまって、だしがすっかり濁ってしまいました。

おでんだし

ひどい濁りよう。
(あと、台所の蛍光灯のせいで、マズそう・・・)

これを再透明化します。
自分ではコンソメ処理とも勝手に呼んでいます。


おでんだし

卵白とささみ(今回は2個・2本)をスティックミキサーで粉砕し、ここに濁っただし汁を少しずつ混ぜていきます。
(具を取り出して、大きなクズが入らないように茶こしなどで濾してから)

最終的に、白濁した液体が出来上がります。
これを、中火くらい?で、絶えずかき混ぜながら煮立てていきます。


おでんだし

かき混ぜている最中はこんな感じ。
実はやるたびに、不安にかられます。

おでんだし

沸騰してくると、モロモロとしたものが浮いてきます。
そうしたらかき混ぜるのをやめて、静かに煮立たせ続けます。

おでんだし

しばらくそーっと煮立たせ続けて、モロモロの間から覗く汁が透明になっているのを確認。
そこで火をとめます。

おでんだし

浮いたモロモロは、ふんわかしたかたまり状になっています。(簡単にほぐれる柔らかさ)
これを網杓子で取り除いたのがこちら。
鍋肌に多少こびりついていますが、だしは透明になっています。


おでんだし

さらに目の細かい茶こし越して、別鍋に注いだのがこちら。
(ペーパーを使って布ごしするときもあります)
ほぼクリアなだしに戻ります。
(下に白く沈んでいるのは、透明なだしになったあとに投入した、具としてのささみ)


回収したモロモロは、ささみミンチをだしで煮た、ジューシー鳥団子的なものといえます。
なので私は「良質なタンパク質摂取!」、てことで、食べちゃうことにしています。(実際おいしい)
今回は、たまたまお好み焼きを作ったので、そこに混ぜて美味しくいただきました。


(お店以外で、うちほど長々おでんを食べ継ぐ一般家庭は少ないかも。
あんまり誰の役にも立たなさそうな記事でスミマセン)

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小鯛干物のホイル蒸し

2021-07-08 | +ふたりの日

先日ちょっといい干物屋さんにて、小鯛の干物を買ってみました。
とっても小さいのですが、つやつやピンクで可愛かったのです。

白身魚の干物は、最近は、アクアパッツァにしたり、ホイル蒸しにしたりするのが気に入っています。
普通に焼くと乾燥して縮んでしまいますが、野菜と一緒に蒸すとお魚はふっくらするし、いいだしが野菜にも沁みるので。


今回はこんな感じ。

小鯛干物のホイル蒸し

胴体部分で10cmくらいの小ささで、ダンナサマはあんまり乗り気じゃなかったのですが、勢いで購入。

・ホイルにオリーブオイルを塗り、レンジでチンしておいたジャガイモを敷き詰め。
・タマネギ、にんにくを散らす。
・鯛のおなかにはMyディルを詰める
・きのこ、ピーマン、トマトも散らす。(あればレモンの輪切りも置くが今回はなかった)
・刻んだディルも散らす
・ホイルでふたをして四辺を折り込み、オーブンでホイルがぽんぽんになるまで焼く。

小鯛干物のホイル蒸し

できあがり。
魚のだしの沁みたジャガイモが特に美味しいですので、ジャガイモは是非。

食べてみると、やっぱり小さくて骨がチマチマと大変ではありましたが、さっぱりした白身魚の味で、塩味も薄めでよかったです。
カワハギあたりだと、もっと食べやすいかな。


一匹ずつ作ると、お客さんが数人いても、結構なメインディッシュが手間いらずで作れます。
(ただし、魚の骨がいやじゃない人に限る)

 

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フキノトウパスタ(ダンナサマ作)

2021-03-26 | +ふたりの日

最近ダンナサマは、ほぼ毎日、家で仕事をしています。
なのでひるごはんも家。

最初はカップ麺ばかりだったようですが、最近は麺類をささっと作って食べている模様。
それならば、と、私が家にいるときも、おひるごはんを作ってもらうことにしました。

よくできた主婦のみなさんは、お昼どきになったらつい料理を初めてしまいがちだと思いますが、そこをぐっとこらえ、
作ってもらうまで待つのが肝心。
カップ麺でもいいので作ってもらうようにして、だんだん、ランチはダンナサマ担当、という体制になってきました。
(ダンナサマは、「あれ~、いつのまに~?」と思ってるみたいだけど」

まあ、絶対ダンナサマ担当という訳でもなくて、この前は、
ダンナサマ:「お昼おそばかなあ」
Fujika:「なんでもいいですよー。私が作るんだったらのり醤油のお餅だけど」
ダンナサマ:「あ、じゃあ今日はお餅がいいな」
ということも。

でもまあ、麺類はやっぱりダンナサマかなー。
先日は、作って冷凍してあったフキノトウのだし浸しを使って、パスタを作ってくれました。

私が作ってたときは、フキノトウを刻んでいましたが、ダンナサマはごろごろと大きいままで、味付けは和風。
トッピングに海苔です。

フキノトウパスタ

こんな感じです。
海苔の影に隠れていますが、フキノトウが大きいままあちこちにあります。
ニンニクを炒めて、フキノトウが浸っていただしと、あと薄口しょうゆ少々で味付けしてあります。

いやー、ひとに作ってもらったものは美味しいにゃ~。
自分が作るのとは違う味付けで、いいものです。
(あと、麺類を食べる頻度が増えました)

ダンナサマ、これからもよろしく~。

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丸ごとみかんジュースのフルーツポンチ

2020-12-24 | +ふたりの日

お友達から(ご近所さんの)お庭でとれたというみかんを頂きました。
(天子さん、ありがとうございました!)

で、
「無農薬なので皮ごとジュースにできますよ」
と。
え!? 皮ごと??
伺ってみたところ、皮ごと粉砕して、濾すタイプのジュースでもいいし、スムージーみたいにとろりとさせて飲んでしまってもいい、と。
そういえば、みかんは(少量の)皮と一緒に食べると美味しいと、ベジタリアンミットゥンさんのブログで見たことも(リンクつけようと今探したのですが見つからず。うまくみつかったらリンクつけておきます)。

試しに1個やってみたところ、とってもトロリとしたピュレになり、刺激的な大人風味になります。
もともとが甘さも酸味もしっかりあるみかんなのですが、そこに、皮の、オレンジのような風味が加わり、お酒は入れていないのに、オレンジリキュールを加えたような感じに。
これは美味しい!
でも、たっぷり飲むにはちょっと刺激が強いかも。

ということで、3個は皮つきのまま、6個くらいは皮はつかわず、シトラスジューサーで絞る、という方式でみかんジュースを作りました。
そして、そこに在庫のフルーツを刻んで入れれば、丸ごとみかんジュースのフルーツポンチ☆

みかんジュースフルーツポンチ

使ったのは、りんご、金柑、冷凍しておいたフェイジョア、ドライマンゴー1枚、です。
みかんジュースの風味がよくて、すべてを美味しくまとめてくれます。

冷凍庫にどっさりあって、でも空き瓶がもう尽きてしまってどうしようかと悩んでいたフェイジョアですが、フルーツポンチにぴったり。
フルーツポンチに、バナナなど、柔らかいフルーツが混ざると美味しいですよね。
そんな感じで、とろりとした触感と、洋梨のような風味が、リンゴのシャキシャキといい対比になります。
ジュースに漬けてしまえば変色もある程度は防げるみたい。

この方法ならばどんどんフェイジョアが片付く☆、と数回作ったところで、肝心のみかんが尽きてしまいました・・・。
スーパーの普通のみかんは、皮ごとは、どうだろうか・・・。
あと、味も酸味が足りないんだよなー・・・。

天子さん、おいしいみかん、ご馳走様でした。

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イノシシ肉料理

2020-12-22 | +ふたりの日

先日半身を買ったイノシシ肉、お料理を作ったので記録しておきます。

まずはロース肉。
3分割して、そのうちひとつは冷凍せずにおいてすぐに料理しました。

イタリア料理のプロかずさんに、皮は一度茹でてから焼いた方が、と教わり、試してみました。
フライパンに薄く水をはり、そこに皮面を下にしてお肉を置いて、湯気をブロックするためにアルミホイル。
で、しばらく皮を茹でたあと、皮目をメッシュにカットし、塩コショウ。
主に皮側から全体をこんがり焼いて、最後オーブンでも少し焼く、というような手順でやってみました。

イノシシロースのロースト

焼き加減はまあまあかな?
添えたのはルッコラと、作りかけのグリーントマトチャツネに赤ワインを加えたもの。

イノシシロースのロースト

で、皮の焼き具合なんですけど。
メッシュに切るところまではまあまあよかったのですが、その後、鴨の皮のイメージで、脂も落としたいし、としっかり念入りに焼いてしまったところ、パキパキを通り越してガギガギに・・・。
お肉のローストに、お茶漬けあられがまぶしてある雰囲気になってしまいました。
でも細かく切ってあったので、なんとか噛み砕いて食べてしまえました。

シェフのかずさんも、皮の焼き具合は難しいとおっしゃっていたので、まあ私の腕では仕方ないにゃ。
お肉や脂肪の部分はとっても美味しかったです。


次はバラ肉。
10センチ×20センチくらいのサイズにして冷凍してありました。
皮も付いたまま、半解凍でスライサーでスライス。

イノシシロースのロースト

お店で見る豚バラよりは少し厚切りにしてみました。


これを見て思いついたのが、茹でて冷凍しておいた太いゴボウ。
あれで肉巻きを作ったらいいかも。

イノシシロースのロースト

ゴボウを4分割し、そこにバラ肉を、脂身側が露出するように巻き付けていきます。
(焼くと皮が縮むのか、ゴボウがわずかにねじれてくるので、ところどころ皮に切れ目を入れるといいかも)
ゴボウひとつにつきバラ肉3枚使っています。


で、その上からしっかり塩コショウ、そして薄めにコーンスターチをはたき、油はなるべくひかずにフライパンで焼きます。
火力を調整して、なるべくじっくり長めの時間、こんがり焼きつけます。
3面ともよく焼けたら、キッチンペーパーの上にとって(余計な油を吸わせる)適当なサイズにカット。

イノシシロースのロースト

しっかり焼くと、表面パリパリ、ゴボウはほっこりして、とっても美味しい!
ビールのつまみですね。

スライスしたバラ肉、全部この食べ方にしたいくらいだったのですが、ダンナサマのリクエストで、残り半分は豚汁になりました。
豚汁も、いいダシが出て美味しくできました。

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ごぼう入りミートローフ

2020-12-10 | +ふたりの日

しばらく前、那須からの帰りの産直で、とっても太いごぼうを見つけたのでした。
ニンジンくらいの太さがあります。

あまりに立派で、でもお手頃価格なのでつい買ってしまいました。

太いごぼう

見てこの太さ!

この太さが目立つようなお料理にしたいものですよね・・。
思いついたのは、ミートローフ。
ミートローフといえば中心にゆで卵がありますが、あれの代わりにこの太いゴボウにしたら面白そう☆
テリーヌ型の長さに合わせてカットし、大きな鍋で下茹でして冷凍しておきました。
(茹で湯は顆粒コンソメ少々入り)

しばらく冷凍庫で待機していてもらいましたが、先日ようやく作る機会が巡ってきました。
最近は、ダンナサマが買い物に行ってくれることが多いので、お肉の買い物を頼みました。
(一緒に行ったときに、「今度こう頼んだときはコレね」と説明しながら見て回ると、大変に話が早いです)

Fujika  :「明後日くらいミートローフだから、豚コマと牛コマを1パックずつ買ってきてね」
ダンナサマ:「わーい、ミートローフ。茹で卵入るよね☆」
Fujika  :「あー、スペースの都合により卵は入りません」
ダンナサマ:「じゃあ、うずら卵入れてね。ぼく買ってくるからね」
Fujika  :「あう、じゃあよろしく」
      (あのゴボウを入れて、更にうずら卵が入るスペースあるかな・・)

買い物の報告を受けたところ、
ダンナサマ:「うずら卵の缶詰があったんだけど、たったの6個入りだから2缶買ってきたからね」
Fujika  :「ふ、2缶ですか」(そんなにスペースあるかしらん)


テリーヌ型に、お肉と具、どっさり詰め込んで、こんもり盛り上がるくらいになりました。
お楽しみの断面はこんな感じ。

ミートローフ

型の底の方にうずらの卵を2列(1列あたり6個)、その上にゴボウを。
3か所のアクセントになるはずが、「あ、ちょっと入れてみようかな」と入れてみた銀杏が加わって、いささかとっ散らかった断面になってしまいました。
(銀杏が見えない断面もあるけど)
◎がいくつも散って、ゴッホの「星月夜」風?

ミートローフ

畑のルッコラが今年はよく出来ているのでどっさり盛り付け。
ミートローフには、りんごと仏手柑を甘酸っぱく煮たものを添えました。


うずら卵入りミートローフは、普通の卵よりも繊細な感じで、いい感じです。
黄身がリッチで、白身の歯ごたえもそれなりにあります。
大きな卵が一か所にあるよりも、うずら卵が2か所にある方が、幸せが多い感じ。
ダンナサマのアイデアはなかなか成功でした。

 

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梨セロリサラダ

2020-09-17 | +ふたりの日

いま、うちには梨が沢山。
フルーツは、食後にぜひ食べたいところですが、ダンナサマがお酒を飲んでしまうと、デザートはいらない、ということになったりします。
なのでサラダなど、お料理にもどんどん使うようにしています。

この前、家にある材料で作ったサラダがなかなか美味しかったので記録しておきます。

■■梨とセロリときゅうりのサラダ
■材料

セロリ
きゅうり
きゅうりピクルス
ヤギのフレッシュチーズ(ない場合はポロポロのカッテージチーズでも)
パセリ(ディルでも)
(あれば)チコリ

・きゅうりと梨は同じくらいのサイズの賽の目に切る
・セロリは賽の目よりはやや薄く切る
・きゅうりピクルスは、味が強めなので、断面は賽の目と同様で、薄く切る
・これらを和えて、できればしばらくおいて味をなじませる。
・チコリの葉に盛り付け、チーズをちぎって乗せ、パセリの葉を散らす

梨セロリサラダ

チコリがあったので、素敵っぽく盛り付けてみました。

タイミングが合えば、いつかこんな感じでお客さんの時に出してもいいかな。


どの素材も、しゃりしゃり、サクサク系。
梨はみずみずしく、きゅうりはカリカリ、セロリはその中間くらい。それぞれ少しずつ触感が違います。

そして梨とセロリの味がとてもよく合うのです。
梨は、つよい香りがなく、後味としてはやさしい甘さが続くので、セロリのすーっとした余韻が加わると、さっぱりした印象になります。

きゅうりピクルスが、わりとしっかり酸味と塩味があるので、これが調味料のような感じ。
作りたてよりも、一晩おいた方が全体の味が馴染みました。

トッピングは今回は、塩味も酸味も強めのヤギのフレッシュチーズ。
野菜部分が薄味なので、ちょうどいい感じでした。
カッテージチーズの場合は、薄い塩味だけのチーズなので、野菜部分にもう少し味をつけてもいいかも。



梨とセロリがよく合うというのは今回の発見でした。
梨って果物としては剥いてすぐ、そのまま食べることがほとんどですが、ミントか何かの風味を添えたらどうだろうか。
ミント風味のゼリーを添えるとか・・。

面白いものが出来たら、また記事にしますね。

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