採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

お弁当(10月)

2018-10-31 | +お弁当

10月のお弁当は、11回でした。
うち、1週間はダンナサマが出張。3週間で11回は、結構がんばったんじゃないかな!(褒めて育てないとね!)

メニューのバリエーションは、これからの課題ってことで。

玉ねぎ、ピーマン、きのこ、小松菜あたりが在庫であった場合、朝、一瞬で作れるものって野菜炒めしか思いつかないのですが、他に何かあるでしょうか・・・。
野菜炒めを、塩コショウ味、ソース味、トウチ味、豆板醤味などのバリエーションにすればいいのかな・・。

寒くなるこれからの季節、具だくさんスープにしてスープポットに入れて行くのもありかな。
でもそうすると、お弁当箱が一段空っぽに・・・。 

お弁当

10月1日
じゃこ天入り野菜炒め(キャベツ、ピーマン、ヤマドリタケモドキ、玉ねぎ)
塩味たまごやき+行者にんにく醤油漬けを刻んだもの
塩サバカレー粉まぶし焼き
ハトムギ入りごはん
コリンキーピクルス

 

お弁当

10月2日
グリーンピース、アーティチョーク、小玉ねぎ、ハムの蒸し煮(夕食の残り)
塩サバのカレー粉風味焼き
同じ味付けのジャガイモ(だと思う)
玉ねぎマリネ
シャカシメジごはん

 

お弁当

10月3日

白ごはん+辛子明太子
鶏むね肉の梅紫蘇巻天ぷら(夕食残り)
かぼちゃ天ぷら(夕食残り)
(カップに入っているのはソースだったかな)
レタス、きゅうり、揚げ巻(油揚げでかまぼこを巻いた宇和島の高級練り物。かずさん、ありがとうございます!)
玉ねぎマリネ、コリンキーピクルス


 

お弁当

10月9日
白ごはん+辛子明太子
コリンキーピクルス+りんご
ほおずき
魚肉ソーセージ入り野菜炒め+カレーふりかけ


 

お弁当

10月10日

牛カルビカツ+ソース
トレビス、スプラウト、プチトマト、ほおずき(カツのつけあわせなので味付けはなし)
にんじんの韓国風和え物
卵焼き+行者にんにく醤油漬け
ハト麦ごはん

牛カルビというのはバラ肉の赤味の部分。
ステーキ用という細長い塊を買ってありましたが、この晩はダンナサマが外食ということが判明。
不要になった食材を急きょ加工してしまう必要が。(1日くらいならば、ダンナサマがいないとまず調理はしないので)
お弁当にはステーキよりはカツかな?ということで、塊肉をヒレカツサイズにカットし、朝からカツを揚げました。
余った分は私の晩御飯。

にんじんの和え物は、たまたま見たブログに触発されて(何種類ものおかずを週に一度まとめて作りおきしているという方)。
お弁当の副菜のレパートリーを増やしたくて。
悪くなかったけれど、自分がすごく食べたくて作った訳ではないので、感慨が薄い感じ。ダンナサマの評判はどうだったんだろう。

 

お弁当

10月12日
揚げたての手作りがんもどき+しょうが醤油
プチトマト
蓮の実おこわ+ゴマ
にんじんナムル
ビーツマリネ

この日、私もランチ持参で出かける用事があり、前の晩からがんもどきを仕込んでおいて、夕食用にも少し揚げ、朝にもまた別途、沢山揚げました。
(夕食は、ヒラメの昆布〆、その昆布入りシモフリシメジうどん、がんもどき)
 

お弁当

10月22日

10/15の週は、ダンナサマが出張。
ひさびさのお弁当です。(連日のように揚げ物が続いてる訳じゃありませんよ~)

レンコン、マイタケ、サツマイモ、長芋の天ぷら(夕食残り。キョウコさん、レンコンありがとうございます!)
塩鮭のカマ
小松菜炒め
コリンキーとレンコンピクルス
ごはん+カレーふりかけ


 

お弁当

10月23日

サンドイッチランチ。具は別途持参して、昼に自分で挟んでもらう作戦。

フランスパン
イノシシケバブ肉団子+サルサ
りんごと白菜のサラダ、スプラウト
甘いパン半分

野菜はパンには挟みきらず、別途食べたとのこと。
甘いパンはデザート用かなと思ったけれど、おやつ時に食べたそうです。

ケバブ肉団子サンドイッチ、本当は私も一緒に朝食に食べたかったのだけれど、それを朝食にするとお弁当のアイデアが全然ないことに気づき、お弁当用にしました。
朝は別のものを。
 

お弁当

10月24日

魚肉ソーセージ入り野菜炒め・ソース味(玉ねぎ、小松菜、しめじ)
塩鮭カマ
炊き込みごはん
枝豆
レンコンピクルス


 

10月26日
この日は写真撮り忘れましたが、お弁当つくりました。

ちこ鯛の煮つけ(夕食の残り)
野菜炒め
ごはん

だったかな。

 

お弁当

10月31日

鶏ささみカツ
プチトマト(ダンナサマが一緒に畑に行ったときに、終わりかけのトマトの藪から摘み集めてくれました)
白菜とりんご、ビーツのサラダ
玄米とMy落花生ごはん+カレーふりかけ

せっかくソースカップを横においておいたのに、持って行き忘れたそうです。
職場においてある塩をふって食べたとのこと。 

 
一か月分のお弁当日記は、記憶力テストみたいです。頭痛が・・・。
せめて上旬、下旬と二つに分けた方が脳みそが楽だわ、きっと・・・。

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サツマイモ2018:バオバブ84、オキコガネ

2018-10-30 | +サツマイモ

今年のサツマイモ、苗のほとんどは上山種苗から取り寄せました。

苗を選んでいるときに、品種によっては苗2本単位で買えることが分かりました。
ちょっと変わった品種をお試しで買ってみようかしら☆

という訳で、バオバブ84と、オキコガネというものをそれぞれ2本買ってみました。

まずはバオバブ84。

生き残ったのは1株でした。
2本買っておいてよかったよ・・・。
 

バオバブ84

バオバブ84

皮は薄いピンク色。
安納芋よりも薄い色のような気がします。

 

バオバブ84

バオバブ84 芋の付け根

芋の付け根の茎はごく細く、寸詰まりの形状。

 

バオバブ84

バオバブ84 収穫

一株分の収穫です。
ぷっくりして好みの形ではあります。
それにしても、何でバオバブなんだろう。
上山種苗のサイトによると、来歴は「秘密」ですって。
ねっとり系の芋らしいので、干し芋にしてみますが、干しあがってくると、ほかの芋と混ざってしまいそうだなあ。
爪楊枝でも刺しておくか・・?


 


次はオキコガネ。

ツルが伸びてきたところで、1本植え足したようで、3株分の収穫がありました。 

オキコガネ

オキコガネ収穫

3株分。
1株あたり芋2本でした。

 

オキコガネ

形がいびつ

それにしても、形がいびつでまずそう・・・。


 

オキコガネ

オキコガネ収穫

野生の植物の根っこのように、いびつでゴツゴツ。まずそうです。
あまり品種改良されていない古い品種なのかなあ。

この品種を買ってみたのは、ひとつは皮が黄色いからだったような気がします。
似たような赤い皮だと収穫後に混乱してしまうので、別系統の色がいいな、と思ったような気がします。

それにしても、皮の色以外にも何か選んだ理由があったはずなのだけれど・・・。
品種説明を読み返してみると・・・

 

オキコガネ

綺麗な芋のかたち

あら、とっても綺麗なすんなりした形。
うちの収穫とは大違い。

そして品種の特徴は、
「甘みがなく粉質でジャガイモの代替に」
ですって。
ええ~???
なんでそんな芋を選んだのかしら?

この時期、ジャガイモが余りまくって、しかもみんな芽がではじめてしまって困っているというのに、さらにジャガイモ的なものが採れてしまったなんて。

苗を注文した時点で、秋のこの時期、ジャガイモが余り気味というのを、たぶん忘れていたんだな。
あと、ジャガイモが今年かなり豊作ということは勿論分からなかったし。

じゃがいもかあ。


でもまあ、変わった芋なので、味見してブログのネタにはなるでしょう。
ジャガイモを少しでも減らしたい気はしますが、このサツマイモも、近々試食してみたいと思います。

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サツマイモ2018:ハニーゴールド

2018-10-29 | +サツマイモ

サツマイモ収穫、10月28日で全部終わりました。
今年植えたのは、
 ハニーゴールド 10本
 シルクスイート 20本
 安納芋     10本
 ひめあやか   10本
 べにはるか   10本
 バオバブ84   3本
 オキコガネ   3本

それぞれ記事にしておきたいと思います。
まずはハニーゴールド。
今回初めての品種。
外皮がピンク系の「蜜芋」というものの、外皮が黄色いバージョンとのこと。
蜜芋は、このあたりの産直でも「干し芋にどうぞ」との説明をつけて売られています。気に入って作っている方がいらっしゃるようです。 

ハニーゴールド

ハニーゴールド収穫

一株につき数本は芋がついているようで、比較的いい収穫でした。

 

ハニーゴールド

細長いハニーゴールド

なるほど、品種の説明通り、細長いお芋です。

 

ハニーゴールド

折れ曲がり

細長いのはいいのだけれど、まっすぐじゃなくて折れ曲がった形状のものがかなり沢山あります。

 

ハニーゴールド

大きいものほど折れ曲がりか

曲がっていないものもありますが、大きいものほど曲がっているような印象です。

 

ハニーゴールド

折れ曲がり

曲がるときは、ゆるやかにカーブとかじゃなくて、ぐねぐねと大胆に折れ曲がっています。
土が固くてまっすぐ伸びられなかったのかなあ。

 

ハニーゴールド

芋の付け根

付け根部分は、茎がごく細くなっています。
こういう細いものは、スジっぽくなさそうで嬉しいです。

 

ハニーゴールド

ハニーゴールド収穫

折れ曲がりだけでなく、かなり条溝(芋に縦に入った溝)が深いものがあるのも気になるところ。
皮を剥く都合上は、条溝がない方が便利なのですが・・・。

 

ハニーゴールド

ハニーゴールド収穫

新聞紙1枚半ほどの収穫でした。
だいたい、苗10本で、新聞紙1枚分、10キロ程度というのが目安です。
この芋は太さが細いので、新聞紙1枚半でも、重さは10kgでした。

 

ハニーゴールド

折れ曲がり大賞

「(逆向きですが)ん」、「く」、「つ」。みたい。宇宙からのメッセージでしょうか。
こんなに折れ曲がっていると、新聞紙に包みにくいです。

 


しばらく寝かせてから、蒸かして干し芋にする予定です。
加工してみないと真価は分かりませんが、この折れ曲がった細長い形は、あんまり可愛くないなあ。
ほどよい小ささで、ぷっくり丸っこく両端は寸詰まり、条溝がないものが理想です。
来年は植えないかも・・・。

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フウセンタケ系

2018-10-26 | +きのこ

10月初旬のころ。
きのこ生えてないかな~、と下を見ながら歩いていました。

あ、なんかあった! 

フウセンタケ系か

茶色いきのこがぽこぽこ

イチョウの木の裏あたり、茶色いきのこが大発生!

 

フウセンタケ系か

カサ側

 

フウセンタケ系か

ヒダ側

カサがミルクコーヒー色、軸が薄紫で根本はぷっくりふくらんでいます。

 

フウセンタケ系か

フウセンタケ系?

これはフウセンタケの仲間の、カワムラフウセンタケ(食菌)じゃないかなあ。(duckbill先生、いかがでしょうか)
以前、別の場所で見つけて食べたことがあります。
ツルリとして美味しいきのこでした。

幼菌は、くもの巣状のツバが特徴だそうですが、このコロニーはみな成菌で、しかもここ数日乾燥して、細かいところはよく分かりません。
来年、また見にきてみないと!
それにしても、コレ全部、カワムラフウセンタケだったら大収穫だなあ☆

と早くもホクホクしていたところ、ちょっと違う色のカサが。

 

フウセンタケ系か

麦茶色

こちらのカサは、さきほどのものとはちょっと違った茶色です。
乾燥しちゃったからかな? と摘んでみると・・・

 

フウセンタケ系か

違うきのこ

あれま、先ほどの軸が薄紫色のきのことは、違うキノコのようでした。
こちらは軸表面も茶色です。
こちらも根元がぷっくり太く、フウセンタケ系のようではあります。
なんだろう。

来年、幼菌もある丁度いい時期に摘んでみて、ちゃんと図鑑で調べてみようと思います。
 



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次郎柿のスライス干し柿

2018-10-25 | +干し柿・干し芋・栗

お友達のお庭に次郎柿の木があります。
以前もお邪魔したことがありますが、今年も、収穫に行ってきました。
熟し具合をみて、一週間おきに2回も。
(Fさん、ありがとうございました!)

キズや虫喰いのせいでしょうか、果実によって、とても熟し方が早いものとそうでもないものが。
熟してきたものはまとめて、、毎年作っているスライス干し柿にすることにしました。 

晴れたら干そう、と待っていたのですが、一向に晴れる気配なし。
その間にどんどん追熟してしまっています。

天気は悪いけれど、剥いてしまおう!

次郎柿の干し柿

スライス干し柿・カット干し柿

柿の固さで、いろいろな切り方をしています。
とろとろに柔らかいもの:皮を剥かずに6つくらいに櫛形カット
柔らかいもの:皮を剥いて6つくらいに櫛形カット
固めのもの:まず半分に切り、それぞれを縦または横に3枚にスライス。

縦スライスと横スライスはどちらがいいか悩み中。
以前母に聞いたところ、「うーん、どっちでも。まあでもタネはない方が食べやすいかな?」との意見だったような気がします。
なので横スライスは、少し切り目を入れてタネを取り除くようにしてみました。
縦スライスは、丁度タネにあたればタネを除去。タネが埋まっている場合はそのまま。

 

次郎柿の干し柿

そして扇風機

全然天気が回復しないので、扇風機あてっぱなしです。
うちの扇風機は、秋冬に一番活躍してるかも。
この後、左右のカートを入れ替えて、扇風機に近い方が低くなるようにし、風が有効にあたるようにしました。
 

次郎柿の干し柿

まだある

風のあたらない上段にもまだあります。
こちらには、比較的安心な固めの柿をおいています。

 


今週になって、二日、晴れの日が続きました。(10/21、22、日曜、月曜)
そうしたら、一週間、風をあて続けていたよりも、格段に乾燥が進みました。
太陽の力はすごい。

よく乾いたら、ビニール袋に入れて冷蔵庫にしまっておきます。
しばらく経つと粉が吹いてきて美味しそうになります。
(次郎柿はとてもきれいに粉を吹く柿だと思います)



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ナポリ2018:エルコラーノ遺跡

2018-10-24 | +海外

考古学博物館で予習した翌々日、まずはエルコラーノ遺跡に行ってみました。


山側の私鉄、ベスビオ周遊鉄道にてエルコラーノへ。
エルコラーノがつく駅はふたつあり、Ercolano scavi駅で降りなければいけないところ、間違えてひとつ手前のErcolano ++駅で降りてしまいました。
(ダンナサマの誘導)
日の照りつけるホームにて次の列車を待ち、ようやく本命の駅へ。
駅前は、さすが観光地、「観光バス如何ですか~」「ランチ如何ですか~」などといろいろな客引きがいます。
観光客が全く行かないトッレ・デル・グレコ駅とは大違い。
賑わっていて、この町に泊まればよかったかしら?と思ったりもしましたが、イトウさんによると、「トッレ・デル・グレコの方が浮ついてなくてよかったですよ」と。

しばらく坂を下っていくと、遺跡にたどりつきます。

■■遺跡概要

エルコラーノ遺跡

遺跡入り口

立派な門がありました。

 

エルコラーノ遺跡

だいぶ低いところに遺跡

現在の地面より、とても深く掘ってあります。
グーグルアースの空中写真モードで見るとここだけ深く掘ってあって、いったい何だろう?と思っていました。

このエルコラーノは、ナポリ湾に突き出した位置にあり風光明媚なところで、古代ローマの大貴族のための邸宅地でした。
 

エルコラーノ遺跡

奥の擁壁を見ると、この遺跡の低さが分かるかと思います。
ポンペイとエルコラーノでは埋まっている深さや材料が異なります。
ポンペイは6m程度の火山灰や火山礫が降り注いで、柔らかく積もりました。比較的柔らかい地盤のため、その後土地利用もあまりされないまま。
なので発掘もしやすい状態でした。
エルコラーノは、高温の火山泥流的なものが16~25mも分厚く堆積し、その堆積物はカチカチに固くなって、その後、土地利用も進んで新しい町が築かれたりします。
とても固い堆積物なので発掘はしにくい状態でした。

 

エルコラーノ遺跡

昔の船着き場

昔の船着き場。つまりここが海岸線でした。

 

エルコラーノ遺跡

船着き場復元図

こんな感じの船着き場だったようです。
エルコラーノ遺跡の発掘が進んでいた頃、町には犠牲者の痕跡が全くなく、「みんな無事逃げたんだね」と思われていたようです。
それが、この船着き場が発掘されて覆されました。


 

エルコラーノ遺跡

犠牲者の発見された場所

ドックの中に、大勢の犠牲者の遺骨があったのです。
市民の大半は逃げられたのでしょうが、最後の船数隻分の避難者たちは、間に合わずに被災してしまいました。
おそらくみんな逃げるため、船を待っていたのでしょう。降り注ぐ火山灰から逃れて、みなドックの中に身を寄せ合っていたのではないでしょうか。
海岸には船があり、さあこれから乗り込もう、という状態だったのでしょうか。ここに超高温の火山泥流(火砕流?)が到達し、すべもなく埋め尽くされてしまいました。
この泥流の温度はとても高く、船着き場の広いところに出ていて直撃された人々は、脳内の水分が瞬時に沸騰して頭がい骨が破裂するほどだったようです。

泥流というのは、遺跡保存の点からはいいこともあり、固結した堆積物で密閉されていたため、木材などの有機物が多く保管されていました。
(ポンペイでは、パラパラとした火山礫が軽く積もっただけだったため、酸素や水を遮断することはできず、有機物はほとんど残っていません)
 

エルコラーノ遺跡

出土した船

とても貴重な出土品の船。
「船はとても重要なすばらしい出土品なのでぜひ見て下さい」と案内係の方に言われましたが、素人には重要性はいまひとつよく分かりませんでした・・・。
考古学的には、この出土品によっていくつもの謎が解けたのでしょうか。

 

エルコラーノ遺跡

出土したロープ

ロープみたいな腐り易そうなものまで残っていてすごいです。
今のものとさほど変わらないように見えますが、どうなんでしょう。

 

エルコラーノ遺跡

犠牲者の遺骨

ドックのひとつ。
おそらく今は取り除いてありますが、指には指輪がはまっていたり、巾着袋みたいなものに貴重品をたずさえていたりなど、遺骨のそばには避難するときに持ち出した物も沢山あったのではないかと思います。(指輪のはまった写真は展示してありました)
 


場内で見たものをいくつか。

 ■■床モザイクのいろいろ

エルコラーノ遺跡

白黒モザイク

床のモザイクは、白と黒の細かい石を使ったものが多いです。
どちらも天然石で、比較的ふんだんにとれる材料なのでしょうね。
(考古学博物館で見たような壁面装飾用のカラフルなものは、色ガラス(練りガラス)製で、床には向かないと思われます)
こんなに細かいと敷き詰める手間が・・と思いますが、当時は労働力はだいぶ安かったでしょうし、大きなサイズの平らな石板の方がコスト高なのかもしれません。

このエリアは、模様は特にありませんが、石の並べ方が縦、横、斜め、など異なっていて興味深いです。
手分けして作業する都合上も、石の並べ方をところどころで変えた方がいいのかもしれません。


 

エルコラーノ遺跡

変形市松模様

 

エルコラーノ遺跡

迷路模様の中に市松

可愛い・・・。
 

エルコラーノ遺跡

迷路模様+モチーフ

幾何学的なパターンのところどころに楽しいモチーフが。
中央は、渦巻き?
右上と左下は、アンフォラ(壺)かしら。
左上は、お玉?
 

エルコラーノ遺跡

女湯の脱衣場の床

とても凝った海のモチーフが描かれています。
手前の二つはイルカじゃないかな。

 

エルコラーノ遺跡

たこ
ダイナミックですごくかっこいいなあ。

 

エルコラーノ遺跡

イカ
コウイカ系でしょうか?

 

エルコラーノ遺跡

白黒と色石の組み合わせ

白黒のモザイクのところどころに、色大理石を埋め込んであります。
黒の中に、カラフルで、色々なサイズの色石が、かわいい。


 

エルコラーノ遺跡

色大理石の大き目サイズの組み合わせ

こちらはカケラじゃなくて、ちゃんとデザインした形にカットした色大理石。こういうのの余りが上の写真のような使われ方をするのでしょうか。

 

エルコラーノ遺跡

色大理石のしきつめ

ほこりまみれで色がよく分かりませんが、おそらく色石をしきつめてあります。
磨き上げた状態だとさぞかし色とりどりで綺麗だったのではないでしょうか。

 

エルコラーノ遺跡

石とセメント

また違うパターン。白い石をウロコ模様に並べ、それ以外のところはセメント?モルタル?で塗り込めてある感じです。

 


■■公衆浴場

エルコラーノ遺跡

男湯の脱衣場

肩くらいの高さにあるのが、脱衣籠を置くための棚。
お金持ちは、荷物番、体洗い係、など各担当の奴隷を数人連れてお風呂に来たようです。

 

エルコラーノ遺跡

すじすじ

天井のすじすじは、結露した水滴を伝わせて、ぽったん、と落ちないようにするため。

 

エルコラーノ遺跡

浴槽

ローマのお風呂は立って入るそうで、どのくらい深いのか中をみてみたかったのですが、のぞき込めませんでした。

 

エルコラーノ遺跡

お風呂の脇のベンチ

ここに座ってうだうだおしゃべりしているローマ人たちが目に浮かびます。

 

エルコラーノ遺跡

女湯脱衣場

男湯よりだいぶ小さ目でした。
先ほどの海モチーフモザイクのところ。

 


■■庶民のアパート

エルコラーノ遺跡

二階建てアパート

街のあちこちに、公共の水場があり、大邸宅には専用の水道もひかれていましたが、庶民の家には水道はなし。
煮炊きする炊事場もない家が多かったようです。
江戸時代の長屋の独身者の家も、そんな感じですよね。

 


■■テルモポリオ(軽食堂)

エルコラーノ遺跡

軽食堂

キッチンなし住宅が多いと必要になるのが飲食店。
カラフルな石も使った立派なカウンターには穴があり、ここには壺などがはめ込まれていたようです。
カウンター下部は仕切られていて、それぞれの壺が保温または保冷できたとか。

 

エルコラーノ遺跡

古代ローマ飲食店復元図(図解食の歴史(高平鳴海著 新紀元社)より)

こちらが復元図。
人気メニューは豆入り小麦粥(プルス)ですって。
当時、製粉・製パン技術はあったものの、石のかけらなどが混入することも多かったとか。
じゃりじゃりするパンを食べるくらいなら、小麦粒のお粥の方がよかったかもしれません。あたたまりそうですよね。
家にキッチンがあり料理人を雇っているようなお金持ちでも、時には外食の味を楽しんだとか。

店員さんのそばの壁にあるものは、ララーリオ(小礼拝堂)。
日本でいう神棚みたいなものでしょうか。

こちらは店舗で、出来上がった料理をサーブする場所ですが、仕込みをする調理場はどうなっていたのかも気になります。
 


■■お屋敷

エルコラーノ遺跡

広間(アトリウム)

個人の邸宅を持てたのは、特権階級だったようです。
で、その邸宅は、立派といえば立派なのですが、分からないことが沢山。
特にこのアトリウム。
短い廊下状の玄関通路を通ってまず入る大広間なのですが、中央に水槽(インプルヴィウム)が。
おうちの中に水?

位置的に、来客を通したり、家族が団らんしたりする、メインのリビングルームじゃないかと思うのですが、そこに水。
 

エルコラーノ遺跡

水槽(インプルヴィウム)

雨水を貯めておくためのものだそうですが、設置場所から考えると鑑賞用(自慢用)の価値も大きそうです。
このあたりはとても乾燥した気候なので、当時の人は、水を見ると豊かな気持ちになったのかなあ。

それにしても。
蚊は?蚊はいないのね?
あと、水たまりってすぐにぬめぬめになってしまいますが、お掃除はどうやっていたのかしら。
使用人(奴隷)がそういう作業をするとはいえ、どの程度の頻度で?バケツに一度全部の水を移し、たわしで擦ってまた水を戻したのかしら。
そういう手間も含めて、これを所有することは価値があったのかなあ。
 

エルコラーノ遺跡

水槽の上の天井

水槽に雨水を流し込むため、その上の屋根は内側に傾斜し、丁度水槽と同じサイズの穴があいています。
明かり取りにもなるし、よさそうではあるけれど、冬は寒くないのかなあ。

古代ローマ時代以外の時代で、こういう屋根穴(+水槽)がつくられた時期ってあるのだろうか。
すたれたとしたら、やはり不都合もいっぱいあったのではないだろうか・・・。

 

エルコラーノ遺跡

ネプチューンとアンフィトリテの家

こちらはまた別の御屋敷。
おそらくエルコラーノで一番有名な壁面装飾です。
右下の床のくぼみ部分は、水を貯めるための水槽。(この部屋はアトリウムじゃなかった気がするけれど、よく分かりません)
比較的小さなスペースですが、この水盤の周りに寝そべってくつろいだりしたと想像されています。
その想像図によると、左の壁龕の中央には彫像が、左右にはランプが置かれていました。
 

エルコラーノ遺跡

ネプチューンとアンフィトリテの家

練りガラスのモザイクで、ネプチューンとアンフィトリテの精巧な絵が描かれています。ふちどりは貝殻。
モザイクでない場所は、絵が描かれています。
オレンジ色の背景の、サバンナのような模様。
モザイクの極彩色で緻密な色・柄と、この壁画は、それほどマッチしていないようにも思いますが、こういうのが当時の流行だったのでしょうか。

 


エルコラーノ遺跡は比較的狭いエリアなので、じっくり見ても時間がかかりすぎるということはないです。
ポンペイよりもお手頃の狭さ。
円形闘技場や劇場はありませんが、見ごたえは結構ありました。
日本語ガイドさんもいるようなので、お願いすると情報量がぐっと増えるのではないかと思います。
(個別ガイドは3人にはちょっと高かったのと、英語のグループガイドは丁度出てしまったところで、われわれはガイドなしで見て回りました)


■ポンペイ・エルコラーノ遺跡の参考資料
Youtube動画 「ポンペイとソンマ・ベスビアーナ」青柳正規先生(考古学者・国立西洋美術館長)その1 その2 その3
旅行に行く前に、何か予習しておいた方が、とYoutubeで探してたまたま見つけたもの。
とても勉強になりました。見ておいてよかったです。
復習として、映画「ポンペイ」を見たいなあ、と思っているところ。

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自作バクラバ

2018-10-23 | +自家製バクラバ

10月5日、集まりに持参するためにバクラバを作りました。
自作バクラバ、何とかレシピを確立したいと研究中です。
でも、手に入る材料が時によって違うので、なかなか難しいところ。

作る前、前回の試作レポートをしっかり読んでおいたのが功を奏しました。
今回の作り方は次の通り。

■■手作りバクラバ
■材料
フィロペーストリー 冷蔵販売のものをウィーンで購入し冷凍しておいたもの 1パック 15枚入りだったか
生ピスタチオ 250g ざっと水でゆすぎ、必ず包丁で手で刻む(FPは不可。うまく刻めない)+ピーカンナッツ(1本分足りなくなったので)
澄ましバター 125g (たまたまイタリアでクラリファイドバターを買ったのでこれを使用)
米油 30ccくらいかな とかしバターに少し混ぜて使用。あっさりするかなと期待。

シロップ
 水250cc、グラニュー糖250cc、すだち果汁少々(結晶防止のため)を煮たたせ、少々とろっとするまで煮詰める。自然に冷まして蒸発させておく。
 煮詰めた後の分量は300cc。うち、使った分量は約150cc。
 (酸味はないです)

■ポイント
・冷蔵のフィロペーストリーは、冷凍販売のものと違って粉っぽさがない。
 それを冷凍しておくとくっついてしまって大変なのだが、食感はこちらがよい気がする。なので粉っぽさ解決のための卵(バターと混ぜて乳化させて使う)は今回使用しなかった。
  (冷蔵販売のフィロを、できるだけ新鮮なうちに使うと、何もかもがとても簡単な気がする。日本では冷凍しか手に入らないけれど・・・) 
・作業にはかなり広い場所が必要。
・前日までの作業:シロップを作っておく。フィロペーストリーを解凍する。ナッツを刻んでおく(これは当日でも可)。
・ナッツはフィロ1枚あたり20gでよい(もっとあってもよいが)。包丁で刻む。

■作り方
(1)フィロペーストリーを縦長におき、バターを少しずつけちけち塗る。
(2)1枚あたり20gのナッツを全体にぱらぱら散らす。(ナッツは少なめでも、フィロがパリパリならばとても美味しい)
(3)長い串の周りにくるくる巻きつけるようにし、綴じ目を下にして台に置き、両端をぎゅっと押し縮めるようにする。
 バットやトレイなどの型に並べる。トレイには油は塗らなくてもよい。
(4)全部並べ終わったら、2.5cmくらいの長さにカット。(大きいよりは小さ目がよい)
切るときはぎゅうぎゅうの方が切り易いが、焼くときにはそれぞれのロールを離して並べたほうが、まんべなく焼き色がついてよいので、適宜並べなおして隙間をあける。
(5)170度くらいのオーブンで、こんがり焼き色がつくまで焼く。時々向きをかえる。
(6)焼きあがったら、熱々のうちに冷めたシロップをかける。3本ノズルつきケチャップ容器で、3往復くらい。ひるまずしっかりかける。


自作バクラバ

自作バクラバ

焼けました。
なまっちろく見えますが、実際は結構こんがり焼けていたはず。
実は見た目がイマイチなはじっこが、一番パリパリしていけるのです。

 

自作バクラバ

自作バクラバ(白樺山荘にて。けいこさん撮影)

お友達の写真を使わせて頂きます。
ぎっしり並べるとバクラバっぽいです。
とってもパリパリに出来て、フィロの食感のよさがよく出ていると思います。
市販品より油っぽさも甘さも控えめ。




この日は一日中家にいて、他にもお菓子を作りました。

 

トリュノワ

トリュノワ

いつも作っている、栗とチョコレートのお菓子のトリュノワ
チョコレートはイタリアで買ってきたもの(ジャンドゥーヤが有名なLa Suissaの 500gの製菓用チョコレートバー)。

 

かぼちゃプリン

かぼちゃプリン

今年はかぼちゃが豊作でした。
最後の方、だいぶ水っぽくなってしまいましたが、プリンにするにはそういうかぼちゃでも大丈夫。
全部加熱して冷凍し、腐らせず、最後まで片付けました。


 



コメント (4)
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長芋掘り

2018-10-22 | +その他

10/20、サツマイモでも掘ろうかと畑に行ってみると、珍しく畑友も作業していました。
(10人近いメンバーのいる家庭菜園の会なのですが、作業時間帯が違うのか、畑で誰かにあうのは年に数回程度です)

畑友は、私の畑のお師匠様。なんでも上手に育ててしまいます。
彼の畑の作物は、みんなぬくぬく、幸せそうに育っています。
その50坪の畑のあちこちに、夏はトピアリー状態にもっこり茂っているのは長芋。
毎年のように、長芋掘りを一緒に楽しませてもらっています。
(といっても、私は主に横でヤンヤとにぎやかしているだけなのですが)
「普段目に見えない土の中が、こんなすごいことになっている!」というのは、何回見ても面白くてわくわくします

この日も、いい機会なので、ということで一か所掘ってみることになりました。
この時期になってしまうと葉っぱはすっかり枯れて、どこが一番茂っていたのか判別しにくくなります。
適当に一か所選び、掘り進めていきました。

むかごが落ちるからか、親株から枝分かれ?するのか、一か所に、ぎっしり何本もの長芋が植わっています。
それぞれがどのくらいの長さなのか、全く想像がつかないのが長芋の難しいところ。
掘っても掘っても、まだ先があります。
ちょっと力をかけると、ぱきっと折れてしまうし。

苦心して掘り進めていくと、だんだん芋の気持ちが分かるようになってきます。
そろそろこのあたりで終わるはず、と読めるように。
先端が分かってもまだ油断できません。
すんなり細長い訳ではなく、枝分かれしてタコみたいになっているものもあるのです。
周囲をすっかり掘り上げて、そーっと扱わないと簡単に折れてしまいます。

だいぶ折ってしまったりもしつつ、ようやく掘り上げました! 

山形

一か所から掘り上げた長芋

立錐の余地もなく、という感じで、ぎっしり密集して埋まっていました。
一体何本でしょう?

一番の古参は、右から3本目くらいの長~いものかな。
その横のゴボウみたいなのが、このヒトの去年の芋と思われます。

左から4本目くらいの、かなり大きくて、先端がいくつにも別れたものがあります。
これもずいぶん太いので、かなり古くからある芋と思われます。

どうなっているのかと枝分かれ部分をよく見てみると、最初は一本の太い芋だったのが、動物か虫にかじられたようで、ある位置から先の成長がストップ。
で、その傷のやや上から四方八方に芋が伸びてしまったようでした。
枝分かれしていなければ、立派な長芋になっただろうになあ。
でもこういうのも、掘ってみないと分からない驚きなので、面白いです。


小さいものは小ぶりなサツマイモサイズ。むかごから育ったのかしら。いくつかは種イモとしてまた別のところに植えていました。
残りは食用。どっさり!
(私も数本頂いてしまいました。いつもありがとうございます!)


 


畑の作物ではありますが、ほとんど人知の及ばない感じでフリーダムに育っていて(畑友が支柱を立ててあげたりはしています。要所要所でちゃんとお世話をしているので、いろいろな野菜が元気に育つのですね)、採集的要素の強い収穫です。
予想がつかないところが、とっても楽しい☆
Yさん、ありがとうございました!



追記
頂いた長芋は、いろいろ調理して楽しみました。
・梅しばきとろろ(皮を剥いてビニールに入れて、梅肉もいれて綿棒でたたく)
・とろろごはん(だし醤油でうすめて麦ごはんにかける)
・磯部揚げ 海苔で包んで揚げる
・スライスして天ぷら
・スライスしてスープに(加熱するとほっくりホクホクに)
・スライスして蕎麦グラタンに←なかなかよい。山芋の味とベシャメルソースが合う。
・小豆少々入りかるかん

コメント (2)
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キャビアライム

2018-10-18 | +フルーツ

お友達のかずさんから、珍しい食材を頂いたのでご紹介します。 

キャビアライム

細長いもの

きゅうりみたいな細長いもの。

 

キャビアライム

ミニチュアサイズ

実はとても小さくて、ピクルス用きゅうりのようにも見えますが、このヒトたちはかんきつ類。
キャビアライムというものです。
ずっと前に英語サイトで見かけて、うわ~、どんなものだろう、と思っていたものでした。
別名フィンガーライムとも言うので普通のレモンのようなサイズではないとは思っていましたが、ここまで小さいとは!
(摘果のものだそうなので、本来はもう少し大き目かもしれませんが)

 

キャビアライム

断面

キャビアライムのいわれは、この中身のツブツブから。
果肉のツブツブがくっついておらず、簡単にほどけてくるのです。


 

キャビアライム

キャビアをしごき出す

皮が薄いため、しごき出すようにすると、どんどんキャビアがこぼれ出してきます。
何だか不思議で笑ってしまいます。

外皮の色は、濃い緑や薄い緑、ピンク系などいろいろありましたが、果肉もそれに応じた色合いになるようです。
この写真で出してみたものは、外皮がピンクっぽかったのでツブツブもピンク系かな、と思いましたが、薄い緑色。
頂いたものは摘果した果実のようなので、やや未熟状態。熟してくるとまた色が違ってくるかもしれません。

出てきたツブツブは、食感としてはとびっこのような、やや固めのプチプチ感です。
味は、ライムというだけあって、酸味がしっかり。
魚介のカルパッチョ風サラダなどに散らしたら、宝石のようなきらめきと、楽しい食感、ほどよい酸味が加わって美味しそうです。
 

キャビアライム

抜け殻

簡単にからっぽにすることが出来ます。
中身をしごきだしてしまうと、皮は薄いので、ぺなぺな状態。
(タネはありませんでした)
一体どんな必要があって、こんな果実になったのでしょう。
種があるならば、こぼれやすくなっていることで何か利点があるかもしれませんが、種はなかったし。
どこかで品種改良されてこうなったのかしらん。

使うのは基本的には中のツブツブだと思いますが、果皮もいい香りです。
山椒のようなスパイシーさを感じる香りです。
以前(やはりかずさんに頂いた)姫レモン
小さくて丸くて、やや扁平でオレンジ色の柑橘だったのですが、この果皮も、スパイシーな香りでした。


愛媛は、これからの時期、産直に、何種類もの柑橘がぎっしり並ぶのだそう。
夢のようだわ。
また行きたいなあ。

 


■参考情報
フィンガーライム 画像検索

びっくりするくらい、皮もツブツブも赤い品種もあるようです。

コメント (8)
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ナポリ2018:自炊夕食(9/2)

2018-10-17 | +海外

ナポリの国立考古学博物館でへとへとになるまで見学したあとは、ナポリ中央駅の軽食スタンドで、ビールとおつまみ。
その後スーパーマーケットへ。
この日は日曜日のため、3時半閉店です。(行きがけにお店に立ち寄り確認しました)

3時頃、まだ30分もあるし、とのんびり買い物していたら、「閉めますよー」と急かされてしまいました。
3時半は、ピッシャンとシャッターを閉める時間なのかも。
(日本だったら閉店時刻は、お買いものが出来る最終の時間ですよね)

いろいろ買い込んで、帰宅後、ちょっと準備して夕食。
まだ日は高いですが、まだ到着後3日目なので、眠くてへろへろです。 

トッレ・デル・グレコの民泊にて自炊夕食

夕食のテーブル

イタリアでは食事のときは必ずクロスをかけるようで、こちらのテーブルにはテーブルクロスがかけてありました。
この日は、大半が買ってきたものを切って並べる程度の簡単料理。
テーブル中央のフライドポテトは、昼のおつまみの残りです。

 

トッレ・デル・グレコの民泊にて自炊夕食

トマトとモッツァレラチーズ

このトマトは加熱用かもしれないけれど、これしか買えなかったので・・。
(キウイも混入)

 

トッレ・デル・グレコの民泊にて自炊夕食

魚のマリネをほぐしてのせたサラダ
キウイは、実は初日の宿の朝食ブッフェから1個頂いてきたもの。
青唐辛子のみじん切りがのっていますが、これは日本から密輸しました(他の野菜は全部片付けたのだけれど、これだけ残ってたので)。
魚のマリネは、酸味が効いた味でした。

 

トッレ・デル・グレコの民泊にて自炊夕食

ズッキーニとアーティチョークマリネのソテー

日本で飽きるほどズッキーニを食べていたせいか、こちらでもズッキーニをつい買ってしまいました。
アーティチョークマリネと一緒に焼いてみました。

 

トッレ・デル・グレコの民泊にて自炊夕食

ハム・チーズ盛り合わせ

何パックかハムを買って、並べてみました。
生サラミ、見かけたときはイトウさんはそれほど食べたくもない様子でしたが、私の独断でカゴへ(結構好きなのです)。
食べてみたら、思ったより美味しいと好評でした。
こういうハムの新鮮なものを、好きなだけ買えるのはイタリアのいいところですね。
 


目が半分ふさがりながら食事。
食事が終わった頃には8割ぐらいふさがっていたかも。

この日の夜も、外は大変なにぎわい。
私もジェラートなど食べに出たいなあ、と羨ましく思いつつ、早々と寝てしまいました。

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