採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ジャークソース2017

2017-01-31 | +野菜系保存食

鳥取のリフォームが気になって、目前のことに脳みその5%くらいしか割いていない状態ですが、ぼんやりばっかりもしていられません。何かしなきゃ。

脳みそだけでなくカメラのメモリが尽きて、数回に1回は過去の写真を消しながら、新しい写真を撮っているところ。
その消している写真は、丁度、ほぼ1年前です。
なので、そうか、この時期そんなことをしていたのか、と、計らずも見返すことに。

去年のこのくらいの時期に、ジャークソースを作っていたとカメラが教えてくれたので、今年もやってしまうことにしました。
冷凍庫の在庫もなくなって、寂しく思っていたところ。 

ジャークソース

ジャークソースは、ジャマイカの郷土料理だそうです。
実は本物を食べたことがありませんが、以前レシピを見て作った限りでは、とんかつソースを更にスパイシーにした感じの、甘酸っぱくて辛めの茶色いタレでした。お肉を漬け込んで焼くと、すごく好みの味です。
最近は、夏に三升漬けを仕込んでおき、それをベースにしています。

材料は、三升漬け、 スパイス(オールスパイスは必須)、ショウガ、ニンニク、葱、砂糖、レモンの皮と果汁、(この写真にはありませんが)酢、ポンカン果肉と皮、スダチスライスを干したもの、コリアンダーなどなど。

ジャークソース

全部スティックミキサーで粉砕して、ドロドロにします。
今年は割と茶色が濃いめです。
舐めてみて、酸味が強くてスパイシーな感じにします。 

ここで、1回味見を。 

ジャークソース

鶏レバー1パックと、このくらいの分量のジャークソースを混ぜ、1日程度漬け込みます。
で、焼いてみて味見。
結構塩辛めだったので、葱を足したり、柑橘(たまたまあったポンカン)を足したりしました。 
オレンジっぽい風味が加わると、それっぽくなります。

辛さは控えめ。
(三升漬け、いつも唐辛子の辛さにひるんで完全にタネを除いてしまうのだけれど、漬け上がると辛さが薄れるんですよね・・・) 

それでも比較的濃いめの味なので、やや少なめの分量を上の写真のように小分けしておきました。
鶏ササミやレバー、イノシシ肉などを漬け込んで焼くと、スパイシーなお肉料理がすぐに出来上がります。
(エビやお魚でも合います)
漬け込んであるお肉って、1日2日なら、食べそびれても安心なのがいいところです。

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タイのお菓子 ルークチュップ

2017-01-30 | +お菓子・おやつ

タイの可愛いお菓子を頂きましたのでご紹介します。
(Hさん、ありがとうございました!)
 

ルークチュップ

フルーツを形取ったこちらは、ルークチュップ、というお菓子。
私は見るのも聞くのも初めてでしたが、タイが好きな方には有名なものだったのかもしれません。

とっても綺麗でしょう? 

ルークチュップ

で、この小ささ!
なんと繊細な!!!

今手で持っているのは、おそらくパパイヤ。
右上、枝と葉がついていて、プクプクとくびれているのは、かぼちゃかなあ?それとも果物?枝葉は、天然のものです。

その下の濃い紫なのはアメリカンチェリーかな。
真ん中はマンゴーで、その下はみかん系ですよね。 
一番左下の、白と紫のものは・・・茄子? 

ルークチュップ

右下のこちらは、大好きな蓮霧(台湾での呼び名。タイ語で何というのかは分かりません)。

ルークチュップ

素材は緑豆餡です。
形づくって色をつけ、爪楊枝を刺して寒天液のようなものにつけて、コーティング、という手順ではないかと思います。

食べるとぷちん、とはじける感じが、日本の駄菓子の、あんこ玉のようでもあります。

緑豆餡は、とても甘さ控えめ。
ぷっちん、と皮がはじける食感も楽しくて、いくらでも食べてしまえる美味しさです。
でも、そんなことせずに、ゆっくり楽しんで食べるために、可愛く形をつくっているのかもしれません。

和菓子も必要以上に綺麗だなあ、と思うけれど、この小ささと細工の細かさは、驚異的。
何故このような方向性に情熱が傾けられているのでしょう?
神様へのお供えがルーツ?
 
タイ、行ってみたくなりました。

■参考情報
ルークチュップのまとめサイト 
果物型だけでなく、動物などの形もあるようです。 

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押し柿その後

2017-01-26 | +干し柿・干し芋・栗

約1年前、2016年のお正月、実家で巻き柿を作った折り、母のアイデアで「押し柿」も作ってみました
押し寿司の型に干し柿を並べていく、というもの。
 
食べるときは写真を撮ってね、とお願いしたのが負担になったのか、結局スライスされぬまま、冷蔵庫のチルドルームで1年・・・。
このお正月、スライスしてみることにしました。

(ちなみに、巻き柿の状態でも冷蔵庫なら1年は優にもつので、傷んでいる心配はほぼしてませんでした。小さすぎる巻き柿は、乾燥しすぎてしまうけれど) 

 

押し柿

さて押し柿。
いつだったかの段階で、押し寿司の型から出して、こんな感じでギュウギュウに締め付けてありました。

押し柿

厳重にラップでくるまれているのを解いてみると・・・。
おー。びっしり粉が。
(でも最初から結構こな吹いてた) 

切ってみると・・・ 

押し柿

わ~綺麗~☆
巻き柿はバラのような花模様ですが、これは雲龍文様というのかしら、そんな感じ。

柚子ピールは、巻き柿より多めに、あちこちに挟み込んであります。 

押し柿

綺麗じゃない?


食べてみると、1年寝かせた効果なのかどうか、甘さがちょっと落ち着いて、とても上品な味。
出来たての干し柿/巻き柿は、まるで黒砂糖を食べているみたいに甘すぎるくらいだけれど、これはあっさりしています。

「押し柿の方をいっぱい作る?」と、母はとっても気に入ったようでした。
でも、型が沢山必要だし、圧をかけてしばるのも、円筒形の巻き柿より、難しいよね・・。

甘さ控えめ感がよい、ということであれば、巻き柿の状態のを、1年寝かせてみるかな?
柚子が多めなのも美味しさの理由かしら。
通常の巻き柿は芯(中心)のみに柚子ピールを入れていますが、もっといっぱい入れちゃってもいいのかも。

柚子ピール多めの巻き柿を作ったのは、これに倣ったというわけ)

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巻き柿、柿ログ2017

2017-01-25 | +干し柿・干し芋・栗

今年も巻き柿作っています。

お正月、母と一緒に7割方、巻いてもらってきました。
残りは自宅で。
 

巻き柿

今年は柿がやや少なめ。
最後の方、柚子ピールが余りそう、ということが分かり、柚子多めのも作ってみました。
柚子多めの押し柿が美味しかったため) 

巻き柿

ヒモ巻きは、1/21頃やりました。
ダンナサマのいない週末なので、有意義に使わないとね。

今年は柿が少なめかと思っていましたが、結構沢山できました。

(本数、重さなど後ほど書きます) 

kaki-log

巻き柿用My柿は、全部巻いてしまわず、いくらか残しておきます。
今年も柿ログを作ってみようと思って。
フィグログの干し柿バージョン)
ヘタをとってフードプロセッサーにかけて(ブランデーも少々)、ねばねばしたペーストを作ります。 

kaki-log

そこに、ナッツ(今回はクルミ、ピーカンナッツ)、柚子ピール微塵切り、細切りのスライス干し柿を。

スライス干し柿、この時期になるとものすごく綺麗に粉を吹いてきています。この粉は果糖なので、冷やして食べるとものすごく甘いです。
加工してしまうのが勿体ないほどだけれど、使わないより使った方がいいよね。

粉の感じが残るといいなあ、と期待していたのですが、よく練り混ぜるうちに粉は消えてしまいました・・。そっと混ぜればいいのかなあ。

kaki-log

こちらがくるみバージョン。
ナッツがかなり多めでばらけるので、力を入れて握るようにして、成形します。 
(もうちょっとナッツ少なめ、柿ペースト多めでもよかったかも) 

kaki-log

こちらはピーカンナッツバージョン。

kaki-log

ラップで来るんで巻き簀で巻いて成形。
綺麗なソーセージ状になります。  

kaki-log

成形したらなるべくすぐに、表面に胡麻をまぶします。
(時間が経つと柿の水分がナッツに吸われ、表面のベタベタ感がなくなってくるため) 

kaki-log

今年はエゴマまぶしも試してみました。
エゴマの方が、くっつきにくいです。
(成形後、しばらく時間をあけてしまったせいもあるかも)

kaki-log

こんなもんかな。
ラップで巻き直し、真空パックして出来上がり。

kaki-log

(クルミ又はピーカンナッツ)×(胡麻またはエゴマ)で、4種類出来ました。

どの組み合わせがいいか、誰か一緒に試食してくれないかしらん・・・。 
あと、中にエゴマを練り込んでも、いちじくの種みたいでプチプチしていいかもなー、と思いましたが、この時は試しませんでした。
まだ干し柿も少しあるし、少しだけでも試してみるかな・・。 

kaki-log

今年、巻いたり柿ログにしたりした柿のヘタと種はこの程度。年によっては種だけで1キロ以上になったこともありました。(確か去年も多い年でした)
今年はほどよい分量ともいえます。 
(多くてもそれはそれで楽しいのだけど、作ったものの行く先にまた一苦労するので、少ない方がやっぱ楽かな・・・。) 

 

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鳥取マンションリフォーム(2):絨毯はがし、間仕切り壁撤去

2017-01-24 | +鳥取マンション

鳥取のマンションリフォームの続きです。

======

リビングの入り口ドアからこちら側の間仕切り壁は、一旦全部取り払ってしまうことにしました。
部屋数を減らしてもいいので、ゆったりしたスペースを作りたいです。

打ち合わせに行った折り、自分で出来るところは進めていくことにしました。
少しでも安くなるかもしれないし・・・・。 

鳥取マンション

まずはじゅうたん剥がし。
絨毯は、手で簡単に裂けてしまうような状態でした。(最初からそんなもの?老化してるからですよね?)
その下にはマットと、グリッパー(トゲトゲのあるやつ)。

鳥取マンション

マットは、軽く接着剤で留めてあるだけでした。

鳥取マンション

絨毯を細長く裂きながら剥がし、マットもコロコロ丸めながら剥がしていきます。
グリッパーは、コンクリートに釘で打ちつけてあるので、内装用バールでこじりとります。 

コンクリートから粉が吹いてますがいいのかしら。 

鳥取マンション

細長いものが絨毯の山。
その横のグレーのふとんみたいなのがマット。

壁紙を剥がして、壁も外していきます。
和室の袖壁は構造用合板で出来ていました。 

鳥取マンション

押入と台所が貫通~。
右の出っ張りの正体は・・・。 

鳥取マンション

なんとパイプでした。
上階のキッチンの排水かなあ。
こんなところにパイプがあるとは。 

鳥取マンション

洋室の間仕切り壁も外していきました。

鳥取マンション

ドアのところに立つと、窓が3枚視界に入り、広くなった様子が、想像つくようになってきました。

このくらいで、私の作業は完了。
プロに引き継ぎました。 
(1万円値引きしてもらえました) 

プロは、このくらいの分量は、2日で壊し終えてしまったそうです。
撤去作業後、行ってみると・・・・

鳥取マンション

おお~、すっきり~。
窓が4枚、一度に視界に入ります。

鳥取マンション

和室の痕跡は全くなくなり、キッチンが見えるようになりました。
電気コード類は、天井からぶら下がっています。
パイプが邪魔して、排気ダクトが迂回しているのが見えるようになりました(これまでは押入に隠れてた)。 

鳥取マンション

パイプのせいで、でっぱりの形状が不連続になってます。
こういうところ、補修するの難しそう・・・。 

鳥取マンション

この家には天井裏というものがなくて、コンクリートの躯体がそのまま天井になっているので、電線は天井から生えています。
(天井裏を作ってそこに配線を入れるより、きっと安いのよね?) 

鳥取マンション

床からも何か生えていると思ったら、こちらは電話線のようです。

床がえらいこと窪んでいますが、これは平らに直してからフローリングを貼っていくそうです。 

鳥取マンション

さて、ドアからこちらは、全部がらんどうになりましたが、間取り案はこんな感じ。
水色のところにベッドを置くイメージです。 

青い斜めの線のところに壁を立てます。そして青の点線のところには、間仕切りカーテン(吊り戸を考えたけれど、今年は予算的に厳しいので・・・)。

眉をひそめる向きもおありかと思いますが、ひとまずこれで行きます!
(借り手がつかないようならまた考えます・・・とほほ)


家具などの配置イメージを考えてみました。

鳥取マンション

まずは斜め壁。
折れ曲がっている奥の部分は無視して、このくらいの位置に壁が来るので、どうでしょう。

鳥取マンション

このあたりに寝室。
(お泊まりセットを置いて、イメージしてみました。)

右側の壁全面を、洋服を吊したりする棚にしたらどうでしょう。 

鳥取マンション

冷蔵庫(ものにもよりますが奥行き70cm×巾73cmくらい)はどこに置くのかな。
私だったら、パイプの右側かなあ・・・。 

鳥取マンション

パイプの左側に置くと、コンロとの間隔は80cmくらいになってしまいます。
これでは、コンロ下の扉を使いにくいですよね。
もしビルトインオーブンを導入したら、扉を開けるだけでこの巾いっぱいになってしまいます。 

鳥取マンション

やっぱパイプの右側かなあ。
外した折れ戸を使ってイメージを。 
冷蔵庫の左に電子レンジやオーブンなどの家電棚を置くとよいのでは。 

皆さんだったら冷蔵庫はどこに置きますか? 

鳥取マンション

隣家との境壁は、壁面収納にするといいだろうなあ、と思ったけれど、冷蔵庫をここに置くと違和感があるかしら。
壁面収納と冷蔵庫のツラをあわせると、収納の方に奥行きがありすぎになってしまうと思うけど・・。
(冷蔵庫の奥行きは、約70cm!) 

鳥取マンション

ライフスタイルにもよるけれど、テレビはどこに置くのでしょう。
ここの壁?(TV台は省略してます) 

鳥取マンション

それともこちら? 

我が家だったら、このエリアはダンナサマのデスクコーナーかな。で、テレビは↑上の写真の場所かなあ。 

南と東から光が入るこの部分を小上がり畳コーナーにしてもいいかもしれません。 

鳥取マンション

掃除機はどこに置くのでしょう。
この壁面に収納を作ったら、このあたり、という手もあるけれど・・・。
(掃除機ってえらく嵩張るものなのですね。最近はみんな、スティックタイプの掃除機なのかな?) 

鳥取マンション

この間仕切りドアの左側は、現在は壁になっていますが、裏側は、玄関脇の部屋の物入れです。
ここに、こんな風に折れ戸をつけて、物入れを両側から使えるようにして、ここに掃除機を入れる、という手もあるかも?


もし(やむを得ず)こういう部屋に住むことになったら、みなさんだったら、家電や棚をどういう置き方にしますか?
特に冷蔵庫とTV、ダイニングテーブル、ソファなど。
(うちは、ダイニングテーブルはなしで、ソファの前のテーブルでご飯ですが、そういう人ってやっぱ少数派ですよね・・・)

キッチンの背後部分に、島状に作業台みたいなものを置いたらどうかな、と思っていますが、どういう作業台が使いやすいのかしら。

パイプのある壁面を、どういう風にするか(造作の棚を作るかどうか)も、激しく迷っています。
よかったらご意見下さいませ。


未決要素が多く、しかも自分の力では進められないプロジェクトなので、止まってる車の助手席に座って必死で床を踏んでアクセルをかけようとしているような気分。
気を揉んでいるだけで、どんどん時間が経っていきます。

気が散っているため、目前のことに手がつかず、通常の冬の作業をだいぶ忘れてます。
今年はチョコはお休みかなあ・・・。 

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鳥取マンションリフォーム(1):Before

2017-01-23 | +鳥取マンション

ここのところ、頭はリフォームのことでいっぱい。

・・・といっても、自宅ではありません。

結婚前、ダンナサマは鳥取県T市に住んでいたのです。
その頃、鳥取で初めての高層マンションの計画が。
で、家賃を払うくらいならローンを払った方がいいだろう、とそこを買ってしまったのです。
引っ越す時に売れば、それなりの値段になるはず、と。
数年は住んだみたいです。

さて、引っ越すというタイミングは、日本の景気は下向き急カーブ。
そもそも(数年前時点ですが)鳥取県のGDPは日本で下から2番目(ワーストは沖縄)。本州では最下位。不動産市場に活気がある訳がない。
しかも、その後他にも高層マンションがいくつも建ってしまって、単なる古マンションに。

仕方がないので賃貸に出して、早××年。
今年度になって仲介業者が変わり、9月に店子さんが出た際に、畳の表替えや、襖の貼り替えなどを勧められました。

畳か・・・。
それにお金を使うくらいなら、 もっと根本的に変えたい・・・。
という訳で、リフォームプロジェクトが始まりました。

アメリカ在住の女性で、一軒家をまるまる1軒と、更に7割ほど(2軒目はまだ途中とのこと)、自分で修理してしまった方のブログ(「とにかく自分でつくるんです」)を見て、「私もやる~」と、一度のぼせ上がりましたが、如何せん距離が。
自宅、もしくは、週末に車で通えるくらいの場所ならば、自分も(出来るところだけでも)作業、ということができますが、飛行機でないと行けないし、自分の車もない鳥取なので、やはり誰かに頼むしかないです。

業者さんを捜すのも一苦労。
リフォームもやっている家具屋さんに声をかけて、一度打ち合わせしたものの「うちの手には余るので・・」と断られてしまい、その方の紹介でようやく引き受けて下さる工務店にたどり着きました。
(ブログやHPで情報発信している業者さんは非常に少ないです。検索の仕方が悪いのかもしれないけど・・)


まずは工事前の様子をご紹介します。

鳥取マンション

こちらが間取り。
4LDKになるのでしょうか。 
部屋が細かく分かれています。

バルコニーは東向き。 

鳥取マンションbefore

玄関入ったところ。
げた箱の色は、明るい茶色に見えますが、濃い色です。 
廊下を進み、窓までずーっと進んで・・・ 

鳥取マンションbefore

窓から振り返るようにDKを見るとこんな感じ。

この写真だと、そう悪くないように見えるかもしれませんが、狭いです。 

鳥取マンションbefore

人間を入れて撮るとこんな感じ。
DKの巾は、約2.6m。
(実際には違いますが)真ん中に立つと、両方の壁に手が届きそうな圧迫感。

鳥取マンションbefore

キッチンは、独立型。
対面式ではなく壁付けなのは、私の好みです。
間口はかなり狭いです。 

天井は、全部コンクリートに壁紙直貼りでした。
(天井を抜いて高くして、コンクリートを見せちゃう、というリフォーム方式でもいいなー、と思ってたけど、それはなくなりました・・・。)
電線は天井のコンクリート穴から直接壁におりてきているようです。  

鳥取マンションbefore

これは和室の入り口。
2枚引き分け戸になっていて、両側に袖壁があります。

鳥取マンションbefore

和室の押入の向こう側がキッチンになります。
ベランダ(東向き)から入る光は、キッチンには届きません。 

間取り図には6畳とありますが、この1畳は0.9×1.8mより小さいサイズのようです。 

鳥取マンションbefore

押入は一間半ありますが、右奥には何やら謎の出っ張りが・・・?

鳥取マンションbefore

畳をどけてみたら、コンクリートの躯体が出てきました。

鳥取マンションbefore

こちらは洋室2つの入り口。
建築直後からの絨毯敷きです。

鳥取マンションbefore

間取り図にある洋室2。真ん中の洋室です。
部屋の大きさは、3.1m×2.3m。
シングルベッドが辛うじてひとつ置ける大きさ。

小さなクロゼットが部屋の2箇所にありますが、奥行きはたったの56cm。

鳥取マンションbefore

こちらは角部屋の洋室。
ここもさっきの洋室と同じ3.1m×2.3m。
シングルベッドが2つ置けて、周囲を楽に回れるようなスペースは、この家にはない、ということになります。

一間立派なクロゼットがありますが、奥行き56cmでは、扉を閉めたらスーツが型くずれしてしまいそうです。


何もかもが小作りな印象で(1間半もある押入以外)、リリパット国に迷い込んだガリバーのような気分。

これでも借りてくれる人はいるかもしれませんが、こんな家では、所有していて気分が盛り上がりません。
(畳や襖にもお金をかけたくない) 

いっそ思い切って、広くしよう!!!


賃貸のターゲットは、会社のお金で借りてくれる転勤族です。
現状はファミリー向けの間取りですが、夫婦二人、もしくは子供ひとりだけ、という転勤族もいるはずなので、そのあたりをターゲットにすることにして、大幅に間取りを変えてしまおうかと思います。

みなさんならば、どんな間取りのお家に住みたいですか?
新年会で叔母や従兄弟、弟の奥さんに聞いたら、議論百出。全員希望が違いました。

大抵のことについて、世間の少数派に属する(=へそまがり)私なので、私のリフォームプランは裏目に出るかも。
現状復帰で畳の表替えだけしておいた方がよかった、ということにならないとも限りませんが、 やってみてダメならまた変えればいいし、最終的には家賃を下げるという手もあるし・・・。
自分が住みたいような家に、(何年かかけて)変えていこうかな、と思います。 


(その後、着々と事態は進行しています。次の更新をお楽しみに)
 

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ローストビーフ2016

2017-01-19 | +お客さんの日

今年のお正月に作ったローストビーフの記録です。
(2016年の年末にお肉を買いにいったので、数字は2016になってます)

 ここ数年、お肉は近くのスーパー、「食品館あおば」で買っています。
今年は29日に予約しに行き、30日に受け取りました。 

ローストビーフ

塊ふたつ、どーん!
形状はお店の都合で、毎年変わります。
今年はえらく太短い形状。

和牛の牛脂もつけてもらいました。 

ローストビーフ

北海道産で、「とかちポロシリ和牛」という銘柄でした。
(同じ大丸ファームで、「とかちポロシリ黒牛」という銘柄もあるようです。ポロシリというのはアイヌ語で大きな山、だそうで、ファーム近くの十勝幌尻岳にちなんでいるそうです)
12cm角×20cmくらいの形状ですね。

ローストビーフ

100gあたり680円で、片方は2.3kg、片方は2.1kg。
3万円分ものお肉!

私は12月に入った頃からローストビーフに備えて牛肉は買わないようにしていたのですが、父は、29日にお肉の予約に行ったとき、霜降りの薄切り肉を見て、ぽいっとカゴに入れてました。
「数日後にはローストビーフもあるよ?」と言ったけど、 「今日食べたいし」と・・・。
まあ確かに、薄切り肉とローストビーフは違う味ですけどね・・・。 

ローストビーフ

粗挽き胡椒、作成中。
金槌で割るというのも試しましたが、すり鉢最強!
簡単に細かくなります。
(細かくなりすぎてしまうほど)
すり鉢掃除用のミニ熊手みたいなのも実家にあるので、とっても便利でした。 

ローストビーフ

さて、お肉の焼き方。
巨大な肉をどう焼こう、と3人で白熱した議論を(?)戦わせた結果、片方は半分に、片方は太いまま焼いてみることにしました。

ローストビーフ

2本どりでタコ糸を巻き、塩コショウ。
私が目を離したすきに、ベーコン作るのか、というくらいにザリザリに塩をまぶしていました。
(どんなにまぶしても、ローストビーフはさほど塩辛くなりません。グレービーソースの方に影響が出てきます)

ローストビーフ

牛脂を溶かして、表面をしっかり焼き付けます。
(ビニール手袋をして加熱作業をするのは危ないですね)

ローストビーフ

天板にアルミを敷き、ニンニク、セロリの葉、ローリエを置いて、そこにお肉を。
(グレイビーの味だし用に、タマネギとかも入れちゃっていいかも)
大1個、小2個を同時に焼きます。
上からもアルミをかぶせて、上下を閉じて、オーブンへ。
150度くらいで焼き、25分くらい経ったらチェック。
小さい方は、金串を中心まで刺して唇にあて、「熱いなー」という程度から更に5分焼きました。
小さい方を取り出した後、大きい方は「熱いなー」という程度まで焼いて、取り出しました。
(焼いたら天板からどける。天板の余熱で火が通るため) 

カットした写真は撮りそびれましたが、大きい方も小さい方も丁度良い焼け具合でした。
大きいままの方がすごく美味しい、ということもないかも? 

冷めた状態でカットすると、シモフリっぽいサシが見えます。
でも、サーブするときは、50度くらいにあたためて出すと、美味しかったです。
「十勝ポロシリ和牛」は和牛の脂の良さをそのままに深くまろやかな味をもったお肉です。」と説明にありましたが、なるほどお肉の味わいが濃かったかもしれません。脂もくどくないし、美味しいお肉でした。

冷えた状態で切っても極薄にはなかなかスライスできないし、結構噛みごたえがあるお肉だったので、スライスの後、短冊状に細切りしてみました。
(せっかくあったので、ハムスライサー使ってみればよかったかも)


4キロあって、最後1.5キロくらい余って、実家と弟と私で分けました。
ということは、1日の晩と2日の晩で、2.5kg食べたということになります。

お父さんへ:美味しいビーフ、ご馳走様でした。 また来年もよろしくお願いします。

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里芋大量加工

2017-01-18 | +野菜系保存食

12月、里芋が新しいうちに、大量加工にはげんでいました。
何回かやって、ようやくコツが掴めてきたので、記録しておきます。
(誰かの参考には、ならない気がするけど・・・)

まず洗う段階。
里芋洗い機に入る分量、小芋だけ食べる里芋だと3株分くらい、八頭だと2株分くらいが一回の作業量です。
両手に手袋をして、ビニールに入ったまま、小芋を外して行きます。小芋を全部外して、八頭の場合は親芋の土や茎もなるべく取り除きます(これは玄関付近で作業)。
里芋洗い機のバケツに入れて、ベランダへ運搬。
水を何回か汲んで里芋洗い機に水を張ります。
そして攪拌。
6分くらい回すと、土、毛、茎などがかなり綺麗になります。

芋が露出するくらいまで水を植木鉢に捨てます(全部は捨てない)。
手袋をして、芋を洗面器に。
これを台所でゆすいで、泥を落とし、新聞紙の上に。
 

里芋大量加工

新聞紙の上で皮むき。
皮を剥いたら一度ざっとゆすぎます。
そしてまな板を持ってきて、カット。
カットしたものは鍋に。
(変色しているような部分は取り除きます) 

里芋大量加工

泥の層もなくなり、また皮を厚く剥くので、芋のときよりもかなり分量は減ります。里芋洗い機にいっぱいあった芋が、この程度に。
鍋いっぱい分、一度に茹でてしまいます。
使う鍋は蒸し器の下段。 

里芋大量加工

水を入れて、加熱開始。
同時に別鍋にたっぷりお湯を沸かしておきます。
しばらくすると沸騰して吹きこぼれてくるので、鍋を流しに持っていき、鍋を傾けてお湯を捨てます。
(このまま加熱を続けると、吹きこぼれて仕方がないため。味的にはゆでこぼさない方が里芋の風味が濃いと思う)

里芋大量加工

9割方煮えて、角がちょっと崩れるくらいになったら、網杓子で蒸し器上段に移し、先程の茹で湯のまま、その蒸気で蒸します。
(ずっとお湯の中で茹で続けるより、最後の段階を蒸すようにすると、煮とろけない) 

里芋大量加工

完全に柔らかくなったら、蒸し器にのせて、フタもしたまま冷まします。
(フタをあけて冷ますと、固く乾いた芋になってしまう)

煮えた里芋は、茶碗にこんもり、くらいの分量ずつ、ビニール袋に小分け。
それぞれの袋に、キャラウェイシード、クミンシード、カレー粉、塩少々など、余ってるスパイスを適宜振り込んで、冷凍します。(本当はスパイスと油で炒め直すといいのだろうけど、手抜き。)
私のお昼ごはんの主食パートになります(おにぎりみたいなものですね)。
食べるときは、袋のまま電子レンジでアツアツになるまで加熱。

粘りのある里芋は、腸のお掃除効果があるような気がします。
ホクホクで美味しいヤツガシラは、残念ながらその効果はあんまりないみたい。 

お米は買わないといけないけど、里芋はまあタダみたいなものなので、なるべく芋を消費したいものです。
問題は、かなりかさばるということ。
冷凍庫にかなりのスペースが必要です。

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おもち2017

2017-01-17 | +野菜系保存食

お正月に作ったお餅の記録です。

母がお餅LOVEで、しかも子供の頃疎開時に、おとなりはお餅つきをしていて、自分の家ではそれができなかった、という無念がいまだにあるのか、お正月にはせっせと餅つき。
年代物の餅つき機があやしげな異音を発するようになってはきましたが、とりあえずこのお正月は保ってくれました。

もち米は、ネットで購入。
新潟県産コガネモチと、北海道産はくちょうもちを5キロずつ買いました。
白餅はコガネモチのみ。
その他は、半々にミックスしてみました。

はくちょうもちは、固くなりにくいもち米で、例えばおこわを冷凍すると、解凍しただけでもとのモチモチおこわに戻るのですよ。 お餅も固くなりにくいです。

おもち

1/1、一部はパッキングしてしまいました。
(主に私が貰って帰る分)。
このほかにもまだ紙箱にギッシリあります。
(私が量産体質なのは、遺伝のようですね)

母は、せっかく作ったお餅を即座にパッキングして冷凍庫にしまってしまうと、さみしいみたい。
紙箱にぎっしり入ったお餅を見ると、豊かな気持になるのかも? 

おもち

何種類か取り混ぜて袋詰めしました。
(私はどの種類か書いてある方が好きなのだけど、母はそれほどでもないみたい。大体分かるし、分かり難いものは、食べてみて、そうか、これかー、というサプライズを楽しむのだとか)

おもち

今年作ったのは、
・白もち
・白もちと黒豆
・よもぎ
・アミえびと黒胡椒
・青のり胡麻

おもち

青のりは、今年はこれを使ってみました。
乾煎りして手でもみほぐし、1パック全部を一臼分に投入。
味や香りは、まあまあ、かな?
期待してたけど、いつもの青のりでもいい気がする。 

おもち

今年の新作は、あんこ餅。
これは、よもぎに小豆餡入り。
もう一種、青のり餅に、抹茶芋餡入り、というのも作りました。

ネバネバするお餅で包むのはとっても大変だけど、すごく面白いです。
慣れると結構上手に包めるようになります。
コツは、餅つき機のフタをあけて搗いて、お餅を少し冷ますこと。冷めるとコシが出て扱いやすくなります。

おもち

あずきが甘さ控えめで、私好み。
(これだったら、香川風にこのまま雑煮に入れても違和感ないかも、と思いました。)

柔らかいうちに冷凍すると、解凍しただけで柔らかいあん餅に戻ります(はくちょうもちの効果)。それを少しトースターで炙って表面をパリッとさせたものも美味しかった☆
(焼きすぎるとあんこが噴出するので要注意) 

和菓子ってたまに食べたくなるので、自分でも作ろうかしら。
4合分くらい作って、余った分を冷凍しておく、というのも手かも。 


■メモ
何か斬新なお餅はないものだろうか。
(秋田だっけ、にはバター餅というのがあるそうだけれど)
・クミンシード入り餅ってどうだろうか。
・ココナツ入り小米もち、ってのもありじゃないかな? 
・つきたて餅の衣としてエゴマを摺って使ってみたが、お餅に練り込んだらどうなるかな。
お餅に包まれてしまうと、プチプチ感もなくなってしまうかな。 

コメント (6)
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2017お正月料理

2017-01-12 | +お客さんの日

年末、去年は26日に実家に移動しましたが、今回は29日。
(スモークサーモンの都合で、前後します)
丸3日違うとかなり違ってきます。
色々なことが今年は随分タイトでした。
霞む記憶をなんとか思い出してみると、こんな感じ。

29日 到着。サーモン塩抜き、ローストビーフ予約
30日 スモーク開始、ローストビーフ受け取り、プリン作成(父)
31日 スモーク追加、巻き柿少々、TVを見ながらサーモンの骨抜き、伊達巻き作成(父)
1日 ローストビーフ焼き、スモークサーモンパッケージング、アップルパイ作成(父)、巻き柿少々
   (ダンナサマはこの日に到着)、新年会用料理
2日 新年会、チョコがけ(チョコ1.5kg!疲れた!)
3日 昼前に帰宅 


今年はおせちは一旦おいて、食べたいもの、作りたいものを作ってはどうかと私が提案してみました。素材を買うのだったら、すごく食べたいものを作った方がいいですよね。

母も夏以降畑をやめて(地主さんがアパートを建てるので)、例年大量に出来ている大根も今年はなし。なので、母がコツコツ作っていた大根の各種漬け物も今年はなし。

父は、毎日何か作業して、着々と品数を増やしてくれました。合計4品も。ローストビーフ、伊達巻き、アップルパイ、プリン。

母は定番のものと、あと二人で料理本をじっくり見て、新作を。お餅も沢山ついてくれました。

私はスモークサーモンのお世話と、ローストビーフの焼き担当、あと細々と助手をしていたら、大した料理はなし。
作りすぎた里芋をなんとか消費したいとかなり時間をかけて作った揚げ八頭チップ(写真忘れ)は、売れ行きいまひとつだったし・・・。
でもまあ、少しは消費できたし、余った分は弟に持っていってもらったし、いいか。
(普通の煮物の方がよかったかな。里芋は、結構おなかに溜まるし、中高年ばかりのディナーには向かないかもなー。)

今年は、叔母一家が到着して、まずお茶。(お茶請けに八頭チップと、セサミクレープ)。
弟一家が到着してから食事になって、まずはお重箱に詰めておいたものを並べました。
その後、ちょっと休憩を挟み、ローストビーフ。(みんな結構よく食べました)
しばらくして、人によってはチョコがけをやりつつ、プリンタイム。
アップルパイはその後、食べる人もいれば、持ち帰る人も。 

話題としては、私がみんなに意見を聞いた、マンションの間取りの話が結構盛り上がりました。
みんな、希望が全然違う!
こんなに意見が分かれるとは。世の中の一般的な間取りって、実は誰も満足していないのかも。 


お料理の写真は撮り忘れてばかりです。
お重箱を並べたときだけ、写真のことを思い出しました。 

お正月料理

かずのこ。弟に買い出しを頼んだら、味付けタイプを買ってきてくれました。なので盛りつけるだけ。楽させてもらいました。

父作、伊達巻き。売れ行き好調。(下に横倒しのを配置するか、縦に2個楊枝で刺して、高さを出してもよかったかも。)

Fujika作、レンコン梅和え。
一応レンコンを買っていったので、責任とって作りました。レンコンチップも作ったけど、2日より前になくなってしまいました。

お正月料理

叔母作、ぎんなんとウズラ豆のピンチョスと、クワイ。
クワイって食べるの初めてかも!

お正月料理

母作、大根と人参のなます。煎りごま入りが母スペシャルです。もりもり頂ける味です。

お正月料理

今年の新作(母作)。
カブと〆サーモン、柑橘(三宝柑。Onoさん感謝!)のマリネ。とてもオシャレでカブの食感もよく、美味しいです。大成功!
(オリジナルはかぶ、生ホタテ、グレープフルーツ)

お正月料理

実家にあったスモークチキン(いまひとつの味)、セロリのマリネ(Fujika作)。じゃばら果肉・果汁・皮も混ぜました。

お正月料理

2日に急遽作ったタコマリネ。
可愛い小タコぶつ切り、セロリ、香菜茎微塵切り、ピーマン、トマト少々、スイートチリソース、柚子果汁。
庭の香菜の葉を山盛りに。

青唐辛子があるとよかったかも。
あと、スイートチリソースの代わりに(追加で)柚子胡椒を使ってもいいかも。
 

お正月料理

栗に隠れて見にくいですが、今年の栗きんとんは、黄色と緑の2色☆
緑色は抹茶入り。抹茶餡みたいな味になりました。あと、炒りエゴマをふったのも、プチプチしてよかった。

お正月料理

メインディッシュはローストビーフ。(写真はこれからオーブンに入れるところ)
スライス後、ちょっと固いので細切りにして、電子レンジであたためました。
別途野菜をこんもり別皿に盛っておいて、薄切りパンを焼いて、各自サンドイッチにしてもらいました。(HB食パン3斤分あっという間に完売)
ソースはグレイビーソース、わさびクリームソース、柚子マスタードとろみソース。

お正月料理

デザートは、プリン(写真忘れ)とアップルパイ。

父の好きな番組「グレーテルのかまど」レシピの、りんごを生のまま焼き込んだアップルパイです。
りんごがショリっとして美味しいです。水分が多い(焼いている間吹きこぼれた)点は、今後の課題。 

プリンは、牛乳多めでなめらかな仕上がり。カラメルの焦がし具合は父のカンですが、「今回のはばっちりよ!」とプリン党叔母のお墨付きを頂きました。 


■メモ
・おせちにこだわらず、サーモンかぶマリネや、タコマリネを作ってみたのは、私的には美味しくてよかった。
・分量や品数的には、足りないということはなかったが、スモークサーモンを出しても売れたのではなかろうか。
(今年は特に、あまり余らせたくなかったので、副菜類は丁度よい程度だった)

・作る二人(母と私)が高齢化してきて、「これを食べたい!食べさせたい!」という確信が弱めかも。「まあ、そこそこお腹もいっぱいだし、無くてもいいか・・・」となりがち・・・。
(あと、自分が作ったもの以外は、存在を忘れがち?)

・何をどういう順番で出すか、は、食事が始まる前に決めておいた方がいいかも。
自分のお腹が満ち足りてくると、迷ったり忘れたりしがちな気がする。
今年はマリネ類が多くて弟には特にお料理は頼まなかったが、献立検討段階に協力してもらって、若い人(お腹が減ってる人)の意見(はげまし?)を聞いたら張り合いが出るかも。

・今回は結果的にそうなったが、おせちにこだわらず、前菜(マリネ、サラダっぽいもの、一口おつまみ的なもの)→お魚料理(サーモンとか)→お肉料理(ローストビーフ)→デザート、という構成で考えた方が、イメージが湧きやすくていいかも。

・酸っぱくない味であたたかいものが、一人一口くらいあってもいいかも。
ジャガイモか里芋で何か・・・。クリームコロッケとか? 

・ローストビーフにつきものだという、ヨークシャープディング(ダッチベイビー/ポップオーバーと類似よね?)を来年は作ってみようかな?生地を作っておいて、オーブンを余熱しておけば、いつでも出せるし。

・私が行った後くらいからは、通常の食事の際も、紙皿をばんばん活用するといいかも。
一人増えると洗いものの量が1.5倍になってしまうし、そうでなくても作業が多い時期だし、洗い物の労力は減らし、楽しむ余裕を残すといいのでは。
朝ごはんの時のパンのとり皿は、私はチラシとか新聞紙でいいです。で、そのチラシは、燃えるゴミにすると楽ではないかなあ。(母ルールのキビシイ分別は、私にはかなり大変・・・)

・紙皿は、水の沁みないタイプが必要。

・プリンと伊達巻きを作るならば、タマゴは2パック強あってもよい。(足りなくて買ってきた)

・添え野菜用にパプリカも持って行ったが、出しそびれ(おそらく母があまり興味がない素材だったせい)。私が切っておけばよかったかも。お肉にもあうよね?ダンナサマと私は好きなんだけどな。 

・チョコがけは、弟はやる気満々だけど、あまりに長丁場になると疲れるし、洗い物の手伝いもあるし、分量は1キロでいいかも。もしくは別の日にするとか?
2回に分けたうち後半は、生まれてこのかた初めての、ひどいブルーム。一応パリっとはしているけど。くやしい・・・。 


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■■2017年のお正月料理メモ

■タンパク質系
○スモークサーモン(別記事参照)
のべ6回目。大量仕込みは5回目。今回はサーモンが小さめで、枚数は多め(12枚)。
ソミュール法で作りました。
今年は漬け時間やや長め、その分塩抜きもやや長め。
で、ちょっと薄いかな~、くらいまで塩抜きするのだが、あれ?結構薄いかな~、くらいまで抜いてしまいました。ちょっと味が薄かったかなあ。でも、よく身が締まって、いい出来でした。
新年会では出しそびれたのがちょっと勿体なかったかな。
あらかじめスライスしておいてでも、出せばよかった(弟は遅くなってから自分用にスライスして食べてたけど)
その場でスライスして、各自生春巻きにしたらどうかなと、生春巻きの皮も買ってあったけれど、食卓は大にぎわいで、そのようなレクチャーの余裕はなし。

○スモークサーモンの副産物、鮭のハラス部分のスモーク
今年も作ったけれど、新年会には出しませんでした。
これは塩抜きなしで、ゆすいですぐ、しばらく干して、それをスモーク。
後日家で焼いて食べたら、ほどよく身が締まり(例年よりよく締まってる)、味も丁度でした。皮もカリッとして美味しい!

○ローストビーフ
今年も地元でお肉をゲット。
父と二人で「食品館あおば」に予約に行き、大きなのを2ブロック買ってきました。
(今年は忘れずに牛脂もお願いしておきました。)
30日に買ってきたものの、焼いたのは1日で、ちょっとハラハラ。31日受け取りでもいいかも?
今年はえらく丸っこい(太い)形状で、ひとつ2キロ強。
片方は半割にしてみました。
黒胡椒は、今年は擂り鉢で摺りました。胡椒挽きで挽くより随分早くてよかった。
塩をまぶすとき私がそばにいなかったので、そりゃもう盛大にまぶしていました。
(肉の味は丁度なのだけど、グレービーがとても塩辛くなる)
今年は庭のタイムがすっかり枯れており、ローズマリーも摘みそびれなので、まぶしたのは塩胡椒のみ。
フライパンで焦げ目をつけた後、天板の上にホイルを広げ、下にニンニク、セロリの葉、ローリエを転がして、大きい塊、小さい塊2個を全部並べ、上からもホイルをかぶせて端を巻き込み。
今年はガスオーブンで全部一度にロースト。温度は150度くらいかな(温度計がないオーブンなのです)。ホイルをはがして焼け具合をチェック。温度計だと心が揺らぐので、今年は金串方式に回帰。
中心に串を刺して唇にあて、熱いなー、というくらいから、更に5分焼いて、小さい方は完了。
ホイルをかぶせ直し更に焼き、大きい方は、熱いなー、というくらいで取り出しました。
焼け具合は、小さい方も大きい方も、丁度いいくらい。
(大きい方が格別に美味しい、ということはないかも?)
肉質は、味はいいけれど、割と噛みごたえがある感じなので、薄切りにしたあと、細切りにしました。
あたためてサーブしたのは良かった。
みんなはパンと生野菜とで、サンドイッチにしてかぶりついていたようです。

○グレービーソース
ローストビーフの肉汁を漉して、浮いた脂はラップにひっつけて取り除いて作成。
塩を大量にまぶしたので、塩辛い。肉と一緒にタマネギや人参、セロリなども焼いて、それごとピュレにすれば味も薄まるしいいかも(ポルチーニも混ぜるといいかも)。

○わさびクリームソース
ホースラディッシュがなかったので、チューブわさび、クリームチーズ、生クリーム、ゆず果汁、塩、胡椒、を適当に混ぜて行きました。(クリームチーズって、生クリームをかなり足してもなかなかトロリとはならなくてびっくり)。ほんのちょっとだけ、マヨネーズも入れました。

○柚子マスタードソース
スモークサーモンに使うかな、と作成。柚子の皮を剥いて、袋を取り出し、中心のところをハサミでカットして種を取り出す。袋と果肉ごとスティックミキサーで粉砕。
これを漉して、笊に残った分は電子レンジで加熱。こてっとしたゲル状になるので、これを果汁の側に適宜加えてほどよいとろみをつける。(全部入れると多すぎ)。余った分はジャムに混ぜちゃう。
マスタード、砂糖、胡椒、塩など適宜味付け。オリーブオイルを混ぜてもよい。

○雉の燻製
新年会には出しそびれてしまったので、我々だけで頂きました。
骨からはいいスープがとれました。何もかも美味しかった!
Duckbillさんご馳走様でした!

○私が持っていった生ハムも出しそびれた。(スライサーも車に積んで運んだのだけど)。来年は、スライスして人数分のグリッシーニ(又はパプリカ?)に巻き付けて、前菜として出すというのはどうだろうか。

○カニ
ロシア産のとても立派なズワイガニ。叔母からの頂き物。
2日に頂き、弟と私で山分けしてそれぞれの家に持ち帰りました。
我が家で、サーモンかぶマリネの柑橘部分とあわせて、サッパリ系のマリネにしてたっぷり頂きました。

○まぐろ刺身は、1日に一部食べて、2日には出さなかった。

■副菜・野菜系
○大根と人参のなます
母の定番で、白ごま入り。さっぱりして大好き。
今年は白だしなしであっさりと。
和風でも洋風でも何にでもよくあいます。

○かぶと〆サーモンの柑橘マリネ
〆サーモンは母が作っておいてくれたもの。美味しく出来ていた。
柑橘とあわさって、さっぱりして美味だった。
柑橘は、乱暴に和えるとほろほろと崩れてしまうので、そーっと混ぜるとよい。
じゃばら果肉でやってもいいかも。

○タコのエスニック風マリネ
可愛い小タコぶつ切り、セロリ、香菜茎微塵切り、ピーマン、トマト少々、スイートチリソース、柚子果汁。
庭の香菜の葉を山盛りに。
青唐辛子があるとよかったかも。
あと、スイートチリソースの代わりに(追加で)柚子胡椒を使ってもいいかも。

○スモークチキンとセロリのキャラウェイシード入りマリネ
実家にあったスモークチキンがいまひとつの味だったが、セロリとキャラウェイシードの香り加わって、それなりによくなったのでは。
味付けは、ゆず果汁、じゃばら果肉、果汁、表皮、キャラウェイシード。
和えたら水が出てくるかな、と思って前夜ではなく、当日の朝に和えたら、スモークチキンがむしろ水を吸う感じ。もう少し潤い感が欲しかった。マリネ液多めで、前の晩に作っておいてもよかったのかな。じゃばら果肉をもっと入れてもよかった。

○レンコン梅和え
私が買っていったレンコンで作成。
梅干しは母作のもの。あえ衣には水をたして、丁度良い味にしてから和えるとよい。

○だし汁
今年はお雑煮は作らなかったので、ダシも作らず。

○お煮染め
自家製大根が沢山あるわけでもないので、今年はなし。
比較的おなかにたまるこれがなかったせいか、ローストビーフやパンがよく売れたかも。

○数の子
弟が買ってきてくれた市販品。ちょっと味が濃いが、なますと一緒に食べると丁度よくなる。

○黒豆
今年はなし。

○伊達巻き(父作)
昨年同様父のスティックミキサーで作成。
今年は去年よりは少なめ、はんぺん2枚分作成。
卵焼き器を新調したのだが、希望より小さめサイズ。可愛い伊達巻きが出来ました。
フタをして、蒸らし加減に焼くこと。焦げやすいので強火は厳禁。
私が持っていったタマゴ1パックはプリンに使ってしまったため、タマゴを買いに行きました。

○うずら卵とぎんなんのピンチョス、くわい
叔母持参のおつまみ。
クワイって食べるの初めてかも!綺麗な黄色はクチナシか何かで色づけしたのかな。

○かまぼこ
なし。

■ごはんもの
○ホームベーカリーのパン(母作)
ローストビーフやサーモンに添えたらいいかも、とホームベーカリー(おニュー。金婚式祝いということで弟と私からのプレゼント)で3斤分パンを焼いておきました。他が軽めだったせいか売れ行き抜群で、3斤でも足りないくらい。
ひとつは何かスパイスを入れた。キャラウェイだっけ?クミンだっけ? 


■お漬け物
○夏以降、畑がなくなったので、例年沢山あった母作の大根のお漬け物はなし。

■お酒
○ビール

○那須からの取り寄せのお酒は今年はなし。

○禅寺丸ワインや、紅乙女(胡麻焼酎)など、近所のお店で面白そうなのを父が色々買ってくれていました。

○おとそは今年もなし。


■甘いもの
○栗渋皮煮入りいもようかん
Fujika 畑のサツマイモ、シルクスイートで作成。
実はハプニングが。
シルクスイートは美味しい芋のはずなので、期待していたのだけれど、芋自体に何故か酸味が!!(蒸かしただけなのにうっすら酸味を感じました。発酵はしてないと思うんだけど・・・。レモン煮にしたらよさそうな感じ)
きんとんに仕立てたら、何とか気にならないようになったけど、何故・・・。50度洗いが長すぎても、酸味は出ないよねえ?
酸味はおいておいても、ベニアズマとは違う味。
「コーヒー味のきんとん、ってどうかな?」 と私が練りながら、ふと言ってみたら、母が「抹茶味がいいんじゃない!」ということで、一部を抹茶入りに。
和菓子の抹茶餡のように、違和感なく、美味。これをお餅に包んでも美味しかった。
(ただし、包むお餅は白っぽい方が(緑色でない方が)いいかも。工程の都合上青のり餅で包んだのだが、味的には問題ないが、あんと餅の色が似通っていて、せっかく包んだのに見た目でコントラストが分からなくて残念だった) 

○アップルパイ
父作。皮も薄くて上品。
生のりんごに砂糖をまぶして、出てきた水分は煮詰めてから再びりんごと和えるといいかも。
リンゴも、軽く炒めておくと、角が丸くなっておさまりがよさそう。 

パイ生地の余りで、その辺にあるものを包んで、ミニパイを作って遊んだのが楽しかった。
チョコチップ、明太子+クリームチーズ、干し柿と甘酢漬けアロエ(アロエサワーの具部分)、など。
甘酢漬けアロエは、りんごみたいな味なので、アップルパイに混ぜても全く気づかれないくらい合うと思う。 

○プリン
父作。カラメル部分は、分量よりだいぶ多めの砂糖を使った。
牛乳1リットル使ったら、型から溢れそうになって、かぶせたアルミもくっついてしまって、ちょっと不便だった。900ccでよさそう。 

○福井の水ようかん
叔母からの頂き物。
福井では冬季限定で水ようかんが販売されます。薄べったい形状で、するりとなめらかで、美味しいのです。

○トリュノワ
材料はあったが、作りそびれ。(作ろうと思った日に、バターが有塩と発覚したのが敗因か。無念!)。叔母家に渡す用に箱も持っていったのに。

○フルーツケーキ
Fujika持参。だが実家ではおやつのタイミングがなく(実家では、おやつかなー、というタイミングでもう食事になる)、ひとまず置いてきた。叔母宅に半分プレゼント。

○干し柿
あったのだけれど、新年会では出さなかった。
(叔母一家は干し柿あまり好きでないため)

○フルーツポンチは今年はなし。

○八頭チップ、セサミクレープ
最初のお茶請けとして出した。


■おもち
もち米は、コガネモチとハクチョウモチを5キロずつ、ネットで購入。詳しくは別記事にて。
つきたて餅を3人で一度食べ、あとはのしもち。
2回ほど、餡入り餅を作ってみました。(小豆餡と抹茶芋あん)。
ハクチョウモチのお餅は、解凍しただけで柔らかいお餅に戻るので、あんもちには合うと思う。
ナマコもちは、毎年型に苦労するので、我が家の竹を持っていってみるかな?(ちょっと小さいけれど)

○のしもち
 ・白餅
 ・青海苔と塩
 ・よもぎ+白ゴマ
 ・炒り黒豆入り
 ・干しエビと黒胡椒入り
○丸餅
 ・白餅
 ・白餅の小豆餡入り
 ・青のり餅の抹茶餡入り
○なまこ餅
 ・青のり餅


■つきたてもちのタレ
○海苔+醤油 
○あんこ
○黒蜜きなこ
○エゴマを炒ってと豆腐を摺って裏漉したもの(Fujika作) 
 お砂糖は入れたのだが、私の味付けなので、茫洋とした感じ。 むしろこれに醤油をちょっとつけると丁度いいくらい、と言われた。

 

 

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