採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

クリスマス飛ばしてお正月

2006-11-30 | +ふたりの日
クリスマスディナー&デザートは何にしようかしら?

12月って、外食の機会が多くて、手作りのご馳走がかすみがち、そして日常的にオーバーカロリー気味ですよね。
低カロリーで、かつ私の料理技術でなんとかなるいいものないかな。
ダンナサマは何が食べたいかなあ。だいたい、お刺身があれば満足な人なのだけれど。お寿司かな? でもワインを飲みたいのではないかしら。

いっそ焼き魚とごはん、とか粗食にしてしまおうか。
言わなかったらいつがクリスマスかわからないはず。たぶん。


話はかわって、こちらは昨年末につくったおせちのひと品。


辛子蓮根とかまぼこ

こちらのかまぼこは富山のもの。なると巻きのように渦巻状に模様が入っているのです。
片方は昆布で、もう片方は赤い色の着色生地です。
昆布の方にはわさび漬け、赤い色の方には辛子明太子をはさんでみました。
昆布入りが特においしいのですよ。

かまぼこって、値段がすごい幅がありますよね。とくに年末の末端価格の跳ね上がりようといったら!
小田原のかごせいとかいうブランド品の高いものだと1本1000円とか2000円するものがありますよね。どのくらいおいしさに差があるのかしら?
かまぼこの味音痴な私にとっては1本100円の夕月でも十分な気がして。富山のか、でなかったら夕月はどうお、と母にきいてみるつもり(お正月はだいたい一緒にすごすので)。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柿ノ皮有マス

2006-11-29 | +干し柿・干し芋・栗


2006/11/26 佐渡の八珍柿(平核無)

八珍柿、干しあがってきました。
明るいオレンジ色はまだとろとろ。干し柿というより熟柿です。乾燥していくほど黒っぽくなっていきます。でも甘みが凝縮してもっちりとしておいしいのです。

ところで、干し柿の副産物が柿の皮。
いちおう綺麗にむいてハンガーにかけて干しています。
なんだか大量に出来てきました。柿は干すとどんどん小さくなっていくけれど、皮はちょっと軽くはなるものの、カサは減らないのですもの。

たくあん漬けに使えるのですが、私一人では使い切れないかも。
誰かもらって下さいませんか~。今なら干し柿がついてきますよ~。


大量の柿皮

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初めてみるきのこ(お店で)

2006-11-28 | +ふたりの日
近くのスーパーで見慣れないきのこを見つけました。


雪嶺たけというもの

1個入りで、ちょっとずっしりした重さ。200円ちょいだったかしら。
袋を開けてみるとこんな立派な!


ずっしりバイリング

本名は?と表示をみてみたら、「標準和名:バイリング」だそうです。
バイリングってなに?外国産のきのこかしら。
検索してみました。
バイリング(白霊茸)は、本来、中国の天山山脈に自生する希少種の高級きのこで、「西片白霊芝」「神茸」「茸の王子」と、古来より白霊茸として珍重されてきました。柔らかな上に適度な歯ごたえのある食感から「陸のアワビ」として高級料理店で大変人気があります。
だそうです。

しいたけのようなひだがあるのですが、なにせ大型、ひだ部分は相対的に小さくて、本体がみっしり詰まっています。
地元産マッシュルーム、そしてaiwhasさん手作りのベーコンと一緒にきのこ炒めにすることにしました。


そしてこれも

何だと思います?タマネギにしては皮が白いですよね。
なんと1球タイプの巨大ニンニクなのです。これもaiwhasさんからの頂き物。
切ってみるとそれほどつんつんした匂いはしないので、さいの目切りにして具として使いました。


白いものばかりでどれがどれやら


ベーコンとにんにくときのこのソテーのできあがり。予想通りニンニクはほっこりしてジャガイモのような感じ。バイリングは椎茸の軸をやわらかくしたような感じ(もうちょっと安かったらいいのになあ。でもおいしいからまた買うと思います)。なんといっても手作りのベーコンが決め手でした。
aiwhasさん、ごちそうさまでした~。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南国から素敵な品々

2006-11-28 | ■おともだちの味研究
ブログを通じてお友達になったmichiさんに素敵なものを送って頂きました(11月7日のことです)。遅くなったのですがご紹介させて下さい。

●針木の梨
針木というのは梨の名産地だそうです。とてもみずみずしくて、甘くて、かつさわやかでおいしかったです。新高というとちょっとごつごつした種類かなと思ったのですが、とても繊細な歯ざわりでした。日本の梨では豊水が好みなのですが、これもざらざらしていなくてとってもよかったです。さすが名産地の品!
●梅干し
とってもこだわって作っていらっしゃる梅干しです。一番左、カリカリの小梅は10%の塩分で冷蔵庫で(苦労して場所をやりくりして)漬けるのだそうです。可愛がられて育った小梅ちゃんです。
中は南高梅(高価な!)で18%赤紫蘇入り、右は完熟南高梅で15%紫蘇なし。ふっくらとやわらかくいい香り。勿体なくてまだなのですが、頂いたら味見レポートを書きますね。
●紅ショウガ
赤梅酢を使って漬けたという紅ショウガです。なんて美しい赤!
下漬けも含めて2回浸け替えるそうです。やってみたいけれど自分では当分梅は漬けなさそうなので(梅が不作)、こんな本格紅ショウガは当分幻の味です。
焼きそばなんかのジャンクフードに使うのは勿体ないですよね。一番よいレシピを考え中です。
●メヒカリの干物
茨城でもメヒカリは穫れるみたいで、生を店頭でみかけることもありますが、このように頭とおなかをとった干物は初めてでした。
michiさんの土地では「干物に顔がついてないのは、かなり恐い顔だから」というお話だそうですが、見慣れると(?)それほど怖くはないのです。目が光るだけです(やっぱり怖いかな)。

●焼いてみました
白身のとてもあっさりした味わいで、ぷりっとした身肉、中骨のぷつぷつ感といい、何かに似ている、と考えてしまいました。そう、ししゃも!
ずっとまえ茨城産の目光丸干しを食べたときは頭とかおなかもそのままだった気がします。おぼろげな記憶なのですが。そのせいかほろ苦かったような気がするのですが、今回のように頭・おなかがないととても上品な味わいです。
●夏みかんママレード
とてもさわやか、皮の太さが食べ応えがあってすごく好きでした。果肉も沢山入っていてジューシーなのです。
私の作るママレードは、大概果肉は食べちゃってのこりの皮でつくるので、夫には不評なのです。頂いたものは「すごい実がいっぱいだよ」と、暗に非難されてしまいました・・・。夏みかんの果肉はとても酸っぱいのでそのまま食べる気にならず、惜しげもなく使えたそうです。私もママレードは夏みかんだ!

●イチジクコンポート
びんの大きさがわからないので残念なのですが、すごく立派ないちじくなんですよ。頂くのが勿体無いほどでした。
赤ワインと一緒に食後のデザートに頂いたのですが、すっごくおいしかったです!お酒にとってもあいます!夫と半分こで丁度良い満足感でした。
レシピも教えて頂いたのですが(村上昭子氏の本。砂糖はいちじくの70%!)、全然くどくなくて、絶妙のバランスでした。いちじくの素直な風味がしっかり凝縮している感じです。中がとろ~っとして、皮はほどよい歯ごたえでした。皮のざらざら感や硬さは全然気にならないのです。
お砂糖をイチジクの40%程度にしても同様においしいそうです。
●梅酒
詳しくはこちらに。
写真がどこかに?後ではりつけますね ●四万十川の青のり
お正月にもちつき機でおもちつきをするので、そのとき青のりもちにしようかと思っています。おにぎりにしてもおいしいそう。開封してしまうと年末までもたないかもしれないから隠して(誰から?)おこう。
これも写真がどこかに?後ではりつけますね ●あわ紅豆腐(豆腐よう)
日本の豆腐ようでは沖縄しか知りませんでしたが、これは徳島で作られているものだそうで販売元はボンカレーの大塚食品(一体どういう関連が?)。
普段は台湾の豆腐ようを食べています。このあわ紅豆腐は台湾のものに比べて焼酎の風味が強く感じられました。まさにお酒のつまみ。大人の味。珍味なのでちびちび頂いております。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅酒の味わい

2006-11-27 | ■おともだちの味研究
このブログでお友達になったmichiさんと、いちじくコンポートの研究をしよう、と取り替えっこをさせて頂きました。そうしたら、いちじくコンポート以外にも素晴らしいものを沢山頂いてしまいました(こちらについては後日紹介させて下さいね)。

中でもとっても美しかったのがこちら。


なんと5種類の梅酒



それぞれお酒の種類とかお砂糖の種類が違うのです!
どんな味かとっても気になるのだけれど、味わい比べるにはゆったりした時間が必要ですよね。なので休日までおあずけ。

11月11日の夕方、夫と試飲会をしました。明るいうちからこんなおいしいお酒(勿体無いのでちょっぴり。あとはしばらく熟成させたくて)、楽しかった~。

カウンターにびんと杯を並べて、番号をふって、それぞれメモカードとペンを持って、立ち飲みしながらメモを書いていきました。どれもとってもおいしかったです。でもそれぞれ個性があるのですよ。
特徴を味わい分けようとメモした結果が次の通りです。でもだんだん酔っ払っていったから正しくないかも・・・。
写真左から(1)~(5)となっています。

(1)泡盛35%(守禮)、青梅、果糖
夫:菊の露より酸味が強い。フルーティー。
私:すっきりいい香り。梅酒らしい味。

(2)黒糖焼酎30%(奄美)、青梅、波照間産黒糖
夫:黒糖の香りがかすかにしてよい。
私:一番強い酸味を感じる。カラメルの味もする。

(3)サントリーブランデー35%、青梅、果糖
夫:バランスのよい味。ブランデーの甘みと合う。
私:一番まろやか。ブランデーと梅があうとは以外。

(4)泡盛古酒43%、青梅、波照間産黒糖
夫:こゆい味。不思議な味。まさしく黒糖+泡盛!
私:酸味が強い。後味に力強さ、ほろ苦さがある。

(5)泡盛30%(菊之露)、青梅、果糖
夫:梅のよい香り。くせのない味。梅の酸味が心地よい。フルーティー。
私:軽いかおり。花のようなやさしい香り。


果糖を使ったものは一番梅酒らしい味で、でもすっきりした甘さなのです。
黒糖を使ったものは、果糖に比べて甘さを少なく感じるのか、酸味が強く感じられました。でも黒糖の力強い味が楽しめます。熟成も楽しみ!
ブランデーは私にとっては意外なおいしさ。ブランデーと酸味の強い梅ってあわないのでは、という先入観があったのですが覆されました。考えてみたら、甘酸っぱいレーズンをブランデーに漬けたものはおいしいですものね。
今回香りが印象深かったのが菊之露で漬けたものです。
花のような不思議なやさしい香り。菊之露の特徴なのかしら。菊の露を買ってこなくては!


私はこれまでホワイトリカーと氷砂糖という一番普通のやり方でしか漬けてこなくって、梅酒ってなんだかあんまり減らないなあ、と思っていたのですが、お酒、お砂糖をきちんとしたものにすればこんなにおいしくなるのでびっくりでした。
研究不足でした。
来年はこれを参考にさせて頂いて、自分でも工夫したいと思います。

こだわりがある方の作品を頂くと、本当に勉強になります。michiさま、すばらしくおいしい、そして貴重なものを本当にありがとうございました。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いちじくの甘露煮

2006-11-23 | +ジャム・ピール(果物系保存食)
いちじくにも色々な種類がある、というお話をaiwhasさんのブログで拝見して、いろいろ質問などさせて頂いていました。
大のいちじく好き、とアピールしてしまったのか、甘露煮用の小さいいちじくが売ってましたよ、と声をかけて頂きました。
お言葉に甘えて、2袋(2キロ)送って頂いたのです。
(このときいちじくの他にも沢山素敵なもの頂いてしまいました。後日ご紹介したいと思います)

これがいちじく。


日本いちじく、という種類のようです




Sサイズの卵くらいの大きさ


小さいですよ、と言われていたのですが、思ったより大きいです。
そして思ったより量も多い。重さを計ってみたらこんなにあるけどやっぱり2キロ。水分が少なめ、ということかな?


切ってみました


なるほど、中心のピンクの部分が少なめで、白いふわふわした部分が多いのです。
初めての素材なので、まずはそのまま食べてみました(煮る分が1個減っちゃうのは勿体なかったけど)。

いちじくのいい香りとほんのり甘い味。酸味もかすかにある。
手にくっつくようなアクが強い気がする。
水分はやや少なめ。歯ごたえがある感じ。ねっとり感はないみたい。
生食の場合は皮は固いのでむいた方がよい。

なるほど~。これはほんとに初めての素材だわ。

甘露煮レシピを検索してみました。
上手に作るコツは3kg以上煮ること、と書いてあるものもあったりして、2キロじゃ少ない方なのね、とびっくり。

下ゆでする、というやり方もありました。緑色が消えるまで、というものと、さっとゆでる、というものが。あと、あく抜きと味染みをよくするため楊枝で何ヶ所か穴を開けると書いてあるものも。
砂糖の量は、20%~50%と様々。
水飴や黒砂糖を加えるものもあります。
酢を5%加えるもの、最後に柑橘の絞り汁を加えるものなど、酸味を加えるタイプもありますし、砂糖だけで煮る、と断言しているものもあります。
最後に白ワイン、赤ワインなどお酒を垂らす、というものが多かったです。

写真のないレシピも多く、一番悩んだのが、汁気をとばすように煮上げるのか、それともコンポート風にシロップたっぷりのまま仕上げるのか。
甘露煮というと、いちじくにしわがよって小さくなったイメージがあるのだけれど、汁を飛ばしてしまうと、保存はどうなるんだろう?冷凍かしら?
シロップにひたっていればコンポートと同様びんづめ密封すればよさそうだけれど。

という訳で検討した結果次のようなやり方でやってみました。

■材料
甘露煮用いちじく 2kg
果糖  300g(15%)
黒糖  100g(5%)
水飴  大さじ2程度かな(残ってた分全部入れてしまった)
水   ひたひた程度

(途中で追加した分)
果糖  適量
水   適量
はちみつ 適量
生姜 一かけ
バニラ棒 適量

(↑こんなに適量が多くてはレシピじゃないのでは!)

■作り方
(1日目)
1)お湯を沸騰させ、針でつついた(楊枝だとそこから破けてこないか心配だったので)イチジクを何回かに分けてしばらく茹でる。
(緑色は残っているがいい匂いがしてきたので味が出てしまいそうで勿体ないので上げてしまった)

2)水に果糖、黒糖、水あめを入れてシロップを作る。

3)シロップと下茹でしたいちじくをあわせて煮る。このときひたひた以上でもよい。いちじくから沢山水が出てくるかと期待したけれどあまり出てこなかった。
さらに、落し蓋をするとよかったかもしれない。
弱火でじっくり煮込む。

(2日目)
4)適量の水に適量の果糖を溶かし、シロップをつくり、前日のなべに加えてさらに弱火で煮込む。

5)まずはシロップを味見してみた。
なんだか、すっぱい。レモン汁や酢などは全然入れていないのに、いちじくから出てきた酸味だけでこんなに酸味が出るとは。
いちじくを味見してみると、シロップよりすっぱくなくて甘い。でも何か足りない感じ。
ここでダンナサマにも相談して、蜂蜜のあまさはどうかな?、と言われて蜂蜜適量を足してみた。あと、生姜ひとかけとバニラ棒を香りづけに入れてみた。
生姜のほのかなぴりっとした香りが加わってよくなった気がする。
黒糖の味は長時間煮ているうちにあまりしなくなってしまった。最後のほうに加えたほうがよかったのだろうか。

6)さらに煮込む。いったいどのくらい煮込んだらいいのか悩む。
水分は蒸発してしまうし~。(後から考えたら落し蓋をするべきだった)
結局、水をちょっと足してしまった。

7)さっき味見した段階で、硬くはなかったので、まあいいかな、と思ったころに煮るのをやめてみた。


なべの中のようす


8)びんに1個ずつ詰めていった。


こんなにまだぷっくりしてる


いちじく甘露煮って、しわしわになって、くったりしている、というイメージがあったのだけれど、なんだか私のはまだぷくぷくしている!しかし、もう引き返すのも面倒だ。ころころしたものを無理矢理ぎゅうぎゅう詰め込んで、瓶詰め続行。

9)脱気して、出来上がり。


2006/11/19作 いちじく甘露煮



煮足りなかったかなあ。梅干くらいに縮んじゃうかも、というaiwhasさん(甘露煮経験者)の予想とは違う仕上がり。
一応、硬いというほどではないと思うのだけれど。
味付はどうかな。蜂蜜も足したし、甘さは十分になったはず。瓶詰めしてしばらくすると味や香りがしみていくらしいし、おいしくなるかな?
なんだったら、ビンを開封してから、もうちょっと煮詰めようかしら。そうしたらくったりなるかも。

aiwhasさん、せっかく送っていただいたのに、ちょっと不安な仕上がりでごめんなさい。でも味は自分としてはよいかな、と思います。
本当にありがとうございました!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

塩味としょうゆ味

2006-11-22 | +ふたりの日


これ、な~んだ


おわかりですよね。


イクラです


左が塩味、右がしょうゆ味。

生イクラよく見かけるようになりましたよね。
写真右のしょうゆ漬けは、「しょうゆ漬けのタレ」がついてくる場合が多いので見慣れた姿かと思います。私も大体それを使っていました。

ところが今年、aiwhasさんに「イクラ塩漬け」というものがあることを教えて頂きました。
クックパッドのどなたかのレシピでした。
それによると、酒、塩、みりん、だし汁を使用するとか。
だし汁をちょっぴり作るのは大変なので、お手軽バージョンを考案。
手元に「白だし」というものがあったのでこちらをベースに、酒、塩などで適当に味を調整してみました。

なんとも綺麗な色にびっくり。
そして、食べてみると、かすかにタラコのような風味がするのです。
なるほど魚卵なんだ、と再認識しました。

どちらの味も好きなので、半腹を半分で作り分けてみました。
味が染みたら冷凍しておきます。
イクラおろし餅、とか、おいしそうでは?


ぴかぴか~


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新兵器

2006-11-21 | +食べるもの以外

どうもダンナサマが泊まりがけで出張に行ってしまうと、無駄づかいをしてしまう傾向があるようだ。

夕方食事の支度をしなくてもいいものだから、普段行かない雑貨屋さんに言ってみたり、いつもは熟読しないwebサイトをじっくり読んで、注文ボタンをえいっと押してしまったり。

ダンナサマが帰ってきてから、あれっ、なんかお皿が増えてる、てなことになる次第。ダンナサマは、私に輪をかけて経済的に鷹揚なので、別に相談してもしなくても同じ結果になる気はするのだけれどね。

ところで私の弟は、私に似ず財布のヒモがしっかりしている。しかもお酒も飲まない。変だよね(え、そうでもない?)。でも、「それは買っちゃダメ」と言ってくれるしっかりもののダンナサマの方が、色々な点で安心ですよね。それにひきかえ我が家は、酒と薔薇の日々……。


最近のひみつショッピングはこちら。


十手?


ではなくて、


おろし金(マイクロプレーン ゼスターグレーター)


凹の形に金属に穴が開いていて、上から下がった舌の部分が鋭くなっていて、手前にでっぱっている。
柄から先端に向けてものをこすることで細かくおろせる、というわけだ。

ずっと前、料理番組でジェイミー・オリバーがレモンの表皮をこれでさっさとおろしていて、ずっと欲しかったのだ。セラミック製で、小さい突起がぽつぽつあるおろし器は持っているのだけれど、レモンの皮などはとげとげの間にひっついてしまう量のほうが多い程なのだもの。
とうとう買ってしまった~。

早速いろいろおろしてみた。
・ゆずの皮 なかなか具合がよい。機器にくっついてしまうロスが少ない。
      おろされたものはこのおろし金の裏に出てくるのだけれど、意外と取りやすい。
・しょうが セラミックおろし金に比べて粗くおろされるようだ。
      生姜汁をしぼりたい場合はセラミックがよいだろうけれど、
      それ以外の場合はこちらで大丈夫。 
・大根   少量おろす場合に便利。
      やや粗めになるので、かすかに大根のサクサク感があるかも。
      それはそれでよい。

買って良かったかも~。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

洋梨入りチョコレートケーキ(またもやブラウニー)

2006-11-20 | +お菓子(西洋)
先日ノルマンディー風洋梨のケーキを作ったのだけれど、同じ日、もう一種類作ってみた。
今度はチョコレート味。

カカオマスを消費したくて。
あと、ノルマンディー風はバター少ないので、もうひとつはバターを使ったのもいいかしら、と。

お菓子ファイルをめくっていたら、面白いレシピを見つけた。
ずっと昔にwebでみかけて書き写しておいたもののよう。個人の投稿レシピなのだけれど、詳しい出典はわからなくなってしまった。

卵3個使用。
溶かしたチョコレート(なんと190g!)とバターを溶かしたものに、粉(大さじ1杯という少なさ)を混ぜる。
そして、全卵を泡立てたものとチョコレート生地を混ぜて焼く、というもの。

いわゆるガトーショコラは卵黄、卵白別立て、またはメレンゲのみ泡立てる、というものが多いですよね。
あと、卵の重さより多い分量のチョコレートというのもちょっとない気がする。
粉が少ないというのはさほど珍しくないけれど。

面白そうなのでやってみることにした。
そして、これに洋梨を加えてみよう!

■材料(18cm丸形)
チョコレート 190g   (カカオマスと板チョコを混ぜて150gにしました)
バター 85g
小麦粉 大さじ1
砂糖 15g        (カカオマスは甘くないので30gにしました)
卵 3個

洋梨適宜  (元のレシピにはありませんでしたが加えてみました)

■作り方
1)洋梨はさいころ切りにする。
2)砂糖の半量をカラメル状にし、バターの一部を投入、そこで洋梨を炒める。
  火が通ったら梨と液体をわけておく。
3)チョコレートとバターを溶かし、ここに小麦粉を混ぜる。梨から出てきた液体もここに混ぜる。
4)全卵と残りの砂糖を湯煎でしっかり泡立てる。
5)チョコレート生地と泡立てた卵をまぜ、最後に洋梨をかるく混ぜる。
6)焼く。

さてさて、どうだったかというと。


チョコレート生地を半分くらい加えたところで、卵の泡がどんどん消えていって、単なるこげ茶色の生地になってきた。心を強くもって全量を混ぜたのだけれど、見慣れたケーキ生地でなく、溶かしチョコレートそのもの。泡などどこにもない感じ。


2006/11/14作 洋梨入りチョコレートケーキ
右ふたつが断面。左は上からみたところ。


案の定ふくらみませんでした。洋梨入りチョコレートケーキというよりは、洋梨入りチョコレート、という感じ。

もしかしたら(1%くらいの確率で)本当にこういうお菓子なのかもしれない。
でも、多分次のような問題が複合していると思われる。
・カカオマスではやっぱりだめかも。本来カカオ60%を想定して作っているとすると、100%のカカオマスを使うなら110g程度にしなくてはいけなかった。
・卵の泡立てが足りなかった。でもリボン状になったんだけどなあ。
・混ぜすぎた。
・もしかしたらレシピの書き写し間違い? 90gだったのを190gとしてしまった?

ずっちりしたブラウニーでした。
でもまあ、洋梨入りチョコレートだと思って食べると、大変ビターでよろしい。
洋梨のほのかな優しい甘さとチョコレートってとてもあうのだ。


最近私の作るチョコレートケーキは全てブラウニーになっている気がする。
普通のレシピで普通のチョコレートを使えば、まあなんとか普通のものが出来るはず、と思いこんでいるのだけれど、もしかしてふんわかしたものが作れない身体になってしまったのだろうか(まぜすぎの癖がついちゃったとか)。

今度はちょっとまじめにやろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

洋梨のお菓子

2006-11-16 | +お菓子(西洋)
コンポートにしようかと思っていた洋梨、ワインを飲んでしまったので、どうしようかしらん?ダンナサマの秘蔵のワインは、勝手に開けるとおこられてしまいそう。・・・と思っていたところ、fleur de selさんのブログに洋梨のお菓子がアップされました。「ノルマンディー風洋梨のケーキ」というもの。バターが少なめでふんわかしたお菓子のよう。これは作ってみなくては!

でも初挑戦のレシピなので失敗する可能性もあるので、失敗しても食べきれるように分量を6割に計算してみました(弱気なわたし)。

心配は杞憂に終わらず、やはりハプニングが!

卵黄と砂糖を泡立てたところに小麦粉を加えて行くのですが、1/3ほど加えたところでかなりこってり固め。あ~れ~?と思ったものの、どりゃっ、と残りも加えてしまったところ、なんとダマダマに!パートサブレ生地のよう!

あわてて洋梨を炒めたときに出てきた汁を加えたり、少しでも水分の足しにと洋梨自体を加えても、いったんダマになってしまった生地はもとには戻らないのです
(あとからfleur de selさんに相談して教えて頂いたのですが、ダマになる前にこの汁を加えるべきでした)。
そして、洋梨を加えてしまったせいで、もう泡立て器などの機械は使えない状態。
メレンゲを加えて、本当はざっくり大きく混ぜるところを、少しでもダマを消そうとふだんより長めにまぜまぜまぜ・・・(ああ、これではふくらまないわ)・・・。

焼いてみました。
オーブンをおそるおそるのぞくと、どうやらふくらんではいるようだけれど…。

おそるおそるカット。




2006/11/14作 洋梨のお菓子


レモンピールのように見えるのがダマ(涙)。

ダンナサマがちらりと見て、「がんも?」と。
外側がこんがりきつね色で、中が白くて、ぽつぽつと具(とダマ)があって、へしゃげ気味(涙)だからかしら?

食べてみると(ダマのことは別として)、焼き込まれた洋梨がとってもおいしいのに驚きました。これまでりんごを焼き込んだお菓子は作ったことありましたが洋梨は初めて。酸味も甘みもほのかでやさしく、歯ごたえもとろけるよう。
特にこのレシピの、シフォンケーキのようなしっとりした生地ととてもよく合います。
これはまた作らなくては!
次回のために、fleur de selさんの許可を得て、オリジナルの3/5の分量を掲載させて頂きますね。

■ノルマンディー風洋梨のケーキ(5分の3バージョン)(オリジナルはこちらのページです。もっとちゃんとふんわりした素晴らしい写真があります。)
■材料 (18cm丸型に丁度でした)
洋梨  420g (型の底に1.5層に敷き詰められるくらい)さいころ切り
バター 30g
洋酒漬け干しぶどう 30g(干葡萄が大粒の場合刻むと出逢いが多くなってよい)
その漬け汁と水をあわせて 約大さじ2
卵黄 3個分
砂糖 90g
小麦粉 90g
卵白 3個分
塩少々(メレンゲ用)

■作り方(もう一度つくるときのための留意点)
1)型の底には紙を敷き、側面に分量のバターを使って塗って、小麦粉(分量外)をはたく。
2)残ったバターで洋梨をこんがり炒め、ざるにあける。汁はとっておく。
3)卵黄、砂糖を白っぽくなるまで泡立てる。
4)そこに、梨から出てきた水分、乾しぶどうの漬け汁+水、小麦粉を、様子をみながら徐々に混ぜていく。なめらかになるように。
5)卵白と塩で固いメレンゲを作る。
6)卵黄の生地に、炒めた洋梨、乾しぶどうを混ぜる。
7)メレンゲをふんわり泡を消さないように混ぜる。
8)型に流して焼く。焼けたら10分ほどして型から出し網の上でさます。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする